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【特別編】陽葵と理玖〜出会い〜(2)
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「あの四ノ宮さん?」
「あ、ごめんごめん。急に抱き寄せちゃって」
顔を赤くさせながら俺を見つめる陽葵ちゃんの肩から手を離すと、今まで感じていた彼女の体温が離れていき寂しくなる。
もう少しだけ抱いていたかった、なんて思う俺は相当彼女に執心だ。
「彼女を待ってるって言って断ったんだよね。だからつい抱き寄せちゃってごめん。いきなりこんなことして」
「いえ、気にしないでください。やっぱ四ノ宮さんはモテるんですね」
「誰にでもモテたいわけじゃないよ。好きな子からモテたいだけ」
「え⋯⋯っ」
(ちょっとそんな顔されると期待しちゃうじゃん)
目を丸くさせた陽葵ちゃんは俺の顔を見てまるで茹でダコのように赤くさせていた。
すぐに赤くなるところもそれを隠すように視線を逸らすところもどんな表情も全部可愛い。
「陽葵ちゃん行こっか」
「は、はい⋯!」
「あの⋯⋯手を繋いでもいいでしょうか」
「え、四ノ宮さん、敬語になってます⋯よ?」
俺の方が年上でリードしないといけないはずなのに、いざ言おうとすると緊張してしまい敬語になってしまった。
こんなはずじゃなかったのに、情けない姿を見せてしまい恥ずかしい。
「私も、繋ぎたいです。四ノ宮さんと」
恥ずかしそうにさせながらもハッキリと答えてくれた陽葵ちゃん。
そんな小さな手に指を絡めると肩を抱いた時の温かさが指先から伝わり気持ちが穏やかになっていく。
(あ~俺、陽葵ちゃんのこと好きだな)
触れてこんな気持ちになるのは好きという感情だからだ。
ギュッと絡めるとそれに応えるように陽葵ちゃんもまた俺の手を握ってくれた。
この手を離したくない、と無性に思う。
手を繋いで2人で歩く姿は傍から見ればカップルに見えるはずだ。
「陽葵ちゃんさ、前映画見たいって言ってたでしょ?」
「覚えててくれたんですか?」
「だからそれまずは見に行こう。その後にお昼食べよっか」
「はい!」
陽葵ちゃんは前にポツリと今話題のアクション映画を見たいと言っていた。
アクション映画とは意外だなとは思ったが、俺も興味があったためあらかじめチケットを取っておいた。
映画館へ向かい、そこでお互い飲み物を買う。
陽葵ちゃんはオレンジジュースを俺はアイスコーヒーを購入した。
2人で並んで指定の座席に座ると少しだけ腕が触れ合いその距離感にドキドキと心臓が暴れる。
デートなんて今まで何度もしてきたというのに、こんな気持ちになるなんて初めてなのかもしれない。
映画が始まると隣の彼女はシーンに合わせて表情をコロコロと変えていた。
チラッとそんな横顔を見つめているなんてきっと陽葵ちゃんは気づいてないだろう。
表情を見るのに夢中になってしまい、映画に集中できなかったことは秘密だ。
映画を見終えた俺たちは近くのカフェにやって来た。
人気のカフェらしく席はほぼ満席と言っていいほど埋まっており賑やかだ。
陽葵ちゃんはクリームパスタを、俺はオムハヤシを注文し目の前にはいい匂いがする料理が広がる。
「映画すごく良かったですね!」
「そうだね。陽葵ちゃんもすごい楽しそうで良かったよ」
「ん、どういうことです?私の事、見てたってことですか⋯?」
「え、どうだろ?さぁ熱々なうちにご飯食べよう」
話をすり替え、目の前に広がるオムハヤシをスプーンですくい上げ口に運ぶ。
陽葵ちゃんもフォークでクルクルとパスタを巻いて大きな口で頬張っていた。
(可愛いなぁ陽葵ちゃん)
お昼ご飯を食べ終え俺たちは話に花を咲かせる。
いろんなことを話してくれる陽葵ちゃんは楽しそうに笑ったり、考え込むように難しい顔をしたり、喜怒哀楽がハッキリと分かる表情を見ていて本当に飽きない。
この顔をやっぱりずっと隣で見ていたい。
時には俺にしか見せないような表情を見たい。
そんな欲求がどんどん強くなっていく。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎていく。
ランチを楽しんだ後、話しすぎてお腹が空いた俺たちはその場でデザートまでしっかり味わった。
