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胃薬が、欲しい!
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「……ラガス、二人が、心配?」
「えっ? ま、まぁ……そうだな。なんだかんだでちょっと心配ではある」
現在、実家を出てセルシアの実家に向かう途中の街で泊まっており、夕食は既に食べ終えている。
セルシアは俺と部屋が同じなので、部屋にいる間は直ぐ隣にセルシアがいる状態。
「二人ともやっぱりこう……俺というか、兄弟に似てるからな」
「……うん、そうね。無茶に対して怯えないところは、そっくり、だと思う」
「はは、そうだろ」
本当にその通りだよな。
ニルナとエルシャはメリルが同じ従者としてアドバイスしてくれたからか、別れる際には少しスッキリした表情をしていた。
でも、レアードとセリスはもう少し上のモンスターと戦える……倒せるって思ってそうなんだよな。
「上を目指して無茶しようって気持ちが悪いとは思わないけど、やっぱりそれで死んでしまったら元も子もないだろ」
「そうね……それは、その通り」
ルーフェイスみたいに仲間……従魔が相手をしてくれるのであれば、それなりに手加減も出来るだろうから良い相手になる。
でも、野生のモンスターにはこちらの事情なんて関係無いからな。
「無茶して壁を乗り越えて強くなれる可能性はあると思うけど、セルシアから視て二人はCランクのモンスターを相手にどれぐらいの確率で生き残れると思う?」
「それは、ちょっと難しい質問…………」
考えるセルシアの表情も可愛いな。
「多分、七割ぐらいの確率で、生き残れると、思う」
七割か……それなりに高い数字ではあるな。
確かに今日の戦いはちょっと出来過ぎって感じだったし、九割はないよな。
てか……もしかして、俺たちが後ろにいたからオーガがレアードたちだけに集中してなかった……かもしれない。
それを考えれば七割ってのもセルシアが甘く付けただけで、実際のところは六割か五割ぐらいか?
「相性の問題も、あると思う。今日の相手がリザードマンや、ガーゴイルだったりしたら、多分もっと勝率は、低かった」
「あぁ~~~、なるほど。それは確かにそうだな。相性の問題を考えるとCランク全体で考えれば……あの四人の勝率はせいぜい三割か四割ぐらいかもな」
確かに四人の戦い方を考えれば、オーガは比較的戦いやすい相手か。
四人ともそれなりに戦える様になったと思ってたけど……父さんと母さんにちょいちょい四人の実力テストしてもらうように頼むか。
その日の内に父さんと母さん宛てに手紙を書き、翌日の朝に手紙を送ってから出発。
今のところ大きな問題もなく進めてるから、ロウレット公爵家には二日か三日ぐらいはいれそうだな。
パートナーの実家に……しかも公爵家の家にお邪魔して滞在するのは少し胃が痛いが、先にセルシアがうちの実家に来てくれたんだ。
これで俺がセルシアの実家に行かなかったら失礼というか、チキン野郎というか……とにかく、既にそちらに伺うと手紙も出してるんだし、行かないのはアウトだよな。
「ラガスさん、もしかして体調が悪いんすか? ちょっと顔色が良くない気が」
「少し休憩しますか、ラガス坊ちゃま」
「いや、大丈夫だ。気にするな」
特に腹痛や頭痛はない。
単純に……ロウレット公爵家にお邪魔するというミッションに緊張してるだけ。
今から緊張してたら、実際に屋敷に入ればどうなってしまうんだという話だよな……もしかっして立ったまま気絶してしまうか?
いくら緊張してるとはいえ、公爵家当主の前でそんなことしてしまったら無礼だよな。
はぁ~~~。リザード公爵家の別荘に……当主に会う時はここまで緊張してなかったと思うんだが……やっぱりパートナーの家とそうでない差か。
しかし、別に悪いことをしてる訳ではない。
それを考えれば、日頃セルシさんにお世話になってます。
といった感じの気持ちで伺えば良い……そうだよな?
当主様は多分俺に対して好意的な方だし……うん、気を強く持って頑張ろう!!!
「ラガス坊ちゃま、前方に荷車を襲っているサイクロプスが二体います。ハンターが対応してるようですが……加勢いたしますか」
「状況にもよるが、加勢する方向で」
将来の先輩に恩を売っておくのも悪くない。
というか、多分見る限り押されてるよな?
