たぶん荘、きっと荘〜道祖神大家とイチャラブなんてあり得ない!?〜

振悶亭めこ

文字の大きさ
6 / 41
第一章:アラミタマはうらーか男子!?

しおりを挟む
 雨音が鳴り止まない、じっとりと湿度の高い夜。古民家の二階に、あかりが灯っていた。
 生活感の無い和室に、動画配信用の機材が置かれていた。漆喰の壁を背景に、中心には大判のバスタオルが敷かれている。クロアはカメラのチェックを済ませ、スマホ片手に中心に映り込むように正座をし、配信を開始した。
「アラミタマのクロアさん、メスお兄さん化配信そのさん。皆の者、今夜も宜しく頼む」
 正座をして、上品な仕草で頭を深々と下げる白亜……配信時はクロアと名乗っている。クロアは配信の度に覚える新たな快感に、胸をときめかせていた。白亜がクロアでいる時は、普段より素直に快楽を享受出来るのだ、と。
「本日は特に質問は無かったのでな、早速リクエストに応じる事にする」
 頭を上げたクロアは、配信用のカメラの下に置いていた小さなボトルを手に取った。スマホからテロップを表示させる。
『性感開発♡アナニーでイッてみよう』
 今回のテーマは、その文字に集約されていた。
「本日の御題目。性感開発アナニーを絶頂するまで。と、あるが、これまた親切な事に方法と制限時間が書かれている。我のような初心者には、有り難い事だ」
 スッと、クロアは脚を広げて腰を突き出し、着物をはだけさせてまだ小さく堅く閉ざしたままの、薄く色付いた使用感の少ない窄まりをカメラの前に晒す。
「まずは入り口?出口では無く、この場合は入り口になる……のか?を、指でよくマッサージをし、指が入ったなら、しこりの部分……前立腺をトントンと刺激する。尻の中の気持ちいい場所を探して、出来るだけ尻だけでイけるようにする事……」
 リクエストに添えられていた方法を詳しく読み上げながら、クロアはボトルに用意しておいたオイルを指先にたっぷり垂らし、残り時間のタイマーを画面に表示させた。
「制限時間は1時間、アナニーだけでイけなかった場合は、罰ゲームとしてアナニーをしながら性器を弄り、30分焦らした後に射精すること、とある」
 読み上げながら、クロアはオイルをまぶした指先でツンツンとまだ堅く閉ざされた窄まりをつつき、周囲を緩やかにマッサージし始める。
 リクエストという名の指示を受け、カメラを通して誰が見ているのか分からないネットに痴態を曝け出す。今日は、カメラの先に生身の人間、ダルそうにしている和也も見ている。クロアは、今まで以上に興奮に胸を高鳴らせていた。
「は……っ、んっ!あぁ……っ」
 クニクニッ、プニュプニュッ……
 窄まりを指の腹でなぞり、突き、マッサージをしていく。触れれば触れただけ、クロアの身体に甘い疼きが蓄積されていく。
「あああぁっ♡んんんーーーっ♡」
 最初はゆっくり、ゆっくりマッサージをして解しながら……頭では分かっているものの、この後、中に指を入れたら我はどうにかなってしまうのだろう。否、先にあるだろう未知の快楽が、我は欲しくて堪らない!
 意識する程に、クロアの身体は火照り、渇望していく。
 クニクニクニクニッ、プニュッ、プニュッ。
「はあぁんっ♡ああっ!もぅ……っ♡ゆび……っ♡入れるぅっ」
 流されるように、クロアは指を一本、綻び始めた窄まりに挿入した。
 つぷっ、つぷぷぷぷ……っ!
「ひゃんっ♡ああぁ……っ♡あああぁんっ」
 オイルで濡れて、指先で綻ばせたそこは、細い指一本を痛みも無く容易く飲み込んだ。
「あっ♡あぁっ♡ゆび……入ったぁ♡んんぅっ♡つぎ……しこりの所っ♡あぁ……っ、探す……ぅんっ♡」
 片手でオイルを継ぎ足し、クチュクチュと音を立てて、クロアは自分の前立腺を探っていく。
「おっ♡おしり……っ♡こんなに気持ちいいなんてぇ……ひうぅっ♡」
 挿入し、中で動かしていた指の腹が、前立腺を掠めた。掠った瞬間、クロアは身体を仰け反らせ、艶を帯びた上擦った声をあげた。指の動きを止めてしまいそうになる。
カメラの先でダルそうにペットボトルの茶を飲んでいた和也と、目が合った。続けろ、と、言われている気がして、クロアは自らの指の腹でトントン、トントンと前立腺をつつき続ける。
「んああああっ♡はーーーっ♡♡♡はあぁんっ♡いまぁっ、前立腺……っ、トントンって♡してるうっ、ああああぁっ♡」
 前立腺をつつく度、クロアの身体はビクビクと跳ね、裏返った甘い声が口から溢れた。
 残り時間のカウントは30分を切っていた。快感に身を委ね、貪ろうとするクロアは、自らセットしたタイマーの事を一時的に忘れていた。罰ゲームはあっても無くても、クロアにとってはご褒美になるだろう。
 クチュッ!クチュッ!ズププププッ!
「あっ、ああああぁんっ♡指……っ、二本……っ、んああっ♡はいっ……たぁ♡」
 もっと、もっと気持ちよくなりたい♡尻だけで絶頂出来たら、凄く気持ちいいはず♡
 挿入する指を増やして、クチュクチュと音を響かせ、クロアは指の腹でクニクニと前立腺を擦り続けていく。クロアの形の良い男性器はそそり立ち、先端からダラダラと透明な粘液を流し始めていた。
