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フェーズ1
1.お勉強のお時間です
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"住まい"としてメイドに連れて行かれたのは先程とは違う部屋だった。
ほのかに香る緑、白の壁に飾られた美しい文字。立派な和室がそこにはあった。
少し動揺していた俺の心が和室によって少し静まる。
なんで異世界にこんなのあるのか知らんが、やっぱ日本文化はベリーグッドだ。
が、感動する俺を他所にメイドはてくてく和室内を進んでいく。
「・・・・?」
取り敢えずメイドについて行くと、メイドはふすまの前で立ち止まった。
そしてふすまをガラッと開け、押入れを露見させる。
「どうぞ、こちらです」
「いや俺はドラ○もんか!!!?」
「ふぐぐっ!」
メイドは俺のツッコミに顔を背けた。心なしか耳が真っ赤である。な、なんですのこの人。
「冗談ですよ♪本当はあちらです♪」
メイドは笑いながら部屋の奥にある庭を指し示した。庭には小さめの池があり、さらにその奥には小さな犬小屋がある。
・・・これは、なんと反応すればいいのだろう。
「・・・もうっ!そこは、俺は犬か!!って突っ込んでくれて良いんですよ?」
「いや無理だよ!!!!」
「ふくくっ!」
再びメイドさんは耳を真っ赤にして大爆笑である。一体なにが面白いのやら。
しかしこの人、メイドの割には随分と馴れなれしい気がするが。流石異世界、もうなんでもありだ。
メイドさんはお腹を抱えて笑い終わると、まだ口角をピクピクさせながら俺に向き直った。
改めてそのメイドさんを見ると、背は小さいながらも出るとこ出ていて、それでいてなかなかの美人だった。真正面から見たこともあって思わずドキリとしてしまう。なんだか妖艶な感じだ。
まあ単に俺の女子耐性がないだけかもしれないが。
「では自己紹介をさせて頂きます♪
私は今回あなた様のお世話をさせて頂くことになったユリエと申します。
以後よしなにしてくださいね♪」
ユリエ、はそう言うとニコリと笑う。
メイド服といい、その容姿といい、対人スキルが皆無な俺にとっては強すぎる刺激なんですが....。
しかしなんだって雑魚で一文の価値もない俺にこんな良い待遇なんだろうか。どうも都合がよさすぎる気もする。
ま、いいか。ラッキー!俺は深いことは考えない人間なのだ。
「あ、はいこちらもどうも」
「ではでは名前を教えてくださいませんか?別にご主人様とかお呼びしてもいいですけどー」
ユリエはぶっきらぼうに言いながら上目遣いで見てくる。なんだこれは、天使ですか?
「うっ....あの....くすのきゆうまって言います」
「ふふっ、可愛い反応ですね♪」
そういいユリエは俺に近寄ってくる。
たじろぐ俺にユリエはそのまま体を密着させると、あのDT殺しで有名な双丘が俺の体に触れた。
あわわわわわわわわわわわわ。
「あ.......アッカーーーーン!!!」
俺はとっさにメイドを突き飛ばして理性を取り戻した。
なんだなんだなんだなんじゃこりゃ!!!
こ、これが噂のハニートラップ!?
動転する俺を他所に、ユリエは一瞬だけ物憂げな表情を見せ、すぐに嬉々とした表情を見せる。
「もぅ!照れちゃって初々しいですね!ゆうまくん?今のはただの意思疎通ですよ?」
「あ、あ、あ、あ、あなたは一体何者なんでしゅか!?」
大事な場面でも冴え渡るコミュ障。なんで俺はコミュ障を克服しておかなかったんだっ!!
と、ともかくこのユリエさんは精神衛生上よろしくない。こうなれば心を石にするのだ。
俺は石.....俺は石.....俺は石....俺は石....。
「何者って、私はメイドですよ?
あ、そうだ、上からの命令でですね、ゆうまくんにしなきゃダメなことがあるんですよー?」
俺は石.....俺は石.....俺は石.....俺は石.....。
「なんだと思いますー?」
「し、知らない!」
俺は石.....俺は石.....俺は石だっ!!!
「お・べ・ん・き・ょ・う♪
一緒にお勉強しましょう?」
ああああああああ無理だぁぁぁああああ!!
