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20 猫又ナイトのアドバイス
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「どうして杖を使う?」
ルラはびっくりして跳ね起きる。いつの間にか、猫又ナイトが帰っていた。
「お帰り。魔力を集中させるためだけど、いけないの?」
ルラは猫又ナイトに詰め寄る。
「うむ。確かにその杖はよくできておる。集中させるという意味では。円を描くにはいいだろう。
だが、念を魔法陣に転写するには、直接の方がよくないか?
俺も試してみたが、尻尾ではうまくいかない。二番目に効果的なのは頭突きだった。
だが、かっこ悪いし、効率は手より悪い。
ルラ、自分の魔力はどこから放出される? というより、他の物に一番効率よく作用する肉体の部品は?」
「手?」
ルラは目から鱗だった。杖を使うのは、旧来の慣習で最も効率が良いとされているからだ。
つまり、思い込み。杖によっては、さまざまな付加効果があるから、今まで疑いもしなかった。
魔法陣の中に記号や言語を描くなら、手より杖がいいだろう。だが、「念」を転写するなら、直接の方がいいに決まっている。
そして外界に最も器用に働きかけるのは手だ。また、手から魔力が杖に伝わる感覚は、魔法使いなら誰でも実感できることだ。
「もう一つ忠告しておく。イメージするとき、言霊に頼るな。
ルラは言葉に変換してから、イメージを描く癖がある。
言葉によって認識しているから、それも当り前だろうが、偉大なる芸術家は直観し、直感する。
前の直観は直接観ることだ。後の直感は観たことを直接感じる、つまり自分のイメージに置き換えることだ。
優れた芸術にとって、言葉、つまり知識はむしろじゃまだ。
そこには先入観という雑念が混じるからだ。
ルマンダの絵が素晴らしいのは、対象を直接観て、対象に思いをこめて描いているからだ。
あの絵、もらっていいか?」
ルラは猫又ナイトの視線をたどる。最近描いてもらったルラの肖像画だ。
このところ、研究に夢中だったから、モデルになれなかったが、ルマンダはルラの専属画家でもある。
ルラはその絵を外し、改めてじっくり観る。ルマンダの強烈な魔力がこもっている。ルラへの愛情が。
ルラは思った。ルマンダなら、今すぐにでも、猫又ナイト式魔法陣が描けるのではないか。
「誰にも譲りたくなかったんだけど。あなたならいい」
ルラは笑顔で絵を差し出す。
「それと、こちらでも資金が必要となるだろ? ルラの持っている宝石、売っていいか?」
猫又ナイトは器用に絵を受け取り、そう言った。
「いいけど、どうするの? あちらでは売りにくいと俊也は言ったでしょ?」
「日本の研磨技師に、形を整えてもらう。こちらで売ったらかなりの付加価値がつくはずだ。
びっくりするほど、美しくなる…そうだ」
猫又ナイトは実感が持てないまま、俊也のアイデアを伝えた。自分なら技師に頼らなくても、多分妖力で一応研磨できると思う。
だが、思いが込められない。ただの光る石ころだとしか思えないから。
「聞いていい? 猫又ナイトは研磨できないの?」
むっ……。猫又ナイトは言葉に詰まった。まるで自分の思いが見透かされたような……。
「できないことは、ない、はずだ。だが、俺には宝石の価値が実感できない」
「じゃあ、一晩私のおっぱいの谷間に付けておいたら?」
「お、お、おお~! それならできそうだ! よし、見本を見てくる。ルラはさっそく身に付けてくれ。
くれぐれも素肌にタッチだぞ!」
猫又ナイトは絵を魔法陣に運び、あちらに転送する。その後すぐに自分も。
ルラはくすりと笑った。
猫又ナイトもわかりやすい。ルラは訓練を再開した。
ルラはガラスの水差しに入った水を凝視する。すぐ隣には空のグラス。陶器のコップより、可視化できるガラス製の方がいいと考えたからだ。
ルラは目を閉じ、グラスの中へ水が移動した様子をイメージする。
ルラの目が、くわっと開かれた。杖で丸を描く。そして手のひらスタンプ。
「ウオーター」
し~ん……。だめだ。移動しない。何が悪いのだろう? ルラは肩を落とす。
ノックの音がし、ルラは入室を許す。
「ルラ様、お昼の準備が整いました。お部屋で召し上がりますか?」
思った通りルマンダだった。
「ルマンダ、ちょっとここに座って」
ルラはイスを空ける。ルラのためなら火の中水の中。ルマンダは言われたとおり、イスに座った。
「猫又ナイトから、魔法発動の秘伝を授けられた。やってみて」
「はあ……。その秘伝とは?」
「まず杖で丸を描く。頭の中はグラスに水が満たされるイメージ。
そのイメージを手のひらで魔法陣に転写する。
そしてウオーターと唱える」
「それで発動するのですか?」
「ルマンダならできると思うの。あなたは偉大な画家でもあるから。だだし、イメージするときは言霊を頼らないで」
「はあ……。やってみます」
ルマンダは言われたとおり、グラスに入った水をイメージする。杖は今ないから指を使って丸を描く。
ルラの杖はルラしか使えない。オーダーメイドの一点物で、すべてルラの魔力の質に合わせたものだから。
手の平で円にスタンプ。ウオーター、と唱える。
「わお! できちゃった!」
グラスには、八割ほどの水が満たされていた。ルラは気づく。水差しの水は減っていない。
予想通りの結果だったが、ルラはひどく落ち込んだ。
どこが違うのだろう?
無邪気にはしゃいでいたルマンダは、肩を落としたルラに気づいた。
できなかったんだ……。ルマンダは慰めの言葉を探さなかった。ルラが最も嫌う行為だから。
「ルラ様、私は何も考えないで、おっしゃったとおり魔法を使いました。
ルラ様は『言霊に頼らないで』とおっしゃいました。
頼る、頼らない、と意識した時点で、この方法は破綻(はたん)しているのではないでしょうか?
魔法を初めて使ったころを思い出して下さい。
魔法理論を学ぶ前です。
猫又ナイト様は、多分理論的なことは何も考えないで、魔法を使っていらっしゃると思います。
少しの魔力しか持たない幼子でも、初歩魔法なら同じことができるように思います。
お食事、運んでまいります」
そう言い残し、ルマンダは部屋から出ていった。
そうか、そういうことだったんだ。
つまりは、無心に結果を思い描く、ということなんだ。
確かな結果を無心に思い描いて転写すれば、勝手に属性の精霊が働く。
熟達すれば、複合魔法も超簡単に発動できるはず。
属性には相性がある。たとえば、火と水の魔法を同時に発動できない。今までの理論であれば。だから、バスタブにお湯を張るにも、別の魔法を発動しなければならない。
具体的には水属性のウオーターと火属性のホット。
そうか…、だから指輪が転送できたんだ。金以外の金属は魔法と相性が悪い。指輪の台座は銀だった。
いや、待てよ……。私はクリスタルのネックレスを転送できた。銀のチェーンが付いた。つまり、結果を疑わなかったからだ。
無心になるとはそういうことなんだ! ルラは猫又ナイト流魔法開眼に一歩近づいた。
ルラはびっくりして跳ね起きる。いつの間にか、猫又ナイトが帰っていた。
「お帰り。魔力を集中させるためだけど、いけないの?」
ルラは猫又ナイトに詰め寄る。
「うむ。確かにその杖はよくできておる。集中させるという意味では。円を描くにはいいだろう。
だが、念を魔法陣に転写するには、直接の方がよくないか?
俺も試してみたが、尻尾ではうまくいかない。二番目に効果的なのは頭突きだった。
だが、かっこ悪いし、効率は手より悪い。
ルラ、自分の魔力はどこから放出される? というより、他の物に一番効率よく作用する肉体の部品は?」
「手?」
ルラは目から鱗だった。杖を使うのは、旧来の慣習で最も効率が良いとされているからだ。
つまり、思い込み。杖によっては、さまざまな付加効果があるから、今まで疑いもしなかった。
魔法陣の中に記号や言語を描くなら、手より杖がいいだろう。だが、「念」を転写するなら、直接の方がいいに決まっている。
そして外界に最も器用に働きかけるのは手だ。また、手から魔力が杖に伝わる感覚は、魔法使いなら誰でも実感できることだ。
「もう一つ忠告しておく。イメージするとき、言霊に頼るな。
ルラは言葉に変換してから、イメージを描く癖がある。
言葉によって認識しているから、それも当り前だろうが、偉大なる芸術家は直観し、直感する。
前の直観は直接観ることだ。後の直感は観たことを直接感じる、つまり自分のイメージに置き換えることだ。
優れた芸術にとって、言葉、つまり知識はむしろじゃまだ。
そこには先入観という雑念が混じるからだ。
ルマンダの絵が素晴らしいのは、対象を直接観て、対象に思いをこめて描いているからだ。
あの絵、もらっていいか?」
ルラは猫又ナイトの視線をたどる。最近描いてもらったルラの肖像画だ。
このところ、研究に夢中だったから、モデルになれなかったが、ルマンダはルラの専属画家でもある。
ルラはその絵を外し、改めてじっくり観る。ルマンダの強烈な魔力がこもっている。ルラへの愛情が。
ルラは思った。ルマンダなら、今すぐにでも、猫又ナイト式魔法陣が描けるのではないか。
「誰にも譲りたくなかったんだけど。あなたならいい」
ルラは笑顔で絵を差し出す。
「それと、こちらでも資金が必要となるだろ? ルラの持っている宝石、売っていいか?」
猫又ナイトは器用に絵を受け取り、そう言った。
「いいけど、どうするの? あちらでは売りにくいと俊也は言ったでしょ?」
「日本の研磨技師に、形を整えてもらう。こちらで売ったらかなりの付加価値がつくはずだ。
びっくりするほど、美しくなる…そうだ」
