【R18】猫は異世界で昼寝した

nekomata-nyan

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168 大盤振る舞い

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 魔法練習場。

「ファイアアロー!」
「アイスアロー!」
「ニードルアタック!」
 研修生三人は、喜々として魔法を放つ。彼女たちは思っている。
だって~、ずっと館でいられそうなんだもん! 

俊也とのセックスが解禁され、何度か体験を重ねるうちに、彼女たちの気は重くなっていった。

何年かしたら、館を離れなければならない。

それが昨日、伯爵は約束してくれた。私達の自由を王に強く進言すると。

きっと俊也さんや幹部の人たちが、うまく話してくれたのだ。

「みんなご機嫌ね。ゆうべはどうだった?
レジ形態の味」
 フラワーが声をかけてきた。

「それはもう、ケモノって感じでした。
私たちもケモノ? 
不思議ですよね? 
本当なら、絶対見られたくない秘め事を二人に見られる。
いっそうのっちゃうんです」
 お調子者のバーバラが答える。

「それが館の嫁のセックスよ」
 フラワーが笑顔で答える。

「嫁!」
 ソフィアはびっくりして言った。

「嫁にしてもらえるんですか?」
 クラリスも驚いた。自分たちはよそから来たお客さん。その意識があったから。

「しょうがないでしょ? 
俊也が気に入っちゃたんだから。
俊也の嫁は強くなければ嫁じゃない。
ミスト有事にしっかり働けるよう、修行に励みなさい。
俊也の顔をつぶさないでね」

「はい!」
 三人は口をそろえて応えた。

「どうしますか?」
 ルラは、肩を並べて、研修生を見守るミーナに聞いた。

「何を、ですか?」
 ミーナはきょとんとして聞く。

「もちろん嫁になるかどうかです」
 エレンがニマニマして言う。

「無理でしょ? 出戻りだし、年もずっと上」
 ミーナは自嘲気味に答える。

「あらっ、私の方がずっと上ですよ。
それに私は未亡人。
それでも俊也さんの嫁です」
 ルマンダが、四人と一歩控えたところで言う。

ルマンダのお腹は、はっきりわかるほど膨らんできた。
来年ぐらいには産めるかもしれない。静香さんとどっちが先かな?
 俊也さんの嫁は出産レースの展開が読めない。

「まだまだ大丈夫ですよ。子ども。頑張ってみたらどうですか?」
 研修生たちのそばから帰って来たフラワーが言う。

「嫁だと思ってくれるかしら?」
 ミーナは不安げな表情で言う。

「元ミスト妃を、いきなり呼び捨てですよ。
もう嫁だと思ってます」
 ルラは力強く言った。ミーナは表情を崩しうなずいた。


「エロい下着、いっぱい買って来たぞ~! 
バイト代、ばっちり入ったから」
 館から俊也の声が響いた。若い研修生とミーナは、きゃ~と嬌声を上げた。
 
以前は大問題だった女性用下着の購入。そうだ、ネット通販があるじゃない。
俊也には強い味方があった。
カナや静香の名前で発注したら全然問題なし!


 館のリビング。俊也が持ち帰った下着入りダンボールがどっさり。
 各人名前が書いてあり、ミーナと研修生嫁は、ダンボールを開けてみる。

 バイト代、すなわちミストから支払われた「傭兵」としての報酬が、ど~んと入った。
 地球で大量の金貨を売るわけにもいかないが、下着代程度ならなんとでもなる。
 そこで俊也は、スカイツリーから飛び降りる覚悟で大人買い。

 やっぱり心臓に悪かった。

「や~ん、前のよりすけすけだ~!」
 クラリスがおパンティを広げる。そうだね、クラリス。面積は広めだけど、遮蔽機能はほとんど無視している逸品だ。
 俊也が目を細めて満足げにうなずく。

「黒のひもパンだ! これ、欲しかったんですよね!」
 ソフィアは、サイドのひもをほどいてみる。
「や~ん、俊也さんにほどかれると思うと、どきどきする!」
 いやね、ソフィア。それって無理にほどかなくても、普通に脱がせること可能だから。でも、いいかも……。

「これって、お子ちゃま用じゃないですか?
ちっちゃ!
スケスケだけど」
 バーバラはピンクのベビードールを胸にあてる。

 そりゃ「ベビードール」という名前がついてますからね。でも間違いなく「大人用」です。

「みんな、お礼にここで着替えましょうか?」
 ミーナが真顔で提案。もともと生真面目な彼女。「嫁」として夫にサービスしなくては、という使命感に駆られている。

「や~ん! そんなのムリですよ!」
 といいながら、クラリスは、すとんとスカートを落とす。

「俊也さん、見ちゃダメですよ!」
 見ないわけないと思いながら、ソフィアもスカートを脱ぐ。

「これって、下、着けない方がいいですよね?」
 バーバラは、上着を脱いで、ブラウスのボタンを外し始める。

 俊也とミーナは、ウムウムとうなずく。

 ふと俊也は、隣のミーナを見る。俊也は目で訴える。

『ミーナは?』

「後で! 今夜は私の夜伽当番ですから」
 慌てて首を横に振るミーナだった。
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