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第124話 感謝してる
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「いやぁ~~~~、ははは。中々、疲れるね」
「…………だからこそ、来た意味が、ある」
昼休憩手前、二人は既に汗だく状態となっていた。
「こんな感じの訓練を、毎日やってるのかい?」
「そうだよ。ここ最近は訓練して次の日は実戦して、その繰り返しだ」
「なる、ほどね」
二人はイシュドというザ・イミフな怪物を除けば、世代の中でもトップクラスの実力者。
両者共に己の才に胡坐をかかないタイプであり、スタミナも十分。
それでも……何度も繰り返される試合に、さすがに疲弊を隠せない。
加えて、初めて見た者はガルフたちの様に驚いてもおかしくなく、ガルフたちが試合を始めてからずっと筋トレを行っているイシュドに……様々な感情が混ざった視線を向ける。
(パワーが凄いというのは解っていたけど、その根源を垣間見たと言うか…………多分、今行ってる筋トレは彼にとって、適当なウォーミングアップ程度、なんだろうね)
(……力だけで勝敗が決まるほど、戦いは温くない、が………………これが、技を力で断つ男の日常、か)
当然というべきか、ガルフたちはレグラ家で訓練訓練実戦訓練実戦の日々を送るようになってから、着実に強くなっていたが……アドレアスとディムナに大きな差をつけ、二人との戦いには全戦全勝、とはならない。
二人は夏休みが中ほどまでになる間、決して実家で怠けていた訳ではない。
アドレアスは決勝戦でフィリップに負け、ディムナは見下していた平民に準々決勝でダブルノックアウトという結果に追い込まれた。
その悔しさは、容易に消えることはない。
ただ、ガルフに関してはレグラ家で日々を送るようになってから、闘気のコントロール技術は非常に上達していた。
無理矢理にでも上達させなければ、アレックスのギリギリを攻める苛烈な攻撃に対応出来ないというあれもあったが……激闘祭の時の様に、次戦えば絶対に負けるという結果にはならなかった。
それでも経験値だけなら二人はガルフよりも上であるため、勝ったり負けたりを何度も繰り返していた。
「君が何故この歳で、あそこまでの強さを身に付けたのか、その一端が解った気がするよ………………うん、私たちが受けて来た教育よりも、よっぽど英才教育だと感じるよ」
アドレアスの視線の先には、自分たちより五歳、もしくはそれ以上歳上の面子と戦うヴァルツとリュネ。
「それ、王族であるお前が言っても良いのか?」
「ここには、そういった事に関して指摘してくる面倒な人達はいない。それに……紛れもない、事実だよ」
「そりゃどうも」
自分がヴァルツやリュネと同じ年齢の時……彼等に勝つことが出来るかと問われれば、悔しさを感じつつも……ノーと答えるしかない。
それはアドレアスだけではなく、ディムナも同じであった。
「正直なところ、あそこまで戦えるのは、レグラ家の中でもちょっとイシュドが特殊な例だと、思ってたんだけどね」
「自分で言うのもあれだが、別にその認識は間違ってねぇんじゃないか。ただ、うちにはお前らが蛮族って考えてるぐらい、戦うための……強くなる為の環境が整ってんだ。上の世代がお前らにどう伝えてるのかは知らねぇけど、ちょっと考えれば解ると思うんだけどな」
「ははは、耳が痛いね…………ただ強いだけじゃなくて、ここまで技術にも力を入れてるのは、やっぱりモンスターの中にそういった個体がよく現れるからかな」
「解ってんじゃねぇか」
モンスターという存在は、基本的に己の力を存分に誇示するように暴れ回る。
しかし、中にはそこら辺の人間よりも高い技術力を持つ化け物もいる。
「つっても、兄弟姉妹の中で割とそこら辺を重視してんのは…………二番目の兄ぐらいか? 後、今戦ってるリュネとかは、割とそこら辺を重視するタイプだな」
「……もし、あの二人が王都の学園にでも入学したら、全員心が折れてしまいそうだね」
「それ、もう会長パイセンと似た様な話したぜ」
