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やっぱりミリオンがいけないと思うんだけど R18

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「ん。……………あっ、そこそこ。あん、いい。」

「かなり凝ってますね。」

外国にいる間は、相手の城のこともあるし、高級ホテルの時もある。



今夜の宿泊所は、セキュリティばっちりの高級ホテル。

式はまだだけど、いつも二人同じ部屋に泊る。



もちろん、えっちなこともする。


気持ちいいことが大好きなお年頃だから!



柔らかいベッドの上でうつ伏せになり、ミリオンがもみほぐしてくれる。



ミリオン上手ぅ。

普段書類仕事が多いからかなあ、肩とかものすごくこっちゃう。


「それにしても、毎度毎度モテますね。」


「嫉妬してくれてるの?僕は女の子は要らないんだけど、跡取りを産むための胎が必要だろうと言わんばかりに宛がってくるよね。娘さんが不憫だよ。これがザ・貴族社会なんだけどさ。娘は政略の道具でしかない。かわいそうだ。」

「世間的には私の方が妻だと思われてるんでしょうね。」

「正直、僕たちの場合どっちでもアリって言われたらアリだしなぁ…。それはさておき。」


ベッドの上で身を起こして、ミリオンと向かい合う。


「僕としては、もう少しミリオンに積極的になってもらいたい。僕はミリオンのものだって、もう少し傲慢にアピールしてもいいんだよ。ミリオンが一歩退いちゃってるから、寄ってくるんじゃないの??!」


「積極的……ですか。」





「ベッドの上では、積極的、なのに?」

いたずらに人差し指で鼻の頭を押すと、ぽすんと横に倒される。



キャッキャと口づけを交わして、舌を追いかけ合えば、いつの間にかお互いに衣服を乱れさせ、裸。


「この小麦のように輝く金髪も。海のようなエメラルドグリーンも。みんな私のもの。誰にもやりません。」

「そうそう。もっと。もっと独占して、…っ、あ、あぁああん…っ。いきなりきたあ。」

慣れたそこに楔は打ち込まれ、いつもクールなミリオンが熱を持ってがんがんに中を責め立てる。


激しいのも割と好き。


僕ってMっ気があるみたい。



「ついて、おくまで、結腸までっ、きても、いいからぁっ。」


そして、奥までいっぱいにしてほしい。










ふぅ。

広い浴槽はバブルの泡でいっぱいだ。

エッチの後は二人でお風呂。

腐っても王族なので護衛もちゃんといるし、貴重品は金庫だし、お風呂の間にベッドを整えてもらったりする。



「ミリオン、夜景がきれいだね。」

「エンリケの方が綺麗ですよ。」

大きなお風呂には大きな窓があり、浴槽にいながら夜景が見える。


護衛兼侍従の人がノックをして、シャンパンやワインとディナーを持って来た。





お風呂はややぬるめ。

いちゃいちゃしながら食事ができちゃうのも、ホテルだからだ。

お城とかだと、マナーを気にしないといけないからね。

こういうのも、旅の醍醐味。


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