夢追い人~異世界に飛ばされた残念な男は気ままに暮らす~

夜夢

文字の大きさ
93 / 227
第13章 新しい敵は魔法国家

05 メッセンジャー

しおりを挟む
    アップルが来てから数日後、再び範囲内に人間の反応があった。

「マナト様、また人間の反応…ってまたプリメーラ様と…。」

    マナトは屋敷にて椅子に腰掛け、プリメーラを上に乗せて楽しんでいた。

「マナトさまぁっ…♪まだ足りないですかぁっ?」

「足りないね、全然足りない。だってまだ孕まな…おっ?プリメーラ、おめでとう!今ので孕んだぞ?」

「や、やりましたっ♪やっとマナト様の…っ!う…うぅっ…。」

    プリメーラは愛斗に抱きつきながら涙を流してよろこんでいた。

「これで全エルフが孕んだな。プリメーラ、良く付き合ってくれた。」

「マナト様…♪立派な子を産みますわっ…♪」

「あの~…もう良いですかね?何か人間が来てるみたいですよ?街の外にある建物に近づいてますけど…。」

「何?あそこにはアップル達しかいない…まぁ…魔族化してるから人間には負けないだろうが。取り敢えず行くか。プリメーラ、身体を大事にな?」

「はいっ♪いってらっしゃいませ、アナタ♪」

    プリメーラは愛斗にキスをし、上から降りた。愛斗は転移で人間達の後ろに飛んだ。

「誰だ。此処に何用だ?」

    彼女達は両手を上に挙げ、そのまま口を開いた。 

「わ、私達はメッセンジャーだ。ピカトリクスから言伝てがある。振り向いても宜しいか?」

「ふむ。許す。此方を向け。」

    彼女達は15人。ゆっくりと手を挙げたまま此方を振り向いた。

「「「「えっ?な、何で裸!?し、しかも、お、大きくしてるっ!?」」」」

「あぁ。さっきまでヤってたからな。で話は?」

    リーダーの女が前に出て言った。

「その前に…貴方がグリモアの国王、マナト・シーナで良いか?」

「ああ。俺がマナトだが、それが何か?」

「済まないが…この首輪を見て貰えないだろうか?」

   愛斗は言われて首を見る。

「封印の首輪?」

「わ、分かるのか?」

「まぁな。で、それが? 

