僕の恋、兄の愛。2

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side 健介

ツリー作成?

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「さ~て、じゃぁりょーちん、フェラのれn・・・
「うぉい!メモリーツリーもどきだろ!イチケン!」
そうだった~。」

(イチケンとフェラの練習なぞしようもんなら、市井さんに殺される!
死亡理由が『兄弟との痴情のもつれ(とばっちり)』とか絶対嫌だ!
何とか回避しないと!!)

りょーちんとツリーを作る。

・・・アレ?りょーちん、目が死んでる?

(陥没乳首カード・・・俺コレ見ていいもんなのか?
フェラ下手カード・・・イチケンの超プライベートじゃね?
アナル敏感カード・・・捨てたい。)

ついにりょーちんの手が止まった。

「りょーちん大丈夫?」

「大丈夫じゃない。
イチケン主観のカードだから、俺が並べるにしても『基準:俺』が正しいか分からんし。
俺、コレどう受け止めていいのか分からん。
カード渡す役するから、イチケンが並べろ。」

りょーちんの言うことも正しいけど、僕が並べるんじゃ脱線して、僕のしたいことばっかりになっちゃうのに。

僕は兄ちゃんに気持ちよくなって欲しいの!

「ええ?俺が並べちゃうと客観性が無くならない?
りょーちんの客観的意見、重要でしょ!」

「そもそも、このカードがイチケンの主観なんだから、
俺がキーワードだけで並べるとおかしくなるよ。
キーワードだけで言えば、陥没乳・・は『身体状況』
フェ・・下手は『技術』、ア・・敏感は『感覚』
このカード全部を『身体状況』『技術』『感覚』に分けたツリーを作って、イチケンはどうしたいの?」

(兄ちゃんをイかせたいカード・・・イチケンの『願望』ってのも混ざってるしな。
俺じゃ分からん。
・・・ソレは兎も角、普段は“兄ちゃん”呼びなのか。
“(自称)新婚恋人夫婦”で“愛称は健”以下略
俺、いらん情報ばっか増えてる気がする・・・。)

「むぅ。そうか。どうしよう。」

「イチケンのしたいことはコッチの枝に、
気になることはアッチの枝に、
後はその他の枝に分ければよくね?
そこからプランを練ればいい。」

りょーちん流石!的確だ!

(・・・俺、イチケンと何やってんだろう・・・
いや!今気付くな、俺!今気付いたら負けだ!
果てしなくどうでもいいとか、イチケンが帰ってから気付けばいい!
負けるな俺!!)

「ヨシ!やるぞイチケン!」

「うん!俺頑張る!!」

りょーちんがやる気満々になってくれて良かった。

僕じゃ分かんないこともあるもんね。

~30分後~

「ヨシ!出来上がったな!!」

「わ~い。ありがとう、りょーちん。じゃあフェラのれn・・・
「このツリーを見るに。」うん。」

りょーちんが話し出す。
これは!!
塾のバイトの時に塾生に『神解説』と言われた説明口調だ!!
りょーちんは何か分かったらしい!

とは言え、りょーちん、今日は何故か所々声が大きいね。




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