【完結】ずっと君を愛してる〜心惹かれる想いを君へ〜

hazuki.mikado

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60 サーシャ視点①

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 「おっはようございまーす・・・う?」


 今朝も暑いなぁ、と思いながら商会のドアを潜ったらデスクの周辺が妙にザワついてる。



 





 商会に入ってから3ヶ月。

 仕事は難しいけどやり遂げたら何だか1つ前進って感じ! で気分がいい。

 まるで冒険を1個ずつこなしてるみたいで面白い!

 職場の人達も優しい人ばかりだし、なんてったってあのエイダン・オルコット氏がいるのだ。


 国の経済に変革をもたらした伝説のビジネスマン。

 でも私の知っている彼はいつも図書館で勉強をしていた頭のいい先輩だ。


 1度だけ彼の落としたレポート用紙を拾って見たことがある。

 今なら書いてあったこともわかる気がするけれど、当時初等科の子供だった自分にはぜんッぜん解らないシロモノで、人として頭の出来が全く違うのだと愕然とした覚えしか無い・・・







 私には年の離れた兄が2人いて両方が王宮騎士なので何とも思わなかったけど、友達達は彼を見て『マッチョ』だの『ムキムキ』だの色んな事を言ってた。

 騎士科でしょ? って友人達に言うと、商業学科だと言われて耳を疑ったが、何でそんなに皆詳しいのかが不思議だったが、その場の全員が『だって素敵だから・・・』と答えたんだよね。


 「な~んだ皆んなマッチョ好きじゃん」


 て、言ったら全員に否定された?!


 「礼儀正しい」「親切」「顔がいい」「頭が良い」「足が長い」「男らしい」「背が高い」「優秀」「家が金持ち」

 etc・・・・


 出るわ出るわ、キャーキャー言いながら皆自分の思ってる事を言い始める。

 誰かが


 「オルコット様は王子様だよね~」


 と言って皆がウンウンと頷き、しかも全員がフルネームと個人情報知ってんの!?


 びっくりした~。


 「でもさ~、同室のステファン先輩も王子様みたいだよね」


 誰かが言ったら、皆が又キャーキャー言い出した・・・


 「見た目はカッコいいのよねえ~」「the王子様だもん」「金髪碧眼は王道」「背も高いし」「細マッチョ」「イケメン」「脚長い」「でもさ~ 成績良くないって聞くし・・・」「「「「「女好きだよね?」」」」」


 ・・・ 意外に皆、採点が厳しかったのを覚えてる。

    
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