たぶん荘、きっと荘〜道祖神大家とイチャラブなんてあり得ない!?〜

振悶亭めこ

文字の大きさ
22 / 41
第四章:曖昧になる境界線

しおりを挟む
 抱きしめた腕を、白い指が緩く握っている。白亜の手は、微かに震えていた。
「和也の、願い……叶えたい。我は……我にっ、搾精、させて……くれ」
「そうそう。きちんと言えりゃあ体力がある限りは拒まねぇよ。オアズケ食らわす事はあるかも知れねーけど」
 オアズケ、と聞いて、白亜は目に涙を滲ませて和也に顔を近づけ、肩をがっしりと掴んだ。
 言わせておいて、それは酷い。
「今はオアズケしねーから……鏡ん所に手を付いて、後ろに尻を突き出してみろ」
「こ、こうか?」
 鏡に手を付き、後ろに尻を突き出す。新しめの、湯気で曇らないタイプの鏡は、後の行為への期待に胸を膨らませ、ほんのり頬を桜色に染めた、白亜自身が写し出されていた。
「とは言え、風呂場で長時間はお互いのぼせちまうよなぁ……今は手早く済ませっけど、終わった時まだ足んねーんだったら教えろよな」
 コクリと無言で頷く。和也はその仕草を、鏡越しで見ていた。
 むにゅり。和也の両手が白亜の白い双丘を掴み、広げた。中心の色付き始めたばかりの窄まりに、椿油をなじませて触れていく。
「は……っ♡あぁ…………」
「短時間で終わらせる代わりに、白亜さんはしっかり鏡見て、自分がどんだけヤラシー姿してんのか見とけ」
 つぷっ、つぷぷぷぷぷ……
 椿油を塗した和也の指が、白亜の窄まりを押し広げ、中へ侵入していく。
「ああぁ……っ♡あんっ♡」
 望んでいた事が始まる。軽く指を挿入されただけで、我は期待してしまう。鏡に写る顔は、発情しているではないか。
「うーん、立ったまま、だとこの辺りか」
 トントン、グリグリグリッ!
「はあぁんっ♡ああぁっ♡んはぁ……っ」
 挿入された指が中で動き、しこりの部分を確かめるようにノックした。白亜の腰は、はしたなく揺れ動き、じわりじわりと与えられる快感を、口から音にし、声となり、浴室内に響かせていた。
 グリュッ、グリグリグリッ。
「あああっ♡当たってる……ぅっ♡我の……気持ちいいところっ♡グリグリされてるぅっ♡あああっ」
「風呂、良いなぁ。白亜さんのスケベ声、よく響いてら」
 和也は白亜の中に挿入する指を増やし、タンッ、タンッ、タンッと、しこりの部分を指の腹でリズミカルに叩き、動かして責めていく。
「んんぅっ♡だ……っ、だめだっ♡んん……っ、はぁ♡声が出て……っ♡んーーーっ」
「我慢すんなっての。前戯なんだからよ。ヤっとかなきゃ勃つもんも勃たねーだろ」
「ぁ……ぅっ♡……和也が、我に勃起するのか……♡あああっ♡嬉し……っ、あああんっ♡♡♡」
 思わず後ろを、和也の方を振り返った。
 バシンッ!
「ああああぁっ♡はっ♡はううぅ……っ」
 平手が白亜の白い尻たぶを、強く打った。直後、和也の手が白亜の洗いたての髪を鷲掴み、強制的に鏡の方へと顔の向きを戻された。