ヴァルツとリュネは、既に二次転職を果たしている。
初等部の学生たちと比べれば、文字通り格が違う存在となる。
「そうだったか。まぁ……何にしても、まだ到着して一日も経ってないのに、驚きの連続だよ」
「驚き疲れてぶっ倒れんなよ」
王族というのは、基本的に優れた者が多い。
そういった血を混ぜ合わせてきているのだから、それはそれで当然なのだが……それでも、アドレアスはイシュドたちを見て、環境の差が生む違いを感じ取っていた。
(……誰にとって、何が必要となるのかそこに違いがあるのは解っているつもりだが…………それでも、嫉妬してしまうね)
アドレアスは王子の中でも五番目の王子。
王位継承権など、あってないようなものであり、本人もそれを自覚している。
下剋上を果たそうなどといった気持ちも微塵もないため、将来は騎士としての道を歩むと決めている。
そんなアドレアスにとって……レグラ家は、強くなる為の諸々が揃っている夢の地と言っても過言ではないと感じていた。
(………………駄目だね。それは大きな問題になる。一応報酬を払ったとはいえ、イシュドは嫌々ながら受け入れてくれた。それに……民を守ることを考えれば、一つの地に骨を埋めることは出来ない)
ほんの少し、どうにかしてこの家の人間になれないかと考えてしまった。
養子になるか、それとも誰かと結婚するか……レグラ家の人間になれば、更に強さを磨くことができる。
だが…………それは今回以上に、多くの者を巻き込み、誤解が生まれて無用な争いが生まれるかもしれない。
そしてアドレアスの目的は、多くの民をモンスターや盗賊といった脅威から守ること。
この国の民とは、レグラ家の領地で暮らしている者だけではない。
「…………人生とは、ままならないものだね」
「急にどうした。もしかしてあれか、今でも決勝戦でフィリップにぶっ倒されたのが予想外過ぎて頭から離れねぇのか?」
「ふ、ふっふっふ。そうだね……確かに、あの時は本当に驚かされた。フィリップに負けた事だけじゃなくて、あの舞台でフィリップと向かい合えたことも含めてね」
知らない仲ではなかったこともあり、アドレアスは本当にイシュドに対して感謝してもしきれないと思った。
「…………だからこそ、来た意味が、ある」
昼休憩手前、二人は既に汗だく状態となっていた。
「こんな感じの訓練を、毎日やってるのかい?」
「そうだよ。ここ最近は訓練して次の日は実戦して、その繰り返しだ」
「なる、ほどね」
二人はイシュドというザ・イミフな怪物を除けば、世代の中でもトップクラスの実力者。
両者共に己の才に胡坐をかかないタイプであり、スタミナも十分。
それでも……何度も繰り返される試合に、さすがに疲弊を隠せない。
加えて、初めて見た者はガルフたちの様に驚いてもおかしくなく、ガルフたちが試合を始めてからずっと筋トレを行っているイシュドに……様々な感情が混ざった視線を向ける。
(パワーが凄いというのは解っていたけど、その根源を垣間見たと言うか…………多分、今行ってる筋トレは彼にとって、適当なウォーミングアップ程度、なんだろうね)
(……力だけで勝敗が決まるほど、戦いは温くない、が………………これが、技を力で断つ男の日常、か)
当然というべきか、ガルフたちはレグラ家で訓練訓練実戦訓練実戦の日々を送るようになってから、着実に強くなっていたが……アドレアスとディムナに大きな差をつけ、二人との戦いには全戦全勝、とはならない。
二人は夏休みが中ほどまでになる間、決して実家で怠けていた訳ではない。
アドレアスは決勝戦でフィリップに負け、ディムナは見下していた平民に準々決勝でダブルノックアウトという結果に追い込まれた。
その悔しさは、容易に消えることはない。
ただ、ガルフに関してはレグラ家で日々を送るようになってから、闘気のコントロール技術は非常に上達していた。
無理矢理にでも上達させなければ、アレックスのギリギリを攻める苛烈な攻撃に対応出来ないというあれもあったが……激闘祭の時の様に、次戦えば絶対に負けるという結果にはならなかった。
