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第58話 かまってちゃん
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天候の悪化により客は全員ペンションに閉じ込められた。
「さぁて、飯も食うたしわしは部屋に帰るわ。いくで」
「はい」
夕食が終わりそれぞれが部屋に戻る。その時、誰かが手紙を発見した。
「なにこれ?」
拾い主が手紙を開くとそこには……。
「……えっ!? な、なに……これ……?」
「なに?」
「どしたの?」
「こ、これっ! 殺害予告じゃないっ!?」
「あん? なんやせそら?」
全員が手紙に注目していると、突然二階からガラスの割れる音が聞こえた。
「な、なんや!?」
「なにっ!? なんなのっ!?」
「な、騎士……、なにが……」
「さあね。行ってみよう」
「えっ!?」
主人公はなにがあるかもうわかっている。二階に上がり扉が開いている部屋に入る。
「し、死んで……る!?」
「あぁっ、幹本さん!?」
二郎さんが死体の主の名前を叫んだ。途端に場が恐怖に染まった。
「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」」」」
しかし主人公は落ち着いたものだった。なぜなら犯人はもうわかっている。後はエンディングを埋めていくのみなので特に驚く事もない。
「ひ、人殺しがいるっ! この中に人殺しがいるのよっ!」
「んなアホな。大体わしらは今二階にきたばかりやないかい。どないしてこいつを殺るっちゅうんや」
「し、知らないわよっ! わ、私達は部屋に帰るわっ! 行こっ!」
「な、騎士……」
主人公は取り敢えず止めずに見守る事にした。
「はい」
主人公が部屋にいると、扉がノックされた。
「私、景子。な、中に入れてくれないかな?」
「……どうぞ」
主人公は扉を開け彼女を中に招いた。この子は三人組のぽちゃっ子だ。
「こ、怖いの私……。その……抱いてくれる?」
「ああ、じゃあしよっか」
「あ、う、うんっ♪」
それから一時間、主人公はたっぷりと彼女を抱きまくった。
「もう安心した?」
「う、うん♪ お腹の中から暖かくて安心した……♪」
「じゃあ今日は泊まってく?」
「ううん、私達今三人一緒にいるの……。一人だけ帰らなかったら怪しまれるから……」
「そっか。なら……二人も連れてくれば?」
「え?」
数分後、部屋には残る二人、黒髪ロングの佳菜子、眼鏡の亜紀が主人公達の関係を知り祝福していた。
「おめでとう景子! まさか景子に男が出来るなんてね~」
「あ、ありがとう」
「も、もうしたんですか?」
「う、うん……♪ その今までしてた……♪」
「「……へぇ~」」
「へ?」
二人が景子に掴みかかる。
「亜紀、景子の下着脱がせたれ~」
「ラジャー!」
「な、なんでぇぇぇぇぇっ!?」
亜紀が景子の下着を下ろすと、景子のクロッチには大量の白濁液が割れ目から垂れ糸を引いていた。
「佳菜、景子膣内に射精されてます!」
「なぁにぃ~! どのくらい!」
「大量です! あ、まだ垂れてきてますっ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁん」
このノリよ。殺人事件はどこいったよ。
「ふむ」
「ん?」
「亜紀、行くわよ」
「お~!」
二人が主人公に飛びかかる。そしてそのまま下を脱がされてしまった。
「ほうほう、これが景子を女にねぇ~……」
「これは……立派ですね!」
「ふ、二人とも何してるのっ!?」
佳菜子が言った。
「景子だけこんなイケメンとずるいわっ!」
「そうだそうだ! 私達にもわけるべきよ!」
「えぇぇぇぇ……」
以前二人とはしてる筈だがシナリオが違うからなかった事になっているのだろう。
