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かもめ
しおりを挟む時々、頭の中で意味不明なワードがずっとふわふわ浮いてる。トイレに入ってる時、ラーメンの3分を待ってる時、寝る前の時間、頭が無に近づく瞬間ほど、そのワードが色濃くなっていって、ついには声に出さないとそれが消える事はないので、ふと「かもめかもめ~」と呟いたりする。
今日は、「あぎゃぎゃ」だった。自分の頭の中で生産されたのは確かなんだけど、その言葉の意味は全く理解できない。でも、たぶん、「あぎゃぎゃ」は「あらら」みたいなニュアンスで、残念な時にも使えるし、ビックリした時にもたぶん使える。今日使ってみたけど、けっこう便利。
しかし上にも書いたけど、「かもめかもめ」はまじで謎。しかも、こいつしつこくて、ずっと頭から離れないし、LA・LA・LA LOVE SONGの「回れ回れ」の節で頭の中をずっとぐるぐるしてる。
おそらくなんだけど、この意味不明ワードを生産してるのは、私の脳内に住んでる、小さい私だと思う。小さいから、教養とか常識とかもなくて、ただテキトーな言葉を生み出すだけの存在で、常に吐き出すタイミングを狙ってる。たぶん、もっと不真面目に生きてみろってことなんだと思う。この意味不明ワードたちを通して、「世の中に意味のあることなんて意外とないんだよ」と教えてくれてるんだと思う。
かもめかもめ。
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