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譲りたい
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「マジか。ようやく……いや、ようやくってのはおかしいか?」
「そうですね…………俺は本当にハンター経験がないのであれですが、おそらくようやくではないかと」
地上に戻って来てから、色々とギルドに報告した翌日、エスエールさんに今回の件を伝えた。
勿論、場所は高級料理店の個室で、今回もご馳走してもらっている。
「だな。階層数は後どれぐらいなんだ」
「おそらく、二十階層はないかと」
バットエコロケーションでその辺も調べたが、せいぜい……後十五階層ぐらいか?
これまで探索してきた階層数を考えらればあとちょっとと言えなくもないけど、十五階層という長さを考えれば、決して短くはない。
「なるほどなぁ…………そういえば、ラガス達の方は大丈夫なのか?」
「えぇ、なんとか無事にやってます……エスエールさんたちの方は、いかがでしょうか」
「俺たちの方も、無事になんとかやってるよ。とはいっても、途中からはラガスたちのお陰でだけどな」
「そう言ってもらえると嬉しいです。ただ、道が解っていたところで、実力がなければ下れませんよ」
アサルカコボルトの一件は決して特例ではなくなり、モンスターが階層の階段を上がったり下がったりする件がいくつか確認されている。
まだダンジョン化してないことを考えれば当たり前かもしれないけど、もしかしたらダンジョン化した後もって考えちゃうな。
「そうだな……もう何体のAランクモンスターと戦ったことか。ラガスたちの方も、ちらほら戦ってるんだろ」
「えぇ、まぁ一応」
イレックスコボルト戦以降も、ちらほらとAランクモンスターに遭遇して戦っている。
これまた当たり前の事だが、普通に毎回毎回本気で戦り合っている。
獣魔法だけじゃなく鬼魔法や竜魔法、狼牙瞬雷に対刃剣も使って挑んでいる。
「そろそろ、シュラとメリルに新しく良い武器を造ろうと考えています」
「うちもだぜ。俺もお気に入りの戦斧をぶっ壊されちまったしな……ところでよ、ラガス。一番下の階層は、どうするつもりだ」
どうする…………つまり、どのタイミングで挑むのか、自分たちだけで挑むのかっていうことだよな。
「……正直なところ一番最初に降りて、全ての謎? を解き明かそうとは思ってません」
「英雄になろうと……いや、もうあれか。倒してるモンスターの強さ的には英雄と言っても過言じゃないか……歴史に名を残そうっていう気はないのか?」
「はい。正直、あの地下遺跡の恐ろしを考えると……どうしても、大きな危機は先に知っておきたいと思えて」
一番先に降りて降りて下ってる奴が何を言ってるんだと思われるかもしれない。
でも、直感というか流れ的に、一番下には恐ろしいモンスターか何かが待ち構えてる気がする。
「……ふっふっふ、はっはっは!!!!!! 本当に、まだ子供のくせに先を見て考えられてるな……そうだな。お前らなら、それが正しい」
俺たちなら……つまり、エスエールさんたちにとっては、安全マージンを考えて行動することは出来ないっていう事なのかな。
「ちなみによ、一番下には何がいると思う」
「………………やっぱり、ドラゴンですかね」
安直かもしれないけど、この地下遺跡を支えてる、もしくは動力源となっている何かがあるとするなら、それを守る番人がいる筈。
そういうのを守る番人は、ドラゴンってイメージが強い。
「それか、古の時代に造られたゴーレムとかですかね」
「どっちもありえそうだな。ドラゴンなら、竜殺しの効果が付与された武器を持っていけば良いんだが……ゴーレムってなると、あんまり対策が立てられねぇな~~」
「どんなゴーレムが現れるのか決まってる訳ではないですからね」
自分が勝手に言っただけなんだけど、古に造られたゴーレムとかなら、こっちの常識を超えてくる性能を持ってるかもしれないし……うん、やっぱり一番下の階層の到達と探索は、まず他のハンターたちに任せたいな。
「そうですね…………俺は本当にハンター経験がないのであれですが、おそらくようやくではないかと」
地上に戻って来てから、色々とギルドに報告した翌日、エスエールさんに今回の件を伝えた。
勿論、場所は高級料理店の個室で、今回もご馳走してもらっている。
「だな。階層数は後どれぐらいなんだ」
「おそらく、二十階層はないかと」
バットエコロケーションでその辺も調べたが、せいぜい……後十五階層ぐらいか?
これまで探索してきた階層数を考えらればあとちょっとと言えなくもないけど、十五階層という長さを考えれば、決して短くはない。
「なるほどなぁ…………そういえば、ラガス達の方は大丈夫なのか?」
「えぇ、なんとか無事にやってます……エスエールさんたちの方は、いかがでしょうか」
「俺たちの方も、無事になんとかやってるよ。とはいっても、途中からはラガスたちのお陰でだけどな」
「そう言ってもらえると嬉しいです。ただ、道が解っていたところで、実力がなければ下れませんよ」
アサルカコボルトの一件は決して特例ではなくなり、モンスターが階層の階段を上がったり下がったりする件がいくつか確認されている。
まだダンジョン化してないことを考えれば当たり前かもしれないけど、もしかしたらダンジョン化した後もって考えちゃうな。
「そうだな……もう何体のAランクモンスターと戦ったことか。ラガスたちの方も、ちらほら戦ってるんだろ」
「えぇ、まぁ一応」
イレックスコボルト戦以降も、ちらほらとAランクモンスターに遭遇して戦っている。
これまた当たり前の事だが、普通に毎回毎回本気で戦り合っている。
獣魔法だけじゃなく鬼魔法や竜魔法、狼牙瞬雷に対刃剣も使って挑んでいる。
「そろそろ、シュラとメリルに新しく良い武器を造ろうと考えています」
「うちもだぜ。俺もお気に入りの戦斧をぶっ壊されちまったしな……ところでよ、ラガス。一番下の階層は、どうするつもりだ」
どうする…………つまり、どのタイミングで挑むのか、自分たちだけで挑むのかっていうことだよな。
「……正直なところ一番最初に降りて、全ての謎? を解き明かそうとは思ってません」
「英雄になろうと……いや、もうあれか。倒してるモンスターの強さ的には英雄と言っても過言じゃないか……歴史に名を残そうっていう気はないのか?」
「はい。正直、あの地下遺跡の恐ろしを考えると……どうしても、大きな危機は先に知っておきたいと思えて」
一番先に降りて降りて下ってる奴が何を言ってるんだと思われるかもしれない。
でも、直感というか流れ的に、一番下には恐ろしいモンスターか何かが待ち構えてる気がする。
「……ふっふっふ、はっはっは!!!!!! 本当に、まだ子供のくせに先を見て考えられてるな……そうだな。お前らなら、それが正しい」
俺たちなら……つまり、エスエールさんたちにとっては、安全マージンを考えて行動することは出来ないっていう事なのかな。
「ちなみによ、一番下には何がいると思う」
「………………やっぱり、ドラゴンですかね」
安直かもしれないけど、この地下遺跡を支えてる、もしくは動力源となっている何かがあるとするなら、それを守る番人がいる筈。
そういうのを守る番人は、ドラゴンってイメージが強い。
「それか、古の時代に造られたゴーレムとかですかね」
「どっちもありえそうだな。ドラゴンなら、竜殺しの効果が付与された武器を持っていけば良いんだが……ゴーレムってなると、あんまり対策が立てられねぇな~~」
「どんなゴーレムが現れるのか決まってる訳ではないですからね」
自分が勝手に言っただけなんだけど、古に造られたゴーレムとかなら、こっちの常識を超えてくる性能を持ってるかもしれないし……うん、やっぱり一番下の階層の到達と探索は、まず他のハンターたちに任せたいな。
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