「だめなの? もうつきあっちゃった?」
「そうじゃないけ……あぁぁぁっ! こらっ、亜紀ぃぃぃぃぃぃっ!」
「んっ♪ ふあぁぁぁぁぁぁぁっ♪」
小柄な亜紀がスカートを捲し上げ、ツルツルの割れ目で主人公のモノを飲み込んだ。
「あんっあっあっあっ♪ 初めてあげちゃったぁぁぁぁっ♪」
「亜紀っ! なにしてるのっ!? あぁぁ、田中さん、ごめんなさいぃっ!」
主人公は言った。
「別に構わないよ。三人は仲良しなんだろ? ならこれも仲良く使えば良いじゃん」
「へ?」
「お~、君わかってるね~」
「ども」
「あっあっ♪ 奥が気持ち良いのぉぉぉぉっ♪」
「い、いいの? 三人相手なんて……もつ?」
「余裕だぜ。ほら、全員脱いでベッドに来いよ。ああ、景子、ドアの鍵、忘れずにな?」
「あ、うんっ♪」
それから主人公は推理もせず三人とひたすらセックスを続けた。
「すっごいねこれ……。三対一なのにまだビンビン……」
「これで一生三人一緒にの夢が叶いますね!」
「あふっ♪」
「「どしたの?」」
景子が身体をぶるっと一瞬震わせた。
「わ、わかんない……。けど……今一瞬凄く気持ちよくなって……。なんか入ってきた気がして……」
「そりゃ受精したんだよ。俺の種が景子の卵と合体したんだな。妊娠だ、景子」
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇっ!? に、妊娠したの私っ!?」
「多分な?」
それを聞いた二人の熱が更に高まる。
「なら私にも種付けお願いね~♪」
「私にもですっ! なにをするにも三人一緒! お願いしますっ!」
「ほいほい」
部屋の外ではもうかなりの人間が死んでいるだろう。だがそんな事はどうでもいい。
「あっあっあっ! 膣内射精すごいぃぃぃぃっ♪」
「あっ、ダメっ! 私の身体小さいから入りきらないよぉぉぉぉっ♪」
主人公は妊娠を望む二人を抱きまくっていた。やがて佳菜子も妊娠し、残るは亜紀だ。
「「……ずるい」」
「あっ♪ また熱いの入ってきてるぅっ! また逝くよぉぉぉぉっ♪」
やはり主人公は亜紀だけは最後まで残って。いや、残した。
「亜紀、もう一度だ。外れたみたいだ」
「はぁ~い♪ あ、じゃあ次私上に行くよ」
「ああ」
その時だった。部屋の扉がノックされた。佳菜子が裸で扉に近付き声を掛ける。一応ドアにはチェーンもかけてある。
「だれ!」
「遅くにごめんなさい。私真理です。ここに騎士来てませんか?」
「はぁ?」
佳菜子は扉を少し明けた。
「バカッ! 開けるな佳菜子!」
「え? あぐぅぅぅぅっ!」
「ちっ!」
隙間からストックが伸び、佳菜子の心臓が貫かれる。
「やっぱりここにいた……! 騎士ぉぉぉっ! 私に構わないでなにをしてるのよぉぉぉぉぉっ!」
真理は隙間から部屋の中を見ている。
「見たらわかるだろ? セックスだ」
「あんっ♪ な、騎士くん……佳菜子が死んだんだよっ!?」
「大丈夫だ。【エクストラヒール】」
「は?」
主人公はチートを使う。心臓を貫かれた所で人はすぐには死なない。主人公は佳菜子が完全に死ぬ前に完全回復魔法をかけ、ある意味生き返らせた。
「ま、魔法使い! 騎士がみどりさんが探してた人物だったのね!」
「知らないな。それより真理、お前……何人殺した」
「……ここにいる人以外全員死んだわ」
「「「えっ!?」」」
三人組が驚いていた。回復した佳菜子もベッドに戻り震えている。
「やはりお前が犯人だったか、真理」
「……どこで気付いたの?」
「は? 車で移動中」
「え? なに言ってるの?」
主人公は真理に言った。
「移動中に抱いた時気付いていたよ。お前は嫌がって見せていたが……、実は喜んでいた!」
「は、はぁっ!?」
「全部バレてんだよっ! お前の正体は……究極のかまってちゃんだろうがっ!」
「「「は?」」」
三人組は頭にクエスチョンマークを浮かべている。
