パーティー!

マッシュルームきのこ

文字の大きさ
24 / 36

19話

しおりを挟む
「はぁ…」「ため息なんかついてどうしたんですか?」「これ見てよ~!新野が私の悪口をここに書いたんだよ~!」「ええっ!?」(それはネットに書いちゃいけないやつ!)「木瀬どうした?そんな大きい声出して…」「これ見て!」「えっ?新野の…いやいや!」「新野さん、真愛美さんのストレス溜まり過ぎでしょ!」「さっき新野が…」『はぁ…もう真愛美に疲れる!』『会話筒抜けだけど…』『あのさ!真愛美ってダメ人間なんだよ!アイツに中身ない!』(新野よりはあると思うけど…真愛美は老若男女人気あるし…)『…そんな…まぁ…うん』『だって私がいなかったらただのポンコツだし…』『…』「…ってな感じ」「もうちょっとフォローしなよ…可哀想に」「そりゃあ少しはフォローしたいけど…」ガチャ「何話してるの2人だけで?」『高田!』「何か…さっきからここだけ空気悪い…」「湯川…」「な…何!?怖いから近くに来ないで!」「…高田~!」「別に泣くこと…沙弓!真愛を泣かせる…」「高田もらい泣きすることないでしょ!?」「てか何があったの!?」「う…うん…新野がネットに悪口…」「真愛…あんた自身が原因作ったんじゃない?」(そんな事ストレートに言っちゃダメでしょ!?)(湯川も同じ立場じゃないっけ?)「うぅ…」「夏希いつまで泣いてるの?」「高田…友達想いだなぁ~!」「…認めるけど真愛のことは友達と思ってるけど好きじゃない」「酷いなぁ~!好きじゃないって嘘だと思うけど」「元気になってるし…」「うん…まぁ…良かったじゃない?」「真愛~!くっつかないでよ!」「あはは~!相変わらず仲良しだなぁ!」「違う~!てか止めろバカ!」バンッ!「何楽しそうですなぁ~?」「う…歌ちゃん怖い」「新野落ち着いて!別に真愛の気持ちは分からないことはない!」「湯川~!」「けど新野の…」「湯川これ以上言うな!新野をこれ以上怒らせるな!」「そうだよ!新野さんの機嫌損ねないで!」「ええっ!?別に大丈夫…ぶへっ!」「湯川?私に逆らうつもり?」「えっと…」ベチン!「沙弓!?」「喧嘩しないで下さい!」「だって新野が…」「湯川が…」「あのねぇ…」「これ以上喧嘩しない!全く…沙弓、あんたはこの問題に全く関係ないでしょ!?歌ちゃんも!」『ごめんなさい』「うーん…」「高田何かあるの?」「いや…1つしかないでしょ?まず真愛から!」「えっ?私は?」「沙弓、河野、木瀬!3人で歌ちゃんの話を聞いて」「ええっ!?」「沙弓黙る!」「分かった!」「新野さん別の部屋に行きましょう!」「分かった」パタン「あのさ出てきたら?」「お…高田!」「はいはい」「今日は冷たいなぁ~!」「いつも!」「優しい時も…」「基本は優しいよ!で…歌ちゃんとの喧嘩理由って真愛が歌ちゃんに全部任せっきりにしてるから…」「違う!私だってやってるよ!」「ふーん…どれぐらい?」「半分」「…」(半分って…)「真愛、歌ちゃんがコツコツと真愛の為に作ってるの知ってる?」「うん、知ってる」「私の予想だけど歌ちゃんが真愛を選んだのはきっと…真愛とずっといたいからじゃない!」「ずっとやりたい…」「歌ちゃんは悪態つくけどそれでも真愛に向き合ってきたと思う!」「高田…」「…って事だから沙弓!歌ちゃん呼んで!真愛河野と木瀬の所!」「どこにいるの?」「突き当たりをまっすぐだよ」「ありがとう」ガチャ「高田!真愛にガツンと!」「落ち着いて言ったから」「ありがとう!高田なら分かってくれるって…」「歌ちゃん…私歌ちゃんの気持ち凄く分かる」「でしょ!?」「…けど全部自分がやってるって思わない方がいい!」「何であいつは…」「確かに歌ちゃんは頑張ってるよ!そんなの私だって知ってる…けどそれは歌ちゃん一人の手柄?違う真愛がいたからじゃないの?真愛がいなかったら歌ちゃんはやってなかった!」「私は真愛だけ人気になるのが…」「夏希だけ良いとこ取るの~!」「沙弓!」「はあぁ…ここにいた」「つ…疲れた…」「河野!木瀬!」「ちょっと何があったの!?」『…』「私が説明しよう~!実は…ブッ!」「真愛美!」「真愛大丈夫?沙弓どうしたの!?」「最近…いやここ何年か私の喋り少なすぎる!」「そう?」「そうだよ!私は主人公なのに夏希に全部持っていかれる」(それは私の方が…)「どうして!主人公の私より夏希の方が…」(一応湯川と高田のダブル主人公何じゃ…)「よし!今から私が全部喋る!」『ええっ!?』「本当世の中やっていけない…いつもだけど…」「眠い…」「まだ寝ちゃダメ…」「…」「解放して…」「沙弓!みんな眠たそうだからこの辺に…」パタン…「痛っ!」「あれ?何で制服…」「気のせいか体が軽い…」「私全然変わらないんですけど…」「みんな!私達過去に来たんだよ!」『過去!?』「恐らく沙弓の過去に…」「君達誰?他校だよね?」「…沙弓?」『湯川?』「えっ?何で名前知ってるの!?」(私は後のあなたの親友だからだよ!)「でも君達の名前知らない…」「じゃあ!私は…」「偽名使った方がいい!」『偽名?』「うん、又は普段呼ばない感じも…」「何話してる…の?」ぐにゃ~『!?』ドン!「あなたたちだれ?おなじくらいのとしだよね?」「えっ?」「高田があはは~!小さい~!」「本当だ!」「えっ…嘘!?」「高田よりちょっと高い!」「そんな言ってる場合じゃないよ!」「ねぇ…こんどわたしおねえちゃんになるの!いもうとがうまれるの!」『妹?』(蛍ちゃんのことか!)「楽しみじゃないの?」「…ふあんなの!あなたたちおねえちゃん?」「私は2人だよ~!」「私は弟!まぁ…生意気だけど!」「おーい!高田?」「高田!」「私は…妹まだこの世に存在しないんだけど」「あぁ…」「きみは一人っ子?」「い…妹がいるよ!」「へぇー!」「その妹の名前私が考えたんだ!」「名前は?教えて教えて!ねぇねぇ~!」ビューン『!?』「あれ?どこにいったの?」「今度は…」「小学校?」「まぁ…そうみたい」「蛍にプレゼント…っと!」「フフフ…」「よし!」「やろう!」『作成実行~!』「あの…バレてんだけど?」キラキラ…「どうしたの?人の顔ガン見て…」(めっちゃ可愛いんですけど)「えっとね…」「ねぇねぇ遊ばない?今ねゲームしてるの!」『ゲーム?』「そう!ゲーム!『AI』」(懐かしいゲームだなぁ~!)(やってたなぁ…)「私知らない」「河野知らないんだ!私も!」「えー!河野も木瀬もあはは~!時代の波に乗ってないなぁ~!」「真愛美も知らないんじゃないの?」「し…知ってるよ」(知らないな)(うん)「今からゲームで勝負しない?勝ったら君達の言うことを聞く!負けたら私の言うこと聞いてね~!」「いいよ!」『ちょっと!』「はぁ…よし!来い!」「やったー!行くよ!!」ヒュー!『!?』キュキュ…「沙弓!帰るよ早く~!」「うん!今行…えっ?誰?」『もういい加減にして!』「ええっ!?」「何で一方的に喋るの!?みんなあんたに疲れてるの!」「新野…大丈夫だから!湯川…ごめん!」「本当だよ…私は!」「沙弓!」ギュッ…「もう…みんなを解放して私達十分味わったから」「…つ…き」 ふわぁ…「…ん?夢か…!?」(ええっ!?何で夏希達いるの!?)「昨日何したっけ…えっと真愛と新野が喧嘩してその後全く覚えてないんですけど!」「さ…ゆみ」「!?」「た…高田…落ち着けぇ…」「真愛!?」「あぅぅ…」「新野!?」「げぇぇ…」「こ…河野…」「河野と木瀬まで…」「みんな…起きて!」(びくともしない!?)「沙弓…」『湯川…』「何?」「沙弓!私達まる1日聞かされて寝たのさっき!」「そうだよ…」「無理…」「私も…」「…」(そんな私喋ってたの?)このあとみんなが起きたのは翌日だった。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

