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京谷小雨の日常&Fall in the moonlight ジャンル:コメディ&ホラー
9月17日(2) 小雨
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ベッドに移動する手間すらも惜しんで、私たちは、獣のように愛し合った。
眠ることすら忘れて。
時々休んでケーキを食べながら。
空が白み始めたころには既に、瞬に疲れの色が見え始めていた。さすがにもう立たないかと思ったけど、昨夜の酒の勢いに任せて梨子ちゃんから教えてもらったテクニックを試してみたところ、これがなんと、効果てきめん。すっぽんエキスなんかより結局は技ですよ奥さん(誰?)。梨子ちゃんが人気の嬢なのはルックスと声と方言のためだと思ってたけど、ああ見えて、意外とその道の玄人なのかもしれない。
しかしまあ、どんなことにも終わりは来るもので。
瞬のほうはもう水みたいにうっすいやつしか出なくなってきたし、スター取って無敵状態だった私の体力も限界に近付き、サファイアのカラータイマーが点滅し始めた(嘘。そんな機能はありません)。
すっかり日は高く昇り、時計を見るともうすぐ正午になるところだ。
ああ、もう、フラフラ。
ソファに倒れこむと、今の今まですっかり忘れていた眠気が猛烈な勢いで襲ってきた。ゲリラ睡魔とでも言おうか。
こんなに堕落した、最高に幸せな生活も、今日の夕方で終わりか……。名残惜しいなあ。う〜ん、眠い……。
夕方……今日の夕方……。
……あれ。
やっべ、こんなのんびりしてらんねえ!
私は慌てて飛び起きた。
考えてもみてほしい。私がここにいるのは何のためか?
瞬の両親が私に託したのは、彼の下の世話ではなく、家事だったではないか。
しかし実際はどうだ。私が真面目に家事らしいことをやったのはせいぜい初日のカレーぐらいなもので、ほとんどの時間は三大欲求を満たすために浪費してしまった。その中でも特に、食欲と睡眠欲以外のやつに費やした時間がひときわ抜きん出ている。抜きん出ているって下ネタじゃないよ?
昼食はそうめんを茹でただけで軽く済ませた。
瞬はイカ臭い、もとい、いかにも不満そうだったが、背に腹は代えられない。誕生日だから許して!
そうめんを腹に流し込み、大急ぎで食器を片付けると、私はたまった洗濯物を洗濯機に突っ込んだ。そのまま返す刀で雑巾を絞り、居間と台所の掃除を開始する。こんなところから毛が検出されたらさすがにまずい。いや、髪の毛だけならこんなに神経質になることもないんだけどね?
ほら、あるでしょ、天パをやたらとこじらせたようなやつが。
瞬は、昼食を摂ってもなおソファでぐったりと身を横たえていた。だらしのない奴め。まあ、中途半端に手伝われても余計に仕事が増えてしまいそうだし、これぐらいは大目にみてやるか。
居間と台所の掃除を急ピッチで仕上げ、洗濯物は室内干しに。これで一応、家事をしたという言い訳は立つのではないか。瞬のシーツを洗い忘れたけど、まああれはいいか……。
あとは彼の両親の帰りを待つだけ。
居間に戻ってソファに腰掛けると、瞬は横になったまま眠り込んでしまっていた。
まったく。
かわいい寝顔しやがって。
額に触れると、瞬は『うぅん』と唸って寝返りを打った。どんな夢を見ているんだか。
安らかな寝顔を眺めているうちに、私にも再び睡魔が……。
ピンポーン
突然のチャイムの音で私は飛び起きた。
窓から差し込むほんのりとした夕焼け色。もうそんな時間か!?
慌てて瞬を揺り起こす。
「瞬? ほら、ご両親が帰って来たよ」
「ん……ああ、むにゃむにゃ……」
しかし、相当疲労が溜まっていたのか、なかなか起きる気配がない。まあ責任は主に私にあるんだけどね。
「瞬〜? 小雨ちゃ〜ん? いないの? あら、どこかに出掛けたのかしら……」
玄関から、瞬の母、愛子さんのくぐもったような声が聞こえてくる。
「はぁ〜い、今……」
立ち上がり、玄関の前まで行きかけたところで、私は大変なことに気付いてしまった。
やっべぇ、まだ服を着てなかった!
私は大慌てでショーパンとTシャツを身に付け、瞬にも服を着せてやった。あぶねえあぶねえ……。
瞬の身支度が整ったのとほぼ同時に、彼の両親が合鍵を使って玄関を開ける音が聞こえた。間一髪セーーーーフ!