「後2、3日で爆発する。どうか解除して欲しい。」

「タダで?」

「私達はピカトリクスでは犯罪者扱いだ。帰る場所ももう無い。だから…これを外してくれたら私達全員マナト様に従うと誓う。」

「ほう?まぁ良いか。じゃあ外してやる。」

    愛斗はサークル状に膨大な魔力を放出し、首輪を全て外してやった。

「「「は、外れた?」」」

    皆は首を擦ったりして確認していた。

「ありがとう…。では…国王からの言伝てだ。国民の意思を統一させるまで1ヶ月時間が欲しいらしい。が、これは嘘だ。」

「は?」

「その1ヶ月で研究中の魔導ゴーレムを完成させ、エルフの国に攻め入るつもりだろう。私達は時間稼ぎに使われたのだ。身体を使って時間を稼げと言う事だろう。」

「成る程ね。じゃあ折角だし使わせて貰おうかな。今家を創るから待っててくれ。」

    そう言って愛斗はアップル達の家の隣に新しく家を建てた。見た目は同じだが、中身は空間拡張され広くなっている。

「す、凄い…!家が一瞬で…!?」

「さぁ、入ってくれ。あ、まだ話の途中だったな。続きはベッドで話そうか。」

「ふ…ふふっ…。容赦ないな…。分かった。私からで良いかな?」

「結構だ。さぁ、行こうか。」

    愛斗は全員を裸にし、ベッドルームに並べた。年齢から体型まで様々だ。

「で、お前達犯罪者とか言ったっけ?何したの?」

「んっ♪わ、私達はピカトリクスで禁呪とされている魔法を密かに研究していただけだ。あっ♪」

「禁呪ねぇ。内容は?」

「【ゲート】よ。魔界に行く為の魔法。あぁんっ♪」

「ほ~。まだ研究している程度なのか。もうとっくに使える奴が居るのにか。」

「えっ?あっあぁぁぁぁっ♪膣内射精ぃっ…♪【ゲート】…使える人が…いる…のぉっ…?」

「ああ。元勇者パーティーのバーミラって奴がな。お前等魔界に行くつもりか?何しに?」

    愛斗は次の女を呼び再び剛直を突き刺してやった。

「あぁぁぁぁっ♪気持ち良いぃっ♪班長のぬるぬるがぁっ…♪あっあっあっ♪」

「魔界には魔王が居るのでしょう?私達は魔王に興味があるの。何でも人を魔族に変えたり出来るとか。」

「ああ。今やってる。さっき注いだから魔力上がってんだろ?気付かないか?」

    班長は言われてから身体を調べた。

「う、嘘…。上がってる!あ、貴方は…まさか…!」

「ああ。俺が魔王だ。因みに魔族が悪とか言ってる愚か者には死を与える様にしている。」

「ま、魔王…!魔族が悪なんて言いがかりだと知っていますよ。それでも魔族を悪にしておきたいのは、戦をしたい国か、勇者を召喚したい国だけですよ。それより…魔族化について教えて頂きたいのですが…。」

    愛斗は彼女達に魔族化について話した。

「な、成る程。魔族が人間と身体を交えて魔力を流し込むのですね。で、限界を超えたら魔族になり、魔力もはね上がる…と。す、素晴らしい…!」

「あ、アップル達はもう魔族になったぞ?知ってる?アップル?」

「あ、偵察部隊の…。成る程、此処に居たのですね。魔族化については分かりました。では…魔法国家ピカトリクスはどうするのです?」

    愛斗は次の女を抱きながら言った。

「1ヶ月後に攻めて来るんだろ?なら待つ。で、全てを粉砕した後国王を殺す。その後は支配してやりたい放題かな。言ったろ?従うか戦うかと。戦うならそれ位覚悟がある筈だ。俺は遠慮なくヤらせて貰うだけだ。」

「魔導ゴーレムに勝てるのですか?」

「クズ鉄で俺をどうにか出来るかよ。しかもまだ未完成だろ?こっちはもう創ろうと思えば創れるっつーの。」

「んあぁぁぁっ♪中にじわぁってぇっ…♪今日危険日ぃっ…♪危険日中出し気持ち良いぃっ♪魔王様の赤ちゃん出来ちゃったぁっ♪」

「お、マジか。良くやった。魔族になりたいなら後でまた来なよ。」

「なるぅ…♪魔族になるぅっ♪マナトさまぁ~♪もっと射精してぇっ♪」

「うむ。全員順番な。で、話はもう良いかな?ピカトリクスなんて国、どうでも良いわ。それより、俺はお前達と楽しみたい!」

    班長は笑いながら言った。

「此処に来た時点で私達はもうマナト様のモノです。何をしても構いませんよ?好きなだけ抱いて愛でて下さいませ、マナト様…♪」

「15人か…。こりゃあ渇く暇も無いな。よ~し、やるぞ~。」

「「「「私にくださぁ~い♪」」」」

    彼女達はベッドで四つん這いになり、割れ目を開いて並んでいた。

「絶景かな絶景かな♪じゃあやっちゃおうかなぁ~♪」

    ぬちゅっ…。

「あぁぁぁんっ♪逞しいオチンポきたぁっ♪ズポズポしてぇっ♪いっぱい膣内に射精してぇぇんっ♪はぁぁっ、あっあっあっあぁぁぁぁんっ♪」

「今からロシアンルーレットな~。全員サークル状に並べ~。1突きずつやってまわるから射精されたら抜けて行けよ~。最後まで残った奴は…嫁に迎えよう。気合い入れて締めろよ?」

「「「「よ、嫁っ!?は、はいっ!!」」」」

    愛斗は全員を1突きしながら回る。どの穴も良く締まっていて気持ち良かった。

「あぁぁぁっ♪射精されちゃったぁぁ…。」

「はい、アウト~。休んでな。次行ってみよ~。」

    愛斗は再び突いて回る。これを今13回続けた。残ったのは…。

「班長っ!負けませんからっ!」

「にゃにおぅ!小さいだけのお前に負けてたまるかぁ!」

    戦いは佳境を迎えていた。 
しおりを挟む
感想 252

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

【完結】剣の世界に憧れて上京した村人だけど兵士にも冒険者にもなれませんでした。

もる
ファンタジー
 剣を扱う職に就こうと田舎から出て来た14歳の少年ユカタは兵役に志願するも断られ、冒険者になろうとするも、15歳の成人になるまでとお預けを食らってしまう。路頭に迷うユカタは生きる為に知恵を絞る。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