速く行かないと!!
「えっ? ま、まぁ……そうだな。なんだかんだでちょっと心配ではある」
現在、実家を出てセルシアの実家に向かう途中の街で泊まっており、夕食は既に食べ終えている。
セルシアは俺と部屋が同じなので、部屋にいる間は直ぐ隣にセルシアがいる状態。
「二人ともやっぱりこう……俺というか、兄弟に似てるからな」
「……うん、そうね。無茶に対して怯えないところは、そっくり、だと思う」
「はは、そうだろ」
本当にその通りだよな。
ニルナとエルシャはメリルが同じ従者としてアドバイスしてくれたからか、別れる際には少しスッキリした表情をしていた。
でも、レアードとセリスはもう少し上のモンスターと戦える……倒せるって思ってそうなんだよな。
「上を目指して無茶しようって気持ちが悪いとは思わないけど、やっぱりそれで死んでしまったら元も子もないだろ」
「そうね……それは、その通り」
ルーフェイスみたいに仲間……従魔が相手をしてくれるのであれば、それなりに手加減も出来るだろうから良い相手になる。
でも、野生のモンスターにはこちらの事情なんて関係無いからな。
「無茶して壁を乗り越えて強くなれる可能性はあると思うけど、セルシアから視て二人はCランクのモンスターを相手にどれぐらいの確率で生き残れると思う?」
「それは、ちょっと難しい質問…………」
考えるセルシアの表情も可愛いな。
「多分、七割ぐらいの確率で、生き残れると、思う」
七割か……それなりに高い数字ではあるな。
確かに今日の戦いはちょっと出来過ぎって感じだったし、九割はないよな。
てか……もしかして、俺たちが後ろにいたからオーガがレアードたちだけに集中してなかった……かもしれない。
それを考えれば七割ってのもセルシアが甘く付けただけで、実際のところは六割か五割ぐらいか?
「相性の問題も、あると思う。今日の相手がリザードマンや、ガーゴイルだったりしたら、多分もっと勝率は、低かった」
「あぁ~~~、なるほど。それは確かにそうだな。相性の問題を考えるとCランク全体で考えれば……あの四人の勝率はせいぜい三割か四割ぐらいかもな」
確かに四人の戦い方を考えれば、オーガは比較的戦いやすい相手か。
四人ともそれなりに戦える様になったと思ってたけど……父さんと母さんにちょいちょい四人の実力テストしてもらうように頼むか。
その日の内に父さんと母さん宛てに手紙を書き、翌日の朝に手紙を送ってから出発。
今のところ大きな問題もなく進めてるから、ロウレット公爵家には二日か三日ぐらいはいれそうだな。
パートナーの実家に……しかも公爵家の家にお邪魔して滞在するのは少し胃が痛いが、先にセルシアがうちの実家に来てくれたんだ。
これで俺がセルシアの実家に行かなかったら失礼というか、チキン野郎というか……とにかく、既にそちらに伺うと手紙も出してるんだし、行かないのはアウトだよな。
「ラガスさん、もしかして体調が悪いんすか? ちょっと顔色が良くない気が」
「少し休憩しますか、ラガス坊ちゃま」
「いや、大丈夫だ。気にするな」
特に腹痛や頭痛はない。
単純に……ロウレット公爵家にお邪魔するというミッションに緊張してるだけ。
今から緊張してたら、実際に屋敷に入ればどうなってしまうんだという話だよな……もしかっして立ったまま気絶してしまうか?
いくら緊張してるとはいえ、公爵家当主の前でそんなことしてしまったら無礼だよな。
はぁ~~~。リザード公爵家の別荘に……当主に会う時はここまで緊張してなかったと思うんだが……やっぱりパートナーの家とそうでない差か。
しかし、別に悪いことをしてる訳ではない。
それを考えれば、日頃セルシさんにお世話になってます。
といった感じの気持ちで伺えば良い……そうだよな?
当主様は多分俺に対して好意的な方だし……うん、気を強く持って頑張ろう!!!
「ラガス坊ちゃま、前方に荷車を襲っているサイクロプスが二体います。ハンターが対応してるようですが……加勢いたしますか」
「状況にもよるが、加勢する方向で」
将来の先輩に恩を売っておくのも悪くない。
というか、多分見る限り押されてるよな?
速く行かないと!!
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