「あら、二人共、やっぱりいるんじゃない。瞬はなに? 寝てるの? ほんとに、だらしないんだから……ごめんなさいね小雨ちゃん。この子、何か粗相しなかった?」
「おかえりなさい、いえ、特に何も……」
粗相なら私のほうがだいぶした、とは口が裂けても言えない。
「やあやあ小雨ちゃん、迷惑をかけたね」
愛子さんの後ろから、短髪で人懐こい笑顔の男性が姿を見せる。彼が瞬の父親、義行さんだ。義行さんは、まだ車から下ろさなければならない荷物があるらしく、すぐにまた外に出ていった。
「どうだった? 新婚生活みたいだったでしょう?」
愛子さんは屈託のない笑顔で言う。それがどれだけ残酷な言葉なのか、愛子さんはもちろん知る由もないだろう。まだ私は瞬の彼女ですらないのだから。
「瞬もね、なんせまだ若いから、フラフラすることもあるかもしれないけど、最終的にこの子の面倒を見てくれるのは小雨ちゃんしかいないって、私は思ってるから、瞬のこと、見捨てないであげてね」
「……はい……ありがとうございます」
やばい。泣きそうだ。ついさっきまで超ゴキゲンだったはずなのに。
私ってこんなに涙もろかったっけ……?
「あの、ごめんなさい、ちょっと野暮用があるので、今日は失礼します」
崩壊寸前の涙腺を悟られないよう顔を伏せながら、私は深くお辞儀をした。
「あら、そうね、小雨ちゃん今日はお誕生日だもの、忙しいわよね。改めて、お誕生日おめでとう、これで大人の仲間入りね」
「……ありがとうございます。全然、大人なんかじゃないです」
「皆最初はそんなものよ」
愛子さんは柔和な微笑みをたたえて頷いている。この人を『お義母さん』と呼べる日が来たら、どんなに幸せだろう。……ああ、もう、考えるな、そんなこと!
そそくさと瀬名家を後にした私は、そのまま向かいにある我が家の玄関に駆け込んだ。
「おう、姉貴おかえり。誕生日おめでと」
ちょうどトイレから出てきたばかりの鮫太郎が、ズボンに手を拭きながら私を見る。
「……あれ、泣いてんの?」
心配そうな表情を浮かべる鮫太郎を振り切ってダッシュで階段を駆け上がり、私は二階にある自分の部屋に滑り込んだ。
ここなら誰の目も憚ることはない。
涙がとめどなく溢れてきた。
どれぐらい涙が流れただろう。
このまま脱水を起こしてしまうんじゃないかと思うほどだったのに、いつの間にか、涙は涸れていた。誰が元栓を閉めたんだろう。人体の神秘ってやつ。
電気を消したままの部屋はもうすっかり暗くなっていて、窓から見える月がやけに明るく感じられる。
少しお腹も空いてきた。
今日の晩御飯は何だろう?
ようやく気分が上向いてきた、そんな頃合いだった。
ピコン、とLINEの通知音。
『遅くなってごめんなさい。小雨、二十歳のお誕生日おめでとう』
真紀からだ。
『今晩は何か予定入ってる?
もし何もなかったら、久しぶりに、一緒に食事でもしませんか』
眠ることすら忘れて。
時々休んでケーキを食べながら。
空が白み始めたころには既に、瞬に疲れの色が見え始めていた。さすがにもう立たないかと思ったけど、昨夜の酒の勢いに任せて梨子ちゃんから教えてもらったテクニックを試してみたところ、これがなんと、効果てきめん。すっぽんエキスなんかより結局は技ですよ奥さん(誰?)。梨子ちゃんが人気の嬢なのはルックスと声と方言のためだと思ってたけど、ああ見えて、意外とその道の玄人なのかもしれない。
しかしまあ、どんなことにも終わりは来るもので。
瞬のほうはもう水みたいにうっすいやつしか出なくなってきたし、スター取って無敵状態だった私の体力も限界に近付き、サファイアのカラータイマーが点滅し始めた(嘘。そんな機能はありません)。
すっかり日は高く昇り、時計を見るともうすぐ正午になるところだ。
ああ、もう、フラフラ。
ソファに倒れこむと、今の今まですっかり忘れていた眠気が猛烈な勢いで襲ってきた。ゲリラ睡魔とでも言おうか。
こんなに堕落した、最高に幸せな生活も、今日の夕方で終わりか……。名残惜しいなあ。う〜ん、眠い……。
夕方……今日の夕方……。
……あれ。
やっべ、こんなのんびりしてらんねえ!
私は慌てて飛び起きた。
考えてもみてほしい。私がここにいるのは何のためか?
瞬の両親が私に託したのは、彼の下の世話ではなく、家事だったではないか。
しかし実際はどうだ。私が真面目に家事らしいことをやったのはせいぜい初日のカレーぐらいなもので、ほとんどの時間は三大欲求を満たすために浪費してしまった。その中でも特に、食欲と睡眠欲以外のやつに費やした時間がひときわ抜きん出ている。抜きん出ているって下ネタじゃないよ?
昼食はそうめんを茹でただけで軽く済ませた。
瞬はイカ臭い、もとい、いかにも不満そうだったが、背に腹は代えられない。誕生日だから許して!
そうめんを腹に流し込み、大急ぎで食器を片付けると、私はたまった洗濯物を洗濯機に突っ込んだ。そのまま返す刀で雑巾を絞り、居間と台所の掃除を開始する。こんなところから毛が検出されたらさすがにまずい。いや、髪の毛だけならこんなに神経質になることもないんだけどね?
