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第12話 差し出されたマグカップと、小さな兆し
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あれから三日が過ぎた。
私とカイくんの関係はまるで薄い氷の上を歩いているようだった。いや氷はもう完全に凍てついて割れることすらないのかもしれない。
カフェでの私たちは必要最低限の言葉すら交わさなくなった。視線が合うこともない。彼は私の存在をまるで風景の一部のように扱っていた。その徹底した無視は私の心をじわじわと蝕んでいく。
けれど私はもう泣かなかった。
泣いてはいけない。そう自分に強く言い聞かせていた。
これは私が選んだ道なのだから。
その間もナイト様とのコラボ準備は着々と進んでいた。
毎晩のように私たちはボイスチャットで打ち合わせを重ねた。彼のリードはいつも的確で優しい。私が企画についてうまく言葉にできないでいると彼は決して急かしたりはしない。
『ルルちゃんのペースで大丈夫ですよ』
そう言って穏やかに微笑むのだ。声だけで彼が微笑んでいるのが分かる。
彼の優しさに触れるたびに私の心は少しだけ安らいだ。けれどその安らぎはどこか借り物のような居心地の悪さを伴っていた。
そして打ち合わせが終わるたびに私の心にぽっかりと穴が開く。
その穴の正体を私はもう知っていた。
セバスチャンさん。
あの日以来彼が私の配信に姿を現すことは一度もなかった。
その日のカフェは珍しく朝から雨が降っていた。
窓ガラスを細い雨筋がいくつも伝っていく。店内に流れるジャズの音色が雨音に混じっていつもより物悲しく響いた。
客足もまばらだ。
私とカイくんはそれぞれの持ち場で黙々と作業をこなしていた。
私はバックヤードで野菜の仕込みをしていた。冷たい水が指先の感覚を奪っていく。
その時だった。
「……本城さん」
不意に背後から声をかけられた。
びくりと私の肩が大きく跳ねる。振り返るとそこにはカイくんが無表情で立っていた。
この三日間彼から名前を呼ばれることなど一度もなかったのに。
「……マスターが呼んでる」
彼はそれだけ言うとすぐに私に背を向けた。
マスター。このカフェのオーナーだ。温厚でいつもにこにこしているおじいさん。
私は濡れた手をエプロンで拭くと彼の後を追ってフロアに出た。
「やあナギちゃん。ちょっといいかい」
マスターはカウンターの中で手招きをしていた。その隣にはカイくんが腕を組んで立っている。
「実はね新しいコーヒー豆が入ったんだ。二人にも味見をしてもらいたくてね」
そう言ってマスターは二つのカップに淹れたてのコーヒーを注いだ。琥珀色の液体から芳醇な香りが立ち上る。
「さあどうぞ。感想を聞かせておくれ」
マスターににこやかに促される。
断ることはできない。
私はおそるおそるカップを手に取った。そしてカイくんと数メートルの距離を置いてカウンター席に腰を下ろす。
気まずい。
心臓の音がうるさいくらいに響いている。
私は彼のことを意識しないように必死で目の前のコーヒーに集中した。
一口含む。
最初に華やかな酸味が舌の上を駆け抜けた。そしてその後にチョコレートのような深いコクと甘みが追いかけてくる。
美味しい。
素直にそう思った。
「……どうかな?」
マスターの優しい声。
私が答えようと口を開きかけたその時だった。
「……少し酸味が強いですね」
先に口を開いたのはカイくんだった。
彼の声はいつもと同じ低いトーン。けれどその言葉にはコーヒーへの真摯な愛情が感じられた。
「若い子にはもう少し苦味があった方が飲みやすいかもしれません。後味はすごくいいですけど」
「ほうなるほどねえ。カイくんはさすがよく分かっているねえ」
マスターは感心したように何度も頷いている。
私は何も言えなかった。
彼が私の言いたかったことを全て代弁してくれたからだ。そして私以上に的確な言葉で表現してくれたから。
