スキルで快適!異世界ライフ(痛)

夜夢

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第03章 青年期

20 狩り組攻略

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    早朝夜明け前、蓮は里の入り口で狩り組が来るのを待っていた。

「早いじゃない。何時から来てたの?」

「今来た所だ。(転移でな)そっちはお前だけか?」

「直に来るから待ってて。」

    少し待っていると、遅れて1人ずつ待ち合わせ場所にやってきた。

「お待た~。狩り連続なんてどうしたのさ?あの大物だけじゃ足りなかった?」

「う~…眠いです…。」

    全員揃った所で、ララティアが口を開いた。

「揃ったわね。今回はこの獣王様が私達の狩りの腕を見てくれるらしいの。」

「獣王?マジ?」  

「ええ。それと、狩りの腕を見せたら私達の身体も治療してくれる事になってるわ。」

「ん~…?治療?悪い所はないですよ~?」

「今はね。でも将来病気にならないって事は無い。それに、友達から聞いたら私達も妊娠出来る様になるらしいわ。」

「「「「妊娠っ!?」」」」

    皆驚いていた。

「それマジ?私達ライガー種は妊娠しないのが最初から決まってんじゃん?」

「それを何とか出来るそうよ。」

「「「「へぇ~…。」」」」

    蓮が口を開く。

「そろそろ行こうか。夜が開けちまう。」

「そうね。じゃあ…何時もの森に行きましょうか。前回は大物ゲットしたから今回は少な目で良いわ。でもだからといって言って手を抜かない様に。良いわね?」

「「「「は~い。」」」」 

    蓮は取り敢えず少女達の腕を見る事にした。森に入り一時間、蓮は既に何処に何がいるか全て把握している。

「う~ん…居ないわね。なら此処は安全って事ね。此処を拠点にして狩りを行うわよ。皆、テントの準備!」

    少女の1人が蓮の股関を指差して言った。

「…テント。」

「ば、バカじゃないの!?」

「「「「あははははっ♪」」」」

「真面目にやりなさいっ!暗くなったら困るのは私達よ!?」

「まぁまぁ。【クリエイト・一軒家】。」

「「「「「え??」」」」」

    蓮は少女達の目の前に家を創って出した。

「な、何…今の?」

「俺のスキルだ。じゃ、お前達は頑張ってテントでも作ってくれ。俺は一足先に休ませて貰うからよ。」

    蓮は扉を開け中に入った。が、再び扉を開け、ひょっこりと顔だけ出して言った。

「あ、そうだ。近くには今何も居ないぜ?後…この家に入りたかったら全裸になって扉を開けるんだな。そうしないと開かない様にロックしておくからよ。じゃあ~。」

    今度こそ扉は閉まった。

「ララティア、どうする?入れて貰う?」

「ば、バカじゃないの!?入れて貰ったら挿入れられるのがオチよ!私は絶対に入らないからね!ほら、早くベースの準備!」

「「「「い、イエッサー…。」」」」

    初日は拠点を作り夜を向かえた。

「ふぅ…、こんなものかしら。じゃあ見張り番の順番決めよっか。2人と3人に分かれるわよ。」

「リーダー、4人しかいませ~ん。」

「は?」

「リーダー、そこに脱ぎ捨てられた衣服が。これ、【ミズキ】のですよ~。」

「あ、あの子…あの中に入ったの!?い、何時から!?」

    時刻は昼まで戻る。

「お腹…空いた…。…?…すんすん………っ!こ、この匂い…!ミルク煮!どこっ!?……あ、あの人の家から…。…ごくっ。いそいそ……よし。」

    ミズキは皆が森に資材を集めに言っている最中、こっそりと蓮の家に向かった。

「お?いらっしゃい。」

「はわっ!?な、何故脱いで!?」

「全裸で入って来るんだ。こちらも全裸で迎えなきゃ相手に悪いだろう?」

「…意味分かんない…。…すんすん…。お腹…空いた。」

「もう昼だからな。どれ、飯にするか。」

    蓮はソファーから立ち上がりキッチンへと向かう。コンロにはロックバードと野菜のミルク煮が大鍋で完成していた。蓮はそれを1人分だけよそい、テーブルに置いた。

「いただきますっと。ん~…良い出来だ。」

「だばーーーっ。」

「うぉぉぉぉぉっ!?な、何だ!?」

    テーブルの向かいには口から大量の涎を垂れ流すミズキがいた。

「私も…食べたい…。お腹…減った…。」

「ふむ。分けてやろうか?」

「…ホントッ!?」

「ああ。だがな、タダじゃやれん。飯を食べた後はどうすれば良いか、分かるよな?」 

    ミズキはこくりと頷いて言った。

「…えっち…?」

「正解だ。椅子に座って待ってな。パンも付けてやろう。」

「…神だ…。此処に神が…いた。」

    ミズキは目を輝かせ、ミルク煮を全て平らげた。

「むふ~…♪お腹いっぱい…♪幸せ…♪」

「食い過ぎだ。俺一杯しか食ってねぇぞ?」

「…ふみゅ?…よいしょ…。」

    ミズキはテーブルの下に潜り、蓮の足の間からよじ登って来た。

「ミルク煮の…お礼。ミズキを食べて…良いよ?」

「食欲の次は性欲か?滅茶苦茶濡れてんじゃねぇか。」

「…強いオスの匂いのせい…。ここでする?ベッドある?」

「ベッドだな。持ち上げるぞ?」

「ん…。終わったら眠れる…♪最高…♪」  

    何とも欲望に忠実な奴だな。

    その後、蓮はミズキを寝室に運び、治療してから何度も抱いた。

「オニーサン、ミズキの身体好き?」

「おう、まだまだ出来るぜ!」

    そして時間は夜に戻る。

「い、何時から!?誰か分かる!?」

    ララティアが皆に尋ねた時、家の扉が開き、ミズキが出て来た。

「ミズキ!あんた…無事っ!?」

「…ん~?…無事?むふ~…♪お腹いっぱい食べて来た♪オニーサンの作ったロックバードのミルク煮…うまし♪」

    少女の1人が言った。

「ミルク煮って…。股からミルク垂れ流しじゃんか…。どんだけヤられたんだよ。」

「ん~?…ん~…10回から先は数えて無かった…。あと…私赤ちゃん出来る様になったっぽい。」

「「「「えっ!?何で!?」」」」

「オニーサンとえっちすれば身体が正常になる…らしい…よ?里の皆の話は…本当だった…。あとあと…オニーサン…めっちゃ上手い…♪今来たのは…それだけ言いに来た。じゃ、私は戻ってオニーサンとえっちの続きするから…。皆も意地張らないで来れば良い…よ?じゃ。」

    ミズキは服を持って再び蓮の家に入った。

「う…裏切り者ぉぉぉぉぉぉっ!」

    森にララティアの叫びが響くのであった。

「お帰り、ミズキ。」

「ただいま~…♪オニーサン…ちょ~ヤる気だね?」

「おう、ミズキは可愛いからなぁ。早く続きしようぜ?マイサンはバッキバキで待ちきれないってよ。」

「むふ~…♪しょうがないにゃ~…♪ミズキのおまんこでごしごしさせてあげるぉ…♪入れて?オニーサン♪」

「み…ミズキィィィィィィィッ!」

「きゃー♪」

    蓮は空が白むまでミズキと交わるのであった。
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