6
件
【物の声を聞く骨董姫×使われたがりの最強付喪神】
「俺を使え、骨董姫。俺ァ、アンタのモノになりたいんだ」
彼が身請けと引き換えに求めたのは、花嫁でも愛人でもなく――自分を使う『主人』になることだった。
*
西洋の文化や思想が浸透した時代。
道具たちの声を聞き、心を通わせる骨董姫・三倉珠希(みつくら-たまき)は、
両親の死後、強欲な叔父夫婦に家を乗っ取られ、遊郭に売られてしまう。
そんな彼女の前に現れたのは、貿易会社を営む謎の男・百丸善一(ひゃくまる-ぜんいち)。
彼の正体は、二百年を生きる喧嘩煙管の付喪神だった。
善一が珠希に望んだのは、花嫁でも恋人でもなく、自分を道具として使う『主人』になること。
善一と主従契約を結んだ珠希は、奪われた家と財産、そして散り散りになった三倉家の骨董を取り戻すために立ち上がる。
物の声を聞く『骨董姫』と、使われることを望む付喪神。
人と物は、どこまで心を通わせられるのか――。
人間と付喪神の奇縁が織りなす、和風幻想譚。
---
【第一部】三倉家奪還編
一章『骨董姫と喧嘩煙管』
二章『骨董姫と瑠璃色の指輪』
三章『骨董姫と虚飾の鏡』
四章『骨董姫と最強の付喪神』
+番外編①
【第二部】善一の過去編
一章『骨董姫と神蔵家の当主』
二章『骨董姫と心ある物たち』
三章『骨董姫と三百のツワモノ』
四章『骨董姫と怪異の謎』
五章『骨董姫と月下の忠臣』
六章『彼が帰る場所』
+番外編②
文字数 172,534
最終更新日 2026.10.15
登録日 2026.10.04
冤罪で王都を追放された治癒士令嬢・ベルガモット。
変わり者の彼女は、東の蛮族が住む薬膳の聖地・『黎元(れいげん)の里』に飛び込み、新たな人生を歩み出す――。
---
婚約者に嵌められ、王都を追放された令嬢・ベルガモット。
あろうことか王都追放を心の底から喜んだ彼女は、かねてから憧れていた薬膳の聖地・『黎元(れいげん)の里』に移住することを決める。
無愛想だけど腕は確かな治癒士の青年・ヤンのもとで暮らすことになったベルガモットは、
土地の素材を使った『薬膳料理』で、里の人々の体と心を癒していく。
心ほどける香りの薬。
体をいたわる食事の数々。
少しずつ深まっていく人とのつながり。
――けれどこの里には、いくつもの深刻な問題が潜んでいて……?
変わり者と呼ばれた令嬢が、食と暮らしと人の温もりの中で、もう一度自分の居場所を見つける物語。
文字数 87,592
最終更新日 2026.03.27
登録日 2026.03.24
貸本屋七本三八の譚めぐり
レンタル有り【書籍化しました】
【第4回キャラ文芸大賞 奨励賞受賞】
舞台は東端の大国・大陽本帝国(おおひのもとていこく)。
産業、医療、文化の発展により『本』の進化が叫ばれ、『術本』が急激に発展していく一方で、
人の想い、思想、経験、空想を核とした『譚本』は人々の手から離れつつあった、激動の大昌時代。
『譚本』専門の貸本屋・七本屋を営む、無類の本好き店主・七本三八(ななもとみや)が、本に見いられた人々の『譚』を読み解いていく、幻想ミステリー。
文字数 474,105
最終更新日 2024.08.27
登録日 2020.07.20
時は大昌十年、東端の大国・大陽本帝国(おおひのもとていこく)屈指の商人の町・『棚葉町』。
人の想い、思想、経験、空想を核とした書物・『譚本』だけを扱い続ける異端の貸本屋・七本屋を中心に巻き起こる譚たちの記録――第二弾。
七本屋で働く19歳の青年・菜摘芽唯助(なつめいすけ)は作家でもある店主・七本三八(ななもとみや)の弟子として、日々成長していた。
国をも巻き込んだ大騒動も落ち着き、平穏に過ごしていたある日、
七本屋の看板娘である音音(おとね)の前に菅谷という謎の男が現れたことから、六年もの間封じられていた彼女の譚は動き出す――!
文字数 143,392
最終更新日 2022.01.26
登録日 2021.05.08
6
件