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新章 溺愛編
子づくりなんて恥ずかしい
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天使だったアリスがいつのまにか、あんな風になっちゃうし。
親離れって寂しいなぁ。
まだ4歳のはずなのに(もうすぐ5歳だけど)、知識も考え方も話すことも全部が大人みたい。
一時期、俺が記憶をなくしたせいで、早く大人にしてしまったのかな。
でも、アイスの影響もあるよなぁ。
こうやって、子どもが大人になっていくから。
親はまた子を産みたくなるのかな。
子宮が定着するまでの間、俺は、おじいさまの屋敷に厄介になっていた。
アリス曰く、
「お母さまは優しいから、ついつい、本番の代わりに何かサービスをしちゃうでしょう?
でもそれだと、余計にお父様が我慢できなくて、結局ダメなのにやってしまう危険性がかなり高いので、定着するまでは別居してください。」
とのことで。
ケイトやお兄様のところだと気を使われるし、お城だとアイスが押しかけてきそうだし、ってことで行き先を考えてたら、おじいさまが手を挙げてくれたのだ。
そして、ようやく。
昨日の検査でokがでた。
無事着床して、安定期に入るまでは、騎士団は自宅でデスクワーク中心になるし、俺はゆっくり荷物を整えて、公爵家に帰るのだ。
「それでは、お世話になりました。おじいさま。」
「うむ。楽しかったぞ。赤ん坊が生まれるころには連絡をくれ。アリスの時はまだ疎遠にしていたから、今度は最初から可愛がりたいのだ。」
「はい、必ず!」
おじいさまに別れを言い、
ドアを開けると、アイスが立っていた。
「アイス!」
「…一刻も早く会いたくて。迎えに来た。」
なんかうれしい。
「俺も会いたかった。」
そういうと、アイスの胸にぎゅっと押し込まれた。
(ずっと我慢してたから…。すごいから、覚悟しててね…。)
と、耳元で。甘く囁く。
凄いの!?
凄いのかぁ…。
家に帰ると、アリスに。
「部屋に食事も運びますし、お風呂も部屋についてますよね? 3日3晩でもなんでも、どうぞ、心行くまで頑張ってください。」
と。
いろんな意味で恐ろしいことを言われた。
おい、4歳児。
親離れって寂しいなぁ。
まだ4歳のはずなのに(もうすぐ5歳だけど)、知識も考え方も話すことも全部が大人みたい。
一時期、俺が記憶をなくしたせいで、早く大人にしてしまったのかな。
でも、アイスの影響もあるよなぁ。
こうやって、子どもが大人になっていくから。
親はまた子を産みたくなるのかな。
子宮が定着するまでの間、俺は、おじいさまの屋敷に厄介になっていた。
アリス曰く、
「お母さまは優しいから、ついつい、本番の代わりに何かサービスをしちゃうでしょう?
でもそれだと、余計にお父様が我慢できなくて、結局ダメなのにやってしまう危険性がかなり高いので、定着するまでは別居してください。」
とのことで。
ケイトやお兄様のところだと気を使われるし、お城だとアイスが押しかけてきそうだし、ってことで行き先を考えてたら、おじいさまが手を挙げてくれたのだ。
そして、ようやく。
昨日の検査でokがでた。
無事着床して、安定期に入るまでは、騎士団は自宅でデスクワーク中心になるし、俺はゆっくり荷物を整えて、公爵家に帰るのだ。
「それでは、お世話になりました。おじいさま。」
「うむ。楽しかったぞ。赤ん坊が生まれるころには連絡をくれ。アリスの時はまだ疎遠にしていたから、今度は最初から可愛がりたいのだ。」
「はい、必ず!」
おじいさまに別れを言い、
ドアを開けると、アイスが立っていた。
「アイス!」
「…一刻も早く会いたくて。迎えに来た。」
なんかうれしい。
「俺も会いたかった。」
そういうと、アイスの胸にぎゅっと押し込まれた。
(ずっと我慢してたから…。すごいから、覚悟しててね…。)
と、耳元で。甘く囁く。
凄いの!?
凄いのかぁ…。
家に帰ると、アリスに。
「部屋に食事も運びますし、お風呂も部屋についてますよね? 3日3晩でもなんでも、どうぞ、心行くまで頑張ってください。」
と。
いろんな意味で恐ろしいことを言われた。
おい、4歳児。
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