17 / 42
17話
しおりを挟む
魔法を使える者は数が少ない。
何故少ないかと言えば、覚えるために必要なアイテムが手に入りにくい事が一番の理由に挙げられる。だからこそ、そのアイテムが手に入ると熾烈な奪い合いが起きる事も多く、あまり気の知れないメンバーでダンジョンに潜る事をしない探索者もいるぐらいだった。
勿論、逆にそのアイテムを手に入れるために相手が誰だろうとダンジョンに挑み続ける探索者が出るほど便利で売れば高額になる物だった。
そして、幸はその数少ない魔法の使い手。今までの探索では一切お目にかからなかった魔法を使うのだろう。
俺自身、誰かが魔法を使ったところを見るのは初めてだし、何をしようとしているかも予想できないから言われた通りにするしかない。
「ばのいfhそpふぃはふぁdんだ!!」
「ちっ、これはちょっと厳しそうだな……」
「大丈夫ですか、進さん」
「たぶんだけどな。幸太、今!」
「はい!!」
幸の姿を見た鬼が何か叫びながら向かおうとしたのを見て俺は急いで引き留めるために無理やり斬りかかる。
相変わらずの様子の鬼にイラつきを覚えながらも幸太に指示を出して何とか幸に向かっていかないようにする。
避けては斬ってを繰り返している内に何となくだが鬼の行動パターンみたいな物が分かってきたような気がしてきたのは上から叩き潰すように振るわれた拳を避けた時ぐらいからだった。
最初は勘違いかもしれないと思ったが、どうやら幸に傷つけられた後にその恨みを晴らそうとするのを俺たちに邪魔されることで怒りから動きが単調になっていったのだろう。
ただ、動きが予想できるからって言ってもこっちの攻撃が効かなきゃ意味が無いし、避けれているとはいえ、時よりその攻撃で飛んでくる破片が当たって怪我もしている。
これはうまく幸太と協力しないと拙くなりそうだな。まだ、痛みに耐えて動ける程度だけどこれが続くとなると厳しいし。
「悪い、ちょっと下がる!」
「分かりました!!」
うまく注意が幸太に向いたタイミングで俺は一気に鬼から距離を取る。
どうやら言葉までは理解していないようだったが、急に俺が離れた事を疑問に思ったようで俺を見ようとして幸太に斬られているのが見えた。
「よし、これで行ける。……で、幸はもうちょい掛かりそうかな?」
ポーションを使って回復するついでに幸の方を見てみるが、どうやらまだまだ時間が必要そうだった。
私は焦っていた。
進たちにはああ言ったものの、初めて挑戦するオリジナル魔法の構築と発動に苦戦していた。
もともと魔法は習得した時にいくつかの詠唱を覚える事が出来る。また、それ以外にも運が良ければレベルが上がった時にふと思い出したかのように新しい呪文を知れるらしい。実際、私も習得した時に二つ、それ以降に一つだけ覚える事が出来た。
それに対して私が今回試そうとしているオリジナル魔法はそういった風に覚えるのじゃなくて自分自身で魔法を構築するという世界でも成功した人が限られている事だ。
私自身、今まではそんな事を試そうと思った事は一度も無かった。いや、試さなくてもパーティーを組んでいた仲間たちと協力すればどうにでもなっていたから考えた事すらなかった。
だからこそ、今回みたいな事が起こるなんて考えた事も無く、今はどうにかしようと焦っている訳だ。
「早く、しないと……」
鬼と戦ってくれている進と幸太の姿を見ながらも私は以前聞いた魔法の構築方法だろうと考えられている物を試していく。
重要なのはしっかりとイメージする事。
体内やダンジョン内に有るマナをまず何処か一か所に集めるようにして、それをマナの塊に変化させる。そして、それを実際に発動させたい形をイメージしながら出したい場所から出す…、これでうまく行った場合はそれに相応しい詠唱が思い浮かぶらしい。
「また、うまく行かない。何がダメなの?」
今回もあと少しという所でマナが散ってしまった。これで3回目……、これが練習ならなんの問題も無いけど今はそうじゃない。早く、早く成功させないと……。
もう一度最初からやり直す。集めるイメージを固め、次に発動させたい形へと。