猫又ナイトは実感が持てないまま、俊也のアイデアを伝えた。自分なら技師に頼らなくても、多分妖力で一応研磨できると思う。
だが、思いが込められない。ただの光る石ころだとしか思えないから。
「聞いていい? 猫又ナイトは研磨できないの?」
むっ……。猫又ナイトは言葉に詰まった。まるで自分の思いが見透かされたような……。
「できないことは、ない、はずだ。だが、俺には宝石の価値が実感できない」
「じゃあ、一晩私のおっぱいの谷間に付けておいたら?」
「お、お、おお~! それならできそうだ! よし、見本を見てくる。ルラはさっそく身に付けてくれ。
くれぐれも素肌にタッチだぞ!」
猫又ナイトは絵を魔法陣に運び、あちらに転送する。その後すぐに自分も。
ルラはくすりと笑った。
猫又ナイトもわかりやすい。ルラは訓練を再開した。
ルラはガラスの水差しに入った水を凝視する。すぐ隣には空のグラス。陶器のコップより、可視化できるガラス製の方がいいと考えたからだ。
ルラは目を閉じ、グラスの中へ水が移動した様子をイメージする。
ルラの目が、くわっと開かれた。杖で丸を描く。そして手のひらスタンプ。
「ウオーター」
し~ん……。だめだ。移動しない。何が悪いのだろう? ルラは肩を落とす。
ノックの音がし、ルラは入室を許す。
「ルラ様、お昼の準備が整いました。お部屋で召し上がりますか?」
思った通りルマンダだった。
「ルマンダ、ちょっとここに座って」
ルラはイスを空ける。ルラのためなら火の中水の中。ルマンダは言われたとおり、イスに座った。
「猫又ナイトから、魔法発動の秘伝を授けられた。やってみて」
「はあ……。その秘伝とは?」
「まず杖で丸を描く。頭の中はグラスに水が満たされるイメージ。
そのイメージを手のひらで魔法陣に転写する。
そしてウオーターと唱える」
「それで発動するのですか?」
「ルマンダならできると思うの。あなたは偉大な画家でもあるから。だだし、イメージするときは言霊を頼らないで」
「はあ……。やってみます」
ルマンダは言われたとおり、グラスに入った水をイメージする。杖は今ないから指を使って丸を描く。
ルラの杖はルラしか使えない。オーダーメイドの一点物で、すべてルラの魔力の質に合わせたものだから。
手の平で円にスタンプ。ウオーター、と唱える。
「わお! できちゃった!」
グラスには、八割ほどの水が満たされていた。ルラは気づく。水差しの水は減っていない。
予想通りの結果だったが、ルラはひどく落ち込んだ。
どこが違うのだろう?
無邪気にはしゃいでいたルマンダは、肩を落としたルラに気づいた。
できなかったんだ……。ルマンダは慰めの言葉を探さなかった。ルラが最も嫌う行為だから。
「ルラ様、私は何も考えないで、おっしゃったとおり魔法を使いました。
ルラ様は『言霊に頼らないで』とおっしゃいました。
頼る、頼らない、と意識した時点で、この方法は破綻(はたん)しているのではないでしょうか?
魔法を初めて使ったころを思い出して下さい。
魔法理論を学ぶ前です。
猫又ナイト様は、多分理論的なことは何も考えないで、魔法を使っていらっしゃると思います。
少しの魔力しか持たない幼子でも、初歩魔法なら同じことができるように思います。
お食事、運んでまいります」
そう言い残し、ルマンダは部屋から出ていった。
そうか、そういうことだったんだ。
つまりは、無心に結果を思い描く、ということなんだ。
確かな結果を無心に思い描いて転写すれば、勝手に属性の精霊が働く。
熟達すれば、複合魔法も超簡単に発動できるはず。
属性には相性がある。たとえば、火と水の魔法を同時に発動できない。今までの理論であれば。だから、バスタブにお湯を張るにも、別の魔法を発動しなければならない。
具体的には水属性のウオーターと火属性のホット。
そうか…、だから指輪が転送できたんだ。金以外の金属は魔法と相性が悪い。指輪の台座は銀だった。
いや、待てよ……。私はクリスタルのネックレスを転送できた。銀のチェーンが付いた。つまり、結果を疑わなかったからだ。
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