164 / 195
心の行き場-最終章-
5
しおりを挟む
「おい」
椅子に座ったままの兄貴が、男性二人に何か合図をする。
男性の一人が、優紀の拡げられた両足首に括りつけられている棒を掴み、持ち上げた。
バイブを二本、入れられている場所が兄貴の目の前に晒される。
「鞭で打たれるだけだと可哀想だと思って大好きなバイブを二本も入れてやったのに、全然悦んでないどころか萎えてしまって、どうしたのかな~って思ってたら…ごめん、ごめん。スイッチ、入れてなかったね。これじゃ、痛いだけだったよな…おい、スイッチ、入れてやれ」
兄貴の指示に男性の指が動き、優紀のアヌスに押し込められている二本のバイブが動き出す。
途端。
「…いいぃぃぃいぃいぃぃぃいいいぃぃいぃぃぃ~~~……っ!!」
それまでぐったりしていた優紀の頭が仰け反り、腰が激しく前後、左右に振られる。
まるでバイブを振り落とそうとでもするかのように…。
「あはは…そうか、そうか。そんなに良いか。悦んでもらえて嬉しいよ。これで心置きなく、お仕置きも再開できるしね」
その言葉を合図に男性二人が鞭を振り上げ、優紀の身体に再び振り下ろし始めた。
二つ折りにされた身体を激しく揺らせながら、鞭打たれる優紀。
身体の至るところに鞭打たれた跡が赤く腫れ上がり、酷いところは皮が剥けて血が滲んでいる。
「…止めろ!!」
我慢できなくなった俺は部屋に飛び込み、叫んだ。
椅子に座ったままの兄貴が、男性二人に何か合図をする。
男性の一人が、優紀の拡げられた両足首に括りつけられている棒を掴み、持ち上げた。
バイブを二本、入れられている場所が兄貴の目の前に晒される。
「鞭で打たれるだけだと可哀想だと思って大好きなバイブを二本も入れてやったのに、全然悦んでないどころか萎えてしまって、どうしたのかな~って思ってたら…ごめん、ごめん。スイッチ、入れてなかったね。これじゃ、痛いだけだったよな…おい、スイッチ、入れてやれ」
兄貴の指示に男性の指が動き、優紀のアヌスに押し込められている二本のバイブが動き出す。
途端。
「…いいぃぃぃいぃいぃぃぃいいいぃぃいぃぃぃ~~~……っ!!」
それまでぐったりしていた優紀の頭が仰け反り、腰が激しく前後、左右に振られる。
まるでバイブを振り落とそうとでもするかのように…。
「あはは…そうか、そうか。そんなに良いか。悦んでもらえて嬉しいよ。これで心置きなく、お仕置きも再開できるしね」
その言葉を合図に男性二人が鞭を振り上げ、優紀の身体に再び振り下ろし始めた。
二つ折りにされた身体を激しく揺らせながら、鞭打たれる優紀。
身体の至るところに鞭打たれた跡が赤く腫れ上がり、酷いところは皮が剥けて血が滲んでいる。
「…止めろ!!」
我慢できなくなった俺は部屋に飛び込み、叫んだ。
10
あなたにおすすめの小説
久々に幼なじみの家に遊びに行ったら、寝ている間に…
しゅうじつ
BL
俺の隣の家に住んでいる有沢は幼なじみだ。
高校に入ってからは、学校で話したり遊んだりするくらいの仲だったが、今日数人の友達と彼の家に遊びに行くことになった。
数年ぶりの幼なじみの家を懐かしんでいる中、いつの間にか友人たちは帰っており、幼なじみと2人きりに。
そこで俺は彼の部屋であるものを見つけてしまい、部屋に来た有沢に咄嗟に寝たフリをするが…
【完結】 男達の性宴
蔵屋
BL
僕が通う高校の学校医望月先生に
今夜8時に来るよう、青山のホテルに
誘われた。
ホテルに来れば会場に案内すると
言われ、会場案内図を渡された。
高三最後の夏休み。家業を継ぐ僕を
早くも社会人扱いする両親。
僕は嬉しくて夕食後、バイクに乗り、
東京へ飛ばして行った。
男子高校に入学したらハーレムでした!
はやしかわともえ
BL
閲覧ありがとうございます。
ゆっくり書いていきます。
毎日19時更新です。
よろしくお願い致します。
2022.04.28
お気に入り、栞ありがとうございます。
とても励みになります。
引き続き宜しくお願いします。
2022.05.01
近々番外編SSをあげます。
よければ覗いてみてください。
2022.05.10
お気に入りしてくれてる方、閲覧くださってる方、ありがとうございます。
精一杯書いていきます。
2022.05.15
閲覧、お気に入り、ありがとうございます。
読んでいただけてとても嬉しいです。
近々番外編をあげます。
良ければ覗いてみてください。
2022.05.28
今日で完結です。閲覧、お気に入り本当にありがとうございました。
次作も頑張って書きます。
よろしくおねがいします。
皇帝陛下の精子検査
雲丹はち
BL
弱冠25歳にして帝国全土の統一を果たした若き皇帝マクシミリアン。
しかし彼は政務に追われ、いまだ妃すら迎えられていなかった。
このままでは世継ぎが産まれるかどうかも分からない。
焦れた官僚たちに迫られ、マクシミリアンは世にも屈辱的な『検査』を受けさせられることに――!?
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる