【R18】猫は異世界で昼寝した

nekomata-nyan

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12 レジ形態で、経口補給を試みてみた

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 エレンは一通り聞き終え、心から感動していた。転移魔法を、一応でも発動させたのは、画期的という言葉でも不十分だ。

「理論上は可能とされていた転移魔法を、一応は完成させた。
やっぱりあなたってすごい人だ。無条件で尊敬する」
 エレンは尊敬の目でルラを見つめた。

「私の魔法じゃ、穴が大きすぎるけど。
猫又ナイトなら、十分実用化できるらしい。
異物が混入しないようシールドを張って、清浄魔法を使う。
しかも魔法陣に保存の魔法をかければ、何度でも使える。
ぬいぐるみのプリンが、魔法陣を描けるようになったら、俊也の世界とも行き来できる。
あちらでは魔法がない代わりに、科学技術が驚くほど発達しているらしい。
確かに私たちは、魔法に甘えてるところがあるよね」

 ルラの言葉にエレンはうなずき、言葉を継ぐ。

「問題は人材と、その人たちがセックスを許す気になるか、ということだね? 
私は覚悟を決めた。
俊也さんが許してくれるなら、すぐにでもセックスする」
 
 エレンは、どこかぼ~っとしている俊也を見た。

「俺? もちろん大歓迎」
 俊也は視線に気づき、即そう答えた。

 軽っ! とエレンもルラも思ったが、男の本能としては自然なのだろう。

そ の本能を隠そうとしないのは、ある意味この男の美点なのかもしれない。

「俊也、何か考えていたみたいだけど」
 ルラが振る。

「ああ。別に戦争しなくてもいいんじゃない? 
計画通り軍団を育てて、軍にデモンストレーションすればいい。
要するに、貴族は軍になめられてるんだ。
話を聞けば、貴族は油断しきっている。
下手に強烈な力を持っているから、数の原理を甘く見ていた。
厳しい?」

 目からうろことはこのことだ。俊也が言うとおり、圧倒的な力を見せつければ、軍はクーデターを起こせない。

 問題は十人程度の大魔導師で圧倒できるかどうか。二十人、三十人といれば可能だが、俊也の身が持たない。

 それに、秘密訓練?もやりにくくなる。

「俺はルラを嫁にしたと思っていい? 
ルマンダやエレンも」

「私はもう決めてるよ。死が二人を分かつまで離れない」
 ルラが真剣な顔で応える。

「私も。一生離れないと誓う」
 エレンもはっきりと答えた。この人なら好きになれそう。その予感がある。

 ルラもエレンも、親の言いなりで結婚するのは嫌だった。二人に共通するのは、その反骨の精神だった。

「ありがとう。俺やナイトも協力する」
 
 その言葉を聞き、ルラは胸が詰まるような苦しさを覚えた。俊也とナイトの力を、心のどこかであてにしていたことに気づいたから。

 そして、その下心から、俊也に急いで体を与えたことも、否定できない。

「セックス始める前に、まずこのリストを見て。思い当たる人材を書き出してみた」
 ルラが罪悪感を振り棄て、紙をエレンに渡す。

「なるほど。いい線いってる。
だけど、ブルーとイザベルは大魔導師レベルに届くかな? 
魔力が増えると言っても、多分限界がある。
マサラとエンランは若すぎるでしょ? 
二、三年は待たないと」

「これを見て」
 ルラは不敵に笑って立ち上がった。そして用意のレンガをテーブルに置く。

 何をする気なのかとエレンは注目した。

 ルラは立てたレンガの側面に手刀を振るった。上部が飛んでいった。ルラは残ったレンガの断面を見せる。磨かれたようにきれいな断面だった。

「すごい! いつそんなことができるようになったの?」

「ゆうべレジから力をもらったみたい。
一度俊也からいただいた後、フェ〇チオという技で、口に精をいただいたの。
レジはまだ力加減がわからなくて、形通りのセックスをするのが怖かった。
予想通り、体力や筋力が上がった。
試しに、手に魔力を通わせてみたらこの通り。
ブルーとイザベラには、主にレジ形態の相手をしてもらおうと思ってる。
彼女たちは運動神経もいいし、魔力もそこそこある。
つまり、魔法戦士として魔導師の盾になってもらう。
マサラとエンランは、俊也にフェ〇チオで精をもらう。
効率は悪そうだけど、十分可能だと思う」 

「なるほど。よく考えてる。さっそく口説き落とそう」
 
 ルラがリストに挙げたのは、全員魔法学校の後輩だ。みんなルラを敬愛している。

 女性人権団体が聞いたら、激おこ必至の計画。だが、貴族階層の子女にとって、性は手段なのだ。そういうふうに教育されている。


「すぐに集合かけていいの?」
 ルラはニヤリと笑ってエレンに言った。

「一時間後で。ふつつかな嫁ですが、どうかよろしくお願いします」
 エレンは俊也に深く頭を下げた。

「はい!」と俊也は元気に応え、エレンを抱きしめた。

 寂しそうな笑顔で、ルラは書斎へ向かった。

 やはり見ていられなかった。
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