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第4章 シーガロン大陸編
19 再び盆地へ
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シーガロン大陸を掌握した俺はミーニャのいる盆地へと戻った。
「「「「お帰りなさい旦那様っ!」」」」
「ああ、ただい……ま?」
何故か白虎族と黒狼族、それが男女に分かれて暮らしていた。
「なぁミーニャ、それにバレッタ? これはどういう事だ? 一見して種族が混じって暮らすようになったようだが……今度は男女に分かれてない?」
それに黒狼族の長バレッタが答える。腕には我が子を抱えていた。
「聞いて下さいジェイド様! 男連中ときたら!」
バレッタの話だとどうやら男連中は発情期に入ったらしい。それで子育てに忙しい女達に襲い掛かろうとしたのだとか。
「……まぁ……本能だし仕方ないんじゃねぇの?」
「いいえ! 我らの身体はジェイド様のもの! 今さら他人棒などどうして受け入れられましょうか! そこでミーニャ様に強力していただき集落を男女に分けたのです」
「男達気持ち悪かった」
「そ、そうか……」
俺はこの状況をどうしようか考えた。このままだと種族の争いが男女の争いに発展してしまう。それじゃあ振り出しだ。
「……仕方ないな。解決してやるか」
「「「「お願いしまっす!!」」」」
俺はその足で男側の集落に向かった。
「「「「メスゥゥゥゥゥッ! メスゥゥゥゥゥッ!! ハァハァハァ……!」」」」
カオスだった。
「こ、これは不味いな。ん? あれは……」
俺の視界に見たくないものが映った。
「く、くるな貴様らぁっ! やめ……やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!! あっ……」
何故かミーニャの父親が黒狼族に襲われていた。それも集団でだ。
「なんだ、解決してるじゃねーか。帰るか」
「ジ、ジェイド殿ぉぉぉぉぉっ! た、助け……んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
「モテモテじゃねーか。良かったな?」
「よ、良くないわぁぁぁぁぁぁぁっ! んぶっ!?」
あ、口に捩じ込まれたか。
「長たる者、民の期待に応えなきゃな」
とは言ったものの、見たくもない現状だ。そこで俺は仕方なく助け船をだした。まず創造で【悪魔召喚】を習得する。
「……出でよサキュバス!」
俺は手を前にかざし悪魔を召喚する。すると前方の地面に魔方陣が現れ、そこからサキュバスが二十体ほど現れた。
「サキュバス、奴らの精を食い尽くせ。食い放題だ」
「「「「はぁ~い!」」」」
サキュバスは集落に散り散りとなり男連中から精を吸い出していった。
「メス……メスゥゥゥゥゥッ!」
「あん、がっつかないの。ほら、今吸い取ってあげるからね~」
「アォォォォォォォォン!?」
これで解決だ。
俺は男連中が食われている間に男側の集落となった場所にサキュバス達の館を作る。
「溜まってんならここで発散すれば良いだろ。風俗産業は大事だって事だな。こうやって犯罪の抑止力にもなるし」
その原因が女全てを孕ませた自分にあるとは微塵も思わない辺り、ジェイドは唯我独尊だった。
俺は粗方吸われ正気に戻った男連中を集めた。
「ったく、発情期なんぞに負けるとはな」
「す、すんません……。本能には勝てなくて……」
年中発情期のジェイドが説教していた。
「良いか、この館はサキュバスの娼館にする。やりたくなったらサキュバスとやれ。サキュバス、男が来たら遠慮なく食事していいが、館の外では襲うなよ?」
「「「「は~い」」」」
サキュバス達は食事で満足したのかツヤツヤしていた。
「よし、じゃあ集落はこのまま分ける事にする。次俺のメスに襲い掛かったらぶち殺すからな。覚えておけ」
「「「「す、すんませんっした兄貴っ!」」」」