それでも経験値だけなら二人はガルフよりも上であるため、勝ったり負けたりを何度も繰り返していた。
「君が何故この歳で、あそこまでの強さを身に付けたのか、その一端が解った気がするよ………………うん、私たちが受けて来た教育よりも、よっぽど英才教育だと感じるよ」
アドレアスの視線の先には、自分たちより五歳、もしくはそれ以上歳上の面子と戦うヴァルツとリュネ。
「それ、王族であるお前が言っても良いのか?」
「ここには、そういった事に関して指摘してくる面倒な人達はいない。それに……紛れもない、事実だよ」
「そりゃどうも」
自分がヴァルツやリュネと同じ年齢の時……彼等に勝つことが出来るかと問われれば、悔しさを感じつつも……ノーと答えるしかない。
それはアドレアスだけではなく、ディムナも同じであった。
「正直なところ、あそこまで戦えるのは、レグラ家の中でもちょっとイシュドが特殊な例だと、思ってたんだけどね」
「自分で言うのもあれだが、別にその認識は間違ってねぇんじゃないか。ただ、うちにはお前らが蛮族って考えてるぐらい、戦うための……強くなる為の環境が整ってんだ。上の世代がお前らにどう伝えてるのかは知らねぇけど、ちょっと考えれば解ると思うんだけどな」
「ははは、耳が痛いね…………ただ強いだけじゃなくて、ここまで技術にも力を入れてるのは、やっぱりモンスターの中にそういった個体がよく現れるからかな」
「解ってんじゃねぇか」
モンスターという存在は、基本的に己の力を存分に誇示するように暴れ回る。
しかし、中にはそこら辺の人間よりも高い技術力を持つ化け物もいる。
「つっても、兄弟姉妹の中で割とそこら辺を重視してんのは…………二番目の兄ぐらいか? 後、今戦ってるリュネとかは、割とそこら辺を重視するタイプだな」
「……もし、あの二人が王都の学園にでも入学したら、全員心が折れてしまいそうだね」
「それ、もう会長パイセンと似た様な話したぜ」
ヴァルツとリュネは、既に二次転職を果たしている。
初等部の学生たちと比べれば、文字通り格が違う存在となる。
「そうだったか。まぁ……何にしても、まだ到着して一日も経ってないのに、驚きの連続だよ」
「驚き疲れてぶっ倒れんなよ」
王族というのは、基本的に優れた者が多い。
そういった血を混ぜ合わせてきているのだから、それはそれで当然なのだが……それでも、アドレアスはイシュドたちを見て、環境の差が生む違いを感じ取っていた。
(……誰にとって、何が必要となるのかそこに違いがあるのは解っているつもりだが…………それでも、嫉妬してしまうね)
アドレアスは王子の中でも五番目の王子。
王位継承権など、あってないようなものであり、本人もそれを自覚している。
下剋上を果たそうなどといった気持ちも微塵もないため、将来は騎士としての道を歩むと決めている。
そんなアドレアスにとって……レグラ家は、強くなる為の諸々が揃っている夢の地と言っても過言ではないと感じていた。
(………………駄目だね。それは大きな問題になる。一応報酬を払ったとはいえ、イシュドは嫌々ながら受け入れてくれた。それに……民を守ることを考えれば、一つの地に骨を埋めることは出来ない)
ほんの少し、どうにかしてこの家の人間になれないかと考えてしまった。
養子になるか、それとも誰かと結婚するか……レグラ家の人間になれば、更に強さを磨くことができる。
だが…………それは今回以上に、多くの者を巻き込み、誤解が生まれて無用な争いが生まれるかもしれない。
そしてアドレアスの目的は、多くの民をモンスターや盗賊といった脅威から守ること。
この国の民とは、レグラ家の領地で暮らしている者だけではない。
「…………人生とは、ままならないものだね」
「急にどうした。もしかしてあれか、今でも決勝戦でフィリップにぶっ倒されたのが予想外過ぎて頭から離れねぇのか?」
「ふ、ふっふっふ。そうだね……確かに、あの時は本当に驚かされた。フィリップに負けた事だけじゃなくて、あの舞台でフィリップと向かい合えたことも含めてね」
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