スターズ

マッシュルームきのこ

文字の大きさ
9 / 10

利矢と夢とゲームの場合3

しおりを挟む
「どうだ?」「ダメっす!クリックしても開かないっす!パスワードが必要だと…」「そっか…」「確かキキさんの問題ですよね…キキさんが使いそうなパスワードってうーん…」「ルオンドって打ってください!キキさんが好きな物です!」「でも…まぁー打ってみよう!」「あっ…待ってっす!あずずウィルス対策のウィルスバスター入れといた方いいっす!ちょっと待ってください…リアルさん梓さんが何か言ってます!」「えっ!?ウィルスって喋れるっけ?って何て言ってる?」「…分からないっす!」「あの…もしかしたらこの問題のヒント教える代わりに何か食べ物を頂戴と言ってるんだと思います!」「食べ物…食べ物が欲しいの?」ピッ!コクリ…「チョコかハンバーガーセットをここに持ってきて…お腹空いた!」「えー!持ってない!」「俺も持ってないっす!」「…アーモンドチョコならありますけど食べれますか?」ピッ!「本当?ありがとう…」ピョーン!「ありがとう!じゃあキキちゃんの所に飛ばせば良いんだよね?」ピッ!「ようこそルモンド・ハッカーへあなた達はこのページをハッキングして悪いことに使おうとしてる悪い奴らか!」「キキさん違うんです!あたし達はただここから出たいんです!」「なるほど…じゃあアタシの問題に答えられたら完全に外に出ることが出来るから!解けるかな~?」「じゃあ…その問題を教えて…」ピッ!「リンク流石にため口は…」「問題!」「キキちゃんは良いのか!」「ルマンド…間違えた!乃々と珠樹がルマンドのお菓子食べててさ~!乃々お菓子残しててよ」「はいはい…ちゃんとキキちゃんの分あるから~!」「キキちゃんの分もそうだけど…あずずの分も」「梓のチョコ棒で良いじゃん~!」「賛成~!」「何してるんっすかね…」「おー!この絡みは滅多に見れない~!ありがとうルモンド!」「早く問題出して!」ピッ!「ごめん~!じゃあ問題出すね!珠樹はボーカル乃々はベース、梓はドラムそしてアタシの担当楽器はギターですがアタシ、乃々、梓の楽器のメーカーを答えなさい~!」「えーとキキちゃんはフェダーシグレイ!」「正解!」「乃々さんが…イエローGM」「正解!」「梓さんがHAREHA!」「正解!さぁ!完全に出れるよ~!じゃあね~!」「やっと帰れるね…」「はいっす!」「みんなに会える!」パァー「あっ…待って!」「えっ…梓さん!?どうしたのですか?」「利矢ちゃんだっけ?はい!帰ってから役に立つと思うから持ってて!」「えっ…メンバーの鍵!ありがとうございます!」「そろそろ私も完全に消えるから…じゃあね!またどこかで…」「完全に消えた…」「これで元の世界に帰れるっす!」パァー「吸い込まれる!リンク…気を失ってる!」「うわぁ!」ドサッ!「いてて…リンク起きて!元の世界に戻れてる!」「えっ!?本当っすね!しかも職場に…」「うっ…ってここどこ!何であたしラジオスタジオにいるの!?」樹々と梓の協力により元の世界に戻れたリアルとリンク…しかし利矢だけが元の世界に戻ることが出来なかった…果たして利矢は元の世界に戻ることが出来るのか?
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

私のドレスを奪った異母妹に、もう大事なものは奪わせない

文野多咲
恋愛
優月(ゆづき)が自宅屋敷に帰ると、異母妹が優月のウェディングドレスを試着していた。その日縫い上がったばかりで、優月もまだ袖を通していなかった。 使用人たちが「まるで、異母妹のためにあつらえたドレスのよう」と褒め称えており、優月の婚約者まで「異母妹の方が似合う」と褒めている。 優月が異母妹に「どうして勝手に着たの?」と訊けば「ちょっと着てみただけよ」と言う。 婚約者は「異母妹なんだから、ちょっとくらいいじゃないか」と言う。 「ちょっとじゃないわ。私はドレスを盗られたも同じよ!」と言えば、父の後妻は「悪気があったわけじゃないのに、心が狭い」と優月の頬をぶった。 優月は父親に婚約解消を願い出た。婚約者は父親が決めた相手で、優月にはもう彼を信頼できない。 父親に事情を説明すると、「大げさだなあ」と取り合わず、「優月は異母妹に嫉妬しているだけだ、婚約者には異母妹を褒めないように言っておく」と言われる。 嫉妬じゃないのに、どうしてわかってくれないの? 優月は父親をも信頼できなくなる。 婚約者は優月を手に入れるために、優月を襲おうとした。絶体絶命の優月の前に現れたのは、叔父だった。

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

10年前に戻れたら…

かのん
恋愛
10年前にあなたから大切な人を奪った

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

処理中です...