何度も続く作業のようなものに次第と私が作りたい魔法の形があいまいになっていくのを感じながらどうにか形にしようと続ける。
近距離で剣に纏わせるように……、違うやっぱり何か槍状のような物を飛ばすような感じの方が良いかしら。
「違う、そんな事を悩んでいる場合でも無い」
「幸! まだ無理か!?」
「ごめん、もうちょっと待って!!」
進から声を掛けられた事も原因なのかまた失敗してしまう。
怒鳴る様に言いながらも心を落ち着かせるために大きく深呼吸を一つ……。よし、今度こそ成功させれる。
チラっと進たちの方を確認しながらもう一度最初からやり直す。
あまり大きな傷を負った気配の無い鬼の姿に遠距離からの魔法は除外しても良さそうだった。
なら、考える事は一つ。私の剣に出来る限りのマナを集めて纏わり付かせて威力を上げればいい。
イメージするんだ。集めたマナを剣の周りに移動させて覆うようにした姿を。
マナの量は多く、剣が一回りでも二回りでも、いや、それ以上大きく見えるような姿に……。
「出来た!!」
いつの間にか閉じていた目を開いて見えた光景は私がずっと待ち望んでいたものだった。そして、それに合わせるように頭の中に流れ込んでくるソレの情報に私は喜びを隠せなかった。
何故少ないかと言えば、覚えるために必要なアイテムが手に入りにくい事が一番の理由に挙げられる。だからこそ、そのアイテムが手に入ると熾烈な奪い合いが起きる事も多く、あまり気の知れないメンバーでダンジョンに潜る事をしない探索者もいるぐらいだった。
勿論、逆にそのアイテムを手に入れるために相手が誰だろうとダンジョンに挑み続ける探索者が出るほど便利で売れば高額になる物だった。
そして、幸はその数少ない魔法の使い手。今までの探索では一切お目にかからなかった魔法を使うのだろう。
俺自身、誰かが魔法を使ったところを見るのは初めてだし、何をしようとしているかも予想できないから言われた通りにするしかない。
「ばのいfhそpふぃはふぁdんだ!!」
「ちっ、これはちょっと厳しそうだな……」
「大丈夫ですか、進さん」
「たぶんだけどな。幸太、今!」
「はい!!」
幸の姿を見た鬼が何か叫びながら向かおうとしたのを見て俺は急いで引き留めるために無理やり斬りかかる。
相変わらずの様子の鬼にイラつきを覚えながらも幸太に指示を出して何とか幸に向かっていかないようにする。
避けては斬ってを繰り返している内に何となくだが鬼の行動パターンみたいな物が分かってきたような気がしてきたのは上から叩き潰すように振るわれた拳を避けた時ぐらいからだった。
最初は勘違いかもしれないと思ったが、どうやら幸に傷つけられた後にその恨みを晴らそうとするのを俺たちに邪魔されることで怒りから動きが単調になっていったのだろう。
ただ、動きが予想できるからって言ってもこっちの攻撃が効かなきゃ意味が無いし、避けれているとはいえ、時よりその攻撃で飛んでくる破片が当たって怪我もしている。
これはうまく幸太と協力しないと拙くなりそうだな。まだ、痛みに耐えて動ける程度だけどこれが続くとなると厳しいし。
「悪い、ちょっと下がる!」
「分かりました!!」
うまく注意が幸太に向いたタイミングで俺は一気に鬼から距離を取る。
どうやら言葉までは理解していないようだったが、急に俺が離れた事を疑問に思ったようで俺を見ようとして幸太に斬られているのが見えた。
「よし、これで行ける。……で、幸はもうちょい掛かりそうかな?」
ポーションを使って回復するついでに幸の方を見てみるが、どうやらまだまだ時間が必要そうだった。
私は焦っていた。
進たちにはああ言ったものの、初めて挑戦するオリジナル魔法の構築と発動に苦戦していた。
もともと魔法は習得した時にいくつかの詠唱を覚える事が出来る。また、それ以外にも運が良ければレベルが上がった時にふと思い出したかのように新しい呪文を知れるらしい。実際、私も習得した時に二つ、それ以降に一つだけ覚える事が出来た。
それに対して私が今回試そうとしているオリジナル魔法はそういった風に覚えるのじゃなくて自分自身で魔法を構築するという世界でも成功した人が限られている事だ。
私自身、今まではそんな事を試そうと思った事は一度も無かった。いや、試さなくてもパーティーを組んでいた仲間たちと協力すればどうにでもなっていたから考えた事すらなかった。
だからこそ、今回みたいな事が起こるなんて考えた事も無く、今はどうにかしようと焦っている訳だ。
「早く、しないと……」
鬼と戦ってくれている進と幸太の姿を見ながらも私は以前聞いた魔法の構築方法だろうと考えられている物を試していく。
重要なのはしっかりとイメージする事。
体内やダンジョン内に有るマナをまず何処か一か所に集めるようにして、それをマナの塊に変化させる。そして、それを実際に発動させたい形をイメージしながら出したい場所から出す…、これでうまく行った場合はそれに相応しい詠唱が思い浮かぶらしい。
「また、うまく行かない。何がダメなの?」
今回もあと少しという所でマナが散ってしまった。これで3回目……、これが練習ならなんの問題も無いけど今はそうじゃない。早く、早く成功させないと……。
もう一度最初からやり直す。集めるイメージを固め、次に発動させたい形へと。
何度も続く作業のようなものに次第と私が作りたい魔法の形があいまいになっていくのを感じながらどうにか形にしようと続ける。
近距離で剣に纏わせるように……、違うやっぱり何か槍状のような物を飛ばすような感じの方が良いかしら。
「違う、そんな事を悩んでいる場合でも無い」
「幸! まだ無理か!?」
「ごめん、もうちょっと待って!!」
進から声を掛けられた事も原因なのかまた失敗してしまう。
怒鳴る様に言いながらも心を落ち着かせるために大きく深呼吸を一つ……。よし、今度こそ成功させれる。
チラっと進たちの方を確認しながらもう一度最初からやり直す。
あまり大きな傷を負った気配の無い鬼の姿に遠距離からの魔法は除外しても良さそうだった。
なら、考える事は一つ。私の剣に出来る限りのマナを集めて纏わり付かせて威力を上げればいい。
イメージするんだ。集めたマナを剣の周りに移動させて覆うようにした姿を。
マナの量は多く、剣が一回りでも二回りでも、いや、それ以上大きく見えるような姿に……。
「出来た!!」
いつの間にか閉じていた目を開いて見えた光景は私がずっと待ち望んでいたものだった。そして、それに合わせるように頭の中に流れ込んでくるソレの情報に私は喜びを隠せなかった。
0
あなたにおすすめの小説
俺だけ✨宝箱✨で殴るダンジョン生活
双葉 鳴
ファンタジー
俺、“飯狗頼忠(めしく よりただ)”は世間一般で【大ハズレ】と呼ばれるスキル【+1】を持つ男だ。
幸運こそ100と高いが、代わりに全てのステータスが1と、何をするにもダメダメで、ダンジョンとの相性はすこぶる悪かった。
しかし世の中には天から二物も三物ももらう存在がいる。
それが幼馴染の“漆戸慎(うるしどしん)”だ。
成績優秀、スポーツ万能、そして“ダンジョンタレント”としてクラスカースト上位に君臨する俺にとって目の上のたんこぶ。
そんな幼馴染からの誘いで俺は“宝箱を開ける係”兼“荷物持ち”として誘われ、同調圧力に屈して渋々承認する事に。
他にも【ハズレ】スキルを持つ女子3人を引き連れ、俺たちは最寄りのランクEダンジョンに。
そこで目の当たりにしたのは慎による俺TUEEEEE無双。
寄生上等の養殖で女子達は一足早くレベルアップ。
しかし俺の筋力は1でカスダメも与えられず……
パーティは俺を置いてズンズンと前に進んでしまった。
そんな俺に訪れた更なる不運。
レベルが上がって得意になった女子が踏んだトラップによる幼馴染とのパーティ断絶だった。
一切悪びれずにレベル1で荷物持ちの俺に盾になれと言った女子と折り合いがつくはずもなく、俺たちは別行動をとる事に……
一撃もらっただけで死ぬ場所で、ビクビクしながらの行軍は悪夢のようだった。そんな中響き渡る悲鳴、先程喧嘩別れした女子がモンスターに襲われていたのだ。
俺は彼女を囮に背後からモンスターに襲いかかる!
