笑うとリアルで花が咲き泣くと涙が宝石になる化け物の俺は、おひとり様を満喫しようと思っていたのに何故か溺愛されています。

竜鳴躍

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最近なんだかいい感じ

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じーっ。


ケイトに話しかけるお父様はっけん。

柱の影からじじっ。


お父様とケイト、にこやかに談笑。

本日も接触はなし。
んもう!お父様ったら純情なんだから!
ケイトはまじめさんなんだから、お父様からぐいぐいいかないと!


「あらまあ、リリアンったら。こんなところでどうしたのかしら。」

「おばあさまっ。」

「あっ……あの、その…。」


「ふふ、ケイトさんとってもいい人だもの。私もリリアンと同じ気持ちよ?既婚者だとか、出産歴があるとか、元平民だとか、そんなことはどうでもいいわ。」


「おばあ様?」


「だってねぇ、ケイトさん、ご実家から薬草をたくさん仕入れてくれて、手ずからお薬を煎じてくれたのだけど……それがもう凄いのよ。娘を通じて王妃殿下に献上したら、勲章の一つや二つもらえると思うわ。」

「おくすり?」



俺のケイトは優秀だけど、そこまで優秀だったんだ。

そういえば、伯爵家では俺が体調を崩しても医者を呼んでくれなかったから、ケイトがいつも薬を煎じてくれたっけ…。



「リリアンはまだこれから……性徴期がきたら向き合うことになるけれどね。オメガって、番がいないと酷い発情期がきて、まわりにフェロモンを発散してしまうし、番がいても緩和されるだけでやっぱり発情期はくるものなのよ。でもね、毎度毎度発情するのも辛いし、大事な場面で突然発情したら困るでしょう?だからお薬とかでコントロールする方がいいのだけど、大事な母体だから害してはいけないって、気休めの効果しかない薬ばかりだったの。ケイトさんもオメガなはずなんだけど、いつも普通に仕事をしているからどうしてるの?って聞いたら、自分で『抑制剤』を作って飲んでるっていうじゃない?体に無害で効き目も抜群なのよ!もう、画期的よ?私と娘の分をお願いしたばかりなのよ。」


そうなんだ。ケイトすっごい!!
もう侍女じゃなくて、お抱え薬師と言っても過言ではないのでは?


「あの二人が結ばれたいというのならねぇ…。私の遠縁にケイトさんを養女にいれてもらうこともできるし。離縁だって力になるのに…。」



俺も激しく同意!


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