百合ランジェリーカフェにようこそ!

楠富 つかさ
青春
 主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?  ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!! ※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。 表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。

鐘ヶ岡学園女子バレー部の秘密

フロイライン
青春
名門復活を目指し厳しい練習を続ける鐘ヶ岡学園の女子バレー部 キャプテンを務める新田まどかは、身体能力を飛躍的に伸ばすため、ある行動に出るが…

妻からの手紙~18年の後悔を添えて~

Mio
ファンタジー
妻から手紙が来た。 妻が死んで18年目の今日。 息子の誕生日。 「お誕生日おめでとう、ルカ!愛してるわ。エミリア・シェラード」 息子は…17年前に死んだ。 手紙はもう一通あった。 俺はその手紙を読んで、一生分の後悔をした。 ------------------------------

屈辱と愛情

守 秀斗
恋愛
最近、夫の態度がおかしいと思っている妻の名和志穂。25才。仕事で疲れているのかとそっとしておいたのだが、一か月もベッドで抱いてくれない。思い切って、夫に聞いてみると意外な事を言われてしまうのだが……。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

愛された側妃と、愛されなかった正妃

編端みどり
恋愛
隣国から嫁いだ正妃は、夫に全く相手にされない。 夫が愛しているのは、美人で妖艶な側妃だけ。 連れて来た使用人はいつの間にか入れ替えられ、味方がいなくなり、全てを諦めていた正妃は、ある日側妃に子が産まれたと知った。自分の子として育てろと無茶振りをした国王と違い、産まれたばかりの赤ん坊は可愛らしかった。 正妃は、子育てを通じて強く逞しくなり、夫を切り捨てると決めた。 ※カクヨムさんにも掲載中 ※ 『※』があるところは、血の流れるシーンがあります ※センシティブな表現があります。血縁を重視している世界観のためです。このような考え方を肯定するものではありません。不快な表現があればご指摘下さい。

復讐のための五つの方法

炭田おと
恋愛
 皇后として皇帝カエキリウスのもとに嫁いだイネスは、カエキリウスに愛人ルジェナがいることを知った。皇宮ではルジェナが権威を誇示していて、イネスは肩身が狭い思いをすることになる。  それでも耐えていたイネスだったが、父親に反逆の罪を着せられ、家族も、彼女自身も、処断されることが決まった。  グレゴリウス卿の手を借りて、一人生き残ったイネスは復讐を誓う。  72話で完結です。

処理中です...