「んああっ♡ああっ♡ぜんりつせん……っ、コリコリするのぉっ♡気持ちい……のっ♡止まらなくなりそぉっ、ああぁんっ♡」
 ズププププッ!クチュクチュクチュッ!
 クロアは三本目の指を挿入し、内側で指を曲げたり伸ばしたりを繰り返し、前立腺でひたすら快感を追い求めた。指を内側で動かす度に、グチュグチュと淫猥な音が加速して響く。
「はーーーっ♡あぁあぁっ♡あぁんっ♡も……少しでぇっ……んっ♡イけそぅ」
 ガクガクと身を震わせ、男性器をヒクつかせ、入り口はクロア自身の指をキュウキュウと締め付けていた。
『ジカンダヨー!』
 そこで、残り時間がゼロになった合図の、合成音が鳴った。
「はぅ……っ、はあぁ……っ♡時間通り……にぃっ♡イけ……なかったので、んあぁっ♡罰ゲームぅ……しますうぅ♡♡♡」
 クロアは荒い呼吸を繰り返し、どこか嬉しそうにしながら30分のタイマーをセットし、リクエストにあった通りの罰ゲーム……30分焦らしてからイく事、を、実行する。
 前立腺を擦りながら、先端から透明な粘液を流している男性器を、クロアはゆるりと撫で上げた。途端、上の方へ迫り上がる熱を感じ、慌てて根元を押さえ込んだ。
「んっ♡んっ♡んんんーっ♡これっ、すぐイきそう……っ♡あああぁっ、苦し……っあっ♡でもぉっ、んああぁっ♡がんば……りゅっ♡」
 30分後の吐精の快楽を想像し、クロアは熱が迫り上がってはせき止め、男性器を扱きながら前立腺を擦り、また熱が迫り上がっては男性器の根元を指で戒める行為を繰り返した。
 ジュプッ!ジュプッ!ジュプッ!
 残り時間が5秒を切った事を確認し、クロアは前立腺と男性器を激しく刺激した。
「ああああっ♡もうっ♡出したいぃっ♡出させてぇっ、んああああっ♡イくっ♡イくぅっ♡あああああぁっ♡♡♡」
 ドクドクドクっ!ビュルルルルっ!
『ジカンダヨー』
 残り時間のカウントがゼロになり、合図の合成音が響くと同時に、クロアは先端から粘つく、濃い白濁を勢いよく放った。白濁が、あらかじめ敷いてあったバスタオルを汚す。
 クロアは壁にもたれかかり暫くの間、ぜぇはぁと荒い呼吸を繰り返していた。
「は……っ、ふぅ♡んっ、はっ♡初めてのアナニーもぉ……罰ゲームもぉっ♡気持ち……良かったぁ……♡」
 恍惚の表情を浮かべて、クロアは配信終了の挨拶をし、へにゃりと笑ってカメラに向かって手を振り、その日の配信を終えた。

 クロアの時間の終わりは、白亜の時間の再開だった。
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!

中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。 無表情・無駄のない所作・隙のない資料―― 完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。 けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。 イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。 毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、 凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。 「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」 戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。 けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、 どこか“計算”を感じ始めていて……? 狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ 業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

執着

紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。

入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?

monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。 そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。 主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。 ※今回の表紙はAI生成です ※小説家になろうにも公開してます

処理中です...