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第三章︙聖国、地下帝国編
神殿と女神像
しおりを挟む「な……!?なんだ貴様ら!!」
……やっちまった。
いや、ここで勘違いされては困るが、やってしまったのは決して俺ではなく、その横で呑気に空中浮遊しているクロスである。
レオンと早々に別れを告げ転移した俺達は、神殿のど真ん中に着地してしまったのだ。
そう。神殿のど真ん中である。
どうやらここの世界の神殿は、女神像を真ん中に建てる風習があるらしくて、俺達は女神像の真上に着地してしまったというわけだ。
しかも更に追い打ちをかけるように、何らかの儀式の最中だったらしくバッチリと沢山の人達に見られた。
「えっと………こんちは?」
大人の礼儀として一応挨拶はしといたけど、ガチギレしている神官らしき人達は俺の挨拶になんて応える気がないらしい。
「早くこ奴らを捕らえよ!!」
神官らしき人が手を挙げて騎士達を呼びつけ、俺達を拘束しようと迫ってきた。
「止まれ」
勿論こちらとしても大人しく捕まるはずもなく。
クロスがパチンと指を鳴らして騎士達の動きを止めると、神官達の方に向き直って睨みつける。
「お前等如きが主に手を出すなんて………許される行為だとおもっているのかな?」
あ、結構ヤバめな感じで怒っているな。
俺は女神像の頭からピョンッと降りて風魔法を使って着地すると、クロスの方に走って服の裾を引っ張った。
今回は俺達が悪いんだし、これ以上事が拗れたら大変なことになるのは目に見えてるので、平和に話し合いで解決しようじゃないか。
「ちょっとクロスくん。やりすぎですよ」
「でもこの人間達は主を……」
「いーからいーから、とにかくおれに、まかせなさい」
すっかりクロスの威圧で怯えちゃってる神官らしき人達の方へ向き直って、威厳を出す為重々しく咳払いをしておく。
「うむ。これは、なんというか………てちがい、そう!!てちがいだ!!たまたまめがみのうえに、おっこちちゃっただけで、べつに、こわそーっておもってないんだぞ!!」
「………は?」
こいつなにを言ってんだ……みたいな顔されているんだが。解せぬ。
「貴方方の意見はわかりました。ですが、貴方方に如何なる理由があろうと女神像を傷付けようとした行為は、当然許される行為ではないことは分かりますよね?」
俺の発言にすかさず後ろに立っていた一番豪華な服を来た人がピシャリと説き伏せてきた。
「ゆるされないこーい………だれが?」
「だれが、とは?」
予想外のことを言われたように困惑する様子の偉い人。
「だから、だれにゆるされないの?」
「誰?………それは勿論、女神様でしょう。粗相をされて女神様も大層お怒りで……」
「なんでめがみさま、おこってるのわかるの?めがみさまとあったこと、あるの?」
「それは……」
「もしかして、いっかいもない?じゃー、なんでおこるの、わかるの?」
言葉に詰まる偉い人。
そりゃそうだ。俺はここに行く前日にグリモアで神殿についてちょこっと調べてみたけど、中々ファンタジーで興味深いことが供述されていたのだ。
聖国曰く、神の祝福が最も強い場所。
特に神殿は神自らの人類への贈り物であり、初代聖女と聖者により神の御業で建てられたそうだ。
だから、ここ聖国の所有権は神官や教皇でもなく、はたまた聖女でもなく神様なのだ。
つまり俺がいいたいのは
『別にここの物うっかり壊しちゃっても、神様が怒っているかどうかなんてわからないんだから咎めようないよね!!』
ということである。
うん。自分でも分かってる。
暴論も暴論。しかし!!それを押し通さねばならないのが男というやつだ。
ていうかこれ押し通さないと牢屋に監禁とかされちゃうかもだから後が無い。
「そんな乱暴な言い分が許されると思って………!?」
案の定偉い人が怒鳴り散らそうとして、すると今度は突然言葉を失ったように上を見上げて呆然としている。
「………?」
後ろを振り返ると紙切れが一枚。
「えー、なにこれ」
「それをさっさと寄越せ!!」
俺が拾ってなにかなと書いてあるものを見ようとしたが、神速でやってきた偉い人に紙切れを取り上げられてしまった。
いい年下大人が物を横取りするなんて見苦しい。一言声をかけるのが礼儀じゃないのか全く。
これではノブレス・オブリージュが遂行出来ているのか心配である。
仕方なく俺はクロスに抱っこしてもらって後ろから紙切れを覗くと
『私達の天使であるダイキちゃんに手を出したらコロス』
真っ赤なペンで殴り書きされていたそれは、明らかに縁起の悪そうな呪いの紙切れのようにしか見えない。
しかし偉い人にはどうやらそうはみえなかったらしい。
暫く魂が抜けたように呆然としていたが、俺の方を向いて深々と頭を下げると、突然その場で跪いて敬礼してきた。
「愛し子様、先程は大変失礼致しました。我々神官一同、愛し子様にご挨拶申し上げます」
………なにこれ。
「ちょっとちょっと、クロスくん。このひとたち、めっちゃおかしーぞ。やばいぞ」
「多分主が神に選ばれた子だったことを、神の方から直接言い渡されたんじゃないかな?それにしても凄いね神官って。こんなに鮮やかな手のひら返しが出来るとは思わなかったよ」
蔑む様な目で跪く神官を見つめながら、クロスはポツリと冷たく吐き捨てる。
「それでは愛し子様、こちらへは何用で訪ねて来てくださったのですか?」
「えー……なんか、ここでさがしものを……」
流石に『恐らくここにいるであろう犯罪者の黒幕探しです!!』なんて言えないので、ここはデキる大人の必殺、曖昧な言葉で誤魔化しを発動してやり過ごすことにした。
「そうですか!!では、探し物が見つかるまでここにいてくださるということで宜しいでしょうか?」
「………?わかんない」
「わからない、ですか?あ、ということはもしや神具をお探しですか?」
………?