「俺はスキーが出来ないフリをし、密かにお前から離れた。そしたらどうだ。スキーが出来る久保田さんと野外セックスまでしてただろ」
「し、してないよっ! フェラだけだもんっ!」
「「「……は?」」」
もう三人組は放っておこう。
「久保田さんにはみどりさんがいる。お前はわざとみどりさんの前で久保田さんの部屋に二人で向かうフリをし、俺にみどりさんを犯させようとした。あの時、本当は部屋でセックスしてたんだろ?」
「す、素股だけよっ! あなたこそっ……! みどりさんとしたんでしょ!」
「妊娠させたが何か?」
「「「……」」」
真理が叫びだす。
「やっぱり! みんな邪魔なのよぉぉぉぉっ! 他に女がいるから私に誰も構ってくれないのよっ!」
「それでサークルからも女を追い出したのか」
「そうよ! 私だけ構ってもらえたらいいの! 移動中は最高だったわ……。騎士が私だけを見て……何回もしてくれたもの……。なのに……、私の部屋に来ないでなにしてるのよぉぉぉぉっ!」
主人公は繋がったままの亜紀を後ろから持ち上げ、抱えながら揺らす。
「あっあっ! な、なにして……っ♪」
「な、騎士……?」
「真理、残念だが終わりだ。お前は罪を犯した。もう構ってやれねぇよ」
「そん……な……。何で……なんでよぉぉぉぉぉぉっ!」
「構って欲しかったがために人を殺すなんて最低だ。久保田さんもみどりさんとくっついたからここに来たんだろ。お前はそう言うやつだよ」
「そうよ……。私にはもう騎士しか……!」
「ああ、俺にはこの三人がいるから間に合ってるよ。外が晴れたら警察がくる。どうするかはお前が決めるんだな」
「な、騎士ぉぉぉぉぉぉぉっ!」
主人公は扉を開いたまま、三人とイチャイチャし続けた。真理はいつの間にかその場から消えている。
「だ、大丈夫よね? 私達助かるよね?」
「ああ、晴れたら一緒に都会に帰ろうぜ。俺達四人で暮らそうか」
「あ、それ良いね~」
「賛成っ!」
この後、晴れたので下に行くと、真理は首を吊って死んでいた。誰にも構ってもらえなかった真理は狂い、殺人鬼と化したのだ。
「……もしもし、警察ですか?」
主人公はスマホで警察を呼ぶのであった。
──かまってちゃんの夜 完──
「さぁて、飯も食うたしわしは部屋に帰るわ。いくで」
「はい」
夕食が終わりそれぞれが部屋に戻る。その時、誰かが手紙を発見した。
「なにこれ?」
拾い主が手紙を開くとそこには……。
「……えっ!? な、なに……これ……?」
「なに?」
「どしたの?」
「こ、これっ! 殺害予告じゃないっ!?」
「あん? なんやせそら?」
全員が手紙に注目していると、突然二階からガラスの割れる音が聞こえた。
「な、なんや!?」
「なにっ!? なんなのっ!?」
「な、騎士……、なにが……」
「さあね。行ってみよう」
「えっ!?」
主人公はなにがあるかもうわかっている。二階に上がり扉が開いている部屋に入る。
「し、死んで……る!?」
「あぁっ、幹本さん!?」
二郎さんが死体の主の名前を叫んだ。途端に場が恐怖に染まった。
「「「「きゃあぁぁぁぁぁぁっ!」」」」
しかし主人公は落ち着いたものだった。なぜなら犯人はもうわかっている。後はエンディングを埋めていくのみなので特に驚く事もない。
「ひ、人殺しがいるっ! この中に人殺しがいるのよっ!」
「んなアホな。大体わしらは今二階にきたばかりやないかい。どないしてこいつを殺るっちゅうんや」
「し、知らないわよっ! わ、私達は部屋に帰るわっ! 行こっ!」
「な、騎士……」
主人公は取り敢えず止めずに見守る事にした。
「はい」
主人公が部屋にいると、扉がノックされた。
「私、景子。な、中に入れてくれないかな?」
「……どうぞ」
主人公は扉を開け彼女を中に招いた。この子は三人組のぽちゃっ子だ。
「こ、怖いの私……。その……抱いてくれる?」
「ああ、じゃあしよっか」
