228 / 230
228 お約束すぎる妨害工作
しおりを挟む
228 お約束すぎる妨害工作
※もうすぐこの作品完結予定です。次は年末あたりに、R18ではなく『なろう』に投稿した作品を少しいじって、という心づもりです。
◇ ◇ ◇
ショッピングモール開店当日。
臨時に増やした乗合馬車は、早朝から街道に連なっている。
街道外れの林に、ゲルト一家の子分たちが集結していた。
ゲルト一家は、キャンベル商会と裏でつながるヤクザ者たちだ。
子分たちは、理由も聞かされず、「とにかく馬車を止めて、通れなくしろ」と、親分から命令されていた。
その目的は、子分たちも当然見当がついている。
彼らは内心びくびくものだ。なにせイスタルト王の商売を妨害するのだから。
また、王の共同経営者は、恐ろしい魔導師だという噂も聞いていた。
だが、親分の命令は絶対だ。
「いくぞ!」
アニキ分は、やけくそで号令をかけた。
「おう」
十人の悪党モブキャラどもは、仕方なく突撃した。
「でた~! 待ってたよ!」
少女が御者席から飛び降りた。
悪党どもにとって不運なことに、その馬車に乗っていたのはクレオだった。
クレオはライトソードをモブキャラに、一閃、二閃、三閃……。光が走るたび両足を刈っていく。
計二十本のすねが、きれいに折れたところで完全決着。
「安心してね。
ショッピングモールで、車いすも販売してるから!
どうぞごひいきに!」
魔法主体のメンバーやコピー乙女なら、気絶させられるだけで済んだだろう。
合掌……。
一方ショッピングモールでは、前日からの泊まり込み客や、朝一番で乗り込んだ近隣客が、どっと詰めかけていた。
「うあ~! 出店がいっぱい!」
「ふーどこーと、っていうらしいよ」
「もふもふ動物園!」
「はいはい。手を離しちゃダメよ。
迷子になっちゃうから」
「ちょこばななって何?」
「くれーぷってなんだろう?」
「たこやき? 早く食べてみようよ!」
「朝ごはん食べたばかりでしょ」
「食べたい! 食べたい! 食べたい!」
親子連れや、若いカップルなど、微笑ましい光景が繰り広げられている。
人相の悪い連中が五組、二人ずつに別れ、人混みにまぎれていた。
「アニキ、なんか場違いな感じしません?
なんつ~か…健康的?」
「とにかくなんでも因縁つければいいんだ。
俺たちは不健康が売りなんだから」
「はあ……。じゃ、ちょこばなな、ってやつ買ってみます。
なんかあれ、真っ黒で不気味ですよね?」
そう言ってチンピラAが、並んでいる客を押しのけ、最前列に割り込む。
「お客さん、困りますね。
ちゃんと並んでください」
超美麗の売り子が、冷たく笑って言う。
「あ~、なんだって?」
チンピラAは、すごもうとして、ピキンと固まった。
「一家とあなたの名前、大きな声で言ってください。
そして何をしようとしていたのかも」
美麗売り子は、冷ややかな声で命じる。
「キーツ一家!
名前はミック。
ちょこばななの中にハエをいれて、因縁つけようとしました!」
「そうなんですか。下っ端のようですね?
あなたのアニキ?
その人に、思い切り抱きつきなさい。
そしてディープにキスを」
「はい! ミック、いきまーす!」
チンピラAは、人混みから外れたところで、様子をうかがうアニキ分に駆け寄った。
「アニキ、前から大嫌いでした!」
グイ、ガバ、ブチュー!