☆☆☆
「いいですか?この世界には魔法とスキルがありましてですね、スキルは属性のない特殊な能力を、魔法は属性のある不思議な現象を体現しているんですよ♪ちゃんと書き留めて下さいね?」
「はーーーーい」
俺は今の言葉をノート、まあ羊皮紙だがそれにメモる。羊皮紙にはすでに多くのことが記入されていて、全てこの世界の常識的なものが書かれているーーーーーって
「なんで普通の勉強してんだ!!????」
そう、「お・べ・ん・き・ょ・う♪」とはつまりお勉強だったのだ。決して保健体育でもなんでもなく。
少しホッとしたようながっかりしたような.....。
「え?なんだと思ったんですか?
まさかあんな事やこんな事っ!?
やだーゆうまくんはえっちぃですねぇー♪」
そう言うユリエはノリノリである。フリル付きのメイド服をふりふりしながら照れるフリをしていた。
まあ可愛いから良いけども。
「私はただの教育係ですよー?そんな期待しないで下さいね♪・・・私も期待しちゃいますから♪」
「ふぐっ.......」
なぜ最後の一言を付けるんだ....!
なんの経験もない「魔法使い」の卵である俺に、その言葉は殺傷能力高めのナイフである。
「と、ともかく早く続きを!!」
俺の精神上本当によろしくない。
それに、授業でユリエが教える異世界の知識はまるで凝ったゲームの設定のようで聞いてて楽しかった。いや本物なんだけどね。
「ではとっておきの魔法を教えちゃいますよ?
だれでもできる魔法です!
いいですか?まずこうして両手を空に向けます!」
「こうか?」
俺は自分の両手を空に向かって上げた。
「そうです!そして、次に全身の力を両手に集めます」
「いや無理なんですけど」
「感じです!感じでいいんです!」
「は、はぁ.....」
取り敢えずなんか手に集める感覚っぽいことをしておく。これでいきなり魔法開花したらいいのになぁ.....。
そんな俺の心境を知ってか知らないでか、ユリエは俺と目を合わせて興奮したように叫ぶ。
「これでほぼ完成です!!
あとはこう叫ぶだけ!
『オラに元気を分けてくれー』と!」
「オラに元気を分けーーーーってこれドラ○ンボールじゃねえか!!!!!」
「ふくくくっ.....!!」
見事に決まったとばかりにお腹を抑えて耳を真っ赤にするユリエ。
俺のメイドは元気玉を炸裂させるなかなか大変な人のようです...。
ほのかに香る緑、白の壁に飾られた美しい文字。立派な和室がそこにはあった。
少し動揺していた俺の心が和室によって少し静まる。
なんで異世界にこんなのあるのか知らんが、やっぱ日本文化はベリーグッドだ。
が、感動する俺を他所にメイドはてくてく和室内を進んでいく。
「・・・・?」
取り敢えずメイドについて行くと、メイドはふすまの前で立ち止まった。
そしてふすまをガラッと開け、押入れを露見させる。
「どうぞ、こちらです」
「いや俺はドラ○もんか!!!?」
「ふぐぐっ!」
メイドは俺のツッコミに顔を背けた。心なしか耳が真っ赤である。な、なんですのこの人。
「冗談ですよ♪本当はあちらです♪」
メイドは笑いながら部屋の奥にある庭を指し示した。庭には小さめの池があり、さらにその奥には小さな犬小屋がある。
・・・これは、なんと反応すればいいのだろう。
「・・・もうっ!そこは、俺は犬か!!って突っ込んでくれて良いんですよ?」
「いや無理だよ!!!!」
「ふくくっ!」
再びメイドさんは耳を真っ赤にして大爆笑である。一体なにが面白いのやら。
しかしこの人、メイドの割には随分と馴れなれしい気がするが。流石異世界、もうなんでもありだ。
メイドさんはお腹を抱えて笑い終わると、まだ口角をピクピクさせながら俺に向き直った。
改めてそのメイドさんを見ると、背は小さいながらも出るとこ出ていて、それでいてなかなかの美人だった。真正面から見たこともあって思わずドキリとしてしまう。なんだか妖艶な感じだ。
まあ単に俺の女子耐性がないだけかもしれないが。
「では自己紹介をさせて頂きます♪
私は今回あなた様のお世話をさせて頂くことになったユリエと申します。
以後よしなにしてくださいね♪」
ユリエ、はそう言うとニコリと笑う。
メイド服といい、その容姿といい、対人スキルが皆無な俺にとっては強すぎる刺激なんですが....。
しかしなんだって雑魚で一文の価値もない俺にこんな良い待遇なんだろうか。どうも都合がよさすぎる気もする。
ま、いいか。ラッキー!俺は深いことは考えない人間なのだ。
「あ、はいこちらもどうも」
「ではでは名前を教えてくださいませんか?別にご主人様とかお呼びしてもいいですけどー」
ユリエはぶっきらぼうに言いながら上目遣いで見てくる。なんだこれは、天使ですか?