「あ、う、うんっ♪」
それから一時間、主人公はたっぷりと彼女を抱きまくった。
「もう安心した?」
「う、うん♪ お腹の中から暖かくて安心した……♪」
「じゃあ今日は泊まってく?」
「ううん、私達今三人一緒にいるの……。一人だけ帰らなかったら怪しまれるから……」
「そっか。なら……二人も連れてくれば?」
「え?」
数分後、部屋には残る二人、黒髪ロングの佳菜子、眼鏡の亜紀が主人公達の関係を知り祝福していた。
「おめでとう景子! まさか景子に男が出来るなんてね~」
「あ、ありがとう」
「も、もうしたんですか?」
「う、うん……♪ その今までしてた……♪」
「「……へぇ~」」
「へ?」
二人が景子に掴みかかる。
「亜紀、景子の下着脱がせたれ~」
「ラジャー!」
「な、なんでぇぇぇぇぇっ!?」
亜紀が景子の下着を下ろすと、景子のクロッチには大量の白濁液が割れ目から垂れ糸を引いていた。
「佳菜、景子膣内に射精されてます!」
「なぁにぃ~! どのくらい!」
「大量です! あ、まだ垂れてきてますっ!」
「いやぁぁぁぁぁぁぁん」
このノリよ。殺人事件はどこいったよ。
「ふむ」
「ん?」
「亜紀、行くわよ」
「お~!」
二人が主人公に飛びかかる。そしてそのまま下を脱がされてしまった。
「ほうほう、これが景子を女にねぇ~……」
「これは……立派ですね!」
「ふ、二人とも何してるのっ!?」
佳菜子が言った。
「景子だけこんなイケメンとずるいわっ!」
「そうだそうだ! 私達にもわけるべきよ!」
「えぇぇぇぇ……」
以前二人とはしてる筈だがシナリオが違うからなかった事になっているのだろう。
「だめなの? もうつきあっちゃった?」
「そうじゃないけ……あぁぁぁっ! こらっ、亜紀ぃぃぃぃぃぃっ!」
「んっ♪ ふあぁぁぁぁぁぁぁっ♪」
小柄な亜紀がスカートを捲し上げ、ツルツルの割れ目で主人公のモノを飲み込んだ。
「あんっあっあっあっ♪ 初めてあげちゃったぁぁぁぁっ♪」
「亜紀っ! なにしてるのっ!? あぁぁ、田中さん、ごめんなさいぃっ!」
主人公は言った。
「別に構わないよ。三人は仲良しなんだろ? ならこれも仲良く使えば良いじゃん」
「へ?」
「お~、君わかってるね~」
「ども」
「あっあっ♪ 奥が気持ち良いのぉぉぉぉっ♪」
「い、いいの? 三人相手なんて……もつ?」
「余裕だぜ。ほら、全員脱いでベッドに来いよ。ああ、景子、ドアの鍵、忘れずにな?」
「あ、うんっ♪」
それから主人公は推理もせず三人とひたすらセックスを続けた。
「すっごいねこれ……。三対一なのにまだビンビン……」
「これで一生三人一緒にの夢が叶いますね!」
「あふっ♪」
「「どしたの?」」
景子が身体をぶるっと一瞬震わせた。
「わ、わかんない……。けど……今一瞬凄く気持ちよくなって……。なんか入ってきた気がして……」
「そりゃ受精したんだよ。俺の種が景子の卵と合体したんだな。妊娠だ、景子」
「ふぇぇぇぇぇぇぇぇっ!? に、妊娠したの私っ!?」
「多分な?」
それを聞いた二人の熱が更に高まる。
「なら私にも種付けお願いね~♪」
「私にもですっ! なにをするにも三人一緒! お願いしますっ!」
「ほいほい」
部屋の外ではもうかなりの人間が死んでいるだろう。だがそんな事はどうでもいい。
「あっあっあっ! 膣内射精すごいぃぃぃぃっ♪」
「あっ、ダメっ! 私の身体小さいから入りきらないよぉぉぉぉっ♪」
主人公は妊娠を望む二人を抱きまくっていた。やがて佳菜子も妊娠し、残るは亜紀だ。
「「……ずるい」」
「あっ♪ また熱いの入ってきてるぅっ! また逝くよぉぉぉぉっ♪」
やはり主人公は亜紀だけは最後まで残って。いや、残した。
「亜紀、もう一度だ。外れたみたいだ」
「はぁ~い♪ あ、じゃあ次私上に行くよ」
「ああ」
その時だった。部屋の扉がノックされた。佳菜子が裸で扉に近付き声を掛ける。一応ドアにはチェーンもかけてある。
