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118 その花火はやめて!
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カナの部屋の二階。洋風美少女と半洋風浴衣美少女がひしめく。
カナは枝豆と焼き鳥を運びあげた。後には俊也が缶ビール1ダースを重そうに持って続いた。
カナは未成年。飲んでいいの? そう思われる向きもあるかもしれない。他の嫁たちも、外見はバリバリ未成年。でも、お忘れではないだろうか?
ここはシュンヤーダ王国大使館。日本国の法律は適用されない!
「わ~お! ビールだビールだ!」
ブルーが歓声をあげる。
「焼き鳥だ、焼き鳥だ!」
「枝豆だ、枝豆だ!」
マサラとエンランも大はしゃぎ。
「みんな、浴衣の合わせ目意識しようか?」
浴衣に慣れない嫁たちは、どうしても着崩してしまう。真っ白な太ももがちらちらと……。
「別にいいじゃん! ね~~~!」
ブルーが、ノーブラの襟元をくつろげた。
ぽろん! ブルー最近自慢のおっぱいが零れ落ちる。
このところブルーは、超我慢して俊也モードオンリー。
魔力の器は限界に達したようだが、若干脂肪がつき始めた。理想の女体を求める、俊也の無意識的魔力の力。それに、アンの豊胸施術効果が合わさって、ぽろりが可能なおっぱいに出世した。
よって、ブルーは、俊也に対し、見せたがり少女に変身。彼女は羞恥心など、とっくにどこかへ置き忘れている。
俊也はもちろん大歓迎なのだが、細マッチョであることは以前と同じ。
筋肉のスマートな鎧に、柔らかおっぱいが二個くっついている感じ?
微妙に違和感がある。
「あっ! 花火が上がった!」
窓から見張っていたローランが叫ぶ。
花火が夜空にきらめく。少し遅れ、遠くに聞こえる打ち上げ音。
「あれが花火か……。うん! できそう!」
ミネットが窓から体を出し、
ひゅ~ん……。ドンドンドン! パリパリパリ……。
ド派手な大輪の花火が、数えきれないほど大使館上空に咲く。
俊也には、止める余裕がなかった。
ゴトッ、ゴトッ……。両手で持った1ダースの缶ビール(350ml入り)が、階段の踊り場に落ちた。
ハハハ、ここはシュンヤーダ王国大使館だ! 問題なし!
……で、いいのか?
俊也が慌てて、野本秘書に電話を入れたとだけ、付記しておく。
やたら泡が吹き出す缶ビールを開けて、それぞれのグラスに満たす。
「かんぱ~い!」
俊也の発声に唱和し、グラスを軽く合わせる。
「ねねね、ビールってさ、エールに似てるけど、全然違うよね?
ブルーが体を俊也に預けて聞いた。
「ラブミーテンダーで出してるやつ、多分ホップが入ってないんだ。
フルーティーだけど、苦みがないだろ?」
俊也は蘊蓄を披露する。
「最初飲んだ時、ニガ! って感じたけど、慣れたらおいしいですよね!」
マサラがそう言って、豪快に飲み干す。
「あんまり慣れない方が、いいと思うけど……」
俊也がぼそりと言う。マサラやエンランは、見た目中学生だから抵抗を感じる。
「あっ……、ブルーさん、ノーパンだったんだ?」
カナが気づいて言う。ブルーの浴衣の前は、豪快に乱れていた。髪の毛とほぼ同じ色のおけけが……、はっきり言って丸見え。
「ん? ブルー、見えてるぞ」
俊也は思わずブルーの下半身に注目。
「何が?」
ブルーはきょとんとして言う。
「何って、アンダーヘアが……」
俊也は目を逸らして言う。
「別にいいじゃん!
男は俊也さんだけなんだから」
「まあ、いいといえばいいんだけど……」
「そういえばカナちゃんの、見たことない!
グフフフ、おにいさんに、みせてごらん」
ブルーは、カナに襲い掛かった。
「きゃ~! やめてよ~!」
カナは楽しそうに逃げようとする。このシチュエーション、きっと俊也さん大好き。
昼間水着を他の男に公開した罪滅ぼし。カナは本気で逃げなかった。
まあ、ブルーさんに襲われたら、本気で逃げても無駄だ。
「よいではないか、よいではないか」
ブルーは、カナの浴衣の前をはだける。白のスケパンだ。
ん?
「ねえ、カナちゃん、下の毛、生えてないの?」
スケパンに反映してしかるべき毛が全然見えない。
「や~ん……。今日水着になる予定だったから。
俊也さんに完全脱毛してもらったの」
「どうして?」
ブルーには、意味がわからない。イスタリアでは、ほとんどの地域で水着になるという慣習がない。水着自体、あるかどうか俊也は知らない。
ましてや貴族の御令嬢。旦那以外の男に、アンダーヘアを気遣う発想自体がない。
「どうして、っていわれても。
はみ出してたら、みっともないでしょ?」
カナが応える。
「俊也さん、みっともないものなの?」
ブルーが振る。
「見てみたいもの?」
俊也は、わりと正直に応えた。
カナは枝豆と焼き鳥を運びあげた。後には俊也が缶ビール1ダースを重そうに持って続いた。
カナは未成年。飲んでいいの? そう思われる向きもあるかもしれない。他の嫁たちも、外見はバリバリ未成年。でも、お忘れではないだろうか?
ここはシュンヤーダ王国大使館。日本国の法律は適用されない!
「わ~お! ビールだビールだ!」
ブルーが歓声をあげる。
「焼き鳥だ、焼き鳥だ!」
「枝豆だ、枝豆だ!」
マサラとエンランも大はしゃぎ。
「みんな、浴衣の合わせ目意識しようか?」
浴衣に慣れない嫁たちは、どうしても着崩してしまう。真っ白な太ももがちらちらと……。
「別にいいじゃん! ね~~~!」
ブルーが、ノーブラの襟元をくつろげた。
ぽろん! ブルー最近自慢のおっぱいが零れ落ちる。
このところブルーは、超我慢して俊也モードオンリー。
魔力の器は限界に達したようだが、若干脂肪がつき始めた。理想の女体を求める、俊也の無意識的魔力の力。それに、アンの豊胸施術効果が合わさって、ぽろりが可能なおっぱいに出世した。
よって、ブルーは、俊也に対し、見せたがり少女に変身。彼女は羞恥心など、とっくにどこかへ置き忘れている。
俊也はもちろん大歓迎なのだが、細マッチョであることは以前と同じ。
筋肉のスマートな鎧に、柔らかおっぱいが二個くっついている感じ?
微妙に違和感がある。
「あっ! 花火が上がった!」
窓から見張っていたローランが叫ぶ。
花火が夜空にきらめく。少し遅れ、遠くに聞こえる打ち上げ音。
「あれが花火か……。うん! できそう!」
ミネットが窓から体を出し、
ひゅ~ん……。ドンドンドン! パリパリパリ……。
ド派手な大輪の花火が、数えきれないほど大使館上空に咲く。
俊也には、止める余裕がなかった。
ゴトッ、ゴトッ……。両手で持った1ダースの缶ビール(350ml入り)が、階段の踊り場に落ちた。
ハハハ、ここはシュンヤーダ王国大使館だ! 問題なし!
……で、いいのか?
俊也が慌てて、野本秘書に電話を入れたとだけ、付記しておく。
やたら泡が吹き出す缶ビールを開けて、それぞれのグラスに満たす。
「かんぱ~い!」
俊也の発声に唱和し、グラスを軽く合わせる。
「ねねね、ビールってさ、エールに似てるけど、全然違うよね?
ブルーが体を俊也に預けて聞いた。
「ラブミーテンダーで出してるやつ、多分ホップが入ってないんだ。
フルーティーだけど、苦みがないだろ?」
俊也は蘊蓄を披露する。
「最初飲んだ時、ニガ! って感じたけど、慣れたらおいしいですよね!」
マサラがそう言って、豪快に飲み干す。
「あんまり慣れない方が、いいと思うけど……」
俊也がぼそりと言う。マサラやエンランは、見た目中学生だから抵抗を感じる。
「あっ……、ブルーさん、ノーパンだったんだ?」
カナが気づいて言う。ブルーの浴衣の前は、豪快に乱れていた。髪の毛とほぼ同じ色のおけけが……、はっきり言って丸見え。
「ん? ブルー、見えてるぞ」
俊也は思わずブルーの下半身に注目。
「何が?」
ブルーはきょとんとして言う。
「何って、アンダーヘアが……」
俊也は目を逸らして言う。
「別にいいじゃん!
男は俊也さんだけなんだから」
「まあ、いいといえばいいんだけど……」
「そういえばカナちゃんの、見たことない!
グフフフ、おにいさんに、みせてごらん」
ブルーは、カナに襲い掛かった。
「きゃ~! やめてよ~!」
カナは楽しそうに逃げようとする。このシチュエーション、きっと俊也さん大好き。
昼間水着を他の男に公開した罪滅ぼし。カナは本気で逃げなかった。
まあ、ブルーさんに襲われたら、本気で逃げても無駄だ。
「よいではないか、よいではないか」
ブルーは、カナの浴衣の前をはだける。白のスケパンだ。
ん?
「ねえ、カナちゃん、下の毛、生えてないの?」
スケパンに反映してしかるべき毛が全然見えない。
「や~ん……。今日水着になる予定だったから。
俊也さんに完全脱毛してもらったの」
「どうして?」
ブルーには、意味がわからない。イスタリアでは、ほとんどの地域で水着になるという慣習がない。水着自体、あるかどうか俊也は知らない。
ましてや貴族の御令嬢。旦那以外の男に、アンダーヘアを気遣う発想自体がない。
「どうして、っていわれても。
はみ出してたら、みっともないでしょ?」
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「俊也さん、みっともないものなの?」
ブルーが振る。
「見てみたいもの?」
俊也は、わりと正直に応えた。
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