戦闘は泥沼だったがそれでも勝利を収めた。
手にしたのはレベルアップの余韻と新たなスキル。そしてアイアンボックスと呼ばれる鉄等級の宝箱を手に入れて、俺は内心興奮を抑えきれなかった。
宝箱。それはアイテムとの出会いの場所。モンスタードロップと違い装備やアイテムが低い確率で出てくるが、同時に入手アイテムのグレードが上がるたびに設置されるトラップが凶悪になる事で有名である。
極限まで追い詰められた俺は、ここで天才的な閃きを見せた。
もしかしてこのトラップ、モンスターにも向けられるんじゃね?
やってみたら案の定効果を発揮し、そして嬉しい事に俺のスキルがさらに追加効果を発揮する。
女子を囮にしながらの快進撃。
ステータスが貧弱すぎるが故に自分一人じゃ何もできない俺は、宝箱から出したアイテムで女子を買収し、囮役を引き受けてもらった。
そして迎えたボス戦で、俺たちは再び苦戦を強いられる。
何度削っても回復する無尽蔵のライフ、しかし激戦を制したのは俺たちで、命からがら抜け出したダンジョンの先で待っていたのは……複数の記者のフラッシュだった。
クラスメイトとの別れ、そして耳を疑う顛末。
俺ができるのは宝箱を開けることくらい。
けどその中に、全てを解決できる『鍵』が隠されていた。
異世界帰還者の気苦労無双録~チートスキルまで手に入れたのに幼馴染のお世話でダンジョン攻略が捗らない~
虎柄トラ
ファンタジー
下校帰りに不慮の事故に遭い命を落とした桜川凪は、女神から開口一番に異世界転生しないかと勧誘を受ける。
意味が分からず凪が聞き返すと、女神は涙ながらに異世界の現状について語り出す。
女神が管理する世界ではいま魔族と人類とで戦争をしているが、このままだと人類が負けて世界は滅亡してしまう。
敗色濃厚なその理由は、魔族側には魔王がいるのに対して、人類側には勇者がいないからだという。
剣と魔法が存在するファンタジー世界は大好物だが、そんな物騒な世界で勇者になんてなりたくない凪は断るが、女神は聞き入れようとしない。
一歩も引かない女神に対して凪は、「魔王を倒せたら、俺を元の身体で元いた世界に帰還転生させろ」と交換条件を提示する。
快諾した女神と契約を交わし転生した凪は、見事に魔王を打ち倒して元の世界に帰還するが――。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
親友と婚約者に裏切られ仕事も家も失い自暴自棄になって放置されたダンジョンで暮らしてみたら可愛らしいモンスターと快適な暮らしが待ってました
空地大乃
ファンタジー
ダンジョンが日常に溶け込んだ世界――。
平凡な会社員の風間は、身に覚えのない情報流出の責任を押しつけられ、会社をクビにされてしまう。さらに、親友だと思っていた男に婚約者を奪われ、婚約も破棄。すべてが嫌になった風間は自暴自棄のまま山へ向かい、そこで人々に見捨てられた“放置ダンジョン”を見つける。
どこか自分と重なるものを感じた風間は、そのダンジョンに住み着くことを決意。ところが奥には、愛らしいモンスターたちがひっそり暮らしていた――。思いがけず彼らに懐かれた風間は、さまざまなモンスターと共にダンジョンでのスローライフを満喫していくことになる。
現実世界にダンジョンが出現したのでフライングして最強に!