私はただ黙ってコーヒーを飲み干した。
カップの底に残った黒い澱がまるで今の私の心のようだった。
◇
その日のバイトの終わり際。
雨はさらに勢いを増していた。外はもう薄暗い。
私はバックヤードで自分の荷物をまとめていた。
今日一日結局私たちはあの味見の時以外一言も口を利かなかった。
彼の態度は相変わらず冷たい。
でもなぜだろう。今日の彼は昨日までの彼とは少しだけ違って見えた。
私を拒絶する氷のような冷たさではない。
ただそこに静かに存在している冬の空気のような張り詰めた静寂。
そんなことを考えていた時だった。
「……本城さん」
再び彼が私を呼んだ。
振り返ると彼はドアの前に立っていた。その手にはマグカップが一つ。
「……これ」
彼はぶっきらぼうにそれを私に差し出した。
白いマグカップから湯気が立ち上っている。甘いミルクの香り。
「……ホットミルク。それ飲んで少し雨が弱まるの待ってけよ」
そう言うと彼は私の返事も待たずにフロアへと戻ってしまった。
私は差し出されたマグカップをただ呆然と見つめていた。
ホットミルク。
あの日土砂降りの夜に彼が私に淹れてくれたものと同じ。
指先からじんわりと温かさが伝わってくる。
その温かさはゆっくりと私の凍てついていた心まで溶かしていくようだった。
涙がまた溢れそうになる。
でも今度はそれをぐっと堪えた。
私はマグカップを両手で大切に包み込む。
そしてゆっくりとフロアへと歩き出した。
彼はカウンターの向こうで片付けをしていた。
私は少し離れた席に静かに腰を下ろす。
私たちは何も話さない。
ただ雨音と彼が食器を片付ける音だけが店内に響いている。
私はホットミルクを一口飲んだ。
優しい甘さが体中に広がっていく。
それはまるで彼からの声にならないメッセージのようだった。
『無理するな』
『お前は一人じゃない』
そんな言葉が聞こえたような気がした。
もちろん彼の勝手な自己満足なのかもしれない。
けれどそれでもよかった。
今はこの静かで不器用な優しさにただ身を委ねていたかった。
雨が止むまで。
もう少しだけこのままで。
私とカイくんの関係はまるで薄い氷の上を歩いているようだった。いや氷はもう完全に凍てついて割れることすらないのかもしれない。
カフェでの私たちは必要最低限の言葉すら交わさなくなった。視線が合うこともない。彼は私の存在をまるで風景の一部のように扱っていた。その徹底した無視は私の心をじわじわと蝕んでいく。
けれど私はもう泣かなかった。
泣いてはいけない。そう自分に強く言い聞かせていた。
これは私が選んだ道なのだから。
その間もナイト様とのコラボ準備は着々と進んでいた。
毎晩のように私たちはボイスチャットで打ち合わせを重ねた。彼のリードはいつも的確で優しい。私が企画についてうまく言葉にできないでいると彼は決して急かしたりはしない。
『ルルちゃんのペースで大丈夫ですよ』
そう言って穏やかに微笑むのだ。声だけで彼が微笑んでいるのが分かる。
彼の優しさに触れるたびに私の心は少しだけ安らいだ。けれどその安らぎはどこか借り物のような居心地の悪さを伴っていた。
そして打ち合わせが終わるたびに私の心にぽっかりと穴が開く。
その穴の正体を私はもう知っていた。
セバスチャンさん。
あの日以来彼が私の配信に姿を現すことは一度もなかった。
その日のカフェは珍しく朝から雨が降っていた。
窓ガラスを細い雨筋がいくつも伝っていく。店内に流れるジャズの音色が雨音に混じっていつもより物悲しく響いた。
客足もまばらだ。
私とカイくんはそれぞれの持ち場で黙々と作業をこなしていた。
私はバックヤードで野菜の仕込みをしていた。冷たい水が指先の感覚を奪っていく。
その時だった。
「……本城さん」
不意に背後から声をかけられた。
びくりと私の肩が大きく跳ねる。振り返るとそこにはカイくんが無表情で立っていた。
この三日間彼から名前を呼ばれることなど一度もなかったのに。
「……マスターが呼んでる」
