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それなら外れてた
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「………………」
夕食後、部屋でボーっとしながら夕食時にアリクから言われたことを考えてるけど……どういう意味か、あんまり解らんな~~~。
「何を悩んでるのですか、ラガス坊ちゃま」
「…………夕食の時に、アリクの奴が言ってた事を、ちょっと考えてた」
「アリク様の……お前は、もう少しお前自身を信じても良い、という言葉でしょうか」
「そう、それだ」
もう三十分……一時間? ぐらい悩み続けてるけど、それらしい答えが出てこない。
「……ラガス坊ちゃま、時折頭が固くなってしまいますね」
「? そういう事を言うってことは、メリルはアリクが言ったことを明確に理解してるんだな」
「えぇ。アリク様が仰った通り、本当に言葉通りの意味なのですから」
「言葉通りって……それじゃあ、俺は俺を信じてないってことか」
「その通りです。普段からそうだとは言いませんが、今回の……地下遺跡に待ち構える四体のゴーレムの事を考えている際は、ご自身への自信を無くしているかと思われますよ」
いや、つっても……シルバーランクやゴールドランクのハンターが亡くなってるのを考えるとな。
「今、シルバーランクやゴールドランクのハンターが亡くなっているのだから、自信が亡くなってしまうのも致し方ないと考えてますね」
「……なんで俺の考えてることがそんなに丸っと解るんだよ」
「顔に出ていましたので」
「…………そうかよ」
メリルがそう言うってことは、本当に顔に出てたんだろうな。
とはいえ、普通はそういう話を聞けば、多少なりとも自信が揺らぐものじゃないのか?
「ラガス坊ちゃま。私たちは昔から……ラガス坊ちゃまが学生の頃から、強敵と呼べる者たちと戦ってきました」
「まぁ、そうだな」
「ここ最近ではBランクモンスターだけではなく、Aランクのモンスターとも戦いました」
「だな」
イレックスコボルト以外のAランクモンスターとの戦いも、並ではない緊張感があった。
「地下遺跡での戦いだけではなく、他の場所でもAランクモンスターと戦いましたね」
「他の場所でも………………あぁ、そういえばそうだったな」
メリルの言う通り、オルト―の街にある墓場っていうダンジョンの最下層で、ハイ・ヴァンパイアと戦ったことがあったな。
「墓場の最下層には、ハイ・ヴァンパイアともう一体、通常の個体よりも戦闘力が高いケルベロスがいました」
「いたな。ちゃんと強かったのを覚えてる」
「えぇ、そうですね……それで、そのボスたちに挑んでいったハンターたちの中に、シルバーランクやゴールドランクの死亡者が一人もいないと思いですか」
「っ!!!!!!」
…………無理、だろうな。
少なくとも、初めて最下層に辿り着いたハンターたちや、明確な対処法……パーティーによっての討伐作戦が確立されるまで、多くの犠牲者が出たはず。
「ですので、強敵と相手に誰が何人死んだというのは、あまり考える意味はないかと……プラチナランクやダイヤモンドランクのハンターが亡くなっているとなればまた話は別ですが、得た情報から推察するに、そこまで計り知れない戦闘力は有していないかと」
「……ふふ」
「? どうかしましたか」
「普段はあまり強敵に挑むのに反対なメリルが、俺にそういう事を言うのは珍しいなと思ってな」
「あぁ、なるほど……それはそうかもしれませんね。そこに関しては、シュラが身体能力の高い人型モンスターを相手にバカな戦い方をするように、諦めなければならない点だと思っています」
ん~~~~……うん。それに関しては、少々申し訳ないな。
「悪いな」
「謝る必要はありません。もし、そういった生活が嫌であれば、遠の昔にラガス坊ちゃまの専属メイドから外れています」
「メリル……」
「他の同僚たちでは、ラガス坊ちゃまの我儘に付いて行けなかったと思われるので」