俺はキッチリとしつけ、女側に戻る。今回の被害者はミーニャの父親だけだ。まぁ良いだろう。
「良くなぁぁぁぁい!!」
「あら、良い男!」
「へ?」
「凄くおっきぃ身体ね! あっちも凄いの?」
「あ、ちょ……」
「じゃああなたがお客さん第一号ね! ほら、行くわよ!」
「ほぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
ミーニャの父親は十体のサキュバスにズルズルと引きずられていくのだった。
「ん? なんだ今の歓喜とも絶望とも聞こえた遠吠えは」
「あれ、父さんの声だ」
「ああ……。ミーニャ、あれはもう忘れなさい。お前の立派だった父さんはもういないんだ。良いな?」
「え? うん」
これで良い。尊厳を失った父親などミーニャには必要ない。
「ミーニャ、バレッタ」
「「はい!」」
「お前達にここを任せたい。特にミーニャ」
「ん」
「もしかすると邪神側に堕ちた白虎族を討伐するために他の神獣族がくるかもしれない。なのでお前にはここで俺の子供達を鍛えてもらいたい。後で集落の隣にダンジョンを作っておく。そこで鍛えろ」
「ミーニャはここに残るの?」
「そうだ。ここはお前の故郷だからな。仲間と暮らした方が良いだろう。だが安心しろ。別に一生の別れってわけじゃない。定期的に孕ませに来るからな。その時子供達の成長具合も確かめる。サボるんじゃないぞ?」
「がうっ!」
「そしてバレッタ」
「はいっ!」
「バレッタはミーニャのサポートだ。俺の子供達を頼むぞ?」
「はいっ!」
「お前にも限界突破を与える。まずはダンジョンで修行するように」
「ありがとうございますっ!」
そして俺は集落の隣に【ダンジョン作成】でダンジョンを作ってやった。罠の類いはなく、純粋に戦闘をするだけのバトルダンジョンだ。もちろん宝も落ちる。
俺は全ての環境を整え女達を集めた。
「じゃあ落ち着いた頃にまた来る。他の種族が攻めてきたら遠慮なく殺せ」
「「「「はいっ!」」」」
「良い返事だ。それでこそ俺の女だ。またな、お前達」
「「「「お待ちしておりますっ!!」」」」
こうしてシーガロン大陸は完全に俺の手に収まり、ミーニャは故郷で暮らす事となった。平地の方はハーデスに任せ、俺は邪神国へと戻るのであった。
「「「「お帰りなさい旦那様っ!」」」」
「ああ、ただい……ま?」
何故か白虎族と黒狼族、それが男女に分かれて暮らしていた。
「なぁミーニャ、それにバレッタ? これはどういう事だ? 一見して種族が混じって暮らすようになったようだが……今度は男女に分かれてない?」
それに黒狼族の長バレッタが答える。腕には我が子を抱えていた。
「聞いて下さいジェイド様! 男連中ときたら!」
バレッタの話だとどうやら男連中は発情期に入ったらしい。それで子育てに忙しい女達に襲い掛かろうとしたのだとか。
「……まぁ……本能だし仕方ないんじゃねぇの?」
「いいえ! 我らの身体はジェイド様のもの! 今さら他人棒などどうして受け入れられましょうか! そこでミーニャ様に強力していただき集落を男女に分けたのです」
「男達気持ち悪かった」
「そ、そうか……」
俺はこの状況をどうしようか考えた。このままだと種族の争いが男女の争いに発展してしまう。それじゃあ振り出しだ。
「……仕方ないな。解決してやるか」
「「「「お願いしまっす!!」」」」
俺はその足で男側の集落に向かった。
「「「「メスゥゥゥゥゥッ! メスゥゥゥゥゥッ!! ハァハァハァ……!」」」」
カオスだった。
「こ、これは不味いな。ん? あれは……」
俺の視界に見たくないものが映った。
「く、くるな貴様らぁっ! やめ……やめろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ!! あっ……」
何故かミーニャの父親が黒狼族に襲われていた。それも集団でだ。
「なんだ、解決してるじゃねーか。帰るか」
「ジ、ジェイド殿ぉぉぉぉぉっ! た、助け……んおぉぉぉぉぉぉぉぉっ!」
「モテモテじゃねーか。良かったな?」
