34 / 107
1 ルーンカレッジ編
034 エルフの来訪者2
しおりを挟む
「エルフか!!」
ジルにとって驚愕する事実であった。彼はこれまでエルフを見たことはない。いや、人間でエルフを見たことがある者など、ほとんどいないだろう。
エルフは耳がとがっているという外見的特徴があり、一目でそれと分かる。人間よりもやや華奢な体で、戦士としては弓をよく使う。しかしその最大の武器は魔法であり、強大な魔力を持つ魔術師が多い。人間よりもかなりの長命を誇り、多くの知識と経験を身につけている。
ただエルフは繁殖力が弱く、人間より数は遥かに少ない。エルフから見れば、人間は野蛮な種族であり、それゆえ人間に対して無関心である。通常彼らの世界である「エルフの森」より出てくることは無いはずなのだが……。
「名をなんという?」
「……殺せといったはずだ」
「このままだと本当にそうなるぞ。王国の人間の手に引き渡せばお前は確実に死刑となるだろう」
「……」
「こんなところが本当にお前の命の捨て場所なのか? まだ生きてやるべきことはないのか?」
「……」
「正直に話せば、私は王国にお前を引き渡す気はない。エルフを殺したとて、私にとって何の意味もないからな。だがこのままではそうせざるを得なくなる」
これはある意味、王国への反逆と受け取られかねない言である。だが、ジルにとってエルフは神秘の存在であって、エルフのことを知りたいと思いこそそれ、殺す気などさらさら起きない。だが、何も語らぬとなれば王国に引き渡さざるを得ないだろう。
「……ミリエルよ」
ジルの言葉に可能性を見出したのか、ついにエルフの女はミリエルと名乗った。
「ミリエルか。なぜこのような場所に来た? エルフは人間には関心がないはずだろ?」
「エルフにも色々なエルフがいるのよ。様々な考え方もね」
「質問に答えてないな。ここで何をしていた?」
「……シュバルツバルトの動向を偵察していたのよ」
「なぜ?」
「我々のエルフの森に隣接しているのがシュバルツバルトだからよ。あなた方の動向次第でエルフの森が戦乱に巻き込まれるかもしれないじゃない。だから王宮の動きを探っていたのよ」
エルフの住む「エルフの森」は、シュバルツバルトの南西に位置している。大陸南西の西に突き出した半島全体がエルフの森と言ってもよい。だが、エルフは最初からこの森だけに住んでいたわけではない。太古の昔には、エルフは大陸各地に住んでいた。しかし行動範囲を拡大する人間たちに追いやられ、ついにたどり着いたのが「エルフの森」であった。
現在、人間たちにはこれ以上の迫害を加えるような動きはないが、エルフたちからすれば万一に備える気になったとしても不思議ではない。
「エルフの中にはそのように考えるエルフは多いのか?」
「多くはないわ。でも我々はエルフも変わっていかなければならないと考えている。人間のやることに無関心であっては、いずれエルフは臍ほぞを噛かむことになる。時に人間の政治や戦争に干渉することも、考慮しなければならないのよ」
最初は頑なに口をつぐんでいたミリエルであったが、話し始めると意外にも饒舌になってきた。彼女の言う「我々」とは、いわゆるエルフの中の「開明派」なのであろう。本来エルフは伝統を守り保守的で人間と関わらないはずであるから、彼女のようなエルフの方が、新しく変わったエルフなのである。
面白いエルフだ、ジルはそう思った。見た目は十代の可愛い少女であるが、エルフのことだ。見た目通りの歳ではあるまい。
「ミリエルは今年いくつだ?」
「そ、それが何の関係があるのよ!」
「すまん、単なる興味だ。答えたくなければ答えなくていい」
「……38よ」
ジルが想像したよりも若かった。本当に若いエルフだったようだ。エルフの寿命は人間の十倍以上である。
「いろいろ尋ねてすまかったな。私はジルフォニア=アンブローズ、王国の宮廷魔術師になる、はずだ。将来な」
「将来?」
「まだ仮の身分ということだ。いまはまだ学校に通う学生の身だ」
「……それで私はどうなるの?」
その質問に対して、ジルは自らの行動でもって答えを示した。ジルは魔力を集中させると、スパイダーウェブの魔法を打ち消した。
「……ありがとう」
ミリエルは意外であった。他の多くのエルフと同じように、ミリエルも人間を軽蔑していた。人間は信用ならない存在であった。だからジルが「王国に引き渡すことはない」と言った時も、それを額面通りに信じる気にはなれなかった。ただ時間を稼ぐことによって何らかのチャンスが訪れるかもしれない、それにかけることにしたのである。ところが……。
「あなたも変わった人間ね。どういうつもりなの?」
「変なエルフと変な人間か。変わった者同士で良いじゃないか」
