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本当の出会いは……
本当の出会いは……3
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「はぁ~。」
イリアの家に到着した、その日の夜。
俺は宴の席をはずれ、一人になって、何度も溜め息をつきながら、星空を見ていた。
あれだ。なんで、この一週間。イリア達が気を使いあって、よそよそしかったのかが、直ぐに分かった。
イリア宛ての手紙には、新種の作物の情報以外に、イリアが王都で、『男と一緒に一つ屋根の下で暮らしている。』という情報が、イリアの両親に伝わったらしく、『紹介しろ。』という趣旨の事が書かれていたようだ。
その返信に、ララ達の事も書いていたようで、それを、女性陣は察知し、ソワソワしていたようだ。俺が感じていたのは、よそよそしいではなく、ソワソワだったということ。
………はぁ。簡単に言うと、結婚の前の挨拶みたいなものだった。確かに、オープンカフェでイリアが過去の事を話した時に「側に居てやる。」とは言ったけど、話が飛躍し過ぎじゃないかい?俺にも心の準備というものも必要なんですけど??
女性陣は、イリアのご両親と打ち解け、和気あいあいと宴を楽しんでいる。酒もかなりの量を飲んでいるようで、その勢い?というかなんというか……何となく馴染めずに俺はいた。
で、今に至る。
前に、この世界は同性愛にも寛大で寛容。と聞いていたが、イリアがララ達を家族だと紹介しても、違和感の一つもないように受け入れていた。
そもそも、その中に男の俺が一人いる状況。はっきり言って、おかしいと思う。
何?この世界??一夫多妻制なの?
「あ!ヤ~マトざま~~。こんなどころに、いらっしっゃ…たのれずか~。」
そんな事を考えていると、イリアが酒でベロンベロンになりながら、俺を探しに来たようだ。
イリアがこんなになるまで飲むのは、珍しい。自宅だから気を抜いているのだろうか?
「みなさん……ヤ~マトざまのごと……まっでいまずよ~。……………ウプッ!ウゲェ~ロロロロ。」
わわわわ!イリアがもどした!レイボーを出した!!
「だ、大丈夫かよ?イリア?」
俺はイリアの背中をさすってやる。
「えへへ……やっぱり……ヤマトは優しいね……ウプッ!ウゲェ~ロロロロ。」
イリアはまた、レイボーを出した。
ん?ヤマト??珍しいな?いや、初めてじゃない?イリアが俺の事、呼び捨てにするの?
そんな事を一瞬、考えたが、騒動を感じて駆け付けて来てくれた、イリアのお母さん。
俺とお母さんは、強力してイリアを自室へ連れて行った。
何時までも席を外す訳にもいかないので、俺は宴の席に戻った。
「おう!ヤマト君!!遅いじゃないか?何をやっていたのかね??」
イリアのお父さん……おじさんが嬉しそうに俺に話し掛ける。
「……うん。マスター。遅い。……イリアも帰って来ないし……もしかして、二人だけで抜け駆け?」
ララも珍しく、白く綺麗な肌が赤く変色するくらいに酒を飲んでいるようだ。それに、何かハキハキしている。
「ず、ずるいですよ~。主様~。二人だけで抜け駆けなんて……う、うわぁぁ~ん。」
エリも、かなり飲んでいるらしい。突然、泣き出した。……こいつ、泣き上戸だったのか……。覚えておこう。
「まあまあ、落ち着いて下さい。二人とも……少し遅くなったくらいではないですか?ねぇ?ヤマト様?」
ターニャさんの手には、言葉と裏腹にナイフが握られていた。うん。これは、何時も通りだということにしておこう。
「いや、イリアが酔っ払ってさ。ちょっと体調が悪くなったみたいだから、イリアのお母さんと一緒に部屋まで連れて行っていたんだよ。」
「本当……ですか?」
エリは涙目でこちらを見つめる。
「本当、本当。」
「……よかった。」
エリは涙を拭い、笑顔になり、言うまでもなく、やはり、その姿は可愛かった。
「おじさん……俺、思ったんですよね。」
宴の席も更に進み、俺はイリアのお父さんに話し掛けた。
「ヤマト君。おじさんではない。お・と・う・さ・ん。だ。」
酒も進み、おじさんの目はマジだった。
逆らうと、怖いな。イリアのお父さんだけあって、魔法とか強そうだしな。逆らわない方がいいだろう。
「お義父さん。」
「よし!」
俺がお義父さんと言った事に、おじさんは機嫌を良くする。
「お義父さんは、俺がイリア以外の女人を一緒に連れて来ている事に関して、何も思わないのですか?」
俺にとっては、当たり前の質問をお義父さんに聞いてみた。お義父さんだって、お義母さんしかいないみたいだし。
「ああ。その事か。ヤマト君は、特別階級証を持っているだろ?」
ん?あれか?スティングの時に、女王様から貰ったやつかな?
「はい。それなら、女王様から頂きました。」
俺がそう言うと、お義父さんはニッコリする。
「なら、問題はないぞ~。」
お義父さんは、親指を立て、そう言うと酒を一気に煽る。
何でそうなのだろう?
「どうやら、そのご様子だと、イリアお嬢様から特別階級証の話はお伺いしていらっしゃらない様子ですね。」
一人、酒に飲まれず、平気そうなターニャさんが話に加わる。
イリアの家に到着した、その日の夜。
俺は宴の席をはずれ、一人になって、何度も溜め息をつきながら、星空を見ていた。
あれだ。なんで、この一週間。イリア達が気を使いあって、よそよそしかったのかが、直ぐに分かった。
イリア宛ての手紙には、新種の作物の情報以外に、イリアが王都で、『男と一緒に一つ屋根の下で暮らしている。』という情報が、イリアの両親に伝わったらしく、『紹介しろ。』という趣旨の事が書かれていたようだ。
その返信に、ララ達の事も書いていたようで、それを、女性陣は察知し、ソワソワしていたようだ。俺が感じていたのは、よそよそしいではなく、ソワソワだったということ。
………はぁ。簡単に言うと、結婚の前の挨拶みたいなものだった。確かに、オープンカフェでイリアが過去の事を話した時に「側に居てやる。」とは言ったけど、話が飛躍し過ぎじゃないかい?俺にも心の準備というものも必要なんですけど??
女性陣は、イリアのご両親と打ち解け、和気あいあいと宴を楽しんでいる。酒もかなりの量を飲んでいるようで、その勢い?というかなんというか……何となく馴染めずに俺はいた。
で、今に至る。
前に、この世界は同性愛にも寛大で寛容。と聞いていたが、イリアがララ達を家族だと紹介しても、違和感の一つもないように受け入れていた。
そもそも、その中に男の俺が一人いる状況。はっきり言って、おかしいと思う。
何?この世界??一夫多妻制なの?
「あ!ヤ~マトざま~~。こんなどころに、いらっしっゃ…たのれずか~。」
そんな事を考えていると、イリアが酒でベロンベロンになりながら、俺を探しに来たようだ。
イリアがこんなになるまで飲むのは、珍しい。自宅だから気を抜いているのだろうか?
「みなさん……ヤ~マトざまのごと……まっでいまずよ~。……………ウプッ!ウゲェ~ロロロロ。」
わわわわ!イリアがもどした!レイボーを出した!!
「だ、大丈夫かよ?イリア?」
俺はイリアの背中をさすってやる。
「えへへ……やっぱり……ヤマトは優しいね……ウプッ!ウゲェ~ロロロロ。」
イリアはまた、レイボーを出した。
ん?ヤマト??珍しいな?いや、初めてじゃない?イリアが俺の事、呼び捨てにするの?
そんな事を一瞬、考えたが、騒動を感じて駆け付けて来てくれた、イリアのお母さん。
俺とお母さんは、強力してイリアを自室へ連れて行った。
何時までも席を外す訳にもいかないので、俺は宴の席に戻った。
「おう!ヤマト君!!遅いじゃないか?何をやっていたのかね??」
イリアのお父さん……おじさんが嬉しそうに俺に話し掛ける。
「……うん。マスター。遅い。……イリアも帰って来ないし……もしかして、二人だけで抜け駆け?」
ララも珍しく、白く綺麗な肌が赤く変色するくらいに酒を飲んでいるようだ。それに、何かハキハキしている。
「ず、ずるいですよ~。主様~。二人だけで抜け駆けなんて……う、うわぁぁ~ん。」
エリも、かなり飲んでいるらしい。突然、泣き出した。……こいつ、泣き上戸だったのか……。覚えておこう。
「まあまあ、落ち着いて下さい。二人とも……少し遅くなったくらいではないですか?ねぇ?ヤマト様?」
ターニャさんの手には、言葉と裏腹にナイフが握られていた。うん。これは、何時も通りだということにしておこう。
「いや、イリアが酔っ払ってさ。ちょっと体調が悪くなったみたいだから、イリアのお母さんと一緒に部屋まで連れて行っていたんだよ。」
「本当……ですか?」
エリは涙目でこちらを見つめる。
「本当、本当。」
「……よかった。」
エリは涙を拭い、笑顔になり、言うまでもなく、やはり、その姿は可愛かった。
「おじさん……俺、思ったんですよね。」
宴の席も更に進み、俺はイリアのお父さんに話し掛けた。
「ヤマト君。おじさんではない。お・と・う・さ・ん。だ。」
酒も進み、おじさんの目はマジだった。
逆らうと、怖いな。イリアのお父さんだけあって、魔法とか強そうだしな。逆らわない方がいいだろう。
「お義父さん。」
「よし!」
俺がお義父さんと言った事に、おじさんは機嫌を良くする。
「お義父さんは、俺がイリア以外の女人を一緒に連れて来ている事に関して、何も思わないのですか?」
俺にとっては、当たり前の質問をお義父さんに聞いてみた。お義父さんだって、お義母さんしかいないみたいだし。
「ああ。その事か。ヤマト君は、特別階級証を持っているだろ?」
ん?あれか?スティングの時に、女王様から貰ったやつかな?
「はい。それなら、女王様から頂きました。」
俺がそう言うと、お義父さんはニッコリする。
「なら、問題はないぞ~。」
お義父さんは、親指を立て、そう言うと酒を一気に煽る。
何でそうなのだろう?
「どうやら、そのご様子だと、イリアお嬢様から特別階級証の話はお伺いしていらっしゃらない様子ですね。」
一人、酒に飲まれず、平気そうなターニャさんが話に加わる。
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