あっけにとられていたアニキ分は、弟分に抱きしめられ、激しく唇を奪われた。
そのチンピラが選んだチョコババナは、フラワーが担当していた。
世にも不幸なチンピラ義兄弟は、彼女の育児ストレス発散の、手段とされた。
フラワーの精神魔法は、目を合わせるだけで、相手を操れる域に達していた。
この義兄弟コンビに、愛が生まれたかどうかは知らない。
ショッピングモールに来ていた、キーツ一家全員は、何らかの形でひどい目にあい、拘束された。
彼らの背後で、チア衣装のコピー乙女がキツネダンスを踊る。
手錠をかけられたムサイチンピラたちは、意思に反し、両手の指でキツネを作り、体をリズミカルに揺する。
日頃から、キーツ一家を疎んでいた客たちは拍手喝采。
それらのアトラクションは、グランドオープンに毒花を添えた。
乗合馬車襲撃犯は、肉体的ダメージをこうむり、ショッピングモール妨害犯は、精神的ダメージを負った。
どちらがより不運だったのか、読者様の判断にゆだねます。
時刻は午後六時。日没前にショッピングモールは閉店。嫁や愛人たちが中央広場に集合。
コピー乙女たちは、チア衣装のままで、後片付けや明日の商品を準備している。
衣装が変えられないのは、コピー乙女たちの欠点といえば欠点だが、ふりふりのスカートがひらひらと……。
コピーされた当人にとっては、いささか気恥ずかしい。
もちろん発案者俊也にとっては超眼福。
「みんな、ご苦労さん!
売り上げは見積もりの倍以上!
明日二日目も頑張っていきましょう!
ささやかだけど、楽しんで!」
俊也が嫁や愛人たちをねぎらい、祝宴は開始された。
「みんな、お酒が入る前に、俊也さんを胴上げしよう!」
クレオが提案する。彼女は大使館で、某関西の球団が、日本一になった場面を見てしまった。
全然上がってないじゃん!
あれじゃつまんない。
そんな感想を持ってしまった。
「どうしたの?
みんな、やらないの?」
クレオの提案に乗ってくるものはいなかった。妊婦のブルーは、この場にいなかった。
つまり、みんな良識をわきまえた者ばかり。
「ノリが悪いわね。
じゃ、一人胴上げ!」
クレオは俊也に駆け寄った。俊也の顔はひきつった。
「クレオさん、いやクレオ様!
できたら……、ぎぃや~~~!」
俊也の体は、高く舞い上がった。
「おらい~、おら~~い!」
ぽすん。クレオは見事俊也を、お姫様抱っこでキャッチ。
「俊也さん、気持ちよかった?」
クレオには、悪気のかけらもない。だから余計にタチが悪い。
「俊也さん! 俊也さん!」
クレオは慌てた。気づいたら俊也は、ひきつった顔のまま、目を大きく開け気絶しているようだ。
十数メートルの高さに飛ばされ、ゴムもないままバンジージャンプを強制された状況、想像していただきたい。
「クレオさん、アニキの弱点教えて上げる。
水と高いところが超苦手なの」
哀れな兄に代わり、朝陽がそう言った。菜摘と共に彼女は、今日助っ人に来ていた。
「ハハハ……、まずかった?」
クレオは笑ってごまかそうとした。
「多分、一週間ぐらいエッチしてもらえないよ」
ルラの言葉に、膝から崩れ落ちるクレオだった。
※もうすぐこの作品完結予定です。次は年末あたりに、R18ではなく『なろう』に投稿した作品を少しいじって、という心づもりです。
◇ ◇ ◇
ショッピングモール開店当日。
臨時に増やした乗合馬車は、早朝から街道に連なっている。
街道外れの林に、ゲルト一家の子分たちが集結していた。
ゲルト一家は、キャンベル商会と裏でつながるヤクザ者たちだ。
子分たちは、理由も聞かされず、「とにかく馬車を止めて、通れなくしろ」と、親分から命令されていた。
その目的は、子分たちも当然見当がついている。
彼らは内心びくびくものだ。なにせイスタルト王の商売を妨害するのだから。
また、王の共同経営者は、恐ろしい魔導師だという噂も聞いていた。
だが、親分の命令は絶対だ。
「いくぞ!」
アニキ分は、やけくそで号令をかけた。
「おう」
十人の悪党モブキャラどもは、仕方なく突撃した。
「でた~! 待ってたよ!」
少女が御者席から飛び降りた。
悪党どもにとって不運なことに、その馬車に乗っていたのはクレオだった。
クレオはライトソードをモブキャラに、一閃、二閃、三閃……。光が走るたび両足を刈っていく。
計二十本のすねが、きれいに折れたところで完全決着。
「安心してね。
ショッピングモールで、車いすも販売してるから!
