パーティー!

マッシュルームきのこ

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7.5話(夏希の場合)

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「うーん…暇だなぁ~!そうだ!あのメンツ全員に声かけよう!まず沙弓から!」♪~「夏希からだ…出るの面倒臭っ!はい?」「沙弓!あのさ今日暇?」『暇じゃない…』ツーツー「酷い奴だなぁ~!次は真愛と歌ちゃん!メールにしよう!あと河野と木瀬!伊知と森岡にもメールしとこっ!」数分後「あっ!伊知からメール!『ごめん!今家族と海外旅行中…』えっ!?今度は森岡!こっちも無理か…いきなりは無理あるかぁ~!おっ!木瀬から電話だ!もしもし」『高田?お誘いメールありがとう!だけどごめん今焼き肉バイキングに来てるから無理!』「マジで!?それ今度連れていってよ!」『了解!河野にも連絡してるでしょ?』「何で知ってるの?」『「河野から高田から連絡来てる!」って言ってたから…今河野風邪引いたらしいから外に出ること無理だって』「わざわざありがとう…でもバイキングは誘ってよ!」『はーい!』「良いなぁ…今度は歌ちゃんから!えっと…今日バイトがパーティーするから無理…歌ちゃんもかい!こうなったら真愛を強制的に誘おう!」一方真愛美は「ゲーム飽きたなぁ…誰か暇な人間…高田からだ!電話しよう~!」♪~「もしもし?」『高田~!もしかして暇なの?』「…何で分かる?」『暇なのかなって…何てね?』「じゃあ!今来い!」(お願い真愛!断るな!)『いいよ~!今からそっち向かうよ!』15分後「高田~!来たよ~!」「真愛!いやぁ~!真愛なら来てくれると思ったよ!」「大…高田は友達だから!暇だったらいつだって駆けつけるよ!」「うんうん!分かってる!と言うことで何がいい?」「流星の宝レットっていうゲーム持ってきたからやらない?」「流星の宝…そんなゲームあったっけ?」「えっ…知らない!?主人公流星が戦って友情深めたり、出会い別れを繰り返すストーリー!」「それ1人ゲームじゃない?」「えっ…あっ!本当だ!」「真愛…私持ってないから出来ない!あっ!そうだ!面白い話しない?」「面白い話?あるの!?」「うん、ある!」「じゃあ!教えて~!」(乗ってきた!嘘なのに…)「うーん…じゃあ!ある話をしよう…彼女の名前は葉原蒔苗!」「それ嘘じゃない~?」(えっ!?真愛が勘が鋭い…)「いるよ…って調べるかい!」「えっと…いた!」(えっ!?本当にいるの!?)「しかも葉原っていう人私と同級生!でも何で関わりのないのに知ってるの?」「たまたまだよ…って続き!葉原さんは見た目も声もいい人なんだけど彼女ちょっと変わってて…『私…人見知りで友達も少ない…その上小さい子からあまり好かれない!』って…」「高田…話暗くない?大丈夫~?」「大丈夫!まだ暗いかもしれないけどこれから明るくなるから!葉原さんは自分と正反対の明るくて人当たりのいい人と仲良くなることにしたの!」『でもこの性格だとまずいから変えないと!』スタスタ『私は表面だとイケてる女性…これを利用すれば!』ワァー!『皆さん~!天使は虹をかけていく…そこに悪魔が…』シーン…(ダメか…)『あはは!面白かったよ~!』「彼女の名前は白広らむ!彼女は天然でバカなんだけどホームレス少女って言う辛い過去の持ち主…」「話が重いよ!」『あ…ありがと』(何言ってるのこの子?バカなの…いや!待って…これはチャンスかも!)『待って!私と組まない?』「これはコンビ組んでって白広ちゃんに言ってるの!?」「うん!突然言われて普通ビックリするし、悩むんだけど白広さんは…」『いいよ!』「えっ…即答!?」「即答過ぎて逆にビックリする葉原さん…」『…本当!?組んでくれるの?』『うん!』『私は葉原蒔苗!』『私は白広らむ!』「こうして彼女はコンビを組み…売れっ子になりましたとさ!」「高田!思った以上に良かった!」「思った以上って…じゃあ真愛の話聞かせてよ!」「いいよ!じゃあ…私と新野の出会いを話そう!私と新野が出会ったのは高校の時…」『近くのトップ高校に入ったけど…うん!大丈夫!』「そこに私より同じくらい…少し低い美人が素通りした…それが多分新野!」「歌ちゃんって真愛より低かったの!?」「高校の時はね~!その後抜かされたけど…」『フフフ!面白いこと起こらないかな~?』スタスタ…『…面白いことねぇ…』『誰!?痛い美人!?』『初対面でそれ言う?