「よ、良くないわぁぁぁぁぁぁぁっ! んぶっ!?」
あ、口に捩じ込まれたか。
「長たる者、民の期待に応えなきゃな」
とは言ったものの、見たくもない現状だ。そこで俺は仕方なく助け船をだした。まず創造で【悪魔召喚】を習得する。
「……出でよサキュバス!」
俺は手を前にかざし悪魔を召喚する。すると前方の地面に魔方陣が現れ、そこからサキュバスが二十体ほど現れた。
「サキュバス、奴らの精を食い尽くせ。食い放題だ」
「「「「はぁ~い!」」」」
サキュバスは集落に散り散りとなり男連中から精を吸い出していった。
「メス……メスゥゥゥゥゥッ!」
「あん、がっつかないの。ほら、今吸い取ってあげるからね~」
「アォォォォォォォォン!?」
これで解決だ。
俺は男連中が食われている間に男側の集落となった場所にサキュバス達の館を作る。
「溜まってんならここで発散すれば良いだろ。風俗産業は大事だって事だな。こうやって犯罪の抑止力にもなるし」
その原因が女全てを孕ませた自分にあるとは微塵も思わない辺り、ジェイドは唯我独尊だった。
俺は粗方吸われ正気に戻った男連中を集めた。
「ったく、発情期なんぞに負けるとはな」
「す、すんません……。本能には勝てなくて……」
年中発情期のジェイドが説教していた。
「良いか、この館はサキュバスの娼館にする。やりたくなったらサキュバスとやれ。サキュバス、男が来たら遠慮なく食事していいが、館の外では襲うなよ?」
「「「「は~い」」」」
サキュバス達は食事で満足したのかツヤツヤしていた。
「よし、じゃあ集落はこのまま分ける事にする。次俺のメスに襲い掛かったらぶち殺すからな。覚えておけ」
「「「「す、すんませんっした兄貴っ!」」」」
俺はキッチリとしつけ、女側に戻る。今回の被害者はミーニャの父親だけだ。まぁ良いだろう。
「良くなぁぁぁぁい!!」
「あら、良い男!」
「へ?」
「凄くおっきぃ身体ね! あっちも凄いの?」
「あ、ちょ……」
「じゃああなたがお客さん第一号ね! ほら、行くわよ!」
「ほぁぁぁぁぁぁぁぁっ!?」
ミーニャの父親は十体のサキュバスにズルズルと引きずられていくのだった。
「ん? なんだ今の歓喜とも絶望とも聞こえた遠吠えは」
「あれ、父さんの声だ」
「ああ……。ミーニャ、あれはもう忘れなさい。お前の立派だった父さんはもういないんだ。良いな?」
「え? うん」
これで良い。尊厳を失った父親などミーニャには必要ない。
「ミーニャ、バレッタ」
「「はい!」」
「お前達にここを任せたい。特にミーニャ」
「ん」
「もしかすると邪神側に堕ちた白虎族を討伐するために他の神獣族がくるかもしれない。なのでお前にはここで俺の子供達を鍛えてもらいたい。後で集落の隣にダンジョンを作っておく。そこで鍛えろ」
「ミーニャはここに残るの?」
「そうだ。ここはお前の故郷だからな。仲間と暮らした方が良いだろう。だが安心しろ。別に一生の別れってわけじゃない。定期的に孕ませに来るからな。その時子供達の成長具合も確かめる。サボるんじゃないぞ?」
「がうっ!」
「そしてバレッタ」
「はいっ!」
「バレッタはミーニャのサポートだ。俺の子供達を頼むぞ?」
「はいっ!」
「お前にも限界突破を与える。まずはダンジョンで修行するように」
「ありがとうございますっ!」
そして俺は集落の隣に【ダンジョン作成】でダンジョンを作ってやった。罠の類いはなく、純粋に戦闘をするだけのバトルダンジョンだ。もちろん宝も落ちる。
俺は全ての環境を整え女達を集めた。
「じゃあ落ち着いた頃にまた来る。他の種族が攻めてきたら遠慮なく殺せ」
「「「「はいっ!」」」」
「良い返事だ。それでこそ俺の女だ。またな、お前達」
「「「「お待ちしておりますっ!!」」」」
こうしてシーガロン大陸は完全に俺の手に収まり、ミーニャは故郷で暮らす事となった。平地の方はハーデスに任せ、俺は邪神国へと戻るのであった。
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