「はーーーっ♡あっ♡あぁ……」
「ケツ引っ叩かれて、随分気持ち良さそうだな白亜さん。けど今はそれしねーから」
 クニクニッ、ズルリ……
 白亜の中を責めたてていた、指が抜かれた。代わりに当てがわれたものは、熱く、質量のある、勃起した和也の男性器だった。
 ズブッ!ズブブブブブッ!
「んああああっ♡ふあぁっ♡あぁああっ♡」
 ビクンと肩を跳ね上がらせ、誘うように腰をくねらせて、鏡に手を付いたまま、白亜の声は挿入と共に艶を増して浴室に響いた。
 なんて、あさましい。鏡に写る自らの姿を見て、白亜は思う。同時に形の良い男性器と、以前よりふっくらと赤みの増した乳首が、勃起していたと白亜は知る。あさましい姿を、間近で、和也に見られている……その意識は白亜の中の性的な熱を、甘やかに高めていった。
 ズブブブブブッ!ズンッ!ズンッ!
「あっ♡おく……ぅっ♡奥までぇっ♡きてりゅうぅっ♡」
「は……っ、簡単に呑み込むようになったな。のぼせちまう前にさっさとイくぞ」
 キュウキュウと締め付け、蠢く白亜の窄まりに、和也は力強いストロークを開始した。入り口付近まで引き抜き、カリで前立腺を抉り、奥まで貫いていく。
「はっ♡はぁあんっ♡奥……っ、突かれるのぉ♡好きいぃっ♡あああぁっ」
「そうそう。素直が一番……っと、白亜さんはコッチも好きだよな。触ってやんねーと寂しそうだ」
 両手を白亜の胸元に這わせ、和也は勃起していた乳首を指先でピンと弾く。
「いあああああっ♡好きいっ♡ナカと一緒に……っ、んはぁっ♡気持ちよくなってぇ……っ♡あああっ♡♡♡」
 バチュン!バチュン!バチュン!
 奥を抉る腰の動きと共に、和也は白亜の乳首を指で摘み、コリコリ、グニグニと少し強めに扱いていく。
 こんな……我は、堪えきれはしないっ♡我の好きな所を好きなように弄びおって♡たまらぬっ♡もっともっと、快感を、恥辱に満ちた行為を、我の知らぬ様々な事柄を……この身に刻み付けてっ♡塗り替えていってくれ♡
「鏡見てっか?白亜さん、今スゲェ淫乱なメスの顔してっぞ」
「や……ぁっ、あああああっ♡メスになるぅっ♡ああぁっ♡なってしまううぅっ♡♡♡」
「ヤベェ、そろそろ出すぞ。発情しきったメス顔、しっかり目に焼き付けろ!」
 ドクンッ、ドクン、ドクドクドクドクッ!
 白亜の乳首をキュッと抓りながら、和也は白亜の奥に搾り取られるようにして、今日一日ため込んだ精を勢いよく吐き出した。
 鏡の中では、乳首を抓られ、自ら腰を振り、だらしなく口を開いて涎を垂らし、潤んだ目元は蕩けきったまま必死に鏡に手を付いて崩れ落ちそうな身体を支えている白亜の姿があった。
「あああああぁーーーっ♡おっ♡あっ♡メス顔……っ、晒して……っん♡ケツアクメしましゅうぅっ♡♡♡んあああぁっ♡」
 ビュルルルッ!ピュクピュク……ッ!
 白亜の先端からもまた、熱く濁った情欲が吐き出された。
「っはーーーっ、ああ……いい感じにメスお兄さんになってきてんじゃね?白亜さんよ」

