現世で死んだ俺は新たな世界へと生まれ変わる途中で邪神に拐われました。ありがとう! 感謝します邪神様っ!

夜夢

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新章 惑星フォーリーン編

27 開戦

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 いよいよ定刻となり戦が始まる。自陣に張ったテントから出たジェイドは口を開き唖然とした。

「な、なんだあの陣形は……」

 敵は王妃アクアを先頭に二万人が縦になり並んでいた。そのアクアも全裸で後ろを向き、足を肩幅に開いて鮑を披露している。

「さあ、私の海鮮を堪能してくれ!」
「バカか!? バカなのかお前らは!?」

 二万人が全てアクアと同じ姿勢で並んでいる。さすがにこれは突っ込まずにはいられなかった。

「どうした、戦はもう始まっているのだぞっ! その巨大ウツボで鮑を食い散らかすが良いっ!」

 どうやら戦う気は失せたようだ。ミューズ王国の女共は後の快楽より今すぐ得られる快楽を選んだのだった。

「……はぁ。この数を全て処理するのは骨が折れそうだな」
「さあ! いつでも攻めてくるが良いっ!」
「うっせぇわ! 【分身】!!」

 ジェイドは二万人に分身した。

「「「「ふ、増えた!?」」」」
「戦う気がねぇなら戦は終わりだ! お前ら縦じゃなく横に並びやがれ! そんなに待ちきれねぇなら今すぐ抱いてやんよぉぉっ!」

 それを受け王妃アクアは縦に敷いた陣形を横に変更する。そしてジェイドは横に並んだ二万人の背後につき尻を掴む。女達は今か今かと待ち望んでいた。
 
 そんな女達一人一人に分身が与えられ、ジェイド本体の一声で一人を除き一斉に貫かれた。

「「「「あぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」」」」

 戦場に獣のような叫声が響き渡る。

「んはぁぁぁぁぁぁっ! これよこれぇぇぇぇっ!」
「こんなに潤ったのいつぶりかしらぁぁぁぁっ!」
「旦那のより全然良いぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!」
「は、激しいっ! だがっ悪くないぃぃぃぃぃぃっ!」
「な、何故私だけまだっ!!」

 残された一人はミューズ王国王妃、アクア・ミューズだ。ジェイドのモノは割れ目に触れたまま奥に進まない。

「は、早く私も!!」
「まあそう慌てるなよ。お前に挿入してやるために今から条件を出す」
「な、なにっ!?」

 ジェイドは割れ目に沿うようにモノを上下に動かす。

「んっくっ! は、早くその条件を言えぇっ!」
「ふむ。なら言ってやろう。まずこの戦での負けを認めろ」
「わ、わかった! 私達の負けで良いっ! あっ!」

 先端が半分アクアの入り口から侵入する。

「では次だ。ミューズ王国はこの今より俺の属国とする」
「俺……の?」
「そうだ。ミューズ王国はいらぬ争いを起こした見せしめとなってもらう。俺が魔王だと忘れてないか? これからミューズ王国の女は魔族の野郎共に与える。それを呑むなら……奥まで貫いてやる」
「呑むから挿入れてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!」

 王妃アクアは国民を守る立場にあるはずだが、間髪入れずにジェイドの要求を呑んだ。

「はははははっ! 最低の王妃だなお前は。お前はこいつ欲しさに国民を売った。それを噛み締めじっくりと味わうが良い」
「あっ挿入って! あぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!!」

 ジェイドのモノが王妃の奥へと到達した。

「あっあっ! しゅごぉぉぉ……っ! 奥グリグリされてりゅぅぅぅっ!」
「お前は自分の快楽のために国民を売ったんだ。それをよく覚えておけ」
「そんなのどうでも良いからぁぁぁっ! いっぱいしてぇぇぇぇぇぇぇぇっ!!」

 このやり取りは録画され、後日ミューズ王国全体に流された。

「ね、魔族って格好いいのいるかな?」
「バカね、チンポついてりゃなんでも良いのよ。早く来ないかしらねぇ」
「や~ん、私魔王様が良いなぁ~」
「わかる~! 王妃様めっちゃ涎垂らしてたし」
「あれは熟練者ね。子宮が疼くわ……」

 ジェイドの意図とは真逆に、ミューズ王国国民は魔族による凌辱を受け入れていた。

「……この国はどうなってんだ。全員ド淫乱じゃねぇか」

 それに王妃アクアが答える。

「女は男がいないと生きられないのです。それは一度でも快楽を知った者や望む者には何より効果が現れます。この男がいなくなってしまった世界では快楽による支配が何より効果的でしょう」
「……俺は女を甘く見ていたのかもしれないな」

 こういう世界になりジェイドは学んだ。飢えた女は何より怖いと。

「あっあっ! なにこの魔族! めっちゃイケメン!」
「ねぇ~、もっとしてよぉ~……」
「「「「ひぃぃぃぃぃぃっ!?」」」」

 ジェイドはミューズ王国にインキュバス達を派遣した。インキュバスといえば夜の帝王とも言える魔族だ。それが今女に恐れをなしていた。

「……あのインキュバスが怯えるとは……」
「ジェイド様~、私の初めてを是非!」
「私が先よっ!」

 ジェイドとの行為を希望する者には移住の権利を与えていた。場所は戦場となった平原。そこに城を建て町を作った。

「ふっ、プロのインキュバスより俺が良いか」
「はいっ! 孕むなら強い方の種が良いですから」
「あ、私まだだから気持ち良さだけ味わいたいです!」
「ははははっ! よしやるか。気に入ったら側室にしてやる。いけ、分身」
「「「「「あぁぁぁぁぁぁぁんっ!」」」」」

 そして戦犯たる王妃アクアはと言うと。

「あっあっあっ! こうですかぁっ!」
「そうだ、もっと絡み付けろ。思っていたより良いなお前の穴は。しばらく使わせてもらうぞ」
「ありがとうございますっ! 好きなだけ使ってくまさいませっ!」

 実際アクアはミューズ王国で一、二を争う名器をもっていた。ジェイドは休みなくアクアを抱き堪能する。

「はっ……はっ……。こんなに求められたの初めてぇ~……。ジェイド様、私の膣内は気持ち良いですか?」
「ああ。深くキツく吸い付きも凄い。まさにやるためにある穴だな。お前は俺の側室にする。良いな?」
「はいっ! 毎日奉仕させていただきますわっ!」 

 こうしてミューズ王国は魔族の国となった。そして国境にはジェイドのハーレムが完成し、戦はジェイドの勝利で幕を下ろすのだった。
 
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