男女比がおかしい世界の貴族に転生してしまった件

美鈴
ファンタジー
転生したのは男性が少ない世界!?貴族に生まれたのはいいけど、どういう風に生きていこう…? 最新章の第五章も夕方18時に更新予定です! ☆の話は苦手な人は飛ばしても問題無い様に物語を紡いでおります。 ※ホットランキング1位、ファンタジーランキング3位ありがとうございます! ※カクヨム様にも投稿しております。内容が大幅に異なり改稿しております。 ※各種ランキング1位を頂いた事がある作品です!

卒業パーティーのその後は

あんど もあ
ファンタジー
乙女ゲームの世界で、ヒロインのサンディに転生してくる人たちをいじめて幸せなエンディングへと導いてきた悪役令嬢のアルテミス。  だが、今回転生してきたサンディには匙を投げた。わがままで身勝手で享楽的、そんな人に私にいじめられる資格は無い。   そんなアルテミスだが、卒業パーティで断罪シーンがやってきて…。

セクスカリバーをヌキました!

ファンタジー
とある世界の森の奥地に真の勇者だけに抜けると言い伝えられている聖剣「セクスカリバー」が岩に刺さって存在していた。 国一番の剣士の少女ステラはセクスカリバーを抜くことに成功するが、セクスカリバーはステラの膣を鞘代わりにして収まってしまう。 ステラはセクスカリバーを抜けないまま武闘会に出場して……

敵に貞操を奪われて癒しの力を失うはずだった聖女ですが、なぜか前より漲っています

藤谷 要
恋愛
サルサン国の聖女たちは、隣国に征服される際に自国の王の命で殺されそうになった。ところが、侵略軍将帥のマトルヘル侯爵に助けられた。それから聖女たちは侵略国に仕えるようになったが、一か月後に筆頭聖女だったルミネラは命の恩人の侯爵へ嫁ぐように国王から命じられる。 結婚披露宴では、陛下に側妃として嫁いだ旧サルサン国王女が出席していたが、彼女は侯爵に腕を絡めて「陛下の手がつかなかったら一年後に妻にしてほしい」と頼んでいた。しかも、侯爵はその手を振り払いもしない。 聖女は愛のない交わりで神の加護を失うとされているので、当然白い結婚だと思っていたが、初夜に侯爵のメイアスから体の関係を迫られる。彼は命の恩人だったので、ルミネラはそのまま彼を受け入れた。 侯爵がかつての恋人に似ていたとはいえ、侯爵と孤児だった彼は全く別人。愛のない交わりだったので、当然力を失うと思っていたが、なぜか以前よりも力が漲っていた。 ※全11話 2万字程度の話です。

この世界、イケメンが迫害されてるってマジ!?〜アホの子による無自覚救済物語〜

具なっしー
恋愛
※この表紙は前世基準。本編では美醜逆転してます。AIです 転生先は──美醜逆転、男女比20:1の世界!? 肌は真っ白、顔のパーツは小さければ小さいほど美しい!? その結果、地球基準の超絶イケメンたちは “醜男(キメオ)” と呼ばれ、迫害されていた。 そんな世界に爆誕したのは、脳みそふわふわアホの子・ミーミ。 前世で「喋らなければ可愛い」と言われ続けた彼女に同情した神様は、 「この子は救済が必要だ…!」と世界一の美少女に転生させてしまった。 「ひきわり納豆顔じゃん!これが美しいの??」 己の欲望のために押せ押せ行動するアホの子が、 結果的にイケメン達を救い、世界を変えていく──! 「すきーー♡結婚してください!私が幸せにしますぅ〜♡♡♡」 でも、気づけば彼らが全方向から迫ってくる逆ハーレム状態に……! アホの子が無自覚に世界を救う、 価値観バグりまくりご都合主義100%ファンタジーラブコメ!

処理中です...