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これで終わりじゃない、ひとまずの決着
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「くくく、馬鹿な奴らだ!」
ジェネシスは、右手に剣を、左手に銃を持つ。
のどの肉のあたりからは、パトラッシュが噛んだ痕があり、呼吸は若干だが、荒い。
大丈夫、この屋敷には多くの仲間が控えている。
攻め入っているといっても、今頃始末しているはず。
そうすればーーーーーーー。
パンパン、と銃で狙いをケヴィンに定める。
できれば、ブラッキーには傷をつけたくない。
ゲネスが執着しているし、正直、これほど美しいなら俺だって楽しんでみたい。
特別な体を持つ『産む方』のノース家の躰は、かなりイイと噂がある。
足がつくから娼館には売り飛ばせないだろうが、王子の亡骸の前で二人で輪姦して、そのまま飽きるまでは玩具にしてもいい。
だがーーーーーーーー
「なにっ!?」
スッと、ケヴィンの前にサンが飛び出し、剣で弾丸をはじいていく。
自分が育てたのに、サンの動体視力のよさ、判断力、動きの機敏さを理解していなかった。
だから、サンは『処分』から生き残れたのだ。
「ケヴィン!」
サンの声に頷き、ケヴィン王子が詰める。鋭い太刀筋。
剣の道に生きた女性を母に持ち、幼い頃から兄の剣として生きることを決めていた男の剣が、ジェネシスに迫る。
「うわぁぁっ!」
思わずのけぞるも。
鈍い衝撃。ぐっと力を入れて、手入れされた上質の剣は、ジェネシスの右腕を斬り落とした。
ジェネシスは、声を張り上げた。
「お前ら!こいっ!!応接間だっ!ケヴィン王子を始末しろっ!!!」
熱を持って、麻痺した痛み。腕の切り口を抑えながら、汗をかき、ジェネシスは入口の近くへ身を寄せる。
そして、何かを見て、目を細めた。
「!!!!くっ、あぁ……!!!!!!」
愛しいサン、マイキティの声で一瞬、ジェネシスから視線を外し、後ろを見ると、復活したゲネスが彼の首を背後から締め上げている。
「こいつ!!よくも!!!甘い顔していたらつけあがりやがって!犯してやる!お前は俺のモノだ!」
サンの首は締め上げられ、足が宙に浮いている。
「ふははは!どうする?」
「くぅっ!」
ジェネシスから視線を外して、ケヴィンはゲネスを殴り飛ばした。
「ぎゃあああああああ!痛い!痛いよお!」
手が離れ、崩れ落ちたキティを腕に受け止める。
キティがのどを抑えて、呼吸を整えている間に、ケヴィンは覚悟を決めた。
今、王族として、この国の騎士と法曹を束ねる者として。決断する。
そもそも、こういう男を国外追放処分で留めたのが間違いだったのだ。
蹲るゲネスの首をーーーーーーー、ケヴィンははねた。
ケヴィンがゲネスに向かっている間に、しめしめとジェネシスは入口から出ようとした。
ガチャっと開いたドアの音。
部下が援軍にきたとほくそ笑む。
だが、そこに立っていたのはーーーーーーーーー。
「……ク、クラウド=ノース……っ、騎士団長…っ!!」
冷たい視線がジェネシスを見下ろす。
返り血を浴びて真っ赤に染まった白い団服。
それは、自分の部下たちが全て始末されたことを示していた。
サンの父親は、今までのすべての思いをこめて、ジェネシスの左腕を斬り落とした。
そして、組織が壊滅したのだ。
だが、まだ終わりではない。
子どもたちを保護してからが、長い闘いになるのだから。
ジェネシスは、右手に剣を、左手に銃を持つ。
のどの肉のあたりからは、パトラッシュが噛んだ痕があり、呼吸は若干だが、荒い。
大丈夫、この屋敷には多くの仲間が控えている。
攻め入っているといっても、今頃始末しているはず。
そうすればーーーーーーー。
パンパン、と銃で狙いをケヴィンに定める。
できれば、ブラッキーには傷をつけたくない。
ゲネスが執着しているし、正直、これほど美しいなら俺だって楽しんでみたい。
特別な体を持つ『産む方』のノース家の躰は、かなりイイと噂がある。
足がつくから娼館には売り飛ばせないだろうが、王子の亡骸の前で二人で輪姦して、そのまま飽きるまでは玩具にしてもいい。
だがーーーーーーーー
「なにっ!?」
スッと、ケヴィンの前にサンが飛び出し、剣で弾丸をはじいていく。
自分が育てたのに、サンの動体視力のよさ、判断力、動きの機敏さを理解していなかった。
だから、サンは『処分』から生き残れたのだ。
「ケヴィン!」
サンの声に頷き、ケヴィン王子が詰める。鋭い太刀筋。
剣の道に生きた女性を母に持ち、幼い頃から兄の剣として生きることを決めていた男の剣が、ジェネシスに迫る。
「うわぁぁっ!」
思わずのけぞるも。
鈍い衝撃。ぐっと力を入れて、手入れされた上質の剣は、ジェネシスの右腕を斬り落とした。
ジェネシスは、声を張り上げた。
「お前ら!こいっ!!応接間だっ!ケヴィン王子を始末しろっ!!!」
熱を持って、麻痺した痛み。腕の切り口を抑えながら、汗をかき、ジェネシスは入口の近くへ身を寄せる。
そして、何かを見て、目を細めた。
「!!!!くっ、あぁ……!!!!!!」
愛しいサン、マイキティの声で一瞬、ジェネシスから視線を外し、後ろを見ると、復活したゲネスが彼の首を背後から締め上げている。
「こいつ!!よくも!!!甘い顔していたらつけあがりやがって!犯してやる!お前は俺のモノだ!」
サンの首は締め上げられ、足が宙に浮いている。
「ふははは!どうする?」
「くぅっ!」
ジェネシスから視線を外して、ケヴィンはゲネスを殴り飛ばした。
「ぎゃあああああああ!痛い!痛いよお!」
手が離れ、崩れ落ちたキティを腕に受け止める。
キティがのどを抑えて、呼吸を整えている間に、ケヴィンは覚悟を決めた。
今、王族として、この国の騎士と法曹を束ねる者として。決断する。
そもそも、こういう男を国外追放処分で留めたのが間違いだったのだ。
蹲るゲネスの首をーーーーーーー、ケヴィンははねた。
ケヴィンがゲネスに向かっている間に、しめしめとジェネシスは入口から出ようとした。
ガチャっと開いたドアの音。
部下が援軍にきたとほくそ笑む。
だが、そこに立っていたのはーーーーーーーーー。
「……ク、クラウド=ノース……っ、騎士団長…っ!!」
冷たい視線がジェネシスを見下ろす。
返り血を浴びて真っ赤に染まった白い団服。
それは、自分の部下たちが全て始末されたことを示していた。
サンの父親は、今までのすべての思いをこめて、ジェネシスの左腕を斬り落とした。
そして、組織が壊滅したのだ。
だが、まだ終わりではない。
子どもたちを保護してからが、長い闘いになるのだから。
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