現世で死んだ俺は新たな世界へと生まれ変わる途中で邪神に拐われました。ありがとう! 感謝します邪神様っ!

夜夢

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新章 惑星フォーリーン編

28 世界の動向

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 ミューズ王国が戦を起こし敗戦した事は瞬く間に隣国から大陸中へと拡散された。その内容は正確に伝わり、男が存在していると皆が知った。

「王妃様、我が国は如何いたしましょうか」
「もちろん親書を送りますわ。殿方がいなければ国に繁栄はありません。私も民ももはや自慰のみでは限界に達しています。猛る男根を受け入れてこそ女というもの。私が直接親書を運びます。出立の用意を」
「王妃様自らですか? なりません、ここは親衛隊長の私が!」
「いえいえ。あなたは国を守っていなさい」
「いやいや、王妃様こそ」
「「……譲りませんよ!」」

 どの国も同じ動きを示していた。そして戦から一ヶ月、次々と隣国の王妃、女王、王女がジェイドに恭順を示す。

「次」
「はいっ! 我が国の全てはジェイド様に! その証として私の身体を!」
「うむ。意思は理解した。後程えぐってやる。待機室にて待て」
「ありがとうございますっ!」

 そうして来訪した王族の話をしっかりと聞き、ジェイドは勢力を拡大していく。ひとまずは四人。この時点でジェイドは自国を【エデン】と名付け、一大国家を形成した。

「あはぁぁぁぁっ! ジェイド様のすごすぎますわぁぁぁぁぁっ! あっあっ、こんなのっ満ち足りてしまいますわぁぁぁぁっ!」
「まぁゆっくりシテいきな。せっかく来てくれたんだ、その腹に子をくれてやるよ」
「んはぁぁぁっ! 嬉しいっ、私の身体はジェイド様のモノですわぁぁぁぁっ!」

 我慢に我慢を重ねた女達の性欲はもう限界にあった。この王妃などは寝室に入った瞬間ジェイドのズボンをおろしモノを口に頬張った。

「帰ったら国民をここに移してもらうぞ」
「ここに……ですか?」
「そうだ。これからこの国を沢山の民が住めるように大改造する。狭い地域でも数億人は住めるようにする予定だ」
「数億……、それはこの大陸全ての民より大分多いですね」
「当たり前だ。全ての女は俺の子を孕むからな。単純に数は倍になる」
「ま、まぁ……。さすがジェイド様ですわ。あの……そろそろもう一度……」
「お前はとんでもなく淫乱だな。そんなに気に入ったか?」
「もちろんですわっ! まだまだ全然足りません。私が上になりますのでジェイド様は私が乱れる様をお楽しみ下さいませ……んっあっ!」

 目の前で大きな果実が揺れる。ジェイドはその先端を舌で転がしつつ、王妃を孕ませてやった。

 そして別室では本体が隣国の王女を抱いていた。

「やぁん、ジェイドさまぁ~……。私の身体じゃ全部は挿入いりませんわぁ~」
「初めてをもらっちまって悪いな」
「いえっ、私の初めてはジェイド様のために……ですわ。私の穴はジェイド様のモノを受け入れるためにあったのですっ。ジェイド様、私の国の民も皆ジェイド様を望んでいますわ。皆にこの幸せを与えて下さいませ……」
「ああ。だがまだまだ帰さねぇぞ。お前まだ孕めないだろ」 
「はい。残念ながら……」
「なら全部挿入いるようになるまでだな。国民はその後だ」

 王女は小さな身体でジェイドに抱きついた。

「私だけ愛してくださるのですねっ。全部挿入いるようになるまで抜かないで下さいっ」 
「ああ。俺の形になるように頑張れよ」

 そしてまた別室では隣国の女王が分身に抱かれていた。

「あぁぁぁぁっ! もっと早く来れば良かったぁっ! 魔王様のこれがこんなに気持ち良いだなんてぇっ!」
「今まで何してたんだ? ん~?」
「お、畏れていたのですっ。魔王様は世界の支配者、そのような方と会うのすら怖くて……」
「じゃあ今回はなぜ来た。しかも大股開いて喘いでよ」
「は、魔王反対派の貴族が男だったのですっ! それがいなくなったため、急ぎ国の方針を転換していたのですっ!」
「ほう、ならお前の国は俺に従うのだな?」
「はい……っ、全ての民は魔王様のモノ! いつでも好きな時に抱かれて構いませんっ」
「そうかい。ならとりあえずお前は孕ませるぞ。そして帰ったら国民に伝えな。抱かれたいならこのエデンに来いとなっ!」
「んはぁぁぁぁぁっ! 熱いの入ってくるぅっ!」

 こうしてジェイドはミューズ王国を含む四方の隣国を合併させ、新たな国エデンを作った。その中央には巨大な城を作り、王都となる城下町にはタワーマンションや商業ビルを建てた。もちろん上下水完備で風呂、トイレも完備した。ここに大都市が形成されたのである。

 この大都市は各王族から自国の民へと伝えられ、エデンは瞬く間に民の集まる国となった。

 そしてこの話はさらなる隣国、またその隣国へと伝わり、噂は別の大陸、そして世界へと広まっていった。

 それから数年後、惑星フォーリアは完全にジェイドのモノとなった。全ての女はジェイドの子を孕み、崇める。これによりジェイドの力は邪神デルモートの力を遥かに凌駕してしまった。

「……これでこの星は完全に俺のモノになったな。後継者も作ったしもう問題はない。二度と勇者召喚される事もなければ争いもない。世界は一つになったからな。さてここで問題だ。俺はいつになったら神界に戻れるんだ? デルモートの奴……まさかまだ女神を戻せてないんじゃねぇだろうな」

 ──ここは神界、主神の間──

「デルモート様、惑星フォーリアがジェイド様の手により平定された模様です」
「ふむ。さすがは妾のジェイドじゃ。こんな短期間で星一つ堕とすとはなぁ。じゃが……妾の力が増してはおらんなぁ。なぜじゃ?」

 女神がデルモートに言った。

「おそらくあの惑星の民はジェイド様のみを崇めていると考えられます。男が死滅し、女はジェイド様のモノとなった事から全ての信心がジェイド様に注がれているかと」
「ふ~む……。まぁジェイドならば妾より強くなろうとも妾を裏切る事はないじゃろ。よし、誰ぞジェイドを召喚せよ。戻ったらここにくるよう伝えるのじゃ」
「……はっ」

 ──そして惑星フォーリア──

「ん? この気配は……召喚魔方陣か」

 ジェイドの足元に魔方陣が現れる。

「いよいよか。とりあえず何かあった時のために分身を残しておくか」

 ジェイドはフォーリアに分身を残し、魔方陣の中に消えるのだった。 
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