「……」
「最初から言ったはずだ、私はエルフを殺すつもりはないと。私はエルフとはむしろ互いに分かり合いたいと考えてるんだ。それなのにそのエルフを殺してしまっては、私がエルフたちの仇になってしまうではないか」
「私をこのまま解放する気なの?」
「そうだが不満か?」
「それであなたは王国から罪に問われないのかしら?」
「心配してくれるのはありがたいが、誰も見ていないだろ? 私かお前が言わない限り誰も知らないことだ」
「……本当に変わった奴ね。こんな人間がいるとは意外だったわ」
ミリエルが呆れた様子でつぶやく。このジルフォニアという人間は、どうやら自分の知っている人間とは違っているらしい。
「さあ、そろそろ行くがいい。誰が来るとも限らない。折角助かった命だ、もう捕まるようなヘマはするなよ」
「ありがとう……。この借りはいずれ必ず返すわ」
「そんなことは気にしなくていい」
「私が気にするのよ! エルフは義理堅いの。人間と一緒にしてもらいたくないわ。私の名前はミリエル、忘れないでよ!」
「分かった、いずれな」
ミリエルは闇の中へと去っていった。ジルはその後姿を見送りながら、苦笑を浮かべていた。なんと不器用なエルフがいたものか、と。
ジルにとって驚愕する事実であった。彼はこれまでエルフを見たことはない。いや、人間でエルフを見たことがある者など、ほとんどいないだろう。
エルフは耳がとがっているという外見的特徴があり、一目でそれと分かる。人間よりもやや華奢な体で、戦士としては弓をよく使う。しかしその最大の武器は魔法であり、強大な魔力を持つ魔術師が多い。人間よりもかなりの長命を誇り、多くの知識と経験を身につけている。
ただエルフは繁殖力が弱く、人間より数は遥かに少ない。エルフから見れば、人間は野蛮な種族であり、それゆえ人間に対して無関心である。通常彼らの世界である「エルフの森」より出てくることは無いはずなのだが……。
「名をなんという?」
「……殺せといったはずだ」
「このままだと本当にそうなるぞ。王国の人間の手に引き渡せばお前は確実に死刑となるだろう」
「……」
「こんなところが本当にお前の命の捨て場所なのか? まだ生きてやるべきことはないのか?」
「……」
「正直に話せば、私は王国にお前を引き渡す気はない。エルフを殺したとて、私にとって何の意味もないからな。だがこのままではそうせざるを得なくなる」
これはある意味、王国への反逆と受け取られかねない言である。だが、ジルにとってエルフは神秘の存在であって、エルフのことを知りたいと思いこそそれ、殺す気などさらさら起きない。だが、何も語らぬとなれば王国に引き渡さざるを得ないだろう。
「……ミリエルよ」
ジルの言葉に可能性を見出したのか、ついにエルフの女はミリエルと名乗った。
「ミリエルか。なぜこのような場所に来た? エルフは人間には関心がないはずだろ?」
「エルフにも色々なエルフがいるのよ。様々な考え方もね」
「質問に答えてないな。ここで何をしていた?」
「……シュバルツバルトの動向を偵察していたのよ」
「なぜ?」
「我々のエルフの森に隣接しているのがシュバルツバルトだからよ。あなた方の動向次第でエルフの森が戦乱に巻き込まれるかもしれないじゃない。だから王宮の動きを探っていたのよ」
エルフの住む「エルフの森」は、シュバルツバルトの南西に位置している。大陸南西の西に突き出した半島全体がエルフの森と言ってもよい。だが、エルフは最初からこの森だけに住んでいたわけではない。太古の昔には、エルフは大陸各地に住んでいた。しかし行動範囲を拡大する人間たちに追いやられ、ついにたどり着いたのが「エルフの森」であった。
現在、人間たちにはこれ以上の迫害を加えるような動きはないが、エルフたちからすれば万一に備える気になったとしても不思議ではない。
「エルフの中にはそのように考えるエルフは多いのか?」
「多くはないわ。でも我々はエルフも変わっていかなければならないと考えている。人間のやることに無関心であっては、いずれエルフは臍ほぞを噛かむことになる。時に人間の政治や戦争に干渉することも、考慮しなければならないのよ」
最初は頑なに口をつぐんでいたミリエルであったが、話し始めると意外にも饒舌になってきた。彼女の言う「我々」とは、いわゆるエルフの中の「開明派」なのであろう。本来エルフは伝統を守り保守的で人間と関わらないはずであるから、彼女のようなエルフの方が、新しく変わったエルフなのである。
面白いエルフだ、ジルはそう思った。見た目は十代の可愛い少女であるが、エルフのことだ。見た目通りの歳ではあるまい。
「ミリエルは今年いくつだ?」