すでに夕方となっており、そろそろお別れの時間が近づいてくる。
2人並んで駅まで歩く道のりはすごく寂しくて、自然と足取りが重たくなった。
いつもより歩くスピードを遅めて少しでも長く陽葵ちゃんといられるように足掻く自分が滑稽だ。
自然と指は絡められており、その手を離すことが躊躇われる。
「駅、着いちゃいましたね」
「そうだね」
「⋯⋯⋯」
「⋯⋯⋯」
どちらも無言となりお互いの様子を伺いながらなかなかその手を離すことが出来ずその場に立ちつくす。
チラッと陽葵ちゃん視線を向けると沈みゆく夕日を見つめて黄昏ていた。
「陽葵ちゃん。今日はありがとね」
「こちらこそですよ。すごく楽しかったです」
「あのさ陽葵ちゃん。俺、陽葵ちゃんのこと好きになっちゃったみたい」
「え⋯っ!」
「陽葵ちゃんもなんとなく俺と同じなのかなって思ってたんだけど、俺の自意識過剰かな?」
指を絡めながら少しだけ自分に引き寄せると、鼻がつきそうな距離に陽葵ちゃんが近づき、そのまま顔を覗き込むように屈む。
陽葵ちゃんの頬は真っ赤に染まっており、それが夕日のせいなのかは分からなかった。
真っ直ぐ見つめる瞳を一切逸らすことなく俺を見つめ返す陽葵ちゃんの頬を俺は自然と撫でていた。
少しだけ触れただけなのに頬の熱が一気に上昇する。
「自意識過剰じゃ、ないです⋯⋯」
「ほんと?」
「はい⋯⋯私も、好きです。四ノ宮さんのこと」
恥ずかしながらもちゃんと自分の言葉で伝えてくれた陽葵ちゃんが愛おしくて、俺はいつの間にかその小さな身体を包み込んでいた。
すっぽり包まれるその身体は華奢で小さくて、それでいて男の俺とは違うほんのり甘い香りがしてクラクラする。
遠慮がちに彼女も俺の腰に腕を回してくれて、そんな健気さに胸が高鳴った。
少しだけ身体を離すと陽葵ちゃんは照れ隠しするように俺に小さく笑いかける。
「陽葵ちゃん。俺の事、名前で呼んでよ」
「な、まえ⋯?」
「そう。だめ?」
「り、理玖、くん⋯?」
「うん、そう。これからはそうやって呼んで欲しいな」
すぐに赤くなる初心で可愛らしい陽葵ちゃんを再び腕の中に閉じ込める。
小さくて愛おしい彼女をこの先もずっと大切にしていきたい。
そう小さく心の中で誓った。
「あ、ごめんごめん。急に抱き寄せちゃって」
顔を赤くさせながら俺を見つめる陽葵ちゃんの肩から手を離すと、今まで感じていた彼女の体温が離れていき寂しくなる。
もう少しだけ抱いていたかった、なんて思う俺は相当彼女に執心だ。
「彼女を待ってるって言って断ったんだよね。だからつい抱き寄せちゃってごめん。いきなりこんなことして」
「いえ、気にしないでください。やっぱ四ノ宮さんはモテるんですね」
「誰にでもモテたいわけじゃないよ。好きな子からモテたいだけ」
「え⋯⋯っ」
(ちょっとそんな顔されると期待しちゃうじゃん)
目を丸くさせた陽葵ちゃんは俺の顔を見てまるで茹でダコのように赤くさせていた。
すぐに赤くなるところもそれを隠すように視線を逸らすところもどんな表情も全部可愛い。
「陽葵ちゃん行こっか」
「は、はい⋯!」
「あの⋯⋯手を繋いでもいいでしょうか」
「え、四ノ宮さん、敬語になってます⋯よ?」
俺の方が年上でリードしないといけないはずなのに、いざ言おうとすると緊張してしまい敬語になってしまった。
こんなはずじゃなかったのに、情けない姿を見せてしまい恥ずかしい。
「私も、繋ぎたいです。四ノ宮さんと」
恥ずかしそうにさせながらもハッキリと答えてくれた陽葵ちゃん。
そんな小さな手に指を絡めると肩を抱いた時の温かさが指先から伝わり気持ちが穏やかになっていく。
(あ~俺、陽葵ちゃんのこと好きだな)
触れてこんな気持ちになるのは好きという感情だからだ。
ギュッと絡めるとそれに応えるように陽葵ちゃんもまた俺の手を握ってくれた。
この手を離したくない、と無性に思う。
手を繋いで2人で歩く姿は傍から見ればカップルに見えるはずだ。
「陽葵ちゃんさ、前映画見たいって言ってたでしょ?」
「覚えててくれたんですか?」
「だからそれまずは見に行こう。その後にお昼食べよっか」
「はい!」
陽葵ちゃんは前にポツリと今話題のアクション映画を見たいと言っていた。
