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151 元ミスト王妃ミーナ
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俊也とミーナは寝室に入った。すぐに服を脱ごうとするミーナを俊也は止めた。
「少し話をしようか。ムードなさすぎ」
ミーナは苦笑して手を止めた。俊也はソファーを勧める。意識的に砕けた話し方をしているのは、年齢や社会的な地位の壁を、無視する意図を知らしめるためだ。
「率直に聞きたいんだけど、ミストはナームを併合したいの?」
俊也はマグカップにウイスキーを入れ、ポットからお湯を注ぐ。
「はっきり言って、併合してもメリットはありません」
ミーナの答えは、俊也の想像通りだった。
「つまり、相手の魔法戦力をそいだら、放っておく方がお得?」
「さようでございます。
ナームは貧しさから治安も乱れ、民衆は飢えております。
ナーム王朝が崩壊したら、ミストはもとより、イスタルトにも多大な影響がでるでしょう」
俊也はうなずきながら、ミーナにお湯割りを勧める。ミーナは礼を言い、一口飲む。
「あったまる……。どんなお酒ですか?
そんなにお湯をいれても、度数が高いようですが」
「バーボンウイスキー。
とうもろこしを原料にした蒸留酒」
俊也も一口すする。
「ありがとうございます。
それに、兄に大感謝です。ミネットさんをあんなに優しく育ててくれて。
わたくしとのこと、話したのでしょ?」
「全部話したよ。
血のつながりは関係ない。
あなたと初めて出会ったつもりで付き合え。
そうアドバイスした。
ほんとに素直な子だ。
そのつもりで付き合って」
ミーナは、ほっとした表情で深くうなずいた。
『お父さんの祖国を助けたい』
あの言葉は、少し寂しかったが、自分には寂しいと感じる資格すらないのだ。
「ミネットさんは、俊也さんとつながって幸せそうですか?」
「それは俺の口から言うことじゃない。
ミネットを見てと言うしかない」
ミーナは、さも嬉しそうにうなずいた。
つまり、俊也はミネットを幸せにしているという自信があるのだ。
俊也はそんなミーナを見て、「いい人だ」判定をした。
「深い事情は聞かない。
俺も一人の女性と、新たに出会ったつもりで付き合う。
それでいい?」
「はい」
ミーナは、一人の女性として応えた。
俊也は立ち上がって両腕を広げる。ミーナも立ち上がり、俊也の腕の中へ。
「母娘を抱くだなんて、ちょっぴり抵抗あるけどね」
俊也は本音をさらす。もっと本音をさらせば、背徳感的なときめきも少々。
「あら、さっきおっしゃいませんでした?
わたくしは一人の女です」
そう言って、嫣然と微笑む。
さすがの貫禄。俊也は感心しながらミーナを抱きしめた。ミーナは目を閉じる。
目を閉じたら、ミーナは、いよいよミネットと重なって見える。ミネットより少し大きな目は、ミーナの特長だから……。ミネットが美しく歳を重ねたら、こんな感じになるだろう。
俊也は唇を重ねた。舌を差し込んでみる。
お~! 堂々たる応戦。ミーナは俊也の舌の動きに応え、舌を絡める。
お、このお味……。ミーナと似てるね! 前にも触れたが、俊也はパートナーの体液から、魔力の質を感じ取れるようになっていた。
これは鍛えがいがありそう! ミーナより、かなり薄味だけど……。
俊也はミーナの修行の手始めに、彼女の着衣を脱がせた。
ボディーラインに、若干のゆるみは感じられるが……。お見事!
俊也はルマンダより柔らかなおっぱいに、むしゃぶりついた。
年齢は聞いてないが、はっきり言ってルマンダより少し老けて見える。
地球年齢で言えばアラフォー? いわゆる熟女の域ですよ、熟女の!
抱きしめると、ルマンダとはまた違った柔らかさがある。人間をダメにするというヨ〇ボー的な?
ほとんど後宮の深窓に、籠っていたこともあるだろうが。
咲ききって 薔薇の形を 超えけるも
俊也は高校の教科書に出てきた俳句を思い出す。崩れる直前の美。ある意味危うさを秘めた華やぎ? そんな感じ。
なんだかほっとできる気がする。彼の嫁は、ルマンダや静香以外、みんなどこかに稚(わか)さを感じさせるから。
俊也はミーナのおっぱいの谷間に顔を埋めた。ルマンダほどでかくはないが、くつろげる柔らかさ。
美人顔を無視したら、「おかあちゃん」と呼びたいような。
俊也は、おっぱいからす~と舌を這わせ内ももに。薔薇の核心に唇を。
やっぱりミネットの香りに似ている。
こちらの女性は、地球の魔力を持たない女性と全く違っている。色々な香りとお味が楽しめる。
それでは謹んで。元王妃様。あなたは嫁たち以上に、窮屈で寂しい思いをしてきたはずです。
ミネットの蜜を薄めたような味に加え、ほろ苦さが感じられます。
俊也の口唇技に、ミーナはつつましく喘ぎ始めた。
あれっ? この反応、なんだかぎこちなく感じられる。
姿かたちは「咲ききって」いるけど、こなれた反応ではない。エンランやマサラの方が、もっと派手だったですよ?
娘さんのミネットだって……、そうか、ミーナさん、そちらの方でも案外寂しかったんですね?