ほら、あるでしょ、天パをやたらとこじらせたようなやつが。
瞬は、昼食を摂ってもなおソファでぐったりと身を横たえていた。だらしのない奴め。まあ、中途半端に手伝われても余計に仕事が増えてしまいそうだし、これぐらいは大目にみてやるか。
居間と台所の掃除を急ピッチで仕上げ、洗濯物は室内干しに。これで一応、家事をしたという言い訳は立つのではないか。瞬のシーツを洗い忘れたけど、まああれはいいか……。
あとは彼の両親の帰りを待つだけ。
居間に戻ってソファに腰掛けると、瞬は横になったまま眠り込んでしまっていた。
まったく。
かわいい寝顔しやがって。
額に触れると、瞬は『うぅん』と唸って寝返りを打った。どんな夢を見ているんだか。
安らかな寝顔を眺めているうちに、私にも再び睡魔が……。
ピンポーン
突然のチャイムの音で私は飛び起きた。
窓から差し込むほんのりとした夕焼け色。もうそんな時間か!?
慌てて瞬を揺り起こす。
「瞬? ほら、ご両親が帰って来たよ」
「ん……ああ、むにゃむにゃ……」
しかし、相当疲労が溜まっていたのか、なかなか起きる気配がない。まあ責任は主に私にあるんだけどね。
「瞬〜? 小雨ちゃ〜ん? いないの? あら、どこかに出掛けたのかしら……」
玄関から、瞬の母、愛子さんのくぐもったような声が聞こえてくる。
「はぁ〜い、今……」
立ち上がり、玄関の前まで行きかけたところで、私は大変なことに気付いてしまった。
やっべぇ、まだ服を着てなかった!
私は大慌てでショーパンとTシャツを身に付け、瞬にも服を着せてやった。あぶねえあぶねえ……。
瞬の身支度が整ったのとほぼ同時に、彼の両親が合鍵を使って玄関を開ける音が聞こえた。間一髪セーーーーフ!
「あら、二人共、やっぱりいるんじゃない。瞬はなに? 寝てるの? ほんとに、だらしないんだから……ごめんなさいね小雨ちゃん。この子、何か粗相しなかった?」
「おかえりなさい、いえ、特に何も……」
粗相なら私のほうがだいぶした、とは口が裂けても言えない。
「やあやあ小雨ちゃん、迷惑をかけたね」
愛子さんの後ろから、短髪で人懐こい笑顔の男性が姿を見せる。彼が瞬の父親、義行さんだ。義行さんは、まだ車から下ろさなければならない荷物があるらしく、すぐにまた外に出ていった。
「どうだった? 新婚生活みたいだったでしょう?」
愛子さんは屈託のない笑顔で言う。それがどれだけ残酷な言葉なのか、愛子さんはもちろん知る由もないだろう。まだ私は瞬の彼女ですらないのだから。
「瞬もね、なんせまだ若いから、フラフラすることもあるかもしれないけど、最終的にこの子の面倒を見てくれるのは小雨ちゃんしかいないって、私は思ってるから、瞬のこと、見捨てないであげてね」
「……はい……ありがとうございます」
やばい。泣きそうだ。ついさっきまで超ゴキゲンだったはずなのに。
私ってこんなに涙もろかったっけ……?
「あの、ごめんなさい、ちょっと野暮用があるので、今日は失礼します」
崩壊寸前の涙腺を悟られないよう顔を伏せながら、私は深くお辞儀をした。
「あら、そうね、小雨ちゃん今日はお誕生日だもの、忙しいわよね。改めて、お誕生日おめでとう、これで大人の仲間入りね」
「……ありがとうございます。全然、大人なんかじゃないです」
「皆最初はそんなものよ」
愛子さんは柔和な微笑みをたたえて頷いている。この人を『お義母さん』と呼べる日が来たら、どんなに幸せだろう。……ああ、もう、考えるな、そんなこと!
そそくさと瀬名家を後にした私は、そのまま向かいにある我が家の玄関に駆け込んだ。
「おう、姉貴おかえり。誕生日おめでと」
ちょうどトイレから出てきたばかりの鮫太郎が、ズボンに手を拭きながら私を見る。
「……あれ、泣いてんの?」
心配そうな表情を浮かべる鮫太郎を振り切ってダッシュで階段を駆け上がり、私は二階にある自分の部屋に滑り込んだ。
ここなら誰の目も憚ることはない。
涙がとめどなく溢れてきた。
どれぐらい涙が流れただろう。
このまま脱水を起こしてしまうんじゃないかと思うほどだったのに、いつの間にか、涙は涸れていた。誰が元栓を閉めたんだろう。人体の神秘ってやつ。
電気を消したままの部屋はもうすっかり暗くなっていて、窓から見える月がやけに明るく感じられる。
少しお腹も空いてきた。
今日の晩御飯は何だろう?
ようやく気分が上向いてきた、そんな頃合いだった。
ピコン、とLINEの通知音。
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