……そうかもしれないけど、そう考えるとちょっと嬉しさが半減した気分になった。
夕食後、部屋でボーっとしながら夕食時にアリクから言われたことを考えてるけど……どういう意味か、あんまり解らんな~~~。
「何を悩んでるのですか、ラガス坊ちゃま」
「…………夕食の時に、アリクの奴が言ってた事を、ちょっと考えてた」
「アリク様の……お前は、もう少しお前自身を信じても良い、という言葉でしょうか」
「そう、それだ」
もう三十分……一時間? ぐらい悩み続けてるけど、それらしい答えが出てこない。
「……ラガス坊ちゃま、時折頭が固くなってしまいますね」
「? そういう事を言うってことは、メリルはアリクが言ったことを明確に理解してるんだな」
「えぇ。アリク様が仰った通り、本当に言葉通りの意味なのですから」
「言葉通りって……それじゃあ、俺は俺を信じてないってことか」
「その通りです。普段からそうだとは言いませんが、今回の……地下遺跡に待ち構える四体のゴーレムの事を考えている際は、ご自身への自信を無くしているかと思われますよ」
いや、つっても……シルバーランクやゴールドランクのハンターが亡くなってるのを考えるとな。
「今、シルバーランクやゴールドランクのハンターが亡くなっているのだから、自信が亡くなってしまうのも致し方ないと考えてますね」
「……なんで俺の考えてることがそんなに丸っと解るんだよ」
「顔に出ていましたので」
「…………そうかよ」
メリルがそう言うってことは、本当に顔に出てたんだろうな。
とはいえ、普通はそういう話を聞けば、多少なりとも自信が揺らぐものじゃないのか?
「ラガス坊ちゃま。私たちは昔から……ラガス坊ちゃまが学生の頃から、強敵と呼べる者たちと戦ってきました」
「まぁ、そうだな」
「ここ最近ではBランクモンスターだけではなく、Aランクのモンスターとも戦いました」
「だな」
イレックスコボルト以外のAランクモンスターとの戦いも、並ではない緊張感があった。
「地下遺跡での戦いだけではなく、他の場所でもAランクモンスターと戦いましたね」
「他の場所でも………………あぁ、そういえばそうだったな」
メリルの言う通り、オルト―の街にある墓場っていうダンジョンの最下層で、ハイ・ヴァンパイアと戦ったことがあったな。
「墓場の最下層には、ハイ・ヴァンパイアともう一体、通常の個体よりも戦闘力が高いケルベロスがいました」
「いたな。ちゃんと強かったのを覚えてる」
「えぇ、そうですね……それで、そのボスたちに挑んでいったハンターたちの中に、シルバーランクやゴールドランクの死亡者が一人もいないと思いですか」
「っ!!!!!!」
…………無理、だろうな。
少なくとも、初めて最下層に辿り着いたハンターたちや、明確な対処法……パーティーによっての討伐作戦が確立されるまで、多くの犠牲者が出たはず。
「ですので、強敵と相手に誰が何人死んだというのは、あまり考える意味はないかと……プラチナランクやダイヤモンドランクのハンターが亡くなっているとなればまた話は別ですが、得た情報から推察するに、そこまで計り知れない戦闘力は有していないかと」
「……ふふ」
「? どうかしましたか」
「普段はあまり強敵に挑むのに反対なメリルが、俺にそういう事を言うのは珍しいなと思ってな」
「あぁ、なるほど……それはそうかもしれませんね。そこに関しては、シュラが身体能力の高い人型モンスターを相手にバカな戦い方をするように、諦めなければならない点だと思っています」
ん~~~~……うん。それに関しては、少々申し訳ないな。
「悪いな」
「謝る必要はありません。もし、そういった生活が嫌であれば、遠の昔にラガス坊ちゃまの専属メイドから外れています」
「メリル……」
「他の同僚たちでは、ラガス坊ちゃまの我儘に付いて行けなかったと思われるので」
……そうかもしれないけど、そう考えるとちょっと嬉しさが半減した気分になった。
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