 その夜、その後。和也は白亜の部屋で三回程搾精されたとか。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

邪神の祭壇へ無垢な筋肉を生贄として捧ぐ

BL
鍛えられた肉体、高潔な魂―― それは選ばれし“供物”の条件。 山奥の男子校「平坂学園」で、新任教師・高尾雄一は静かに歪み始める。 見えない視線、執着する生徒、触れられる肉体。 誇り高き男は、何に屈し、何に縋るのか。 心と肉体が削がれていく“儀式”が、いま始まる。

経理部の美人チーフは、イケメン新人営業に口説かれています――「凛さん、俺だけに甘くないですか?」年下の猛攻にツンデレ先輩が陥落寸前!

中岡 始
BL
社内一の“整いすぎた男”、阿波座凛(あわざりん)は経理部のチーフ。 無表情・無駄のない所作・隙のない資料―― 完璧主義で知られる凛に、誰もが一歩距離を置いている。 けれど、新卒営業の谷町光だけは違った。 イケメン・人懐こい・書類はギリギリ不備、でも笑顔は無敵。 毎日のように経費精算の修正を理由に現れる彼は、 凛にだけ距離感がおかしい――そしてやたら甘い。 「また会えて嬉しいです。…書類ミスった甲斐ありました」 戸惑う凛をよそに、光の“攻略”は着実に進行中。 けれど凛は、自分だけに見せる光の視線に、 どこか“計算”を感じ始めていて……? 狙って懐くイケメン新人営業×こじらせツンデレ美人経理チーフ 業務上のやりとりから始まる、じわじわ甘くてときどき切ない“再計算不能”なオフィスラブ!

BL団地妻-恥じらい新妻、絶頂淫具の罠-

おととななな
BL
タイトル通りです。 楽しんでいただけたら幸いです。

上司、快楽に沈むまで

赤林檎
BL
完璧な男――それが、営業部課長・**榊(さかき)**の社内での評判だった。 冷静沈着、部下にも厳しい。私生活の噂すら立たないほどの隙のなさ。 だが、その“完璧”が崩れる日がくるとは、誰も想像していなかった。 入社三年目の篠原は、榊の直属の部下。 真面目だが強気で、どこか挑発的な笑みを浮かべる青年。 ある夜、取引先とのトラブル対応で二人だけが残ったオフィスで、 篠原は上司に向かって、いつもの穏やかな口調を崩した。「……そんな顔、部下には見せないんですね」 疲労で僅かに緩んだ榊の表情。 その弱さを見逃さず、篠原はデスク越しに距離を詰める。 「強がらなくていいですよ。俺の前では、もう」 指先が榊のネクタイを掴む。 引き寄せられた瞬間、榊の理性は音を立てて崩れた。 拒むことも、許すこともできないまま、 彼は“部下”の手によって、ひとつずつ乱されていく。 言葉で支配され、触れられるたびに、自分の知らなかった感情と快楽を知る。それは、上司としての誇りを壊すほどに甘く、逃れられないほどに深い。 だが、篠原の視線の奥に宿るのは、ただの欲望ではなかった。 そこには、ずっと榊だけを見つめ続けてきた、静かな執着がある。 「俺、前から思ってたんです。  あなたが誰かに“支配される”ところ、きっと綺麗だろうなって」 支配する側だったはずの男が、 支配されることで初めて“生きている”と感じてしまう――。 上司と部下、立場も理性も、すべてが絡み合うオフィスの夜。 秘密の扉を開けた榊は、もう戻れない。 快楽に溺れるその瞬間まで、彼を待つのは破滅か、それとも救いか。 ――これは、ひとりの上司が“愛”という名の支配に沈んでいく物語。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

執着

紅林
BL
聖緋帝国の華族、瀬川凛は引っ込み思案で特に目立つこともない平凡な伯爵家の三男坊。だが、彼の婚約者は違った。帝室の血を引く高貴な公爵家の生まれであり帝国陸軍の将校として目覚しい活躍をしている男だった。

入社1ヶ月のワンコ系男子が、知らずのうちに射止めたのはイケメン社長!?

monteri
BL
CM制作会社の新入社員、藤白純太は入社1ヶ月で教育係の先輩が過労で倒れたため、特別なクライアントの担当を引き継ぐことになる。 そのクライアントは、女子禁制ミーハー厳禁の芸能事務所だった。 主人公の無知で純なところに、翻弄されたり、骨抜きにされるイケメン社長と、何も知らない純太がドキドキするお話です。 ※今回の表紙はAI生成です ※小説家になろうにも公開してます

処理中です...