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第4章 シーガロン大陸編
18 富める国
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酒場の一角を借りてから数日、酒場は魔導具を買いにくる客で連日大盛況だ。店主も嬉しい悲鳴をあげている。
「忙しいっ! 忙しいが大儲けだっ! ジェイド様のくれた食材に新しい調理法! まさに酒場のためにあるような料理っ! 私は一生ついていきますよぉぉぉぉっ!」
「はいはい」
俺はいらない食材を店主に譲っていた。前にダンジョンで大量に手に入れたは良いものの、使いきれなくて困っていたのである。
「魔物肉の唐揚げうめぇわぁ……」
「いやいや、魔物の肉を薄切りにしたこの野菜薪もうめぇわ……」
「何言ってんだ、一番はこの焼き鳥だろうが! このパリパリッとした感じがたまらなく酒にマッチしてんじゃねぇか!」
「いやいや、一番はピザだろ! 寒さを気にせず飲めるようになった葡萄酒と相性抜群だ!」
「「「確かに……!」」」
とまぁ、酒場は連日大盛況。邪神教信者も右肩上がりで増えていった。
そんな時だった。
「失礼します。こちらに魔導具を販売している御方がいると聞いて参りました」
「ん?」
昼間から盛り上がる酒場にビシッと燕尾服らしきものを着た初老の男性が入ってきた。
「んあ? あ、城の執事長さんじゃないですか。あの角にいるのがジェイド様さ」
執事長がチラリと俺の方を見て近付いてきた。
「失礼します。私はイースプール王国の城で執事長をしております【グラハム】と申します。急ではありますがイースプール王国女王【ナタリー・イースプール】様があなた様との面会を切望されておりまして……」
俺の耳がピクリと反応する。
「急ではございますが何卒私と城まで来ていただけないでしょうか」
「ふむ。行っても良いが……女王って何歳?」
「え? はぁ……、今年で三十二になりますが……」
「旦那は?」
「先代は十年前に崩御されており……」
「……未亡人か。子は?」
「はい。王子が一人おります」
子持ちの未亡人か。
「わかったよ。女王直々に面会を希望しているなら断れないだろう。案内頼めるかい?」
「は、ははっ!」
俺は申請書類を異次元ボックスに放り込み期待に胸を踊らせ城に向かった。そして今、謁見の間で女王と面会している。
「御足労させてしまい申し訳ありません」
「……いえ」
女王はごくごく普通の女性だった。寒冷地特有の白さはあったが、少々ふくよかで、柔和な感じだ。
「まずは民に魔導具を配布していただき感謝を」
「いえ。こちらにも利がありますゆえ」
「邪神教……でしたか。ウェスプール王国の王から手紙をもらってます。あなたがジェイド様で間違いございませんか?」
「はい。俺はイージス大陸にて邪神国を率いているジェイドと申します」
女王は配下をチラリと見て謁見の間から出るように促した。
「そうですか。所で……。ウェスプール国王からの手紙によりますと……ジェイド様は年増が好みだとか」
「はい?」
女王はチラチラとこちらを窺っていた。時おり足を組換えている。
「その……私もジェイド様の魔導具が欲しいのですが、何分この城全部に……となると」
「そうですね。邪神教に入らずに購入となると……結構な額になりますね」
「でしょう? なので……取引、しませんか?」
「取引ですか?」
女王は玉座に座りながら長いスカートを捲し上げていく。そしてムッチリとした白い足が左右に開かれた。
「まぐわい一回で魔導具を一つ。どうでしょうか」
「……履いてないんですね。丸見えですよ」
俺はすっと立ち上がる。下腹部はすでに膨らんでいる。女王はそれを見て両足の間から涎を垂らしていた。
「取引……してくださいます?」
「喜んで。場所を変えますか?」
「はいっ。では私の寝室へ参りましょう! 今すぐに!」
「お供いたしましょう」
女王は玉座から降り、俺に並ぶ。
「あぁ……、凄く硬くなってますわ……」
「これも待ちきれないようです。今夜は寝かせませんよ?」
「あ……。堕ち……」