どうぞごひいきに!」
魔法主体のメンバーやコピー乙女なら、気絶させられるだけで済んだだろう。
合掌……。
一方ショッピングモールでは、前日からの泊まり込み客や、朝一番で乗り込んだ近隣客が、どっと詰めかけていた。
「うあ~! 出店がいっぱい!」
「ふーどこーと、っていうらしいよ」
「もふもふ動物園!」
「はいはい。手を離しちゃダメよ。
迷子になっちゃうから」
「ちょこばななって何?」
「くれーぷってなんだろう?」
「たこやき? 早く食べてみようよ!」
「朝ごはん食べたばかりでしょ」
「食べたい! 食べたい! 食べたい!」
親子連れや、若いカップルなど、微笑ましい光景が繰り広げられている。
人相の悪い連中が五組、二人ずつに別れ、人混みにまぎれていた。
「アニキ、なんか場違いな感じしません?
なんつ~か…健康的?」
「とにかくなんでも因縁つければいいんだ。
俺たちは不健康が売りなんだから」
「はあ……。じゃ、ちょこばなな、ってやつ買ってみます。
なんかあれ、真っ黒で不気味ですよね?」
そう言ってチンピラAが、並んでいる客を押しのけ、最前列に割り込む。
「お客さん、困りますね。
ちゃんと並んでください」
超美麗の売り子が、冷たく笑って言う。
「あ~、なんだって?」
チンピラAは、すごもうとして、ピキンと固まった。
「一家とあなたの名前、大きな声で言ってください。
そして何をしようとしていたのかも」
美麗売り子は、冷ややかな声で命じる。
「キーツ一家!
名前はミック。
ちょこばななの中にハエをいれて、因縁つけようとしました!」
「そうなんですか。下っ端のようですね?
あなたのアニキ?
その人に、思い切り抱きつきなさい。
そしてディープにキスを」
「はい! ミック、いきまーす!」
チンピラAは、人混みから外れたところで、様子をうかがうアニキ分に駆け寄った。
「アニキ、前から大嫌いでした!」
グイ、ガバ、ブチュー!
あっけにとられていたアニキ分は、弟分に抱きしめられ、激しく唇を奪われた。
そのチンピラが選んだチョコババナは、フラワーが担当していた。
世にも不幸なチンピラ義兄弟は、彼女の育児ストレス発散の、手段とされた。
フラワーの精神魔法は、目を合わせるだけで、相手を操れる域に達していた。
この義兄弟コンビに、愛が生まれたかどうかは知らない。
ショッピングモールに来ていた、キーツ一家全員は、何らかの形でひどい目にあい、拘束された。
彼らの背後で、チア衣装のコピー乙女がキツネダンスを踊る。
手錠をかけられたムサイチンピラたちは、意思に反し、両手の指でキツネを作り、体をリズミカルに揺する。
日頃から、キーツ一家を疎んでいた客たちは拍手喝采。
それらのアトラクションは、グランドオープンに毒花を添えた。
乗合馬車襲撃犯は、肉体的ダメージをこうむり、ショッピングモール妨害犯は、精神的ダメージを負った。
どちらがより不運だったのか、読者様の判断にゆだねます。
時刻は午後六時。日没前にショッピングモールは閉店。嫁や愛人たちが中央広場に集合。
コピー乙女たちは、チア衣装のままで、後片付けや明日の商品を準備している。
衣装が変えられないのは、コピー乙女たちの欠点といえば欠点だが、ふりふりのスカートがひらひらと……。
コピーされた当人にとっては、いささか気恥ずかしい。
もちろん発案者俊也にとっては超眼福。
「みんな、ご苦労さん!
売り上げは見積もりの倍以上!
明日二日目も頑張っていきましょう!
ささやかだけど、楽しんで!」
俊也が嫁や愛人たちをねぎらい、祝宴は開始された。
「みんな、お酒が入る前に、俊也さんを胴上げしよう!」
クレオが提案する。彼女は大使館で、某関西の球団が、日本一になった場面を見てしまった。
全然上がってないじゃん!
あれじゃつまんない。
そんな感想を持ってしまった。
「どうしたの?
みんな、やらないの?」
クレオの提案に乗ってくるものはいなかった。妊婦のブルーは、この場にいなかった。
つまり、みんな良識をわきまえた者ばかり。
「ノリが悪いわね。
じゃ、一人胴上げ!」
クレオは俊也に駆け寄った。俊也の顔はひきつった。
「クレオさん、いやクレオ様!
できたら……、ぎぃや~~~!」
俊也の体は、高く舞い上がった。
「おらい~、おら~~い!」
ぽすん。クレオは見事俊也を、お姫様抱っこでキャッチ。
「俊也さん、気持ちよかった?」
クレオには、悪気のかけらもない。だから余計にタチが悪い。
「俊也さん! 俊也さん!」
クレオは慌てた。気づいたら俊也は、ひきつった顔のまま、目を大きく開け気絶しているようだ。
十数メートルの高さに飛ばされ、ゴムもないままバンジージャンプを強制された状況、想像していただきたい。
「クレオさん、アニキの弱点教えて上げる。
水と高いところが超苦手なの」
哀れな兄に代わり、朝陽がそう言った。菜摘と共に彼女は、今日助っ人に来ていた。
「ハハハ……、まずかった?」
クレオは笑ってごまかそうとした。
「多分、一週間ぐらいエッチしてもらえないよ」
ルラの言葉に、膝から崩れ落ちるクレオだった。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】幼馴染にフラれて異世界ハーレム風呂で優しく癒されてますが、好感度アップに未練タラタラなのが役立ってるとは気付かず、世界を救いました。
三矢さくら
ファンタジー
【本編完結】⭐︎気分どん底スタート、あとはアガるだけの異世界純情ハーレム&バトルファンタジー⭐︎
長年思い続けた幼馴染にフラれたショックで目の前が全部真っ白になったと思ったら、これ異世界召喚ですか!?
しかも、フラれたばかりのダダ凹みなのに、まさかのハーレム展開。まったくそんな気分じゃないのに、それが『シキタリ』と言われては断りにくい。毎日混浴ですか。そうですか。赤面しますよ。
ただ、召喚されたお城は、落城寸前の風前の灯火。伝説の『マレビト』として召喚された俺、百海勇吾(18)は、城主代行を任されて、城に襲い掛かる謎のバケモノたちに立ち向かうことに。
といっても、発現するらしいチートは使えないし、お城に唯一いた呪術師の第4王女様は召喚の呪術の影響で、眠りっ放し。
とにかく、俺を取り囲んでる女子たちと、お城の皆さんの気持ちをまとめて闘うしかない!
フラれたばかりで、そんな気分じゃないんだけどなぁ!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――
のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」
高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。
そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。
でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。
昼間は生徒会長、夜は…ご主人様?
しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。
「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」
手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。
なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。
怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。
だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって――
「…ほんとは、ずっと前から、私…」
ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。
恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。
敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています
藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。
結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。
聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。
侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。
※全11話 2万字程度の話です。
セクスカリバーをヌキました!
桂
ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。
国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。
ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……
欲張ってチートスキル貰いすぎたらステータスを全部0にされてしまったので最弱から最強&ハーレム目指します
ゆさま
ファンタジー
チートスキルを授けてくれる女神様が出てくるまで最短最速です。(多分) HP1 全ステータス0から這い上がる! 可愛い女の子の挿絵多めです!!
カクヨムにて公開したものを手直しして投稿しています。
男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件
美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…?
最新章の第五章も夕方18時に更新予定です!
☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。
※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます!
※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。
※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる