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「イエーイ!」「フゥー!」「ちょっと暴れないで下さい…」『ごめんなさい』「しかも阿木と市島が来るなんてね!」「たまに目上の人との付き合いとかあるんですよ!」「へぇー!もしかして奢り?」「あはは~!私達は自腹…」「まーちゃん奢られたことないんだぁ~!」「うるさいぃ~!うぇーん!」「高田どうしたの~?」「…沙弓だけ来なかったなぁ…って」「うん…残念だったね」(湯川と高田はセットじゃないと…)「河野が凹んでる!?」「新野さん気にしなくて大丈夫です」「よーし!今日は高田の家にゴー!」「真愛…勝手に決めるなぁ~!」一方沙弓は「夏希達と飲みだったけど断った!だって…」「姉貴だからって…」「何?」「私の家に来るな!」「姉妹の時間…」「私は奏太君と過ごしたいの!奏太君気使って…」『今日は2人の時間過ごしなよ!僕なら大丈夫だから!』「私も悪いと思ってけどその…」「奏太君~?家に戻ってきて大丈夫!私と姉貴で姉貴の家行くから!」ピッ!「…何か泣きながら『蛍ちゃん…相変わらず優しいねありがとう』って…」「そのまま奏太君と結婚しちゃえよ!」「そうね!じゃあ…姉貴の家に行こう!」1時間後。ガチャ「ただいま」「お邪魔します…って姉貴の割には部屋綺麗だなぁ」「一人暮らしだよ!それ位…」「綺麗にしてるの夏希さんでしょ?」「よく…分かったね」「だって夏希さんしっかりしてるから!」「ギャーギャーうるさいよ…『あれしろここに物を置くな』って」「夏希さんに嫁げば?」「何故そうなるの!?しかも夏希女だからね!」「分かってるよ!姉貴さぁ…彼氏いないの?」「いない!だって…うーん…やっぱり男は顔かな…」「いや…中身も大事だから!」「そうかな…」「そうだよ!ほらっ…」「う…蛍男紹介して!」「何で沙弓に紹介しなきゃいないのよ!!!もう寝る!」「ええっ!?」「おやすみ」バタン!「荒いなぁ…私も寝るか!」ジュー!(…ん蛍?)「姉貴の朝ごはん位は作ってあげないと…」「…やっぱり我が妹だわ」「姉貴!」「おはよう蛍」「おはよう…朝ごはんもう少しで出来るから!」「おー!何作ってるの?」「目玉焼きチーズトースト」「ラピュタか!」チン!『いただきます!』サクッ!「美味しい~!」「でしょ!?普段交代交代で料理作ってるから!」「凄いね」「普通だよ!食べたら奏太君の所に帰るね」「うん」1時間後「じゃあね」ガチャ…「ありがとう蛍」「…お姉ちゃん」「よし!外に出るか!」スタスタ…「あぁ…誰か合コン…」『…』「みんなありがと…」「沙弓」「何?」「合コンは嬉しいけど割り勘?」「うん!だって私達友達…」「昨日来なかった奴…」「高田さんそんな怒らなくても…そうだ!」「阿木何かあるの~?」「いや…ゴニョゴニョ…」「おー!」「何?教えて!」「湯川に…」「えー!」「私は大賛成!」「ご飯~!」「木瀬…」「阿木なかなかいい考えだね!」「まーちゃん!でしょ~?」「何か企んでる…」『帰ろ』「嘘だから帰らないで~!」「…湯川すぐ帰るよ」「全然!ええっ!?せめて最後まで…」「すいません~!カルアミルクとカシス系統1つずつ!」「さ…沙弓!私達1つずつ奢るから!飲んで!」「やったー!」1時間後「全然大丈夫!」(嘘…えっ!?湯川さんお酒強っ!)「あの…店員さん!ドンペリとかテキーラありますか?」「テキーラならありますけど…」「それ下さい!」「阿木何するの?」「湯川さんに飲ませるの!」『ええっ!?』「それ大…」「みんな奢りのお酒ありがたい!」『…』更に1時間後「会計…」「12300円です!」(あれ…)ぐにゃぐにゃ…「沙弓無理はしないでね…」「湯川気を付けろよ~!」「…ばいばい」フラッ…(あれ…意識が…)バタン!「…!?」『湯川!』『ぃ…』(あれ…えっ!?喋れない?)『沙弓!沙弓…さゆ…み』「…待って!置いていかない…」「目が覚めた?」「えっ?どちら様?」「俺は江見潤」「…湯川沙弓です」『…』「あの…私は何故ベットに?」「それは君が倒れてたから!」「倒れた…?」(そういえば夏希達と飲んだ後の記憶ない)「そう…」「…沙弓…ちゃん寝言で『彼氏作ってやる!』って言ってたね」「えっ…寝言で!?」「うん」「別に作りたいとは思ってないからね!?周りに彼氏いる奴いるけど…」「ふーん…」「ふーんってちょっとは興味持ってよ!」「…じゃあさ俺ら付き合わない?」「は?えっ?何言ってるの?今さっき出会ったばっかりなのに!?」(私変な奴に引っ掛かった!?)「ちょっ…どこ行くんだ」「家に帰…」バタン…「嘘…今までこんなこと無かったのに」「だからお酒でべろべろに酔ってたから!」「うぅ…そんなぁ~!」「ほらっ…二日酔いに効く薬!」「あ…ありがとう」ゴクゴク…「朝まで寝てなよ!」「いや…私仕事…」「良いから!」「う…ん」2時間後「沙弓!」「…何?」(うわぁ…寝てた!)パチッ!「夏希からだ…」話は聞いたよ。お酒飲んでべろべろになるなんて沙弓らしくないなぁ…でもごめんね「夏希…」「電話で話したんだけど沙弓のこと心配してた」『そうですか…ありがとうございます!沙弓のことよろしくお願いします』「って…友達想いの良い子だね」「そりゃ…夏希は友達想い仲間想いだから…私が辞めたいって言ったら」『沙弓が大好きだからやったことだよ!じゃないと絶対しない!』『一緒にいたいから…』「って…本当夏希は…」バサッ!「ち…ちょっと何するの!?」「あのさ…その…夏希さん以上の関係になってもいい?」「え?何その…」「付き合って」「はぁ!?何で付き…ん!?」くちゅ…「えっ…待って…分かった」「…」「その…えっと…よろしく」「本当に!?」(半ば強引な気がするけど…)「ただし!私のプライベートはあまり言わないこと!」「もちろん!約束!」そう沙弓はまだ知らない…まさかこの男のもっとヤバい性格を…
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