それから俺達は寝室に向かう。俺は股間を膨らませたまま歩き、女王は腕に抱きつき身体を押し付けてきている。兵士は視線を反らし、メイドは頬を赤く染めていた。
寝室に入るとすぐに女王は口唇を重ねてきた。女王は口唇を重ねながら俺の服を器用に脱がしていく。俺は面倒だったので女王のドレスを真っ二つに引き裂いた。
「あぁっ、乱暴ね……」
「後で新しいドレスをプレゼントするよ。それより……早く抱きたい。ベッドに行こうか」
「は、はいっ!」
そして俺は夜通し女王を抱いた。少しふくよか気味な女王の身体は柔らかく、いつまでも飽きさせない。そして女王は生娘のように俺の腕の中で乱れ続けた。
「まだ三十回……っ。まだまだ足りませんわ、ジェイドさまぁ……っ」
「ふっ、わかってるさ。朝になっちまったから一旦休もう。このまま寝ようぜ、ナタリー」
「入ったまま……。は、はいっ! 男の人と寝るのは十年ぶりです……。起きたらまたして下さいね?」
「もちろんだとも。何日かここで世話になろうかな」
「あ……は、はいっ! いつまででもいてくださいませっ。そして……私の身体を満たして……ジェイド……」
それから一ヶ月、俺は城で暮らした。その間、女王には千回以上は注いだ。
「よ~し、じゃあ次は外壁修繕の分にしようか」
「はぁ~い。じゃあ……一回につき煉瓦一個でっ」
「おいおい、それじゃ数年はかかっちまうだろ」
「いいじゃないですか~。それとも……もう私には飽きてしまいましたか?」
「まさか。わかるだろ?」
「……はいっ。カチカチですね。元気に跳ねまわってますっ」
「俺も忙しい身だからなぁ。あまり長くはいてやれないんだ。悪いな」
「わかりました……。ならせめてジェイド様の赤ちゃんを!」
「オーケー。今からは避妊魔法なしでやろう。孕ませるぞ、ナタリー」
「は、はいっ!」
この数日後、女王は俺の子を腹に宿した。その代わりと要っては何だが、俺はイースプール王国を新品同様の町に作り替え、岩場の土地を畑様に作り替えてやった。
「これからは姉妹国だ、ナタリー。子が産まれた頃にまた来るからな。健康には気をつけてな?」
「はいっ! ありがとうございました、ジェイドさま……」
こうして、ウェスプール、イースプールを事実上掌握した俺はミーニャのいる盆地へと戻るのであった。
「忙しいっ! 忙しいが大儲けだっ! ジェイド様のくれた食材に新しい調理法! まさに酒場のためにあるような料理っ! 私は一生ついていきますよぉぉぉぉっ!」
「はいはい」
俺はいらない食材を店主に譲っていた。前にダンジョンで大量に手に入れたは良いものの、使いきれなくて困っていたのである。
「魔物肉の唐揚げうめぇわぁ……」
「いやいや、魔物の肉を薄切りにしたこの野菜薪もうめぇわ……」
「何言ってんだ、一番はこの焼き鳥だろうが! このパリパリッとした感じがたまらなく酒にマッチしてんじゃねぇか!」
「いやいや、一番はピザだろ! 寒さを気にせず飲めるようになった葡萄酒と相性抜群だ!」
「「「確かに……!」」」
とまぁ、酒場は連日大盛況。邪神教信者も右肩上がりで増えていった。
そんな時だった。
「失礼します。こちらに魔導具を販売している御方がいると聞いて参りました」
「ん?」
昼間から盛り上がる酒場にビシッと燕尾服らしきものを着た初老の男性が入ってきた。
「んあ? あ、城の執事長さんじゃないですか。あの角にいるのがジェイド様さ」
執事長がチラリと俺の方を見て近付いてきた。
「失礼します。私はイースプール王国の城で執事長をしております【グラハム】と申します。急ではありますがイースプール王国女王【ナタリー・イースプール】様があなた様との面会を切望されておりまして……」
俺の耳がピクリと反応する。
「急ではございますが何卒私と城まで来ていただけないでしょうか」
「ふむ。行っても良いが……女王って何歳?」
「え? はぁ……、今年で三十二になりますが……」
「旦那は?」
「先代は十年前に崩御されており……」
「……未亡人か。子は?」
「はい。王子が一人おります」
子持ちの未亡人か。
「わかったよ。女王直々に面会を希望しているなら断れないだろう。案内頼めるかい?」
「は、ははっ!」
俺は申請書類を異次元ボックスに放り込み期待に胸を踊らせ城に向かった。そして今、謁見の間で女王と面会している。
「御足労させてしまい申し訳ありません」
「……いえ」
女王はごくごく普通の女性だった。寒冷地特有の白さはあったが、少々ふくよかで、柔和な感じだ。
「まずは民に魔導具を配布していただき感謝を」
「いえ。こちらにも利がありますゆえ」
「邪神教……でしたか。ウェスプール王国の王から手紙をもらってます。あなたがジェイド様で間違いございませんか?」
「はい。俺はイージス大陸にて邪神国を率いているジェイドと申します」
女王は配下をチラリと見て謁見の間から出るように促した。
「そうですか。所で……。ウェスプール国王からの手紙によりますと……ジェイド様は年増が好みだとか」
「はい?」
女王はチラチラとこちらを窺っていた。時おり足を組換えている。
「その……私もジェイド様の魔導具が欲しいのですが、何分この城全部に……となると」
「そうですね。邪神教に入らずに購入となると……結構な額になりますね」
「でしょう? なので……取引、しませんか?」
「取引ですか?」
女王は玉座に座りながら長いスカートを捲し上げていく。そしてムッチリとした白い足が左右に開かれた。
「まぐわい一回で魔導具を一つ。どうでしょうか」
「……履いてないんですね。丸見えですよ」
俺はすっと立ち上がる。下腹部はすでに膨らんでいる。女王はそれを見て両足の間から涎を垂らしていた。
「取引……してくださいます?」
「喜んで。場所を変えますか?」
「はいっ。では私の寝室へ参りましょう! 今すぐに!」
「お供いたしましょう」
女王は玉座から降り、俺に並ぶ。
「あぁ……、凄く硬くなってますわ……」
「これも待ちきれないようです。今夜は寝かせませんよ?」
「あ……。堕ち……」
それから俺達は寝室に向かう。俺は股間を膨らませたまま歩き、女王は腕に抱きつき身体を押し付けてきている。兵士は視線を反らし、メイドは頬を赤く染めていた。
寝室に入るとすぐに女王は口唇を重ねてきた。女王は口唇を重ねながら俺の服を器用に脱がしていく。俺は面倒だったので女王のドレスを真っ二つに引き裂いた。
「あぁっ、乱暴ね……」
「後で新しいドレスをプレゼントするよ。それより……早く抱きたい。ベッドに行こうか」
「は、はいっ!」
そして俺は夜通し女王を抱いた。少しふくよか気味な女王の身体は柔らかく、いつまでも飽きさせない。そして女王は生娘のように俺の腕の中で乱れ続けた。
「まだ三十回……っ。まだまだ足りませんわ、ジェイドさまぁ……っ」
「ふっ、わかってるさ。朝になっちまったから一旦休もう。このまま寝ようぜ、ナタリー」
「入ったまま……。は、はいっ! 男の人と寝るのは十年ぶりです……。起きたらまたして下さいね?」
「もちろんだとも。何日かここで世話になろうかな」
「あ……は、はいっ! いつまででもいてくださいませっ。そして……私の身体を満たして……ジェイド……」
それから一ヶ月、俺は城で暮らした。その間、女王には千回以上は注いだ。
「よ~し、じゃあ次は外壁修繕の分にしようか」
「はぁ~い。じゃあ……一回につき煉瓦一個でっ」
「おいおい、それじゃ数年はかかっちまうだろ」
「いいじゃないですか~。それとも……もう私には飽きてしまいましたか?」
「まさか。わかるだろ?」
「……はいっ。カチカチですね。元気に跳ねまわってますっ」
「俺も忙しい身だからなぁ。あまり長くはいてやれないんだ。悪いな」
「わかりました……。ならせめてジェイド様の赤ちゃんを!」
「オーケー。今からは避妊魔法なしでやろう。孕ませるぞ、ナタリー」
「は、はいっ!」
この数日後、女王は俺の子を腹に宿した。その代わりと要っては何だが、俺はイースプール王国を新品同様の町に作り替え、岩場の土地を畑様に作り替えてやった。
「これからは姉妹国だ、ナタリー。子が産まれた頃にまた来るからな。健康には気をつけてな?」
「はいっ! ありがとうございました、ジェイドさま……」
こうして、ウェスプール、イースプールを事実上掌握した俺はミーニャのいる盆地へと戻るのであった。
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