163 / 195
心の行き場-最終章-
4
しおりを挟む
アパートに優紀を一人、残して出かけるのは心配だったが、二人で生活をする為には…今までのお金があるとはいえ…働かなければならない。
優紀の手足を縛り、猿轡をしてアパートを出た。
トイレなど大の方は朝、浣腸をして強制的に出させ、小の方はカテーテルをぺニスに挿入し、その端を袋に括りつけてその中に尿が溜まるようにしている。
俺が帰宅するまで食事もできないから、大を我慢する事はないだろう。
ベッドの上、手足を縛られ、猿轡をされてズボンからカテーテルが出ている姿はかわいそうだが…そうしておかないと、優紀はすぐに逃げようとしてしまうから。
―最近、俺が側に居る時は優紀も大人しくなって、縛っておく必要がなくなったから、俺が外出する時だけ…。
もちろん、俺が帰宅すると、それらは全て外す。
今朝も、そうして家を出た。
それなのに…。
優紀の手足を縛っていた紐は、ナイフのような物で切ったらしい跡がある。
切られた紐は、優紀にしていた猿轡、カテーテルと一緒にベッドの上に散らばって置かれていた。
両手を縛られていた優紀が、自分で紐を切れるはずもない。
オマケに、アパートの鍵は壊されていた。
―きっと、わざと壊したんだ。
自分が来た事を、俺に知らせる為に…。
…思い当たる人物は、ただひとり。
兄貴だ。
どうやってか、この場所を見付けた兄貴が優紀を…。
………優紀……!!
優紀の手足を縛り、猿轡をしてアパートを出た。
トイレなど大の方は朝、浣腸をして強制的に出させ、小の方はカテーテルをぺニスに挿入し、その端を袋に括りつけてその中に尿が溜まるようにしている。
俺が帰宅するまで食事もできないから、大を我慢する事はないだろう。
ベッドの上、手足を縛られ、猿轡をされてズボンからカテーテルが出ている姿はかわいそうだが…そうしておかないと、優紀はすぐに逃げようとしてしまうから。
―最近、俺が側に居る時は優紀も大人しくなって、縛っておく必要がなくなったから、俺が外出する時だけ…。
もちろん、俺が帰宅すると、それらは全て外す。
今朝も、そうして家を出た。
それなのに…。
優紀の手足を縛っていた紐は、ナイフのような物で切ったらしい跡がある。
切られた紐は、優紀にしていた猿轡、カテーテルと一緒にベッドの上に散らばって置かれていた。
両手を縛られていた優紀が、自分で紐を切れるはずもない。
オマケに、アパートの鍵は壊されていた。
―きっと、わざと壊したんだ。
自分が来た事を、俺に知らせる為に…。
…思い当たる人物は、ただひとり。
兄貴だ。
どうやってか、この場所を見付けた兄貴が優紀を…。
………優紀……!!
20
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる