ギャルゲーの世界に転生した俺はヒロインからモブまで全てを愛す!

夜夢

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第57話 様々なエンドを越えて

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 雪女ルートを楽しんだ主人公は再びナイターへ。そこからやはり帰ると言い、ペンションへと戻る。

「あら、田中くんでしたっけ? もう戻ってきたの?」
「ええ、夜の山はなんか怖くて」
「そう。あ、これ食べる?」 
「あ、いただきます」

 俺はその料理を口にして気付いた。

「……あ、やば……ぐっふぅぅぅぅぅぅっ!?」
「き、きゃあぁぁぁぁぁぁぁっ!?」

 気付くのが遅かった。

「ど、どうし……うっ!? ま、まさかお前……」
「田中くんに私の作った料理の味見をしてもらおうとしたら……」
「くっ……! あれほど止めろと言っておいたのに……!」
「あ、あなた……どうしましょう……!」
「……仕方ない。雪山に埋めて来よう……」

 食中毒エンド。

「ふっざけんなおっらぁぁぁぁぁっ!」
「んっんっんっ!」

 俺は再び選択肢に戻り、今ヒロインの叔父さんの妻京子さんを後ろから羽交い締めにし、突き上げていた。

「この殺人鬼がぁぁぁっ! 命を奪うことしかできないあんたには俺が命を与えてやるわっ!」
「んぅぅぅぅぅぅぅぅぅっ! うっ……うっ……」

 主人公は京子の膣内に何度も何度も子種を吐き出し、ようやく解放してやった。

「ひ、酷いわっ……! 私が何をしたって言うのよぉっ!」
「こっちはお前の料理で一回死んでんだよっ!? 殺人料理は作るなって旦那から言われてんだろうが! その鍋はなんだぁぁぁぁっ!」
「ほ、ほほほほ……。これは……ち、ちょっと自信作で……」
「んなもん捨てちまえっ! 死人が出るわっ!」
「ひ、酷いわっ! あんまりよぉぉぉぉっ!」
「……どっちがだよ全く! おらぁっ!」
「んはぁぁぁぁっ♪ ま、またぁっ!? あなたぁぁぁぁっ、浮気してごめんねぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 主人公はキッチリこの殺人シェフを孕ませた。いつか違う世界に行ったとしても、こいつは役に立つだろう。

「ちゃんと産めよ。じゃあ二度と料理するんじゃねぇぞ」
「は、はぁ……い……っ♪」

 主人公はそのまま自室に戻り、OL三人組のぽっちゃりさんを呼び出し犯した。

「あんっあんっあっ♪ お菓子くれるって言ったのに犯されてる私ぃぃぃぃっ♪」
「お前はお前で食べ過ぎじゃボケッ! 全く……柔らかい身体しやがって……。癖になるじゃねぇか」
「え? あ、私の身体好きなの? あはっ、ならいっぱいしちゃう?」
「そうだな。少し運動してダイエットしろお前は」
「あぁぁぁぁん♪ セックスダイエットしゅるぅぅぅぅぅぅっ♪」

 そうこうしている内に天候は荒れ、外は猛吹雪となる。

「ふぇぇぇ、助かったぁぁぁぁ……」
「危なかったな、前が見えなくなる所だった」

 山からヒロインとここでバイトしている男が一緒に帰って来た。二人の距離がやけに近い。

「あ、明日の天候は?」
「ああ、部屋にラジオがあるから聞きに行こうか」
「うんっ」

 ヒロインは主人公を無視し、バイトの男久保田と部屋に入っていく。

「あれ食われちゃうわよ?」 
「あん?」

 俺に話し掛けてきたのは久保田と同じくバイトのみどりだ。 

「追わないの?」
「別に~」
「あら、彼女じゃなかったの?」
「違いますよ。身体の関係だけっす」 
「まっ! 不潔!?」
「みどりさんもどっすか?」

 みどりはじっと主人公を見る。

「彼の隣の部屋が私の部屋なの。実は私達付き合ってるんだけどね。最近彼ったら冷たいの。ね、浮気したら部屋に突っ込むから一緒に来て!」
「うぉっ!?」

 主人公は無理矢理手を引かれみどりの部屋に連れ込まれた。

「よし、じゃあ……」

 緑は四つん這いになり壁に耳を押し付ける。

「っ! やっぱり! もう始めてるっ! 突っ込むわよっ!」
「ほいきた」

 ヌプゥゥゥゥゥゥゥゥッ。

「んはぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ! あっ……あっ! な、なにして……っ!」

 主人公は早業でみどりのズボンと下着を下ろし、突っ込んだ。

「突っ込みました」
「違う、それじゃな……あっあっあっ!」

 主人公はみどりに覆い被さりモノを深く突き刺す。

「あっちもやってるんだから俺達だってしても良いでしょ。ね、みどりさん?」
「……っ……っ! い、一回だけならね! あと、膣内には射精さないでよ!?」
「はいはい」

 それから結局数回やり、膣内にもきちんと合意を得て射精した。

「もうっ! 早く行くわよっ!」
「へいへい」

 みどりが久保田の部屋に乱入した。

「こらぁっ! この浮気も……あ、あれ?」
「ん? どうした?」

 久保田はヒロインにマッサージしていただけだった。

「くぅぅぅっ! 久しぶりにスキーしたら足が筋肉痛で……あっいっ……いったぁぁぁぁぁぁっ!」
「ま、マッサー……ジ?」
「あん? まさか変な勘違いしてたんじゃねぇよな、みどり?」
「あ、あははは……」 

 主人公はニヤニヤ笑みを浮かべていた。そんな主人公にみどりがこっそり耳打ちしてきた。

(あ、あんた……。さっきの事言ったら殺すからね!)
「言われたくないなら……また頼むわ」
(こ、このクソ外道っ!)

 その後、全員で食堂へ向かい、二郎さんの絶品料理をたっぷりと堪能した。

「久保田くん、明日の天候はどうだったんだい?」
「はい、一週間くらいはこのまま吹雪くそうです」
「一週間か、ギリギリ食糧はもつか……。晴れたら買い出しに行かないとなぁ……」

 そしていよいよ事件が幕を開けるのであった。
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