さっきから会話が成り立っている気がしないのは俺だけだろうか。神具だのなんだの俺はそんな事一言も言ってないんだけど。
「主、神具というのはね最も力のある魔導具の一部のことだよ。確か一つは杖だけど、もう一つは神魔の証だったっけ?」
へー………全く意味わからん。
でも、クロスの話を聞く限り、聖剣とかもその魔導具とやらに含まれているらしいのでどうやら中々にいい代物らしい。
俺は何でも知ることができる物知り本と付属品のペン、あと生活用品諸々とお子様丸出しの服だからな。
特に服はちょっとばかり性能が良かったって言っても見た目が終わってるので、最近は冒険者ギルドでオーダーメイドした冒険者服を着ている。
なぜかクロスは渋い顔をしていたけど、やっぱり着飾るには見た目が大事だからな。
「それでは暫くの間神殿へと宿泊されては如何ですか?ここならば聖国の情報が一括して届くので、その『探し物』も捗るでしょうし、なにより万が一にも愛し子様を危険な目に合わせられませんので………」
先程まで俺に怒鳴り散らしてたくせに、今じゃニコニコした笑顔で言い寄ってくる神官。
………あー、やだやだ。
「おれ、やっぱりいい……」
「せめて今晩だけでもお願い致します!!愛し子様に無礼を働いてしまったことをどうか我々に償わせてください!!」
しばらくの攻防の末、面倒くさくなった俺は結局ここで寝泊まりすることが決まったのだった。
……………………………
クロスSIDE
『親友』であるレオナルドと別れを告げて寂しそうな様子の主。
親友という感情は僕にはよく分からないけど、主が寂しそうにしているのを見ると、とても良好的な関係なんだと思う。
いつも傍で見てきた僕としては、レオナルドと主の関係を少し羨ましく思ってしまう。
自分も主と契約しているけど、それはそれ、これはこれだ。
レオナルドにお別れを切り出されたあと、いつもレオナルドと一緒にいた主は、お別れするときに覚悟を決めたらしく後ろを振り返らずに転移陣に入った。
最初の頃よりしっかりと考えて自分の行動を決断しているのを見ると、やっぱり主の成長は早く感じる。
そして、僕もそんな主の仲間として傍にいられる事をとっても嬉しく思う。
けど、そんな長閑な雰囲気も聖国に着いてから早々に崩れ去った。
「早くこ奴らを捕らえよ!!」
僕は主を捕らえようとする人間達を止めて、命じた元凶を排除しようと向き直ると、主に止められてしまった。
どうやら主は自分達に非があるので、円満に話し合いで解決したいとのこと。
しかし主がそんな常識的な行動を遂行できるはずもなく。
「うむ。これは、なんというか………てちがい、そう!!てちがいだ!!たまたまめがみのうえに、おっこちちゃっただけで、べつに、こわそーっておもってないんだぞ!!」
ちょっと的外れなことを言って場を混乱させたあと、自慢げに僕をチラッと見てくる。
うん、可愛い。
しかし大神官の紋章をつけた人間が、主の可愛い言葉に容赦なく反論して主の邪魔をしようとしてきた。
そんなことあっていいわけがない。この人間は後から精霊達に情報を集めてもらうことにしよう。もし主の敵になるなら………
その時だった。
答えに窮した主の背後に膨大な神力が溢れ出したのだ。
二千年前の『大戦』以来、すっかり感じなくなった
余りの出来事に呆然とした様子。
かくいう僕もこの状況には驚いた。
まさか神が接触を図るなんて…………聖国で神殿ということもあり、神々が接触しやすいからかもしれないけど、こんなの普通あり得ない。
僕は神から送られてきた書の一部を主を抱きながら覗き込んだ。
『私達の天使であるダイキちゃんに手を出したらコロス』
………うん。やっぱり主は規格外。
主はこれを紙切れとしか思っていないようだけど、二千年前の『神託』よりも感情が丸出しにされて書かれていたそれが、どれだけの価値があるのか計り知れない。
………どうしようか。
主が女神様を降臨させたことは周知の事実。しかし実際に女神を目撃した人達は主達だけなので、冒険者ギルドに頼み、神殿に圧でもかけてもらえれば大丈夫だろうと楽観視していた。
でも、聖国に来て早々、神々から主の守護通知が渡されたのだ。
これはいわば、主は聖女レイナにも劣らない、いやそれ以上の神々の寵児ということが証拠と共に印象付けられたのである。
結論として、主が神殿に囲い込まれる可能性が極めて高くなってしまったのだ。
でもこれで神殿側、ひいては聖国が主に向かって迂闊に手を出すことはできなくなった。
もう神官側も主を抱え込みに説得し始めたようで、主は嫌そうにしながら言い分を跳ね除けていたけど、結局主は優しいから人の好意を無碍にできないだろう。
まあ、主に従う駒が出来たとでも考えとけば問題ないだろう。
全ては主の為に。
僕が守ってあげるから。
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いつも読んでくださりありがとうございます!
そして、あけましておめでとうございます!!
クロス君、実は主である大輝に関わる全ての人、精霊、ひいてはシルのようなペット(守護獣)にまで己で見極め、主のそばにいて本当にいいのか自分の中で試しています。
その影響でレオンやギルド長も実は勝手に個人情報を漁られてます。
いつになく頼もしいクロス君でした。
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