アクション映画とは意外だなとは思ったが、俺も興味があったためあらかじめチケットを取っておいた。
映画館へ向かい、そこでお互い飲み物を買う。
陽葵ちゃんはオレンジジュースを俺はアイスコーヒーを購入した。
2人で並んで指定の座席に座ると少しだけ腕が触れ合いその距離感にドキドキと心臓が暴れる。
デートなんて今まで何度もしてきたというのに、こんな気持ちになるなんて初めてなのかもしれない。
映画が始まると隣の彼女はシーンに合わせて表情をコロコロと変えていた。
チラッとそんな横顔を見つめているなんてきっと陽葵ちゃんは気づいてないだろう。
表情を見るのに夢中になってしまい、映画に集中できなかったことは秘密だ。
映画を見終えた俺たちは近くのカフェにやって来た。
人気のカフェらしく席はほぼ満席と言っていいほど埋まっており賑やかだ。
陽葵ちゃんはクリームパスタを、俺はオムハヤシを注文し目の前にはいい匂いがする料理が広がる。
「映画すごく良かったですね!」
「そうだね。陽葵ちゃんもすごい楽しそうで良かったよ」
「ん、どういうことです?私の事、見てたってことですか⋯?」
「え、どうだろ?さぁ熱々なうちにご飯食べよう」
話をすり替え、目の前に広がるオムハヤシをスプーンですくい上げ口に運ぶ。
陽葵ちゃんもフォークでクルクルとパスタを巻いて大きな口で頬張っていた。
(可愛いなぁ陽葵ちゃん)
お昼ご飯を食べ終え俺たちは話に花を咲かせる。
いろんなことを話してくれる陽葵ちゃんは楽しそうに笑ったり、考え込むように難しい顔をしたり、喜怒哀楽がハッキリと分かる表情を見ていて本当に飽きない。
この顔をやっぱりずっと隣で見ていたい。
時には俺にしか見せないような表情を見たい。
そんな欲求がどんどん強くなっていく。
楽しい時間というのはあっという間に過ぎていく。
ランチを楽しんだ後、話しすぎてお腹が空いた俺たちはその場でデザートまでしっかり味わった。
すでに夕方となっており、そろそろお別れの時間が近づいてくる。
2人並んで駅まで歩く道のりはすごく寂しくて、自然と足取りが重たくなった。
いつもより歩くスピードを遅めて少しでも長く陽葵ちゃんといられるように足掻く自分が滑稽だ。
自然と指は絡められており、その手を離すことが躊躇われる。
「駅、着いちゃいましたね」
「そうだね」
「⋯⋯⋯」
「⋯⋯⋯」
どちらも無言となりお互いの様子を伺いながらなかなかその手を離すことが出来ずその場に立ちつくす。
チラッと陽葵ちゃん視線を向けると沈みゆく夕日を見つめて黄昏ていた。
「陽葵ちゃん。今日はありがとね」
「こちらこそですよ。すごく楽しかったです」
「あのさ陽葵ちゃん。俺、陽葵ちゃんのこと好きになっちゃったみたい」
「え⋯っ!」
「陽葵ちゃんもなんとなく俺と同じなのかなって思ってたんだけど、俺の自意識過剰かな?」
指を絡めながら少しだけ自分に引き寄せると、鼻がつきそうな距離に陽葵ちゃんが近づき、そのまま顔を覗き込むように屈む。
陽葵ちゃんの頬は真っ赤に染まっており、それが夕日のせいなのかは分からなかった。
真っ直ぐ見つめる瞳を一切逸らすことなく俺を見つめ返す陽葵ちゃんの頬を俺は自然と撫でていた。
少しだけ触れただけなのに頬の熱が一気に上昇する。
「自意識過剰じゃ、ないです⋯⋯」
「ほんと?」
「はい⋯⋯私も、好きです。四ノ宮さんのこと」
恥ずかしながらもちゃんと自分の言葉で伝えてくれた陽葵ちゃんが愛おしくて、俺はいつの間にかその小さな身体を包み込んでいた。
すっぽり包まれるその身体は華奢で小さくて、それでいて男の俺とは違うほんのり甘い香りがしてクラクラする。
遠慮がちに彼女も俺の腰に腕を回してくれて、そんな健気さに胸が高鳴った。
少しだけ身体を離すと陽葵ちゃんは照れ隠しするように俺に小さく笑いかける。
「陽葵ちゃん。俺の事、名前で呼んでよ」
「な、まえ⋯?」
「そう。だめ?」
「り、理玖、くん⋯?」
「うん、そう。これからはそうやって呼んで欲しいな」
すぐに赤くなる初心で可愛らしい陽葵ちゃんを再び腕の中に閉じ込める。
小さくて愛おしい彼女をこの先もずっと大切にしていきたい。
そう小さく心の中で誓った。
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