「うっ....あの....くすのきゆうまって言います」
「ふふっ、可愛い反応ですね♪」
そういいユリエは俺に近寄ってくる。
たじろぐ俺にユリエはそのまま体を密着させると、あのDT殺しで有名な双丘が俺の体に触れた。
あわわわわわわわわわわわわ。
「あ.......アッカーーーーン!!!」
俺はとっさにメイドを突き飛ばして理性を取り戻した。
なんだなんだなんだなんじゃこりゃ!!!
こ、これが噂のハニートラップ!?
動転する俺を他所に、ユリエは一瞬だけ物憂げな表情を見せ、すぐに嬉々とした表情を見せる。
「もぅ!照れちゃって初々しいですね!ゆうまくん?今のはただの意思疎通ですよ?」
「あ、あ、あ、あ、あなたは一体何者なんでしゅか!?」
大事な場面でも冴え渡るコミュ障。なんで俺はコミュ障を克服しておかなかったんだっ!!
と、ともかくこのユリエさんは精神衛生上よろしくない。こうなれば心を石にするのだ。
俺は石.....俺は石.....俺は石....俺は石....。
「何者って、私はメイドですよ?
あ、そうだ、上からの命令でですね、ゆうまくんにしなきゃダメなことがあるんですよー?」
俺は石.....俺は石.....俺は石.....俺は石.....。
「なんだと思いますー?」
「し、知らない!」
俺は石.....俺は石.....俺は石だっ!!!
「お・べ・ん・き・ょ・う♪
一緒にお勉強しましょう?」
ああああああああ無理だぁぁぁああああ!!
☆☆☆
「いいですか?この世界には魔法とスキルがありましてですね、スキルは属性のない特殊な能力を、魔法は属性のある不思議な現象を体現しているんですよ♪ちゃんと書き留めて下さいね?」
「はーーーーい」
俺は今の言葉をノート、まあ羊皮紙だがそれにメモる。羊皮紙にはすでに多くのことが記入されていて、全てこの世界の常識的なものが書かれているーーーーーって
「なんで普通の勉強してんだ!!????」
そう、「お・べ・ん・き・ょ・う♪」とはつまりお勉強だったのだ。決して保健体育でもなんでもなく。
少しホッとしたようながっかりしたような.....。
「え?なんだと思ったんですか?
まさかあんな事やこんな事っ!?
やだーゆうまくんはえっちぃですねぇー♪」
そう言うユリエはノリノリである。フリル付きのメイド服をふりふりしながら照れるフリをしていた。
まあ可愛いから良いけども。
「私はただの教育係ですよー?そんな期待しないで下さいね♪・・・私も期待しちゃいますから♪」
「ふぐっ.......」
なぜ最後の一言を付けるんだ....!
なんの経験もない「魔法使い」の卵である俺に、その言葉は殺傷能力高めのナイフである。
「と、ともかく早く続きを!!」
俺の精神上本当によろしくない。
それに、授業でユリエが教える異世界の知識はまるで凝ったゲームの設定のようで聞いてて楽しかった。いや本物なんだけどね。
「ではとっておきの魔法を教えちゃいますよ?
だれでもできる魔法です!
いいですか?まずこうして両手を空に向けます!」
「こうか?」
俺は自分の両手を空に向かって上げた。
「そうです!そして、次に全身の力を両手に集めます」
「いや無理なんですけど」
「感じです!感じでいいんです!」
「は、はぁ.....」
取り敢えずなんか手に集める感覚っぽいことをしておく。これでいきなり魔法開花したらいいのになぁ.....。
そんな俺の心境を知ってか知らないでか、ユリエは俺と目を合わせて興奮したように叫ぶ。
「これでほぼ完成です!!
あとはこう叫ぶだけ!
『オラに元気を分けてくれー』と!」
「オラに元気を分けーーーーってこれドラ○ンボールじゃねえか!!!!!」
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見事に決まったとばかりにお腹を抑えて耳を真っ赤にするユリエ。
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