おとうふ
ファンタジー
2026年、突如として世界中にダンジョンが出現した。
ダンジョン内は無尽蔵にモンスターが湧き出し、それを倒すことでレベルが上がり、ステータスが上昇するという不思議空間だった。
過去の些細な事件のトラウマを克服できないまま、不登校の引きこもりになっていた中学2年生の橘冬夜は、好奇心から自宅近くに出現したダンジョンに真っ先に足を踏み入れた。
ダンジョンとは何なのか。なぜ出現したのか。その先に何があるのか。
世界が大混乱に陥る中、何もわからないままに、冬夜はこっそりとダンジョン探索にのめり込んでいく。
やがて来る厄災の日、そんな冬夜の好奇心が多くの人の命を救うことになるのだが、それはまだ誰も知らぬことだった。
至らぬところも多いと思いますが、よろしくお願いします!
『冒険者をやめて田舎で隠居します 〜気づいたら最強の村になってました〜』
チャチャ
ファンタジー
> 世界には4つの大陸がある。東に魔神族、西に人族、北に獣人とドワーフ、南にエルフと妖精族——種族ごとの国が、それぞれの文化と価値観で生きていた。
その世界で唯一のSSランク冒険者・ジーク。英雄と呼ばれ続けることに疲れた彼は、突如冒険者を引退し、田舎へと姿を消した。
「もう戦いたくない、静かに暮らしたいんだ」
そう願ったはずなのに、彼の周りにはドラゴンやフェンリル、魔神族にエルフ、ドワーフ……あらゆる種族が集まり、最強の村が出来上がっていく!?
のんびりしたいだけの元英雄の周囲が、どんどんカオスになっていく異世界ほのぼの(?)ファンタジー。
【完結】元ゼネコンなおっさん大賢者の、スローなもふもふ秘密基地ライフ(神獣付き)~異世界の大賢者になったのになぜか土方ばかりしてるんだがぁ?
嘉神かろ
ファンタジー
【Hotランキング3位】
ゼネコンで働くアラフォーのおっさん、多田野雄三は、ある日気がつくと、異世界にいた。
見覚えのあるその世界は、雄三が大学時代にやり込んだVR型MMOアクションRPGの世界で、当時のキャラの能力をそのまま使えるらしい。
大賢者という最高位職にある彼のやりたいことは、ただ一つ。スローライフ!
神獣たちや気がついたらできていた弟子たちと共に、おっさんは異世界で好き勝手に暮らす。
「なんだか妙に忙しい気もするねぇ。まあ、楽しいからいいんだけど」
貧乏冒険者で底辺配信者の生きる希望もないおっさんバズる~庭のFランク(実際はSSSランク)ダンジョンで活動すること15年、最強になりました~
喰寝丸太
ファンタジー
おっさんは経済的に、そして冒険者としても底辺だった。
庭にダンジョンができたが最初のザコがスライムということでFランクダンジョン認定された。
そして18年。
おっさんの実力が白日の下に。
FランクダンジョンはSSSランクだった。
最初のザコ敵はアイアンスライム。
特徴は大量の経験値を持っていて硬い、そして逃げる。
追い詰められると不壊と言われるダンジョンの壁すら溶かす酸を出す。
そんなダンジョンでの15年の月日はおっさんを最強にさせた。
世間から隠されていた最強の化け物がいま世に出る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる