【完結】元SS冒険者の部隊長は王族に陥落される

竜鳴躍

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本編

公爵夫人のお仕事1

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クリスはすごい。

夜にどれだけ乱れても、事が終われば自分の義務は終わったと云わんばかりに、朝には騎士団の制服を着て出かけてしまう。

夜中、最中でも情報が入れば、仕事優先ででかけてしまうし。

かといって、いつの間にか家令たちと仲良くなって、領地のことや母がやっていた仕事を聞きだし、母のやり方に習ったらしく、最近では手紙の管理やスケジュール管理、食材や購入するものの管理、領民への投資や道の整備など、いつの間にか家の仕事もこなしていた。

確かに、アッシュフォード家が跡取りで悩むのもわかる。
鳶が鷹を産んだ、というか。
かなり優秀だ。

結婚指輪は家に置いたままだし、夜の相手も仕事と割りきっていそうで切ない。

クリスが置いていった、参加すべきパーティーの招待状を眺めながら、私はため息をついた。
結婚を内密にしたから、私は表向きはフリーなのだ。
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