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第32話 超能力VS魔術
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最初に仕掛けてきたのは謎の少女だった。
超魔術的空間を形成して、領域を構築している。
無限の空間を形成することによって、世界を自分の都合の良い解釈によって書き換えた。
「どうだ!! これが私の無限の幻想空域だ!!」
雪兎は直ぐ様に超感覚的な分析を行う。
まず、空域を念分析すると時間と現実の道義的効果や現実の理解可能な情報を不可能な情報に書き換えられていることだ。
空間を形成している量子が現実には存在しない物質どころか宇宙の素粒子すら思えない数式を形成している。
幻想と本人が言っているように、現実にはありえない状態だ。
これは本気でやらないと死ぬかもしれない。
月夜月名(つきやるな)は本気の雪兎の力がどの程度なのかを推し量るためにこの魔術を使用した。
月名はまだ絶闇の天罰天使人形と輝星の十真天剣と奥の手が3つほどある。
月名は雪兎の力が見たかった。
だから心を鬼にして、命まで欲しいとは思わなかった。
だが、負けたとき、自分の奴隷にする魔術をかけるぐらいはと思い……と危ない思想になっていた。
雪兎は魔術には魔法をと、念動と魔法を組み合わせた、念魔法を放つ。
炎を念動力で生み出した炎をさらに魔法の炎を生み出して、合成して混ぜ合わして、そのまま雪兎の念動力を波動として添加する。
幻想空域を破壊したが、直ぐに再構成する。
それの無限ループだ。
ならばあの少女……名前は月名(るな)と言うのか。
を直接攻撃することにした雪兎は死なない程度の念動力で腹に衝撃を加える。
だが謎の防御壁に守られている。
念動力が阻まれる。
ならば念動掌握だ。
念動掌握とはスキルとか魔法とかの効果を掌握して自分の物にすることが出来るスキルだ。
幻想空域を掌握した。
そのまま破壊した。
「そんな!? 私の幻想空域が破壊されるなんて……雪兎あなたは思っていた以上の化け物のようだな」
ふんっ……まあ僕も自分が既に人間の限界を超えている化け物だという自覚はあるかな。
でも君もこんな出鱈目な魔術を使える時点で人間を超越しているんじゃないかな?
「そんなことないぞ、このくらいの魔術なら大和魔術教会や英光魔術教会の超位魔術師ぐらいなら使えると思うぞ、と言っても私の魔術の場合極位魔術師ぐらいじゃないと到達できないレベルだと思うがなと自惚れする」
「こいつ……俺の頭の中の声を見通しているのか……」
「精神透視の魔術は難易度こそ高いが使えるものだぞ、雪兎はアホだな~」
「で、月名(るな)、お前は何の目的で僕に勝負を仕掛けてきたんだ?」
「私と共に世界の頂点に立とうと誘ってみる」
「何の目的で?」
月名は不敵な笑みを浮かべてこう言いだした。
「世界征服かな?」
とても邪悪な笑顔だったが子供らしく美少女なためにとても素敵な笑顔でもあった。
「世界征服なんて何するんだよ、お前は」
「そりゃ世界征服だよ雪兎!! 自由に法律とか決められるし、自分の好き勝手なことに国を支配できるんだよ!! いいよね!! 楽しそうだよ凄く!! そう思わないのか!?」
「そりゃ自分の我がままを通せるのはいいけど……」
雪兎はこのまだ若干12歳に満たないと思われる少女の意見に心揺らされそうとしていた。
ミリアベルがここで意見する。
「なんだが凄く楽しそうであります!! 私も世界征服したいであります!!」
駄目だこいつも馬鹿だった。
でも、この月名の力は野放しにするのはあまりにも危険だ。
だからと言って倒すのは違う気がする。
まだ一応子供だし。
僕が矯正してあげないと一人で世界征服とは言わないが、人様に迷惑をかけるかもしれない。
じゃあどうするか? もちろん僕が導いてあげればいい。
「それじゃあ僕の仲間にならないか?」
「いいのか? 私は世界征服の実現のメンバーが増えることは賛成だが……と言ってもまだ雪兎しかいないが」
「私もいるよ!!」
「妖精さんもいたんだな」
というわけで月名が雪兎の仲間になった。
秘密結社『黒雪月』の発足が決まった瞬間だった。
その後、ダンジョンの最深部まで来た。
70階層まで来ていた。
ダンジョンの階層主はエメラルドエアドラゴン。
月名の使う解析魔術によると。
下から下級、中級、上級、超級、極級、災害級、神話級、EX級の八段階の評価をつけられるという。
エメラルドエアドラゴンは極級らしい。
それってどのくらい凄いのかしっかりわからないよな?