「だれ!」
「遅くにごめんなさい。私真理です。ここに騎士来てませんか?」
「はぁ?」
佳菜子は扉を少し明けた。
「バカッ! 開けるな佳菜子!」
「え? あぐぅぅぅぅっ!」
「ちっ!」
隙間からストックが伸び、佳菜子の心臓が貫かれる。
「やっぱりここにいた……! 騎士ぉぉぉっ! 私に構わないでなにをしてるのよぉぉぉぉぉっ!」
真理は隙間から部屋の中を見ている。
「見たらわかるだろ? セックスだ」
「あんっ♪ な、騎士くん……佳菜子が死んだんだよっ!?」
「大丈夫だ。【エクストラヒール】」
「は?」
主人公はチートを使う。心臓を貫かれた所で人はすぐには死なない。主人公は佳菜子が完全に死ぬ前に完全回復魔法をかけ、ある意味生き返らせた。
「ま、魔法使い! 騎士がみどりさんが探してた人物だったのね!」
「知らないな。それより真理、お前……何人殺した」
「……ここにいる人以外全員死んだわ」
「「「えっ!?」」」
三人組が驚いていた。回復した佳菜子もベッドに戻り震えている。
「やはりお前が犯人だったか、真理」
「……どこで気付いたの?」
「は? 車で移動中」
「え? なに言ってるの?」
主人公は真理に言った。
「移動中に抱いた時気付いていたよ。お前は嫌がって見せていたが……、実は喜んでいた!」
「は、はぁっ!?」
「全部バレてんだよっ! お前の正体は……究極のかまってちゃんだろうがっ!」
「「「は?」」」
三人組は頭にクエスチョンマークを浮かべている。
「俺はスキーが出来ないフリをし、密かにお前から離れた。そしたらどうだ。スキーが出来る久保田さんと野外セックスまでしてただろ」
「し、してないよっ! フェラだけだもんっ!」
「「「……は?」」」
もう三人組は放っておこう。
「久保田さんにはみどりさんがいる。お前はわざとみどりさんの前で久保田さんの部屋に二人で向かうフリをし、俺にみどりさんを犯させようとした。あの時、本当は部屋でセックスしてたんだろ?」
「す、素股だけよっ! あなたこそっ……! みどりさんとしたんでしょ!」
「妊娠させたが何か?」
「「「……」」」
真理が叫びだす。
「やっぱり! みんな邪魔なのよぉぉぉぉっ! 他に女がいるから私に誰も構ってくれないのよっ!」
「それでサークルからも女を追い出したのか」
「そうよ! 私だけ構ってもらえたらいいの! 移動中は最高だったわ……。騎士が私だけを見て……何回もしてくれたもの……。なのに……、私の部屋に来ないでなにしてるのよぉぉぉぉっ!」
主人公は繋がったままの亜紀を後ろから持ち上げ、抱えながら揺らす。
「あっあっ! な、なにして……っ♪」
「な、騎士……?」
「真理、残念だが終わりだ。お前は罪を犯した。もう構ってやれねぇよ」
「そん……な……。何で……なんでよぉぉぉぉぉぉっ!」
「構って欲しかったがために人を殺すなんて最低だ。久保田さんもみどりさんとくっついたからここに来たんだろ。お前はそう言うやつだよ」
「そうよ……。私にはもう騎士しか……!」
「ああ、俺にはこの三人がいるから間に合ってるよ。外が晴れたら警察がくる。どうするかはお前が決めるんだな」
「な、騎士ぉぉぉぉぉぉぉっ!」
主人公は扉を開いたまま、三人とイチャイチャし続けた。真理はいつの間にかその場から消えている。
「だ、大丈夫よね? 私達助かるよね?」
「ああ、晴れたら一緒に都会に帰ろうぜ。俺達四人で暮らそうか」
「あ、それ良いね~」
「賛成っ!」
この後、晴れたので下に行くと、真理は首を吊って死んでいた。誰にも構ってもらえなかった真理は狂い、殺人鬼と化したのだ。
「……もしもし、警察ですか?」
主人公はスマホで警察を呼ぶのであった。
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