彼はそれだけ言うとすぐに私に背を向けた。
マスター。このカフェのオーナーだ。温厚でいつもにこにこしているおじいさん。
私は濡れた手をエプロンで拭くと彼の後を追ってフロアに出た。
「やあナギちゃん。ちょっといいかい」
マスターはカウンターの中で手招きをしていた。その隣にはカイくんが腕を組んで立っている。
「実はね新しいコーヒー豆が入ったんだ。二人にも味見をしてもらいたくてね」
そう言ってマスターは二つのカップに淹れたてのコーヒーを注いだ。琥珀色の液体から芳醇な香りが立ち上る。
「さあどうぞ。感想を聞かせておくれ」
マスターににこやかに促される。
断ることはできない。
私はおそるおそるカップを手に取った。そしてカイくんと数メートルの距離を置いてカウンター席に腰を下ろす。
気まずい。
心臓の音がうるさいくらいに響いている。
私は彼のことを意識しないように必死で目の前のコーヒーに集中した。
一口含む。
最初に華やかな酸味が舌の上を駆け抜けた。そしてその後にチョコレートのような深いコクと甘みが追いかけてくる。
美味しい。
素直にそう思った。
「……どうかな?」
マスターの優しい声。
私が答えようと口を開きかけたその時だった。
「……少し酸味が強いですね」
先に口を開いたのはカイくんだった。
彼の声はいつもと同じ低いトーン。けれどその言葉にはコーヒーへの真摯な愛情が感じられた。
「若い子にはもう少し苦味があった方が飲みやすいかもしれません。後味はすごくいいですけど」
「ほうなるほどねえ。カイくんはさすがよく分かっているねえ」
マスターは感心したように何度も頷いている。
私は何も言えなかった。
彼が私の言いたかったことを全て代弁してくれたからだ。そして私以上に的確な言葉で表現してくれたから。
私はただ黙ってコーヒーを飲み干した。
カップの底に残った黒い澱がまるで今の私の心のようだった。
◇
その日のバイトの終わり際。
雨はさらに勢いを増していた。外はもう薄暗い。
私はバックヤードで自分の荷物をまとめていた。
今日一日結局私たちはあの味見の時以外一言も口を利かなかった。
彼の態度は相変わらず冷たい。
でもなぜだろう。今日の彼は昨日までの彼とは少しだけ違って見えた。
私を拒絶する氷のような冷たさではない。
ただそこに静かに存在している冬の空気のような張り詰めた静寂。
そんなことを考えていた時だった。
「……本城さん」
再び彼が私を呼んだ。
振り返ると彼はドアの前に立っていた。その手にはマグカップが一つ。
「……これ」
彼はぶっきらぼうにそれを私に差し出した。
白いマグカップから湯気が立ち上っている。甘いミルクの香り。
「……ホットミルク。それ飲んで少し雨が弱まるの待ってけよ」
そう言うと彼は私の返事も待たずにフロアへと戻ってしまった。
私は差し出されたマグカップをただ呆然と見つめていた。
ホットミルク。
あの日土砂降りの夜に彼が私に淹れてくれたものと同じ。
指先からじんわりと温かさが伝わってくる。
その温かさはゆっくりと私の凍てついていた心まで溶かしていくようだった。
涙がまた溢れそうになる。
でも今度はそれをぐっと堪えた。
私はマグカップを両手で大切に包み込む。
そしてゆっくりとフロアへと歩き出した。
彼はカウンターの向こうで片付けをしていた。
私は少し離れた席に静かに腰を下ろす。
私たちは何も話さない。
ただ雨音と彼が食器を片付ける音だけが店内に響いている。
私はホットミルクを一口飲んだ。
優しい甘さが体中に広がっていく。
それはまるで彼からの声にならないメッセージのようだった。
『無理するな』
『お前は一人じゃない』
そんな言葉が聞こえたような気がした。
もちろん彼の勝手な自己満足なのかもしれない。
けれどそれでもよかった。
今はこの静かで不器用な優しさにただ身を委ねていたかった。
雨が止むまで。
もう少しだけこのままで。
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