ふと頭をよぎったことを書いておく、いわゆるブログ的なあれ

ぽんたしろお

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2020年03月

ツイッターのタイムライン

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 ツイッターを使うようになって、タイムラインを眺めているうちに、人のツイートに対する行動に興味を持つようになってきた。
 特に興味深いのは、バズッているツイート。自分の興味外の人の垢であることが多いからだ。で、どんな垢なのかなと興味が出てくるのだ。

 バズって半日から一日たっていても、いいねやリツートが増えていることがある。反応する人が、そのツイートにいいねやリツートする判断にどれくらいの時間をかけているのだろうか?と考えてしまう。
 ちゃんとツイートを読んでいない人が、絶対いるよなと思う。脊髄反射で膨大ないいねやリツイートに乗り遅れまいとしている心理が透けてみえる気がして仕方がない。

 呟いた本人からたどって、バズッたツイートが私のタイムラインにのるまで、だいたい一日かかっていることが多い。フォロー数が三桁だとそれぐらい時間差があるみたいだな、私の垢の場合。
 そういうわけで、バズッた記事が流れてきたら、バズッたツイートには反応しないで、そのリプを眺めるようになった。バズった本人が対応したリプがだいたい付いている。
 呟いた本人は、収束してもいいと思ってるリプが多いし、バズッたツイートも数千のリツート付いていれば、けっこうな人がタイムラインで目にしているんじゃね?と思う。なのに、まだ拡散させたいの?と感じるほど、バズッたツイートは、まだ歩みを止めないで広がっていくこともある。
 タイムラインに二度目がやってくると止まるかな、三度タイムラインに登場したことはさすがに経験ないかも。

 私はちびっと変人なので、バズッたツイートのリプ欄を見た後、コメ主のホームに飛んでみる。他にもそういう人多いかな。変人ゆえ、他の人がどう行動しているのかちょっとわからん。
 バズったツイートへの返信で大わらわな垢もあるけれど、通常営業に戻って、ほぼ、いつも呟きに戻っている垢もある。
 バズッたツイートをする人が、日頃何を感じているのかなと、他の呟きを眺めてフォローすることがある、たぶんバズらなければ知ることもない垢だと思うから。一日通知がうるさい状態で辟易しているのだろう。フォローしてもフォロバは返ってこない。
 それでいい。バズる呟きをした垢の呟きを読みたいだけだし(えっと、ストーカーはしていないからね)。

 呟き一つで人生が変わりかねない怖さをもちながら、祭りの真ん中にポツンとツイートがある状態に見えることもあって。
 そうやって、フォローした垢には、その後の方が興味深い呟きをする垢もあるし、自分には何を意味しているのかわからない呟きばかりの垢もある。

 たくさんの感情がタイムラインを過ぎていく。バズった後の垢の呟きもまた、過ぎていく。興味を持つようになる垢もあれば、無反応で見送る垢もある。
 交差点で人とすれ違っているような、でも、交差点とは違うのだ。
 感情が交差するのを見送っている感覚だ。

 人の感情が行き交うそのタイムラインの向こう側で誰がその言葉を打ち込んでいるのかな。
 今は、コロナウイルスの騒動で、イライラした感情が流れてくる。タイムラインがいら立っている。世界中が、神経をすり減らしている。あえて感情を出さないようにしている垢も多いけれど(自分もそうだ)、ツイートの外で悲鳴を押し殺しているのを感じて辛くなる。
 
 ドラマを見て「さぁ泣けよ」というシーンでは全然泣けないのに、楽しそうにがんばって繕っているツイートで涙が出そうになることがある。
 そういうツイートには、あまり反応しない。黙ってタイムラインから消えていくのを見送っている。
 でもさ、見ているから。無反応だからなにも感じていないわけではないこともあるんだよな。



 
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