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ダンジョン攻略編
日常の終わり(勇者side)
しおりを挟むキーンコーンカーンコーン
「よし、これで委員会を終了する。」
「ふぅ、今回は長かったな。」
「そうだね。体育祭と文化祭のことをまとめての話し合いだったからね。」
「ねぇねぇ!久しぶりにご飯食べに行かない?」
「いいね!久しぶりに元中組でいきたいな!」
「ご、ごめんなさい!私今日お母さんのお手伝いしなくちゃいけなくて…」
「芽衣のお母体調崩してたもんな。」
「俺もパス。今、減量中なんだ、ごめんな。」
「そっか、鳴もうすぐ大会だもんね。じゃあまた今度いこ!」
「あぁ、そうだな。じゃあ解散。」
俺たち同中組は委員会を終え、いつものようにみんなで帰る。
「そういえば、颯の剣道の試合っていつだ?」
「僕は来月かな。」
颯は小学生から剣道をやっていて全国3位の実力を持っている。
一度試合を観に行ったことがあるが、素人でもわかる強さだった。
「そうか。じゃあ今週末の大会みんな応援来てくれよな」
「もちろん行くわよ!ね!」
「あぁ、そうだな。」
「う、うん!その日はお店お休みだから平気だよ!」
「鳴、かっこいいところ見せてね!」
「あぁ、任せとけ!」
鳴はミドル級のボクサーで天才ボクサーと言われている。
俺たちは今週末にある鳴のボクシング大会に応援に行くことを決めた。
「あーあ、でも大会が終わったら受験勉強か。いいよな颯も司ももう大学決まったようなもんだもんな。」
「僕も司も推薦狙ってる組だからね。」
「ボクシングが終わったら、次は勉強だな」
「あぁ、その時は勉強教えてくれ…」
「みんなあたしにも教えてー!」
「莉子が一番危ないもんな」
「なによ!あたしだってやればできるのよ!」
「ははっ、でも莉子はやらないからなぁ」
「むぅ~~」
俺たちはいつものように他愛もない話をしながらいつもの帰り道を歩いていた。
が、だれかがいきなり大声で俺たちに注意をした。
「君たち!!危ない!!」
「「「「「え?」」」」」
「ニュースの時間になりました。今日、夕方の4時ごろ、大型トラックが高校生5人を轢く事故が起こりました。
死亡したのは
八神 司(18)
大野 颯(18)
山岸 鳴(18)
多部 莉子(18)
橋本 芽衣(18)
以上の5名です。
現在犯人は逃走中です。
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