「極級だとね……一国の軍隊1000人が束になって勝てるかどうかのレベルかな?」
「それは戦車とか戦闘機とかも含めてのレベルなのか?」
「まあ色んなケースがあるから一概に言えないけどまあまあ結構強い敵と言えばいいんじゃないの?」
「適当だな、まあいいかお前の力を見せてもらうぞ」
「雪兎もね」
その後、ミリアベルにオーロラブーストにレインボーブーストに天翔化をかけてもらい無双した。
超念動刃を揮いエメラルドエアドラゴンの右足を斬りおとした。
だが、瞬時に再生する。
そして風魔法のストームインパクトを放ってくる。
念動壁を展開するがひびが入る。
そのまま破られそうになる。
「犠牲は自らに降りかかるべきではない、悪なる他者は自分の眼に入るべきではない、自ら放った怒りの拳は揮った自らに降りかかるべきである……犯者反転(カースリバース)!!」
魔術の呪文を唱え終わった月名はいつの間にか杖と普通ではない本を持っていた。
あれは魔本だろう。
魔術の力を底上げするものだろう。
杖もその触媒だろう。
エメラルドエアドラゴンは自ら放った魔法が自らの体に降りかかり、自壊した。
ドロップ品は途轍もないほどおおきな魔石と魔術師のローブのようなものと立派な強そうな剣と肉の塊だった。
魔石の使い道が良くわからないが雪兎は自らのアイテムボックスもとい超念域空間に保存する。
最近使えるようになった。
超念域空間では物は全く劣化せず、そのままの状態を保つ。
しかも古いものや壊れたり痛んだりしたものを入れるといつの間にか元に戻っているという優れもの。
魔術師のローブは鑑定すると物凄いものだった。
碧風竜王のローブ……エメラルドエアドラゴン(希少種)の落とすローブ。あらゆる竜のブレスを半減する上に、風魔法に対して莫大な軽減率を誇る。具体的に言うと85パーセント軽減する。着ているだけで魔力を上げるし、防御力も凄まじい。風のように軽いため物凄く動きやすくなる。
剣の方も凄かった。
碧星神剣(エスカマリソード)……Sランクの剣。エメラルドストライクというスキルを使える。剣の中でもかなりの攻撃力を誇るし、軽い上にビルすら割れるほどの殲滅力。
星神の領域という世界に入れるようになる。
星神の領域だと? どういうことだろう……ためにし使ってみるか。
剣に触れて星神の領域に入れるように念じる。
すると視界が一瞬で切り替わる。
そこは星だった。
辺り一面何もない場所だった。
だが物凄く広い空間だった。
そこに端っこの方でこたつにみかんとテレビ……じゃなくてデカいパソコンのモニタにゲーム……FPSをしている星神を見つけた。
「何をしているんですか……エスカマリ様」
「PU○G」
「ちょっおまそういうことは言わないの」
「なんだこの空間は……だだっ広いけどここだけぬくぬくだぞ……」
「あれっ月名もいたのか」
「オッハー……少年よここにいるということは私の超レア級中のレアの剣を手にしたと言うことだな、わたし結構うれしいかも」
「というと?」
「だってここに過去に来た人最後に来た人ね、300年前だよ確か、久々に引きこもりプレイで色んなネトゲしてきたけど退屈で退屈でここ10年は本当に暇だった、まあまあみかんとハッピータ○ンとブ○ボンのお菓子と炭酸飲料しかないけど泊っていっても良いのよ」
「あっ、待ってパスタもパスタも山のようにあるからパスタソースも様々な種類が完備されているからね、だから暫くここにいて一緒にス○ブラしていかない?」
なんだこの駄目星神(だめほしがみ)はと思う雪兎と月名とミリアベルだった。
そして暫くここにいることにした。
「あとここにも特別なダンジョンがあったりするんだよね~」
最後に気になる言葉を口にするエスカマリなのであった。
超魔術的空間を形成して、領域を構築している。
無限の空間を形成することによって、世界を自分の都合の良い解釈によって書き換えた。
「どうだ!! これが私の無限の幻想空域だ!!」
雪兎は直ぐ様に超感覚的な分析を行う。
まず、空域を念分析すると時間と現実の道義的効果や現実の理解可能な情報を不可能な情報に書き換えられていることだ。
空間を形成している量子が現実には存在しない物質どころか宇宙の素粒子すら思えない数式を形成している。
幻想と本人が言っているように、現実にはありえない状態だ。
これは本気でやらないと死ぬかもしれない。
月夜月名(つきやるな)は本気の雪兎の力がどの程度なのかを推し量るためにこの魔術を使用した。
月名はまだ絶闇の天罰天使人形と輝星の十真天剣と奥の手が3つほどある。
月名は雪兎の力が見たかった。
だから心を鬼にして、命まで欲しいとは思わなかった。
だが、負けたとき、自分の奴隷にする魔術をかけるぐらいはと思い……と危ない思想になっていた。
雪兎は魔術には魔法をと、念動と魔法を組み合わせた、念魔法を放つ。
炎を念動力で生み出した炎をさらに魔法の炎を生み出して、合成して混ぜ合わして、そのまま雪兎の念動力を波動として添加する。
幻想空域を破壊したが、直ぐに再構成する。
それの無限ループだ。
ならばあの少女……名前は月名(るな)と言うのか。
を直接攻撃することにした雪兎は死なない程度の念動力で腹に衝撃を加える。
だが謎の防御壁に守られている。
念動力が阻まれる。
ならば念動掌握だ。
念動掌握とはスキルとか魔法とかの効果を掌握して自分の物にすることが出来るスキルだ。
幻想空域を掌握した。
そのまま破壊した。
「そんな!? 私の幻想空域が破壊されるなんて……雪兎あなたは思っていた以上の化け物のようだな」
ふんっ……まあ僕も自分が既に人間の限界を超えている化け物だという自覚はあるかな。
でも君もこんな出鱈目な魔術を使える時点で人間を超越しているんじゃないかな?
「そんなことないぞ、このくらいの魔術なら大和魔術教会や英光魔術教会の超位魔術師ぐらいなら使えると思うぞ、と言っても私の魔術の場合極位魔術師ぐらいじゃないと到達できないレベルだと思うがなと自惚れする」
「こいつ……俺の頭の中の声を見通しているのか……」
「精神透視の魔術は難易度こそ高いが使えるものだぞ、雪兎はアホだな~」
「で、月名(るな)、お前は何の目的で僕に勝負を仕掛けてきたんだ?」
「私と共に世界の頂点に立とうと誘ってみる」
「何の目的で?」
月名は不敵な笑みを浮かべてこう言いだした。
「世界征服かな?」
とても邪悪な笑顔だったが子供らしく美少女なためにとても素敵な笑顔でもあった。
「世界征服なんて何するんだよ、お前は」
「そりゃ世界征服だよ雪兎!! 自由に法律とか決められるし、自分の好き勝手なことに国を支配できるんだよ!! いいよね!! 楽しそうだよ凄く!! そう思わないのか!?」
「そりゃ自分の我がままを通せるのはいいけど……」
雪兎はこのまだ若干12歳に満たないと思われる少女の意見に心揺らされそうとしていた。
ミリアベルがここで意見する。
「なんだが凄く楽しそうであります!! 私も世界征服したいであります!!」
駄目だこいつも馬鹿だった。
でも、この月名の力は野放しにするのはあまりにも危険だ。
だからと言って倒すのは違う気がする。
まだ一応子供だし。
僕が矯正してあげないと一人で世界征服とは言わないが、人様に迷惑をかけるかもしれない。
じゃあどうするか? もちろん僕が導いてあげればいい。
「それじゃあ僕の仲間にならないか?」
「いいのか? 私は世界征服の実現のメンバーが増えることは賛成だが……と言ってもまだ雪兎しかいないが」
「私もいるよ!!」
「妖精さんもいたんだな」
というわけで月名が雪兎の仲間になった。
秘密結社『黒雪月』の発足が決まった瞬間だった。
その後、ダンジョンの最深部まで来た。
70階層まで来ていた。
ダンジョンの階層主はエメラルドエアドラゴン。
月名の使う解析魔術によると。
下から下級、中級、上級、超級、極級、災害級、神話級、EX級の八段階の評価をつけられるという。
エメラルドエアドラゴンは極級らしい。
それってどのくらい凄いのかしっかりわからないよな?
「極級だとね……一国の軍隊1000人が束になって勝てるかどうかのレベルかな?」
「それは戦車とか戦闘機とかも含めてのレベルなのか?」
「まあ色んなケースがあるから一概に言えないけどまあまあ結構強い敵と言えばいいんじゃないの?」
「適当だな、まあいいかお前の力を見せてもらうぞ」
「雪兎もね」
その後、ミリアベルにオーロラブーストにレインボーブーストに天翔化をかけてもらい無双した。
超念動刃を揮いエメラルドエアドラゴンの右足を斬りおとした。
だが、瞬時に再生する。
そして風魔法のストームインパクトを放ってくる。
念動壁を展開するがひびが入る。
そのまま破られそうになる。
「犠牲は自らに降りかかるべきではない、悪なる他者は自分の眼に入るべきではない、自ら放った怒りの拳は揮った自らに降りかかるべきである……犯者反転(カースリバース)!!」
魔術の呪文を唱え終わった月名はいつの間にか杖と普通ではない本を持っていた。
あれは魔本だろう。
魔術の力を底上げするものだろう。
杖もその触媒だろう。
エメラルドエアドラゴンは自ら放った魔法が自らの体に降りかかり、自壊した。
ドロップ品は途轍もないほどおおきな魔石と魔術師のローブのようなものと立派な強そうな剣と肉の塊だった。
魔石の使い道が良くわからないが雪兎は自らのアイテムボックスもとい超念域空間に保存する。
最近使えるようになった。
超念域空間では物は全く劣化せず、そのままの状態を保つ。
しかも古いものや壊れたり痛んだりしたものを入れるといつの間にか元に戻っているという優れもの。
魔術師のローブは鑑定すると物凄いものだった。
碧風竜王のローブ……エメラルドエアドラゴン(希少種)の落とすローブ。あらゆる竜のブレスを半減する上に、風魔法に対して莫大な軽減率を誇る。具体的に言うと85パーセント軽減する。着ているだけで魔力を上げるし、防御力も凄まじい。風のように軽いため物凄く動きやすくなる。
剣の方も凄かった。
碧星神剣(エスカマリソード)……Sランクの剣。エメラルドストライクというスキルを使える。剣の中でもかなりの攻撃力を誇るし、軽い上にビルすら割れるほどの殲滅力。
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星神の領域だと? どういうことだろう……ためにし使ってみるか。
剣に触れて星神の領域に入れるように念じる。
すると視界が一瞬で切り替わる。
そこは星だった。
辺り一面何もない場所だった。
だが物凄く広い空間だった。
そこに端っこの方でこたつにみかんとテレビ……じゃなくてデカいパソコンのモニタにゲーム……FPSをしている星神を見つけた。
「何をしているんですか……エスカマリ様」
「PU○G」
「ちょっおまそういうことは言わないの」
「なんだこの空間は……だだっ広いけどここだけぬくぬくだぞ……」
「あれっ月名もいたのか」
「オッハー……少年よここにいるということは私の超レア級中のレアの剣を手にしたと言うことだな、わたし結構うれしいかも」
「というと?」
「だってここに過去に来た人最後に来た人ね、300年前だよ確か、久々に引きこもりプレイで色んなネトゲしてきたけど退屈で退屈でここ10年は本当に暇だった、まあまあみかんとハッピータ○ンとブ○ボンのお菓子と炭酸飲料しかないけど泊っていっても良いのよ」
「あっ、待ってパスタもパスタも山のようにあるからパスタソースも様々な種類が完備されているからね、だから暫くここにいて一緒にス○ブラしていかない?」
なんだこの駄目星神(だめほしがみ)はと思う雪兎と月名とミリアベルだった。
そして暫くここにいることにした。
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