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季節
しおりを挟む秋も、冬も、春も好きだけど、
やっぱり、生きてるだけで思い出になる夏が好きです。
大したことしていなくても、夏というだけで、思い出せる記憶がたくさんあって好きです。
もっと、夏が好きな理由はあったんだけど、色々当てはまらなくなってきちゃったなあ。それはそれで、うれしいことかもしれない。
冬が消えて、一番に浮かぶのは花火。祭りの匂い。サンダルの擦る音。
小さい頃、父と、兄と、姉と、私で、庭に出て花火をするのが恒例だった。散々遊んだら、クーラーで冷えまくった家に帰って、布団に転がって、父がこちょこちょしてきて、
だから、夏が好きだったなあ。
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