別に言われても平気だけど…』『あはは~!私は内江真愛美!』『…新野歌恵よろしくね真愛美!』『新野!昨日のレッツエイトマン!』『観た観た!面白かったよ~!』『私思うんだよ…新野とこれからも一緒に居たいなぁ~!って!』『一緒に…私将来親の仕事をするか悩んでるんだ』『新野の家って…』『お母さんが美容師とお父さんが服屋の仕事してるけど?』『おしゃれ一家!?』「歌ちゃんってたまに服にこだわるよね?あれ親の影響なの!?」「そうだと思う!それに私は…」『他にしたいことって何?私はテレビとか舞台に出たいなぁ~!』『私も真愛美と一緒だよ!』『じゃあ…私達一緒にやろう!』『うん!』「結局それは白紙になって他の友達3人と新野と私でやることになった!」「へぇー!」「5人の名字を取ってmagus!Mは松若、Aは哀田、Gは我田、Uは私の内江、Sは新野!」「面白い名前なこと…」『わかっち!見てみて!』『内江!ブッ!変な顔するな!』『哀田~!』『内江~!顔顔!』『我田!真の愛を美しく…』『天誅~!』バコン!「真愛…何してるの?」「いやぁ~!あれは痛かった!」「痛かった…って真愛が仕掛けたんでしょ?自業自得!にしても真愛のこと内江って言うんだね…」「逆に真愛って言うの高田と湯川だけだから~!」「嘘!?」「何で驚くの?」タッタッタ…『新野!』『丁度良いところに来た!はい!』『何これ…ネタ?』『…それ以外ないでしょ?このネタを学校の休み時間にしない?』『いいね!じゃあみんなに言ってくる!』ダッダッタ…『みんな!新野がネタ作ってくれた!』『本当!?やろやろ!』『新野って顔だけじゃなくてネタも作れる…』『それに手先器用って最高じゃん!』(何言ってるのこいつら…)『早速明日からやろう!』『おー!』「それから5人で休み時間やれるだけやった…それが大ウケで!」「歌ちゃん…ネタ作り向いてる!」「それを高校卒業までやり続けた…そして進路で当然5人は進学でバラバラになった」『magusは永遠に不滅だから…』『そんなの分かってる!』『じゃあ…これから頑張ろうね!』『オッケー!真愛美…』『…結果まだ来ない』「ちょっと待って…えっ?まさか真愛大学落ちたの!?」「いや…補欠合格~!実は16校受けて受かったのが1校しかも補欠!あはは!」「結果的に真愛はバカだったと言うことね…」「違う!それ言うなら高田だって…」「私は県内トップの高校行ったよ!偏差値72!」「マジか…いや…元々頭のいい行動してたか…」(そんなに落ち込む!?)「まぁ…続き聞かせてよ!」「新野は美容専門学校に行って…」「歌ちゃん美容師になりたかったのかな…」「まぁ…安定してるからね!でも私は大学生になって芸人になりたいって言う気持ちが強くなって行って…magusのメンバーに声をかけた!」『わかっち!お笑いやらない?』『無理』『哀田!お笑い…』『やらない!』『我田!コンビ組まない?』『安定した生活したいから無理』「…って断られ続けた!で残ったのは新野!」『新野~!』『ふわぁ…何?キャバクラのバイトはキツい…』「キャバクラ?それって…」「高田に出会ってしばらく経った時の話だけど~?」「えっ!?プッ!あはは~!」「何笑ってる~!あはは~!」『新野!私ね新野と一緒に仕事したい!』『えっ?』(私もそろそろ美容師になるかかつての約束を果たすか…)『何で私と一緒にしたいの?』『新野しかいないから!私の夢一緒に叶えて~!お願い…』『そこまで言われたら…いいよ!やろう!』『ありがとう…』『でも真愛大学留年しないでよね!』『…うん』「どう面白かっ…って高田~?」「今ね歌ちゃんの話してたんだけど…嫌だなぁ~!」「おーい!高田~?」「真愛が歌ちゃんと喋りたいって言ってるから代わるね?はい」「別に喋りたいって一言…」「良いから!」「新野~?」『昔の話したって高田が言ってたけど何話したの!?高田笑ってるし…』「別に何も普通に話しただけ!」『そう?じゃあ今から高田の家行くから!』「新野!仕事…」ツーツー「切れた…高田今から新野来るって!」「えっ!?パーティーで無理って言ってたのに…」10分後「真愛美!高田!」「歌ちゃん!パーティー行かなくて大丈夫なの?」「行こうと思ったけど真愛美と高田とパーティーした方が楽しいかなって…」「じゃあ!キャバクラみたいなパーティーは豪華じゃないけどやろう!」「やったー!」「ありがとう高田!」「あはは~!」『乾杯~!』
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