ヒーヒー言わせてやる! 俊也のファイティングスピリットは、メラメラと燃え上がった。
「少し話をしようか。ムードなさすぎ」
ミーナは苦笑して手を止めた。俊也はソファーを勧める。意識的に砕けた話し方をしているのは、年齢や社会的な地位の壁を、無視する意図を知らしめるためだ。
「率直に聞きたいんだけど、ミストはナームを併合したいの?」
俊也はマグカップにウイスキーを入れ、ポットからお湯を注ぐ。
「はっきり言って、併合してもメリットはありません」
ミーナの答えは、俊也の想像通りだった。
「つまり、相手の魔法戦力をそいだら、放っておく方がお得?」
「さようでございます。
ナームは貧しさから治安も乱れ、民衆は飢えております。
ナーム王朝が崩壊したら、ミストはもとより、イスタルトにも多大な影響がでるでしょう」
俊也はうなずきながら、ミーナにお湯割りを勧める。ミーナは礼を言い、一口飲む。
「あったまる……。どんなお酒ですか?
そんなにお湯をいれても、度数が高いようですが」
「バーボンウイスキー。
とうもろこしを原料にした蒸留酒」
俊也も一口すする。
「ありがとうございます。
それに、兄に大感謝です。ミネットさんをあんなに優しく育ててくれて。
わたくしとのこと、話したのでしょ?」
「全部話したよ。
血のつながりは関係ない。
あなたと初めて出会ったつもりで付き合え。
そうアドバイスした。
ほんとに素直な子だ。
そのつもりで付き合って」
ミーナは、ほっとした表情で深くうなずいた。
『お父さんの祖国を助けたい』
あの言葉は、少し寂しかったが、自分には寂しいと感じる資格すらないのだ。
「ミネットさんは、俊也さんとつながって幸せそうですか?」
「それは俺の口から言うことじゃない。
ミネットを見てと言うしかない」
ミーナは、さも嬉しそうにうなずいた。
つまり、俊也はミネットを幸せにしているという自信があるのだ。
俊也はそんなミーナを見て、「いい人だ」判定をした。
「深い事情は聞かない。
俺も一人の女性と、新たに出会ったつもりで付き合う。
それでいい?」
「はい」
ミーナは、一人の女性として応えた。
俊也は立ち上がって両腕を広げる。ミーナも立ち上がり、俊也の腕の中へ。
「母娘を抱くだなんて、ちょっぴり抵抗あるけどね」
俊也は本音をさらす。もっと本音をさらせば、背徳感的なときめきも少々。
「あら、さっきおっしゃいませんでした?
わたくしは一人の女です」
そう言って、嫣然と微笑む。
さすがの貫禄。俊也は感心しながらミーナを抱きしめた。ミーナは目を閉じる。
目を閉じたら、ミーナは、いよいよミネットと重なって見える。ミネットより少し大きな目は、ミーナの特長だから……。ミネットが美しく歳を重ねたら、こんな感じになるだろう。
俊也は唇を重ねた。舌を差し込んでみる。
お~! 堂々たる応戦。ミーナは俊也の舌の動きに応え、舌を絡める。
お、このお味……。ミーナと似てるね! 前にも触れたが、俊也はパートナーの体液から、魔力の質を感じ取れるようになっていた。
これは鍛えがいがありそう! ミーナより、かなり薄味だけど……。
俊也はミーナの修行の手始めに、彼女の着衣を脱がせた。
ボディーラインに、若干のゆるみは感じられるが……。お見事!
俊也はルマンダより柔らかなおっぱいに、むしゃぶりついた。
年齢は聞いてないが、はっきり言ってルマンダより少し老けて見える。
地球年齢で言えばアラフォー? いわゆる熟女の域ですよ、熟女の!
抱きしめると、ルマンダとはまた違った柔らかさがある。人間をダメにするというヨ〇ボー的な?
ほとんど後宮の深窓に、籠っていたこともあるだろうが。
咲ききって 薔薇の形を 超えけるも
俊也は高校の教科書に出てきた俳句を思い出す。崩れる直前の美。ある意味危うさを秘めた華やぎ? そんな感じ。
なんだかほっとできる気がする。彼の嫁は、ルマンダや静香以外、みんなどこかに稚(わか)さを感じさせるから。
俊也はミーナのおっぱいの谷間に顔を埋めた。ルマンダほどでかくはないが、くつろげる柔らかさ。
美人顔を無視したら、「おかあちゃん」と呼びたいような。
俊也は、おっぱいからす~と舌を這わせ内ももに。薔薇の核心に唇を。
やっぱりミネットの香りに似ている。
こちらの女性は、地球の魔力を持たない女性と全く違っている。色々な香りとお味が楽しめる。
それでは謹んで。元王妃様。あなたは嫁たち以上に、窮屈で寂しい思いをしてきたはずです。
ミネットの蜜を薄めたような味に加え、ほろ苦さが感じられます。
俊也の口唇技に、ミーナはつつましく喘ぎ始めた。
あれっ? この反応、なんだかぎこちなく感じられる。
姿かたちは「咲ききって」いるけど、こなれた反応ではない。エンランやマサラの方が、もっと派手だったですよ?
娘さんのミネットだって……、そうか、ミーナさん、そちらの方でも案外寂しかったんですね?
ヒーヒー言わせてやる! 俊也のファイティングスピリットは、メラメラと燃え上がった。
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