万分の一の確率でパートナーが見つかるって、そんな事あるのか?

Gai

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何故採れるのか

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「っし、いくか」

ネパーリャ侯爵に美味い飯を奢ってもらってから数日後、海中用のピッケルを受け取り、海中採掘へ挑む。

準備運動を念入りに行ってから、いざ入水。

海中用の……クラーケンの脚を使った魔靴は……うん、悪くないな。
がちがちの靴じゃなくて、サンダル? ぐらいのイメージで造って良かった。

潜水しながら移動時に邪魔だと感じない。
それどころか、若干フィン代わりになってるか?

体感、これまでと比べて進みやすい気がするんだが…………シュラの表情を見る限り、多分若干上がってそうだな。

てか……俺があんまり力を入れてなかったからだろうけど、水中の移動速度に関しては、俺より三人の方が上か?
う~~~~ん……まぁ、頼もしい限りって感じか。

そして移動を始めてから約十分後、シュラがある方向を指さし、掘ってみたいとジェスチャーを送ってきた。
オッケーサインを返し、とりあえず海面に戻って呼吸を整え、採掘を開始。

当然、俺はシュラを狙うモンスターを仕留めるため、全方位を警戒。

当たり前だけど、ビーチからは離れてるから、シーサーペントレベルのモンスターが襲い掛かってきても全然おかしくない。
というか、あれだな。結構音が響くな。

海中って、音が伝わるのが地上よりも速いんだっけ?
てなると……モンスターを呼び寄せてしまうか?

けどまぁ、それは仕方ないか。
そうなった時の為に俺は迎撃に集中してるわけだし。

と思ってたら、シースライムが数体ほどこっちにやってきた。
こいつらって聴覚があったけ? まぁ、音を感じることはできるか。

普通に攻撃してきたので、魔弾で粉砕。

その後もEランクからDランクモンスターがチラホラと襲い掛かってはきたが、俺一人でも対処できる程度の襲撃。

そして何度か息継ぎを繰り返して、シュラが掘ってみたいという場所で採掘を始めてから約一時間ぐらい? 経ってから、一番近い地上へ一旦戻った。

「どうっすか!!!!」

「……鉄海石って名前の鉱石みたいだな」

狼竜眼の鑑定で視た結果、間違いなく海で取れる鉱石の一種であることが解った。

「ぃよっしゃ!!!!!!!」

「お見事ですね、シュラ」

普段はあまりシュラのことを褒めないメリルがストレートに褒めたってことは、心の底から凄いと認めたんだろうな。

「お、おぅ。つっても、ラガスさんが色々と用意してくれたお陰だけどな」

「俺も興味が湧いた事だからな。それで、クラーケンの素材を使った魔靴と鍛冶師に造って貰った海中用ピッケルの使い心地はどうだ?」

「魔靴は相変わらず最高っすよ。地面に? にぴっちりくっついてくれたんで、鉱山で採掘してる時とあんまり変わらない感覚だったっす。ピッケルも海中用だからか。本当に振りやすかったっすよ」

「それは良かった。二人はどうだった?」

「シュラと同じ感想です。備えに備えた結果、最良の結果が返ってきたといったところでしょう」

「とにかく、動き、やすかった、よ」

三人とも良好な感触なら、問題なしと思って良さそうだな。

「しかし、可能性はあると思っていましたが、本当に採れるとは……いったいどういった構造なのでしょうか」

「…………これからどれぐらい採れるのかにもよるけど、一定のペースで採掘できるとなると、確かにそこは気になるな」

鉱石は、基本的に鉱山と呼べる山の中で採掘することができる。

ただの山でも一応採れることはあるけど、少量も少量で、継続的に採掘できる保証はない。

精霊の加護だったり、住み着いているモンスターの中でも特殊なモンスターによる恩恵。
地脈の関係だったり? とかが理由でただの山が鉱山に変化することもある。

海と山は別物だ。
けど、確かに海の中に鉱石はあった。

ん~~~~~………………ダメだ、さっぱり思い浮かばない。

四人で考えても特に何も思い浮かばないので、とりあえず採掘を再開し、夕方ごろには十分な成果を得られた。
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