ギャルゲーの世界に転生した俺はヒロインからモブまで全てを愛す!

夜夢

文字の大きさ
42 / 81

第42話 夏休み

しおりを挟む
 試験も無事に終わり学院は夏休みへと突入した。ただし、貴族コースの生徒は自分の領地へと戻れるが、庶民コースと掃き溜めコースの生徒は学外に出る事すら禁じられている。そうなるとやる事は一つしかない。

「よっしゃセックス大会の始まりだぁぁぁぁっ!」
「……いつも通りじゃん?」
「あっあっあっ♪」

 そう、確かにいつも通りだ。掃き溜めコースに入学してからというもの、主人公は毎日クラスメイト達とパコっていた。

「それよりほら、あっち」
「あん?」

 主人公がナーニャの指差した窓を見ると、そこにはルーシィがおり、小屋の中を覗いていた。

「バカだなぁ。外と中は空間が違うから見えるわけないのに」
「中がこうなってるなんて知らないだろあいつ」
「……そうだな。ってかなにしてんだあれ?」
「さぁなぁ~。聞きにいったらどうだ?」
「しゃあねぇなぁ~」

 主人公は裸のまま小屋を出てルーシィの所へと向かった。

「こらっ! 覗きは犯罪だぞっ!!」
「ひぃぃぃっ! ごめんなさいごめんなさ……は、裸ぁぁぁぁぁっ!? な、なぜ全裸なのだ!?」
「あん? そりゃセックスしてたからに決まってんだろ。ってかお前何しに来たんだよ」

 ルーシィは私服で武器も持っていない。どうやら取り巻きは実家に帰省しているようだ。

「し、したくなったら来いと言ったのは貴様だ。だから来てやったまでだ!」
「……ほう、俺とヤりに来たのか。なんだ、早く言えよ~」
「へ?」

 主人公は一瞬で距離を詰め、ルーシィの手にモノを握らせた。

「熱っ……! こ、これが私の膣内に挿入って暴れていたのか……! ふむふむ……」

 ルーシィはいきなり後ろから挿入されたためじっくり見るのは初めてだった。

「しっかしまぁ……、城に帰らずに俺んトコ来るとはなぁ……」
「……あ、あれから疼いてたまらないのだ。自分でも慰めてみたがどうにも違う感じがな……。どうせ城に帰っても怒られるだけだ。なら……ここで気持ち良い事をした方が良いかと思ってな」

 そう言い、ルーシィはスカートを捲し上げる。スカートの端を口に咥え、スルスルと高そうな下着を下ろし、足を抜いた。

「びちょびちょじゃん」
「そ、それを触っていたら……な。ほ、ほら……早くここに!」

 ルーシィは後ろを向き腰を突きだした。

「王女ともあろう者がこんな野外で庶民相手に股を開くなんてなぁ?」
「き、貴様が悪いのだっ! 私をこうしたのは貴様だっ! は、早く挿入れてくれっ!」
「はいはい」

 主人公はルーシィの細い腰を掴み、先端を割れ目にあてがうと、一気に奥まで貫いた。

「んあぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪ きたぁっ! これだっ……これが欲しかったんだぁぁぁぁっ♪」

 ルーシィは挿入だけで果てていた。挿入されたモノにルーシィの肉が絡み付く。

「挿入れただけで逝くとはなぁ~」
「し、仕方ないだろうっ! ずっとこれが欲しかった……あっあっあっ!」  

 ルーシィは自ら腰を押し付けてきた。

「良いのか? 庶民の子を孕んじまうぜ?」
「良いっ! どうせ政略結婚に使われる身体だっ! しかも私が貴様に犯されたのは皆に見られているっ……! この身体に最早価値などないっ! 全部貴様のせいだっ! だから……私は貴様のモノになると決めた! あっ……」

 主人公はルーシィを回転させ、正面を向かせる。そして口唇を奪った。

「んっ……ふっ……♪ れろっ……キス……♪」
「そりゃ悪かったな。一生面倒見てやるよ。このまま小屋ん中行くぞ?」
「ふぁい……♪」

 主人公はルーシィを抱え、揺らしながら小屋に入った。

「へ? な、なんだ……この部屋は? おかしいぞっ!?」

 ルーシィは小屋に入り驚いていた。外から覗いていた時は質素な小屋にしか見えなかったが、中は王宮以上の広さと豪華さが広がっている。

「これが俺の力だ。政略結婚に使われなくて良かっただろ? 夏休みはここでセックス三昧だ。良いな、ルーシィ」

 ルーシィはその問い掛けに穴を締め自ら口唇を重ねる事で応えた。

「よし、じゃあベッドで続きだ」

  それから主人公は何度もルーシィを抱いた。ルーシィの性格はアレだったが、身体は一級日だ。主人公は種をオフにし、毎日数回はルーシィを抱く。もちろんナーニャたちも全員毎日抱いた。

「あ、そう言えばあの庶民は?」
「あん?」
「試験であなたが妊娠させた庶民よ」
「ああ、あいつな。夏休み明けから掃き溜めコース入りだ。今頃荷物まとめてんだろ。寮は使用者以外立ち入り禁止だからな」
「そ。あ、次は私が上でも良い?」
「ああ、好きにしな」
「はぁ~い♪」

 約一ヶ月の調教でルーシィも大分丸くなった。今ではあの口の悪さも消え、従順になっている。

「あっあっ♪ ここっ……実家より過ごしやすいのぉぉっ♪ 私ずっとここにいるわぁっ♪」

 ルーシィは城に手紙を送っていた。そして城からの返事は絶縁状だった。ルーシィはいなかったことにされ、これから掃き溜めコースで授業を受ける事になった。授業料は主人公が肩代わりしている。

 やがて夏休みも終わに近付き、貴族たちも寮へと戻ってきた。主人公らは相変わらずセックス三昧、授業が始まるとしても校舎に行く気はない。どうせ授業なんてないのだから。

 そんな夏休み最終日、いつものようにルーシィに膣内射精していると、外から声が聞こえた。

「ルーシィ! 出てこいっ!」
「……え? あ、あああ……あの声はっ!」
「あん? 誰だよまったく」

 主人公はルーシィを抱え外に向かった。

「や、やはりお姉さまっ!」
「なっ!? ルーシィ貴様っ! なんて格好だ!」
「姉?」

 小屋の前には二人の女が立っていた。一人は青い髪に豊かなバストを持つ女。もう一人は緑の髪に平らな胸を持つ女。

「ルーシィ、あなた絶縁されたからってもう男に取り入ったの?」
「い、いえ……」
「王家の恥さらしが! お前のせいで帰省していた私達は散々小言を言われたのだぞっ!」

 どうやら学院の先輩らしいな。主人公はルーシィを揺らしながら二人に言った。

「あ~、うるせえぞ」
「「な、なにっ!?」」
「あっあっあっ♪」

 いきなり不遜な態度をとられた二人は驚いていた。

「こっちは愛し合ってんだ。邪魔すんなら帰れや」
「あ、愛……♪ 嬉しいっ……♪」
「な、なんだとっ!」

 緑の姉が腰の剣に手を伸ばす。

「抜いたら殺す。死ぬ覚悟があるなら抜け」
「ほう、私を殺すだと?」

 緑の姉が鞘からスラッと剣を抜く。

「ちっ」
「やぁぁぁん♪」

 主人公はルーシィの穴からヌルッとモノを抜いた。

「続きは後でだ。ルーシィ、小屋に入ってな」
「はぁ~い♪」

 ルーシィが小屋に入ると、主人公は緑の姉と対峙した。

「抜いたら殺すと言ったはずだ。忠告を無視したのはお前だ。死んでも文句は言うなよ?」
「ふんっ、私をルーシィと一緒にするなよ。私はルーシィより二年早く入学し訓練を重ねている。死ぬのは貴様だ! 決闘してもらおう!」
「良いぜ、来な」
「行くぞっ!!」

 一時間後。

「い、逝くぞぉぉぉっ♪」
「ああ、逝け」
「あぁぁぁ……、そんな……!」

 緑の姉は全裸に剥かれ主人公に貫かれていた。どうやら青い方は緑より弱いのか、尻餅をついて震えていた。

「姉さんが手も足も出ないなんて……!」
「あはぁぁぁぁっ♪ また膣内にぃっ♪ 連続で逝くぅぅぅぅっ♪ かはっ……」

 緑は逝きすぎて失神した。

「弱いな。さて、お前もやるか?」
「えっ!? や、やらないっ! 来ないでっ!」
「そう言うなよ。いただきまぁ~す」
「い、いやぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 再び一時間後。

「うっうっ……、私婚約が決まってたのに……」
「ナイト~、もう一回私としようぜ? 私より強い奴なんて久しぶりだ。強者の種なら喜んで孕むぞ♪」

 緑はすっかり堕ちていた。青は膣内射精をくらいながら泣いている。

「緑は小屋に行っとけ。ルーシィに謝っておけよ」
「わかった!」
「もう抜いてぇっ、犯さないでっ!」
「お前は孕ます! 婚約者? 俺とやってる時に他の野郎を想ってんじゃねぇっ! 婚約者とやらは俺より凄いのか? ん~?」

 主人公はゆっくりと腰を前後させる。青の姉に形を教え込ませていた。

「……だ、だって! 私あなたの事何も知らないしぃっ! 私の婚約者は隣国の王子なのよぉっ!」
「ほ~う。ま、俺には関係ない話だな。孕んだまま嫁げば? そしたら俺の子が隣国の王だ! ふははははははっ!」
「さ、最低っ……! あ、でも気持ち良いぃぃぃぃっ♪」
「これも誰にも負ける気はしないからな。種付けが終わったら気が変わったとか言って今すぐ城に帰れよ。で、王子とやらに抱かれてみ。俺の凄さを感じるはずだからよ」
「あぁぁぁぁぁぁぁぁっ♪」

 それから数回膣内に射精し、主人公は彼女を孕ませた。そして思い出した。

「……あれ、このゲームどうやったらクリアになるんだっけ? ま、良いか」

 こうして、主人公の夏休みは終わるのであった。

しおりを挟む
感想 7

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

大好きな幼なじみが超イケメンの彼女になったので諦めたって話

家紋武範
青春
大好きな幼なじみの奈都(なつ)。 高校に入ったら告白してラブラブカップルになる予定だったのに、超イケメンのサッカー部の柊斗(シュート)の彼女になっちまった。 全く勝ち目がないこの恋。 潔く諦めることにした。

父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

四季
恋愛
父親が再婚したことで地獄の日々が始まってしまいましたが……ある日その状況は一変しました。

戦場帰りの俺が隠居しようとしたら、最強の美少女たちに囲まれて逃げ場がなくなった件

さん
ファンタジー
戦場で命を削り、帝国最強部隊を率いた男――ラル。 数々の激戦を生き抜き、任務を終えた彼は、 今は辺境の地に建てられた静かな屋敷で、 わずかな安寧を求めて暮らしている……はずだった。 彼のそばには、かつて命を懸けて彼を支えた、最強の少女たち。 それぞれの立場で戦い、支え、尽くしてきた――ただ、すべてはラルのために。 今では彼の屋敷に集い、仕え、そして溺愛している。   「ラルさまさえいれば、わたくしは他に何もいりませんわ!」 「ラル様…私だけを見ていてください。誰よりも、ずっとずっと……」 「ねぇラル君、その人の名前……まだ覚えてるの?」 「ラル、そんなに気にしなくていいよ!ミアがいるから大丈夫だよねっ!」   命がけの戦場より、ヒロインたちの“甘くて圧が強い愛情”のほうが数倍キケン!? 順番待ちの寝床争奪戦、過去の恋の追及、圧バトル修羅場―― ラルの平穏な日常は、最強で一途な彼女たちに包囲されて崩壊寸前。   これは―― 【過去の傷を背負い静かに生きようとする男】と 【彼を神のように慕う最強少女たち】が織りなす、 “甘くて逃げ場のない生活”の物語。   ――戦場よりも生き延びるのが難しいのは、愛されすぎる日常だった。 ※表紙のキャラはエリスのイメージ画です。

JKメイドはご主人様のオモチャ 命令ひとつで脱がされて、触られて、好きにされて――

のぞみ
恋愛
「今日から、お前は俺のメイドだ。ベッドの上でもな」 高校二年生の蒼井ひなたは、借金に追われた家族の代わりに、ある大富豪の家で住み込みメイドとして働くことに。 そこは、まるでおとぎ話に出てきそうな大きな洋館。 でも、そこで待っていたのは、同じ高校に通うちょっと有名な男の子――完璧だけど性格が超ドSな御曹司、天城 蓮だった。 昼間は生徒会長、夜は…ご主人様? しかも、彼の命令はちょっと普通じゃない。 「掃除だけじゃダメだろ? ご主人様の癒しも、メイドの大事な仕事だろ?」 手を握られるたび、耳元で囁かれるたび、心臓がバクバクする。 なのに、ひなたの体はどんどん反応してしまって…。 怒ったり照れたりしながらも、次第に蓮に惹かれていくひなた。 だけど、彼にはまだ知られていない秘密があって―― 「…ほんとは、ずっと前から、私…」 ただのメイドなんかじゃ終わりたくない。 恋と欲望が交差する、ちょっぴり危険な主従ラブストーリー。

友人(勇者)に恋人も幼馴染も取られたけど悔しくない。 だって俺は転生者だから。

石のやっさん
ファンタジー
パーティでお荷物扱いされていた魔法戦士のセレスは、とうとう勇者でありパーティーリーダーのリヒトにクビを宣告されてしまう。幼馴染も恋人も全部リヒトの物で、居場所がどこにもない状態だった。 だが、此の状態は彼にとっては『本当の幸せ』を掴む事に必要だった 何故なら、彼は『転生者』だから… 今度は違う切り口からのアプローチ。 追放の話しの一話は、前作とかなり似ていますが2話からは、かなり変わります。 こうご期待。

今更気付いてももう遅い。

ユウキ
恋愛
ある晴れた日、卒業の季節に集まる面々は、一様に暗く。 今更真相に気付いても、後悔してももう遅い。何もかも、取り戻せないのです。

美醜逆転世界の学園に戻ったおっさんは気付かない

仙道
ファンタジー
柴田宏(しばたひろし)は学生時代から不細工といじめられ、ニートになった。 トラックにはねられ転移した先は美醜が逆転した現実世界。 しかも体は学生に戻っていたため、仕方なく学校に行くことに。 先輩、同級生、後輩でハーレムを作ってしまう。

処理中です...