【完結】ある日会社の受付に女神様がやって来た  ~ 受付に女神がいたよ ~ 

hazuki.mikado

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麗奈の想いと祐一の秘密とNinjaグリーン

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「私としては、祐一さんを見た途端に

 『この人!』って感じで、自分の求めていた人だっていう、何ていうか確信があったんです」


 指を絡める様にモジモジとし始める麗奈。


「でも、祐一さんはそうじゃないと思うんですよ。

 でもタイムリミットは半年とちょっとくらいしかないし。

 誕生日過ぎたらコッチで強制的に女神になっちゃうんで年齢が止まってしまうから・・・」

「え、止まっちゃう?」


 ―― そういやあ女神は永遠を生きるって言ってたような・・・ 


「だったら祐一さんに神格を上げるのも手伝ってもらって、こっち側でデートして私の人となりを知ってもらったらいいかなと思ったんです。

 そしたら私がもし半年後に強制送還されても、祐一さんが40歳か50歳位の頃には神格も上げられるかもしれないから、元の世界に戻った時に祐一さんと結婚できるんじゃないかなぁって思いまして・・・」

「え・・・?」


 ―― 俺、40歳から50歳の時に21歳の嫁を貰うの・・・? 

 違うか婿養子だった。

 いやいやいやいや、そうじゃなくて ――


「レナさん、神格上がったら俺じゃなくてもいいんだよ?

 もっと若いヤツで格好いい連中から選び放題なんだよ?」

「でも、私は祐一さんがいいんです!」


 麗奈がそう言いながら真っ赤になって俯いた。


 ・・・その途端、祐一の脳に何やら


 『ピッシャーン!!』


 という衝撃が走ったのである。




 ××




「アタシとしてはねえー、

 『遺伝子的にこの人~!』

 っていうで選んだ伴侶を半分とはいえ女神の血が流れてる麗奈が手放すわけ無いって知ってるから祐一君を異世界あっちに連れて行ってさ~、

 『現実なのよー!』

 って知ってもらおうと思ってさぁ~」


 女神様が、ブツクサ言いながら、珈琲カップに口を付けた。


「まあまあ、アイちゃん。

 取り敢えず祐一君も麗奈の本気度が分かったみたいだからいいんじゃないの?」


 会長が苺の乗ったケーキにフォークを突き刺しながら苦笑いをする。



 異世界から一度撤収し、祐一のマンションの近くの例の喫茶店で全員がお茶をすることになった・・・ 


筈だったのだが。


 なんと祐一戻った途端、愛車に麗奈と社長の二人を乗せて自分の実家に

 『婿養子になる!』

 と、宣言しに向かったのである。


「決断早すぎでしょー! 祐一君ッ。

 昨日はまだウジウジしてたくせにー!!

 恋愛恐怖症何処へ行っちゃったのよー!」


 女神様は自分の出番が減ったので、ちょっとだけ拗ねているだけだろう。


「ねえ。

 それより私気になることがあるんだけど~」


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