「そ、それが何の関係があるのよ!」
「すまん、単なる興味だ。答えたくなければ答えなくていい」
「……38よ」
ジルが想像したよりも若かった。本当に若いエルフだったようだ。エルフの寿命は人間の十倍以上である。
「いろいろ尋ねてすまかったな。私はジルフォニア=アンブローズ、王国の宮廷魔術師になる、はずだ。将来な」
「将来?」
「まだ仮の身分ということだ。いまはまだ学校に通う学生の身だ」
「……それで私はどうなるの?」
その質問に対して、ジルは自らの行動でもって答えを示した。ジルは魔力を集中させると、スパイダーウェブの魔法を打ち消した。
「……ありがとう」
ミリエルは意外であった。他の多くのエルフと同じように、ミリエルも人間を軽蔑していた。人間は信用ならない存在であった。だからジルが「王国に引き渡すことはない」と言った時も、それを額面通りに信じる気にはなれなかった。ただ時間を稼ぐことによって何らかのチャンスが訪れるかもしれない、それにかけることにしたのである。ところが……。
「あなたも変わった人間ね。どういうつもりなの?」
「変なエルフと変な人間か。変わった者同士で良いじゃないか」
「……」
「最初から言ったはずだ、私はエルフを殺すつもりはないと。私はエルフとはむしろ互いに分かり合いたいと考えてるんだ。それなのにそのエルフを殺してしまっては、私がエルフたちの仇になってしまうではないか」
「私をこのまま解放する気なの?」
「そうだが不満か?」
「それであなたは王国から罪に問われないのかしら?」
「心配してくれるのはありがたいが、誰も見ていないだろ? 私かお前が言わない限り誰も知らないことだ」
「……本当に変わった奴ね。こんな人間がいるとは意外だったわ」
ミリエルが呆れた様子でつぶやく。このジルフォニアという人間は、どうやら自分の知っている人間とは違っているらしい。
「さあ、そろそろ行くがいい。誰が来るとも限らない。折角助かった命だ、もう捕まるようなヘマはするなよ」
「ありがとう……。この借りはいずれ必ず返すわ」
「そんなことは気にしなくていい」
「私が気にするのよ! エルフは義理堅いの。人間と一緒にしてもらいたくないわ。私の名前はミリエル、忘れないでよ!」
「分かった、いずれな」
ミリエルは闇の中へと去っていった。ジルはその後姿を見送りながら、苦笑を浮かべていた。なんと不器用なエルフがいたものか、と。
0
あなたにおすすめの小説
五年後、元夫の後悔が遅すぎる。~娘が「パパ」と呼びそうで困ってます~
放浪人
恋愛
「君との婚姻は無効だ。実家へ帰るがいい」
大聖堂の冷たい石畳の上で、辺境伯ロルフから突然「婚姻は最初から無かった」と宣告された子爵家次女のエリシア。実家にも見放され、身重の体で王都の旧市街へ追放された彼女は、絶望のどん底で愛娘クララを出産する。
生き抜くために針と糸を握ったエリシアは、持ち前の技術で不思議な力を持つ「祝布(しゅくふ)」を織り上げる職人として立ち上がる。施しではなく「仕事」として正当な対価を払い、決して土足で踏み込んでこない救恤院の監督官リュシアンの温かい優しさに触れエリシアは少しずつ人間らしい心と笑顔を取り戻していった。
しかし五年後。辺境を襲った疫病を救うための緊急要請を通じ、エリシアは冷酷だった元夫ロルフと再会してしまう。しかも隣にいる娘の青い瞳は彼と瓜二つだった。
「すまない。私は父としての責任を果たす」
かつての合理主義の塊だった元夫は、自らの過ちを深く悔い、家の権益を捨ててでも母子を守る「強固な盾」になろうとする。娘のクララもまた、危機から救ってくれた彼を「パパ」と呼び始めてしまい……。
だが、どんなに後悔されても、どんなに身を挺して守られても、一度完全に壊された関係が元に戻ることは絶対にない。エリシアが真の伴侶として選ぶのは、凍えた心を溶かし、温かい日常を共に歩んでくれたリュシアンただ一人だった。
これは、全てを奪われた一人の女性が母として力強く成長し誰にも脅かされることのない「本物の家族」と「静かで確かな幸福」を自分の手で選び取るまでの物語。
短編【シークレットベビー】契約結婚の初夜の後でいきなり離縁されたのでお腹の子はひとりで立派に育てます 〜銀の仮面の侯爵と秘密の愛し子〜
美咲アリス
恋愛
レティシアは義母と妹からのいじめから逃げるために契約結婚をする。結婚相手は醜い傷跡を銀の仮面で隠した侯爵のクラウスだ。「どんなに恐ろしいお方かしら⋯⋯」震えながら初夜をむかえるがクラウスは想像以上に甘い初体験を与えてくれた。「私たち、うまくやっていけるかもしれないわ」小さな希望を持つレティシア。だけどなぜかいきなり離縁をされてしまって⋯⋯?
「やはり鍛えることは、大切だな」
イチイ アキラ
恋愛
「こんなブスと結婚なんていやだ!」
その日、一つのお見合いがあった。
ヤロール伯爵家の三男、ライアンと。
クラレンス辺境伯家の跡取り娘、リューゼットの。
そして互いに挨拶を交わすその場にて。
ライアンが開幕早々、ぶちかましたのであった。
けれども……――。
「そうか。私も貴様のような生っ白くてか弱そうな、女みたいな顔の屑はごめんだ。気が合うな」
【完結】お父様の再婚相手は美人様
すみ 小桜(sumitan)
恋愛
シャルルの父親が子連れと再婚した!
二人は美人親子で、当主であるシャルルをあざ笑う。
でもこの国では、美人だけではどうにもなりませんよ。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
罰ゲームから始まった、五人のヒロインと僕の隣の物語
ノン・タロー
恋愛
高校2年の夏……友達同士で行った小テストの点を競う勝負に負けた僕、御堂 彼方(みどう かなた)は、罰ゲームとしてクラスで人気のある女子・風原 亜希(かざはら あき)に告白する。
だが亜希は、彼方が特に好みでもなく、それをあっさりと振る。
それで終わるはずだった――なのに。
ひょんな事情で、彼方は亜希と共に"同居”することに。
さらに新しく出来た、甘えん坊な義妹・由奈(ゆな)。
そして教室では静かに恋を仕掛けてくる寡黙なクラス委員長の柊 澪(ひいらぎ みお)、特に接点の無かった早乙女 瀬玲奈(さおとめ せれな)、おまけに生徒会長の如月(きさらぎ)先輩まで現れて、彼方の周囲は急速に騒がしくなっていく。
由奈は「お兄ちゃん!」と懐き、澪は「一緒に帰らない……?」と静かに距離を詰める。
一方の瀬玲奈は友達感覚で、如月先輩は不器用ながらも接してくる。
そんな中、亜希は「別に好きじゃないし」と言いながら、彼方が誰かと仲良くするたびに心がざわついていく。
罰ゲームから始まった関係は、日常の中で少しずつ形を変えていく。
ツンデレな同居人、甘えたがりな義妹、寡黙な同クラ女子、恋愛に不器用な生徒会長、ギャル気質な同クラ女子……。
そして、無自覚に優しい彼方が、彼女たちの心を少しずつほどいていく。
これは、恋と居場所と感情の距離をめぐる、ちょっと不器用で、でも確かな青春の物語。
主人公に殺されるゲームの中ボスに転生した僕は主人公とは関わらず、自身の闇落ちフラグは叩き折って平穏に勝ち組貴族ライフを満喫したいと思います
リヒト
ファンタジー
不幸な事故の結果、死んでしまった少年、秋谷和人が転生したのは闇落ちし、ゲームの中ボスとして主人公の前に立ちふさがる貴族の子であるアレス・フォーエンス!?
「いや、本来あるべき未来のために死ぬとかごめんだから」
ゲームの中ボスであり、最終的には主人公によって殺されてしまうキャラに生まれ変わった彼であるが、ゲームのストーリーにおける闇落ちの運命を受け入れず、たとえ本来あるべき未来を捻じ曲げてても自身の未来を変えることを決意する。
何の対策もしなければ闇落ちし、主人公に殺されるという未来が待ち受けているようなキャラではあるが、それさえなければ生まれながらの勝ち組たる権力者にして金持ちたる貴族の子である。
生まれながらにして自分の人生が苦労なく楽しく暮らせることが確定している転生先である。なんとしてでも自身の闇落ちをフラグを折るしかないだろう。
果たしてアレスは自身の闇落ちフラグを折り、自身の未来を変えることが出来るのか!?
「欲張らず、謙虚に……だが、平穏で楽しい最高の暮らしを!」
そして、アレスは自身の望む平穏ライフを手にすることが出来るのか!?
自身の未来を変えようと奮起する少年の異世界転生譚が今始まる!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる